カシワイのレビュー一覧

  • 天使と悪魔のシネマ

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    はじめの章から、着想が面白くて引き込まれる。ラストの一つ前の章から、ラストに、ここまでのいろいろの前提が見えてくる。途中、他の小野寺さんの作品にも出てくる園田さんが出てきて、もしかしたら、あの時の怪我も…などと考えてしまう。小野寺史宜さんの作品、やっぱり好きだ。

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    2025年12月04日
  • 花屋さんが言うことには

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    物語に引き込まれてとても読みやすかった。
    お花にはあまり興味がなかったけど、花屋さんのお仕事の話とか、花言葉や古事記や俳句など色々な普段自分が調べないような内容がとても勉強になった。
    節句が5つあるのも知らなかったし、スズランの日も知らなかった。季節のお花に目を向けて部屋に飾りたいと思いました。

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    2025年11月09日
  • 花屋さんが言うことには

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    大学の授業の合間など、結構暇な時間があるなあと思って駅の本屋さんで表紙とあらすじを読んでパッと手に取った本です。
    お花についてはあまり詳しくないですが、どんなお花なのかや、花言葉なども物語の中で教えてくれるので読みやすかったです!
    各章ごとにテーマのお花が違って、季節感を感じられたり、知らなかった季節のイベントを学べたりしました。

    もしかしたら本屋さんや地域などによって違うのかもしれませんが、この本を買って最初に開いた時、バラの栞が挟まっていてとっても粋で素敵だなと思いました!

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    2025年10月28日
  • 花屋さんが言うことには

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    どんなに苦しい時にでも救う神は存在するし、良縁に恵まれるとそこから運気が増すのか全てがうまくいくことがある、そんな救いのあるお話しでした。続編も大変楽しみです

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    2025年10月01日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    「ごちそうさまでしたがきっと身に染みる」
    食糧問題を解決した画期的なスープに隠された驚愕の事実、食事を通して寄生する何か、食べ物が作られなくなった未来で発見された遺物、異世界にもたらされた現世の料理...
    人が生きていく上で欠かせない食事は当たり前にあるものではない。そして欠かせないからこそそこには様々な物語が生まれる余地がある。
    不気味なお話から面白い話、考えさせられるお話、三者三様の食事にまつわるアンソロジー。

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    2025年09月20日
  • 花屋さんが言うことには

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    冒頭の、ブラック企業とのやりとりからの、紀久子と李多の出会いがまず痛快!
    そこから、川原崎生花店で働くことになった紀久子。
    店長の李多や大先輩の光代さんが素敵。
    やってくるお客さんたちに合わせて、花言葉まで考慮してのお花を選ぶなんて素晴らしい。
    ちょっと、いや、かなり不思議な紳士のお客さまもいらっしゃるし。最後の展開は、そのおかげかしらw
    小学生の蘭くんも可愛くて好き。
    もう、好きなところを全部書いたら、いくら書いても書ききれないw
    最後、「to be continued」ということで、続編に期待!
    楽しみに待とう。

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    2025年09月06日
  • 花屋さんが言うことには

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    一章毎綺麗で、花の知識を知ることができ、読むのが楽しくなる話だった。
     人間は環境と人の出会いで変わると改めて感じた。物語で悪い人も出てるし、すれ違いもあるが、それをカバーする人の温かさを多く感じた。
    今年から3月8日にはミモザ、5月1日はスズランを大切な人に送ること、引越してから辞めたフラワーアレンジメントもまた始めようと思った。
    人の出会いと季節な花を改めて大切にしたくなる一冊。

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    2025年08月31日
  • オンライン・フレンズ@ユナ

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    2番目に読みました〜!
    さくらとはまた違った悩み・視点が見れて良かったです。さくら視点から見たら、ユナは大人っぽく見えたんですが、ユナ視点から読むと、ユナもちゃんと(?)中学生なんだなーと感じました。
    中学生になると、見た目とか声とかに悩む人が多くなると思います。それを文字で正確に再現できてる!すごいです!
    正直なところ、さくらの話の方は、あまり共感できず、(自分や周りに似たような悩みを持つ人がいないからかな)ユナの方に共感しました。
    私も声変わりして、一時期悩んでた時期もあったからです。
    見えないヒエラルキー、ナイフのような言葉、人と関わってくると、いやでもぶつかる壁。そんな壁をぶち壊せるよ

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    2025年07月29日
  • オンライン・フレンズ@さくら

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    さくらの方から読みました〜!
    最初、さくらは大人しめの女の子なんかなーって思ってたけど、中一らしい言動とかもあってホッとしました。ユナのアドバイスを受けて、行動に移せるのはさくらの長所だと思います。本文読んで、表紙見たら、エモ、、、。。ってなりました笑
    神戸先生の他の作品にも出てる「ミント!」があったので、繋がってるッ!?と一人で楽しんで読めました。
    この作品に問わず、人間の中のモヤモヤを言葉にするのが上手すぎるなと思います。
    私みたいな文章読むの苦手人間でも、その文章にのめり込めさせる(日本語おかしいかも)技術が毎回すごいなと感じます。
    モヤモヤしてる時とかに、読んでみたい作品です。

    20

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    2025年07月27日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    ネタバレ

    E.ルイスがいた頃(竹岡葉月)
    装備する火力と平均年齢が高すぎるのが良かった。
    笑ったけどかっこいい。

    最後の日には肉を食べたい(青木祐子)
    怖いと思ったのは私だけだろうか。
    まるで**の為の人。

    おいしい囚人飯(椹野道流)
    紫人参によってポトフがポトフに見えなかったのを思い出した。
    視覚効果って大切ですね。
    囚人飯とは言えないけど楽しめそう。

    しあわせのパン(須賀しのぶ)
    管理官が手を貸していた事に驚いた。
    管理官の心の次元は違うけどいいと思う気持ちは同じなのが嬉しい。

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    2025年07月21日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    予想できない生と死には、天使か悪魔が関わっている。本当かもしれないし、フィクションかもしれないが、この本を読むと、そう信じてもいいと思えてしまう。
    切なくて、ちょっと怖くて、ちょっとぽかぽかするステキな短編集。
    ぼくも行き着く先は、たった1人の映画館だったらいいなぁ。

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    2025年07月07日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    中学1年生〜3年生が主人公の短編集。それぞれの短編に出てくる登場人物が他の短編にも登場したりして、人間関係が複雑に絡み合う。
    思い込んだり、強がったり、嫉妬したり、考えすぎたり、考えずに行動して後から反省したり。中学生ってそういう経験をする時期だったかもな、と振り返ってみて思う。黒野くんがとてもいいキャラをしてる。
    小4男子が「とっても面白かった!」と絶賛してました。

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    2025年06月28日
  • ひとりの夜にあなたと話したい10のこと

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    不安や喪失感、心にぽっかりと穴が空いたような気持ちのときに、また手に取るであろう本でした。
    何故、こんなにも涙が止まらなかったのかは分かりません。
    疲れが溜まっていたのでしょうか。
    強い励ましの言葉こそありませんが、自分の心の中を整理してくれているような感覚でした。
    枕元に、御守りとして置いておきます。

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    2025年06月24日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    ネタバレ

    SF良いよね。
    食をテーマにしたアンソロジー。
    素子さん目当てで買いました。
    新井素子「切り株のあちらに」
    怖いよー。
    ゾワゾワしてひえーってなる。
    どこに繋がるのこれ?って思ってたら、人類の種としての晩年って、怖すぎるだろ。
    さすがだよー大好きだよー。
    農業のとらえ方とかね、新鮮で、素晴らしい。

    その他のも秀逸で、面白かったです(^^)

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    2025年06月05日
  • 花屋さんが言うことには

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     ブラック企業から花屋のアルバイトに転身した主人公の身の回りに起きるさまざまな人間模様を描く。大人向けのメルヘンといえる。さまざまな困難に出会いながらも周囲の人々との出会いよって救われていく。そういうさわやかな内容がいい。花言葉がストーリー展開に大きな意味を占めるのも面白い。

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    2025年05月30日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    2024年中学入試に出た小説ランキング1位と紹介されていて興味を持った本。試験問題と正解としてだけではなく、好きなように読んで感じたい作品。

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    2025年01月15日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    中学校を舞台に、生徒の日常が展開され、悩みや想いが様々に絡みあう。連作の魅力を最大限に活かした作品。中学生に是非読んでもらいたい。巻頭の登場人物の紹介とイラストが、読み進める上での大きな助けとなった。

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    2025年01月05日
  • 花屋さんが言うことには

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    そんなに花に詳しくないし、花を買うことも滅多にないけれど、花の本数でも花言葉が違うとか、花言葉もいろいろあって面白かった。花屋さんをのぞいてみたくなった。

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    2024年12月14日
  • 花屋さんが言うことには

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    一定の流れの中に、心が穏やかになれる出来事が挟まれ、人は1人で生きていけない、助け合ってこそ成長出来る、という事を学べる本でした。
    ほっこりしました。

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    2024年10月07日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    黒野くん、いい味出してるなぁ…
    中学生にしてここまで、自分を持っているのは
    本当にすごいことだなぁ
    そんな彼が周囲の人の話を聞いて
    寄り添っていく心温まる作品だった。

    特に好きな話はやっぱりepisode7の黒野が自分の想いを語るシーン。黒野の人となりに周囲の人はとても救われていると思うし、彼がそれを楽しんでやっていることに感服した。彼のように人生を楽しめたら、とても毎日が輝いているんだろうなぁ。

    私も黒野のように、いつかだれかの話を聞いて
    寄り添える、そんな人になりたい

    p.49.50 努力の理由(episode1 シロクマを描いて)
    「好きだから努力できるのか、努力できるから好きなの

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    2024年10月06日