カシワイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すごくすきな本でした。誰にでも、うまくいかないことがあったり、嬉しいことがあったりムカつくことがあったり、別に何も起きなかったり、こっちかと思えばあっちに行ったりするというのは、頭では、わかっているつもりです。それについてジタバタと喚くようなことは、もうしないけれど、「ひとり」について考え込んでしまう時がまぁまぁ時々あります。
1人が好きで落ち着くのに、でもなぜか高いところに心細く立っているような気分になってしまって落ち着かないよう気持ちになることもあります。そんなまだ未熟な人間なのですが、この本を読んで、「わたしはまだ人生を味わえていないかもしれない、もっと目の前のことを味わっていいのかもしれない」と思えました。
人を個として距離を取る、それでもあたたかな目線と言葉を交わすということ。そんな文章がとてもすきでした。日常のいろいろなことに振り回されて煽られて大きく揺らぐ自分が、これから目指して行きたいと思える「味わっていい人生」がこれからも続くのが嬉しいかも、と素直に思えました。
「おしまい」を読んで最近亡くなった最愛の祖母を思い出して大号泣しました。また泣きたくなったらこのページを読もうと思います。
今日はこんな気分で飲み終えたけれど、次に読んだ時はまた違う感想が生まれてきそうなので、記録としてたくさん書いてしまいました。 -
Posted by ブクログ
2026年9冊目
前作を読んでいたので続編も読まないと!
と思いこれまた電子書籍で購入
前作から思っていたが装丁がやっぱり可愛くて
紙の本で購入したらよかったかなぁと少し後悔
今作は主人公が代わり
前作にも出ていたミドリちゃん視点のお話
前作での印象は冷たそうなキャラクターだと
思っており、今作のスタートもその印象のまま
だったが読み進めるうちにミドリちゃんが
成長していくお話で最後にはとてもいい子と
思えるくらいになっていた
いろんなお花を通していろんな人と出会い繋がり
挑戦することの大事さ、信念を貫く大変さを
この本から学べた
3作目が出たらいいなと思う1冊でした -
Posted by ブクログ
2026年8冊目
春頃に読むのに表紙が春らしくて気になった1冊
お花自体が好きだったからお花のことを
詳しく知れるといいなと思い電子書籍にて購入
予想していた通りのお花屋さんでの日々を
書かれたものは間違いないけど
人との繋がり、思い思われる素晴らしさなども
学べる心に刺さるお話
花言葉や万葉集の短歌なども知れて
へぇ〜って思うこともたくさんあり勉強にもなった
ミモザの話を読んだ後に、
ミモザの香りがするグッズをお店で見つけ
興味が湧き購入したくらい影響された
主人公が冒頭のファミレスで
お花屋さんに救われたのはとてもよかったと
読み終えて改めて感じた
また近いうちに近くのお花屋さんにでも
行ってみようかな
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Posted by ブクログ
『花屋さんが言うことには』の続編で物語は美大へ通っていた深作ミドリが主人公となってました
キクちゃんもしっかり出てくるし、途中あれ…もしかして…と嬉しい気持ちとなる場面も
ミドリちゃんの気持ちの移り変わりや成長を感じることができ最後まで読んでいて楽しかったです
花や花言葉も前作同様楽しむことができました
ミドリちゃんの描く絵を見たいなととにかく思い続けてました
特に『ちょんまげ市助』や『ジョージとドラゴン』は是非とも見たいと感じました
野球が好きな自分としましては千尋と西さんの女子野球の話しはとても嬉しかったです
あと1年先であればイチローも出てきたのかもとも思いました
最後のあれは夏目漱石の『月が綺麗ですね』に匹敵する素敵な受け答えで胸がときめきました
是非とも三作目となる続編を書いてもらいたいなと思います
もっともっと川原崎花店や蘭くんの成長を見たいなと思うので楽しみに待ってます -
Posted by ブクログ
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
お話が全体的に前向きな感じで、ぐいぐい引き寄せられる感じがあって、面白かったです。
終わり方も、いいことがフワフワしてる中で終わり、次に続く感じがいっぱいで、いいん感じでした。
ずっと、幼い子の行動に興味を持っているんですが、つい先日も小学生の子どもが道の端っこの出っ張っている部分だけを歩いて進んでいくのを見ていて、面白いな〜と思ってました。楽しいことを無意識にやるのがいいですよね。
物語の中にも、蘭くんという小1の子がでてきますが、
「じぶんがそうだとおもいこんでいたことが、じつはそうじゃないところが、おもしろくてたまらない。」なんて、言葉を発していて、なかなかに考えさせられました。
全力を尽くすことは難しいですが、何事も時間をかけて取り組むことで望む道が開けていくと思ってます。この作品の紀久子さんのように、頑張っていきたいと思いました。
/_/ あらすじ _/_/_/_/_/
ブラック企業で働いていた美大卒の紀久子さんが、花屋の李多さんと出会うことで、花屋でバイトをすることになります。
花屋での仕事を通じて、目指していたデザインの仕事も請け負うようになり、道が広がっていきます。
/_/ 花 _/_/_/_/_/_/_/
・泰山木 たいさんぼく
花言葉 前途洋々
・ヒマワリ
本数で花言葉が違うらしく、1本は一目惚れ、3本は愛の告白、11本で最愛、99本で永遠の愛、、、
・ミモザ
優雅、友情、秘密の恋
・桜
私を忘れないで
/_/ 主な登場人物 _/_/_/
【川原崎花店】
君名紀久子
外島李多 とじまりた、花屋、38歳、若くみえる
芳賀泰斗 はがたいと、男性、30歳、アルバイト、190近い身長
光代 元教師
馬淵十重 とえ、生花先生
馬淵百花 馬淵先生の娘、40歳、部長、できる女
馬淵千尋 馬淵先生の孫、野球
宇田川 ぼうず
片岡瑞穂
伊福部晶 いふくべ、国立研究開発法人
フカサクミドリ 芳賀の友達の妹
森教授 亡くなっている
深作真理
深作雅之
誠 深作息子、芳賀友人
ミドリ 誠妹、美大生
外島莉香 李多母
/_/ 語彙 _/_/_/_/_/_/
やんごとなき
身分・地位が非常に高く高貴であること、または無視できないほど重要であることを表す古語由来の言葉
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Posted by ブクログ
天使や悪魔が人の死の周辺にいて、ちょっとその運命を調整したり、霊となりふわふわ移動できる元人間が、自分の死後の様子をみに行く短編集。
死という重いテーマをサラッと軽妙に描き、切なくなったり、ホッコリしたりする。
自分の死をアッサリ受け入れたり、無駄死にしないように調整するなんて、受け入れがたいけど、読んでいくうちにその世界観もあるように思えてきた
霊として、ほよん、と漂って残された人たちを見に行くなんて事もありそうな気がしてくるから不思議
すべての話がバラバラのようで、実は繋がっている物語
「ひと」とは全く違う作風で、どちらも好きな作家