カシワイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
19世紀初め、イギリスで魚竜の化石を発掘した少女の物語。
幼いながら冴えた知性とまっすぐな気性、そして化石への強い好奇心を持つメアリから目が離せなかった。
稲妻のような激しさから、勇気をもらえる一冊。
とにかく、メアリの強烈な個性が痛快だった。
実在した女性の少女時代だけを書いているけれど、恋愛についてはほぼない。化石発掘を通じて階級の異なる人々と友情を育む様子は楽しいけれど、ちょっと苦さも感じる。
父から化石との付き合い方・楽しさを学び、完璧に理解されているわけではないけど兄や母と協力して発掘作業を進めた点は家族の有り様としておもしろい。
関わる全ての人が良い人ではないけど、要所要所で尊敬 -
Posted by ブクログ
ネタバレどんなストーリーか分からないまま読んでる。
分からないから予測がつかず面白い!
読み始めは結構いい感じー!っと思ってたが途中ちょっと中弛みというか、まあまあな感じだった。
やっぱり最初と2番目の話が好き!
・レイトショーのケイト・ショウ ★★★★★
何これ、むっちゃいいやん!
どんな話か全く分かなかったので、いきなり良くてビックリ!
まず、ストーリーが面白くすぐに引き込まれた。
そして主人公、さっき死んだなんて。
ラストのオチも残念だからこそ良かった!!
やっぱりケイト・ショウは素敵な女優さんやと思った。
・天使と一宮定男 ★★★★
これも良い!悪魔みたいな天使良し!
もし自分が -
Posted by ブクログ
花にはさまざまな思いが込められていて、その象徴として花言葉が各章の終わりに届けられる構成が印象的でした。物語を読んだあとにそっと添えられる花言葉が、登場人物の心情をやさしく補足してくれるように感じました。花は種類や色、本数によって意味が変わるという奥深さも興味深く、バラや椿だけでなくミモザや菊にも多くの意味があると知り、新たな発見がありました。特に九月九日の重陽の節句に菊を飾ることで無病息災・不老長寿を願う風習も初めて知りました。また作中に登場する高校の国語教諭だった馬淵先生の花×古典の豆知識が私は好きでした。
日常の中にある花が、ただの装飾ではなく人の想いや願いを運ぶ存在として描かれていて、 -
Posted by ブクログ
やりたい仕事に立ち向かっていくお仕事小説の半面、いろんな花のことが知れる癒し部分がある小説。
主人公が我慢し続けたようなブラック企業はいまもありそう。そこから脱出する勇気がなかなか持てないことのほうが多いだろう。いざ飛び出せたとしても先行きの心配や不安はそう簡単に解消しない。
でもやっていかないことには生きていけないわけで。
運よく出会った花屋さんでバイトすることになった主人公は、本来やりたかったデザインの仕事にもつながっていく。
そんなうまいことあるか~と思うけど、やってみないことにはどうなるかもわからないわけで。なくすものがないならとりあえずやってみればいい。と思えるね。