カシワイのレビュー一覧

  • 天使と悪魔のシネマ

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    人の生と死に関わる天使と悪魔の物語。10編の短編から成る。短い中にもホロっとさせられたり、クスリとさせられたり、其々単独ではありながら何編かは繋がりがあったりするのも面白い。

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    2025年08月10日
  • 花屋さんが言うことには

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    花がつなぐ物語。花言葉っていうけれど、いろんな意味が隠されていて味わい深い。本書も花屋さん視点でいろんな物語が紡がれていて、幸せな気分にさせてもらいました。花を贈る人が近くにいたら、大事にした方が良い!

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    2025年08月05日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    面白かった!いつ死がくるかわからない。だからこそ、自分のしたいこともして、自分の大事な人も大切にして日々過ごそうとしみじみ思った。

    最初の章がちょっと読みにくかったかな。

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    2025年08月02日
  • 花屋さんが言うことには

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    ネタバレ

    花に対してのそれぞれストーリーがあって面白かった。
    花と今起こっている出来事を結びつけていくの面白い。

    花屋さんで働きたいと思ったことがあって、その裏側を見れた気がして面白かった。でももうょっと花屋で働いていながら挫折するシーンも見たかった。

    きくちゃんが3年もいるなら、はやく独立してバリバリ稼ぐか、転職活動すればいいのにと思った。
    でも彼女にとってもバイトと、フリーランスのようなスタイルが心地良いんだろうな。

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    2025年08月01日
  • 花屋さんが言うことには

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    ネタバレ

    【収録作品】
    Ⅰ 泰山木
    Ⅱ 向日葵
    Ⅲ 菊
    Ⅳ クリスマスローズ
    Ⅴ ミモザ
    Ⅵ 桜
    Ⅶ スズラン
    Ⅷ カーネーション

    紀久子は美大を出たものの目指すグラフィックデザイナにはなれず、ブラック企業に勤める。しかし、仕事のハードさに加えてセクハラ、パワハラがひどいため辞職。偶然出会った店長の李多にスカウトされて花屋でバイトを始める。そこで地元の人々とさまざまな縁が繋がっていき、ショップカードをきっかけにデザインの注文も入るようになる。

    前向きになれるお仕事小説。
    パワフルで愛らしく、格好いい女性たちがたくさん出てくる。半面、男性陣は、何人かを除き、セクハラ上司、男尊女卑のパワハラ野郎、結婚詐

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    2025年07月23日
  • 花屋さんが言うことには

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    「川原崎花店」こんなあたたかく人に寄り添える花屋さんがあったら、私も通ってみたい。そして疲れた私にご褒美の花束を贈りたい。川原崎花店を取り巻く人々がこの先幸せでありますように!

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    2025年07月20日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    『最後の日には肉を食べたい』と『しあわせのパン』の世界観が個人的に好き。新井素子さんのはコメが余ってる未来の話。コメ不足の今読むと皮肉が効いてる。倫理的に正しいことと、ルールを遵守することが両立しない状況はいつの時代でも起こり得る。自分がおじいちゃんの立場だったらどうするだろうかと考えた。

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    2025年06月30日
  • 花屋さんが言うことには

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    ネタバレ

    うわ〜!!いい所で…!!もう少し先も読ませて…!!!

    じわーっと心にしみるお話
    自分で選んだお花を飾る生活をしてみたいなと思えました

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    2025年06月26日
  • 花屋さんが言うことには

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    花の名前に詳しくないので検索しながら読むのが楽しかった。 
    もっと花が話の中心で 花によって人間関係や事件や物事が進むのかと思っていた。でも 最後に花言葉で締めくくるパターンは 花の数ほど話ができるだろうなぁ…と勝手に続編のことまで考えてしまった。
    個人的には芳賀さんのストーリーは必要なかったんじゃないかと…。わざわざ取りあげるってことが、違う目で見ている様な気になって、違和感を感じてしまった。

    でも ほんわか可愛い空気を感じる話で楽しく読めた。

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    2025年08月01日
  • 花屋さんが言うことには

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    オーディブルで聞いたからこそこれは小説の方がいいかも
    混乱するほど登場人物が多い訳ではないんだけど1章ずつが短いので丁寧に読んだ方がおすすめ

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    2025年06月19日
  • 花屋さんが言うことには

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    美大を卒業してデザインの仕事を希望していた紀久子はブラック企業で2年働き退職。たまたまファミレスで花屋のオーナーに出会いバイトで雇われることに。花屋の仲間、お客さんはいい人ばかり。縁あってデザインの仕事も舞い込んでくるようになる。花言葉を意識して花を買うのも素敵だった。

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    2025年06月10日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    深緑野分作品の中には雑誌で発表しているが本になっていない作品がいくつかある。今回は「石のスープ」が収録されていると言う事で即買いした。帯には「人類と食にまつわる8編のSF小説アンソロジー」と書かれてあった。しかも、この本には人間六度と新井素子の書き下ろしも収録されているのでお得感満載。他の5人は初めて見る作家。書き下ろし作品以外は全て「集英社WebマガジンCobalt」で公開されたものとのこと。このマガジン名は初めて知った。また帯には「豪華執筆陣が贈る空想科学ごはん小説」と書かれてあった。私の知っている3名以外の人も豪華執筆陣なのか。知らなかった、後で読んでみよう。

    〇 石のスープ/深緑野分

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    2025年05月27日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」のオマージュかと思ったけどそうでもなく。ほんのりディストピアな舞台は多かったけど。
    SF飯って完全栄養食の普及で世界から失われたグルメにであった主人公感動!みたいな流れが鉄板だと思っていたんだけど(実際そんな物語が半数くらいだけど)そうでもない感じの話もあってよかったです。

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    2025年05月18日
  • 花屋さんが言うことには

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    お花の知識が全くなかったのですが、こんなにもお花って奥深いんだなと驚きました。
    綺麗なお花に囲まれて素敵だと思っていましたがお花屋さんがとってもハードワークであることも初めて知りました。

    この本をきっかけにもっとお花について知りたいです。

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    2025年05月07日
  • 花屋さんが言うことには

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    読み終わった時、置かれた場所で咲きなさいと言ったのは誰だったかなと思った。調べてみるとマザーテレサのようだった。本書には、その言葉のように花屋で働く人たちや、お客さんがたくさん来る。

    主人公の紀久子は美大卒。ブラック企業を辞めたばかりの24歳。花屋の店主に声を掛けられたことからアルバイトとして働くことになる。デザインの技術を活かせる再就職先を探しながら、といいつつも結果的には花屋さんで正社員にでもなるのだろうと思ったのだが。

    働く場所にこだわる必要はない。
    自分の能力はどこでも活かせる。

    両親の介護で国語教師を続けられなかった光代は、花屋で短歌を活かした。アルバイトで農大の研究助手ハガく

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    2025年04月20日
  • 花屋さんが言うことには

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    ブラック会社から花屋のバイトに転職した主人公の、全体的に優しい物語。ちょっとご都合展開が多いなとも思うけど……笑 まぁこれくらい優しい方が読みやすいかな。めちゃくちゃ嫌なキャラもいないし。そもそもそこまで感情移入できる深堀は無い。
    文章がかなり若い子向けというか、地の文も俗っぽい言い回しが多いから小学校中学年〜中学生くらいの子が一番楽しめると思う。読み応えが欲しい人向けではないかも。
    でも優しめで面白くはありました。

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    2025年03月29日
  • 花屋さんが言うことには

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    表紙の装丁が美しく、花屋さんの話に興味があって読んだ本。
    ブラック企業で働き、身も心も疲れてしまった紀久子が会社を辞め、偶然出会った「川原崎花店」を経営する李多の勧めで、花屋でバイトすることに。
    そこで出会う、従業員とのやりとりや花に囲まれた環境で、疲弊した心を取り戻していくお話。
    花屋のお話なので、たくさんの花が出てきます。
    それにまつわるお話も興味深い。
    話の内容は若干単調で、大きな出来事は起こらず、安心して読み進められます。
    最後に伊福部さんとはどうなったのか気になる。

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    2025年03月16日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    うーん。なんと評価したらいいのか、わからない。
    短編集だけど、全体はゆるく繋がっている。
    面白いのもあれば、イマイチなのもあった。
    ラストがなぁ、なんとも言えない。難しい。

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    2025年03月04日
  • 直感とちがう数学

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    数学なので、算数の基本知識があることを前提とした問題。小学校高学年で学ぶ確率がわからないと、答え解説のなんでこの式になるの?からもうわからない。

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    2025年02月16日
  • さよならの向う側 ’90s

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    主人公が亡くなった後、最後の扉をくぐる前に現世に戻り、貴重な一日を誰と会い、どうすごすのかという連作短編集。

    お気に入りの場所が人生を彩ったり、未来への想いを託したり、ひとりひとりのエピソードがすごく良かったです。
    案内人がかける言葉が優しいです。
    物語では、案内人佐久間さん自身のことにもふれています。

    たくさんの患者さんの最期をみてきた私の知人の看護師は、最近自分はどんな最期をむかえるのかな、って思うことがよくあるんだそうです。
    私は死を身近に感じたことはないですが、後悔のない時間の使い方をしたいと心がけています。
    90年代を背景にしたいい作品でした。

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    2025年02月14日