カシワイのレビュー一覧

  • 天使と悪魔のシネマ
    少し怖くて、考えさせられる
    最後まで天使と悪魔がまざってて
    読んでる人の考え方で、感じ方が全然ちがうんだろうなと思った
  • 天使と悪魔のシネマ
    ★君のことを話したい。

    【感想】
    ・死者たちは皆、わりとあっさりしているところがいい。
    ・そしてちょっとせつない。
    ・うん、けっこういい本やと思う。
    ・そこはかとなく星新一の風情も感じます。強いオチがあるわけではないけど淡々とした記述と情緒的な余韻が同居しているあたりで。
    ・知人に言わせると、まん...続きを読む
  • 天使と悪魔のシネマ
    オムニバス形式で進んでいくので読みやすい。
    時に天使も残酷で、悪魔が手を下さなくとも、悪を超える狂気の人間が存在するというのが、最後のくだりででて、物語が全て繋がっているので、2度読みするとさらに面白い。
    死んだ理由、死を選ばされる理由、生かされた理由。「生」への執着。
    天使なのに悪魔。悪魔でも悪魔...続きを読む
  • 天使と悪魔のシネマ
    日常のすぐ側に天使や悪魔や霊、そして死があるんだよ、と言われた気分になる短編集。
    悲壮感はない。
    なかなか突飛なことが起きているがそれを上回る日持感のため劇的に感じない、
    でもそれがいい。
  • ひとりの夜にあなたと話したい10のこと
    漫画、詩集、エッセイ、を、混ぜ合わせたような趣の本。なんかすごくよかった(語彙力皆無)。
    実生活で本当にあったことから想像を巡らせているように受け取れるエピソードもあったり、空想や幻想に思えるようなお話も「地続きだ」なんて考えたりする。
  • 花屋さんが言うことには
    人生が変わるような大成功も大失敗も無いけど、日常のちょっとした変化や成長が感じられるほっこり系。ちょっとミステリー的な要素が入るときもあって、イメージとしては和菓子のアンシリーズに似てるかも。
    続編があるのかな…?読みたい
  • きみの話を聞かせてくれよ
    新船中学校を舞台とした連作短編で、大袈裟な話はなく、だからこそ読む人が登場人物の誰かに共感できるような内容だと思います。
    「自分もこんな事に傷ついた」
    「自分もこんな事で傷つけたかも」
    と懐かしんだり反省したりしながら読みました。

    「タルトタタンの作り方」で
    「ぼくらは自分のままでいたいだけ。そう...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    ほぼ悪人は出てこなくて疲れた時に読みたいかも。絶賛されてた割にはめちゃくちゃ面白いって訳では無い。花屋さんに行きたくなる
  • 花屋さんが言うことには
    お花が好きな方、興味がある方におすすめ‪✿

    花言葉とかお花にまつわるイベントなとが分かる。

    久しぶりに男性が書く女性目線の作品を読んだが、ちょっと違和感があったけど…それが何か分からぬまま。不快には思わないです。でもなんだろな?
  • 花屋さんが言うことには
    花が好きなので読んでみました!
    花に関する話がいつくかあるので
    読んでいて面白かったです!
    花屋さんに行きたくなります!
  • 直感とちがう数学
    確率や積算などを比較的実生活的なものを例とした間違いやすい数学問題24個

    ずっと理解出来なかったモンティホール問題がようやくわかったような気がした。
    季節の絵本的な演出はとっつき易くなったような物足りないような。
  • 花屋さんが言うことには
    久しぶりにこういうお仕事小説読んだな。
    爽やかで読みやすかった。テレビドラマっぽい感じ。
    ちょいちょい登場人物に
    おじさんが描いた女性だな~と感じることがあって気になったかな…
  • 花屋さんが言うことには
    偶然の出会いから、勤めていたブラック企業を辞めてお花屋さんでアルバイトを始めた紀久子。
    覚えることがたくさんで意外と重労働、一筋縄ではいかないお花屋さんでの業務に奮闘しつつ、お花を通じて周囲の人との交流を深めていきます。

    仕事、恋愛、夢、自分のやりたいことに向けて1つずつ着実に前進していく紀久子の...続きを読む
  • きみの話を聞かせてくれよ
    とある中学校を舞台とした連作短編集

    「話を聞いたり」「話をしたり」することで
    気持ちの変化があったり
    様々な人と人との繋がりあいで
    学校生活が少し変わったり

    でもちょっと伏線回収的にはモヤモヤ

    保健室の先生やキーとなる人物がいるものの
    それがスッキリと明かされるわけではないので
    それを求んでし...続きを読む
  • 天使と悪魔のシネマ
    最後の話で、ほとんどの話が天使と悪魔が関わっているというので繋がっていて、おおっとなった。
    特にお気に入りの話は、『おれ、降臨』。間違って死んでしまった男が、霊になって地上に降りてくる話で、自分が死んだ後も、家族に幸せになって欲しいという男の気持ちに、心がほっこりした。
  • 花屋さんが言うことには
    ストレス社会にはやっぱり癒しだよね...目から補う癒しも必要。沢山お花の由来や、花言葉が出てきて勉強になった。

    お花屋をやりながらデザイナーとしての夢を諦めなかった紀久子に幸福がいっぱいやってきて良かったな。
    最後の教授のくだりはファンタジー感強かったけど、無事いい方へ進みそうな展開になったから良...続きを読む
  • きみの話を聞かせてくれよ
    人と話すのがこわくなる。
    なにをはなしたら、その人の気分を害してしまうのか、迂闊に口をひらけないなとおもってしまった。
    最後はふっと救われるんだけど、読んでいる間ずっと、がんじがらめにされているようで。
  • 花屋さんが言うことには
    お花屋さんに行きたくなるようなお話。とても面白かった。ほっこりしたし、何時からでも挑戦してみてもいいんだって思えた。花言葉とか花に関した俳句とかも出てきて勉強にもなった。
  • 天使と悪魔のシネマ
    短編集でさくっと読める。
    おれとわたし。
    天使と悪魔。
    「死」の現実は変わらなくても、マイナスを減らしてほしいと思う。
    がんばれ天使。
  • ココロノナカノノノ
    児童文学からYAのどちらでもいけそうな小説。
    ストーリーとしては大きなものはないのだけど、13歳の心の動きを、とても上手く描いている。詳細に
    ではなく、ふんわりと、でもよくわかる書き方は、この作家の個性だと思う。
    ドロドロの人間関係(マウンティング、ヒエラルキー、嫉妬、裏切り)を描いた小説が好きな人...続きを読む