夏目漱石のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
これまた日本文学史上に名高い名文の書き出し
さすが漱石先生である
さすが漱石先生であるが、実際の書き出しは「山路を登りながら、こう考えた。」が正しい
これに続くのが冒頭の一文
まぁ世の中そんなもんである
はい、という訳で早速読む
『神様のカルテ』のイチ先生が大好きな『草枕』を早速読む
そしてわいは今からとてもいいことを言うので、耳の穴かっぽじってよく聞きなさい
だいたいがだな『草枕』に中身なんてありゃしないのだよ
それをなんか有難がって「よく分からなかった〜私には夏目漱石はまだ早かったかも〜」とか言うのね
いやいや早いも遅いもないって
こんなんはあれよ
きっとなんか「漱石先生ほど偉い学者さんになると随分難しいお言葉ご存知なんでしょうな〜」なんてことをほうぼうで言われるもんだから、もうなんかめんどくさくなって、そんならもう難しい言葉使いまくってやるわ!ってのっかって書き始めたら、途中から楽しくなって来ちゃっただけの悪ノリだからね(新説登場)
そうに決まってるからね
読み終わった感想なんか「漢字多かったな」くらいで、十分ですからね
『草枕』ってそういうことですから
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Posted by ブクログ
ネタバレ永日小品
情景の表現や、言いまわし良いなぁ…と思う話が多かった。
思い出すことなど
これを読みたくてこの本買った。
病床の心情を書き記してるから割と暗いものの、全体を通して感じるのはたくさんの感謝。
病をきっかけに今の自分を俯瞰したことによる気づきや、周りの人への感謝が惜しみなく書かれてる。連載なので内容かぶってるのかもやけど、お礼なんてなんぼ伝えてもえてですからね。共感が多かった。
変な音
ホラーかと思えば、真相を聞くとなんともお互い様であって、最後の一文がめちゃくちゃ効いてる。
手紙
所々笑ってもうた。
解説の中にあった一文
バカにするんじゃなくて、極めてみたら?ていう煽り方かっこよ。
文鳥と夢十夜は別で読んだので割愛。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社会の掟ではなくて愛を選んだ2人の“その後”の物語。
読み終えて、なんとも言えない複雑な気持ちになったな。宗助もお米も愛し合っていて、仲がいい。そんな中、子供ができないところは同情して辛くなった。でも「この2人は不倫して結ばれた」という事実を思うと、なんとも言えない気持ちになる。
不倫をしたら、幸せになることは許されないのか。不倫をしたら社会からは閉ざされて、誰からも信用されなくなってしまうから、夫婦の2人で生きていかなきゃいけない。それはある種の“呪縛”のように感じられるね。
昔は好きでもない人と結婚しなきゃいけない人がたくさんいた。だから今の時代から見たら、昔の不倫は同情してしまう部分が少なからずある。
好きな人と結ばれても、ずっと罪悪感はつきまとう。
そんな逃げ場のない息苦しさを事細かく表現する夏目漱石の筆致にとても圧倒された。