カシワイのレビュー一覧

  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女
     化石発掘の歴史に燦然とその名を残す偉人ライトニング・メアリことメアリ・アニングを題材にした伝奇小説!実際小説のように波瀾万丈なメアリの人生のうち、少女時代から最初に発掘されたイクチオサウルスとの出会いと別れまでを描いた物語だ。
     現代人では想像できないような過酷な生活を送るメアリの感情や心情が、痛...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    とても素敵な小説でした。
    『スズラン』のお話が1番好きで、特に李多の母とキクコちゃんの会話が胸に響きました。人との繋がりの中で、ご縁が繋がり、発展していく。

    「みんなが私を必要としてくれて、私もみんなが必要なんだって、気づくことができました。」

    人との繋がりの温かさは当たり前にあるようでも、目も...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    嬉しい時も悲しい時も
    どんなときも
    日常がすこしぱっと鮮やかになって
    癒される
    お花にはそんなパワーがある。
    わたしの憧れの職業 お花屋さんでの
    人間模様が 柔らかに描かれていて
    とっても読みやすくてあたたかい本でした。

    やっぱり
    お花が だいすきだなあ。
  • 花屋さんが言うことには
    ブラック企業で働いていたグラフィグデザイナー志望の主人公が花屋でアルバイトをしながら、人の縁を紡いでいく物語。
    花言葉って素敵ですよね。英語とかもあるんだなと初めて知りました。知らない花もあって、それを写真か絵が付いてたらいいのになってちょっと思いました。
  • 花屋さんが言うことには
    2023/6/10
    ワクワクする!ワクワクした!
    人生捨てたもんじゃないよな。
    こういうのを摂取して私は生きています。どうもありがとう。
    他の話と繋がってたりするからな。
    戸部ボクシングジム、おなじみの流珈琲は名前だけ。
    デザイン事務所の話もあったけどそれとは違う?
    記憶力皆無な私がこうも頑張って考...続きを読む
  • きみの話を聞かせてくれよ
    7つの短編が連作に。
    何気なく言っていた言葉、
    この人はこうだろうという決めつけが
    誰かを傷つけ苦しめてるのかもしれない

    誰かに話を聞いてもらうだけで
    楽になるよね
    それをこの物語では黒野良輔がしている
    かつていたくろノラみたいに

    テセウスの船
    ヘラクレイトスの川
  • 花屋さんが言うことには
    花は全く詳しくないけれども、読み終わったあとには花屋さんを覗いてみたいなと思いました。
    花言葉にちなんだそれぞれのお話しはどれも温かく、出会えて良かったと思える一冊でした。
  • きみの話を聞かせてくれよ
    7つの短編連作、児童書です
    中学校での人間関係が崩れたり修復したりの話


    終始、黒野くんが良い子過ぎて泣けちゃう…

    どいつもこいつもあれこれ悩んで振り回されて…そういうのって愛おしい

    大人だって人間関係に悩みますからね
    一読の価値あります
    心を揺さぶられました☺️
    今年読んだ中で一番オススメし...続きを読む
  • きみの話を聞かせてくれよ
    とある中学校を描いた連作短編集。
    少しずつ繋がって、少しずつ広がっていく交友関係がリアル。最後はまた泣かされてしまった。
    価値観をアップデートするためにも大人も読んでほしいなー。
  • 花屋さんが言うことには
    ブラックな会社を辞めて花屋で働き出し、でもグラフィックデザイナーを諦めたわけじゃないキクちゃん。
    花屋で色んな事情のお客様やスタッフと出会い、どんどん活き活きとしてくる彼女が素敵だった。李多さんや花屋のお客様との縁でグラフィックデザインの仕事にも繋がっていく。

    元気が出る爽やかな読後感で、こういう...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    春に向かって読むのにぴったりの本でした。いくつになってもやりたいことを諦めずに進んでいく前向きのお話で元気が出ました。
  • 花屋さんが言うことには
    心を穏やかにしたいときにうってつけの1冊。
    花言葉だけでなく、花が登場する短歌や和歌も沢山登場するのでその花がどんな花なのか見てみたくなる。ブラック企業に勤めていた時は寝るためだけだった街が、花屋さんで働くことで周囲の人と関わりが生まれ自分の心安らぐ街へと変化し、それによって自分のやりたいことにチャ...続きを読む
  • 天使と悪魔のシネマ
    「ひと」を読んで、味のある人物を描く方だなぁ、と思ってました。そしたらまたまた、こちらの本も、短編なのに、惹かれる人物ばかりですぐに物語に引き込まれました。
    すごくよかったです。
  • 風街のふたり : 1
    公園のベンチで一気読みしました。
    この漫画は自然があるところで読むと、気持ちいいですね。風や、日の光、鳥の声……。それらを感じながら読んでいると、作中の風景がスッと自分の中に入ってきます。

    p.98

    雨音は

    雨粒が地上で何かと
    出会ったときにたてる音だ

    展示を拝見した時に出会ったことば。...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
     ブラック企業勤めで心身ともに疲れ果ててしまった 25 歳の女性が、花屋でのアルバイトを通して自分を見つめ直し、人生をプロデュースしていけるようになるまでを描く再生物語。
     8章からなり、各章題には花名がつけられている。

          * * * * *

     好きな仕事に就き能力を発揮する。理想的で...続きを読む
  • 天使と悪魔のシネマ
    伊坂さんの作品に似ていますね。

    前後の短編が どのように関連するか。

    考えながら読むと

    意外と 大変でした。

    もう一度 読んで見ると

    良いのでしょうが。
  • 天使と悪魔のシネマ
    こういう雰囲気すごく好き。

    寝る前に少しずつ読むのにぴったり。
    運命の裏事情、、悪魔と天使のお話なので、切なくもなったりふふっと笑えたり、終わって欲しくないって思えるほどタイプだった。
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女
    世界初の魚竜を発掘した少女メアリ・アニングの物語

    赤ん坊の頃、落雷に直撃されるも生き延び、父親に「ライトニング・メアリ」と呼ばれた少女メアリ・アニング。彼女が情熱を注いだのは、化石発掘だった。経済的な苦境、周囲の冷たい目、父親の死……あらゆる壁や挫折に屈せず前に進む彼女は、1811年頃、12歳のと...続きを読む
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女
    すごくワクワクしてドキドキして、泣ける話だった。ちょっと訳語らしい読みにくい部分もあったけど、途中から気にならなくなった。色々悔しくて残念なことも多く、それに強く共感することもあって、涙が止まらない。
  • 天使と悪魔のシネマ
    生や死を扱いながら、どこかコミカルでシュールな雰囲気に引き込まれました。
    天使と悪魔が出てくるだけでなく、話が少し繋がっている感じが良かったです。