カシワイのレビュー一覧

  • 直感とちがう数学

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    ほとんどの話題が本当に思ったのと違うという感じだった。統計で騙すのはよくあるけど、確率でも騙せるんだなと思った。

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    2024年09月04日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    みんな本当に何かを抱えて生きている。誰しもが生きていたら必ず苦しむんだよ、そういうことを教えてくれる1冊でした。

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    2024年06月27日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    新船中学校に通う生徒たちと1人の先生。
    それぞれの章の中で、一人ずつの悩みにスポットライトをあて、そして解決していく。みんなどこかで関わっているので、それぞれが見た友だち(先輩後輩含む)の姿が出てくるところもおもしろい。
    黒野良輔がキーパーソンになって解決していくが、黒野自身の境遇も最後に明かされる。
    悩んだ事があるからこそ人の気持ちに寄り添える。読後感がさわやかで私は好きな一冊。

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    2024年06月26日
  • 風街のふたり : 2

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    胸が苦しくなるこの感情はなんだろう。悲しいでもない、けど泣きたくなるような気持ち。過ぎてみれば人生てあっという間なんだろうな。これから出会う人やモノ、何気ない日常でも宝物のようになるんだろう。

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    2024年06月04日
  • 風街のふたり : 1

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    ネタバレ

    風が吹き抜けていくような、きらめきを感じられるような、空気感を感じる。
    おじいさんの気持ちになると、なんだか切ない。。昔を思い出しながら物語は進んでいくんだけど。長く生きるということは思い出もたくさんよね。
    あと100年もすればここにいるほとんどがいないのだ、と思うと人生短いのか。雨の音のくだりもよかった。

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    2024年05月25日
  • ココロノナカノノノ

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    5年から。生まれる時に亡くなってしまった寧々の双子の妹野乃。寧々の中には存在していても、現実にはいないその狭間の中、友達や家族それぞれと時と共に進んでいく。
    斉藤倫さんのような詩的な絶妙な言葉の選び具合や、生活感が音で表されたり、時の進み方とのこれまでのリンクがとても自然。短いお話毎に成長を感じられ、寧々のストレートな想いも、モヤモヤさせずに心地よい。

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    2024年04月29日
  • 花屋さんが言うことには

    ネタバレ 購入済み

    花屋に立ち寄りたくなる

    今年、栄東中、本郷中、田園調布学園中の入試に出題された本。花屋さんの話ってあまり興味がなかったのだけど、読み始めたら面白いのなんのって。花びらと思っている所は実はガクだったり、節句の話や花言葉、和歌や俳句など花にまつわる様々な蘊蓄を交えながら心温まるストーリーが紡がれていく。ブラック企業を辞めて花屋のバイトを始めた主人公が、花を通して仕事の楽しさや自分の生き甲斐を見出していく。花屋を取り巻く様々な人たちによって人情溢れる人間関係の輪が広がっていく。そして、恋も。なんと幽霊までも。「満天星」読めないよ~。

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    2023年11月20日
  • ココロノナカノノノ

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    中学1年生の寧音には、生まれる前に亡くなった双子の妹がいた。心の中で妹に話かけたり、心の拠り所にしていたが、自分に妹ができるとわかり複雑な気持ちになる。気持ちの変化、不安をリアルに描いていて、共感できる。

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    2023年10月26日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    『キャンドル』以降、目が離せない作家さん。

    今作は7つの連作短編集。

    同じ中学に通う1年生から3年生までの登場人物は、それぞれ出身小学校、部活、兄妹というようなつながりがある。

    聞くことが大事だとわかっていても難しい。
    大人も子どもも「らしさ」の枠にはまってないと不安になる気持ちと、その「らしさ」に苦しめられる気持ちが痛いほどよくわかります。

    中学生、そしてその年頃の子供を持つ親世代にも強くおすすめします。

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    2023年09月03日
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

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     化石発掘の歴史に燦然とその名を残す偉人ライトニング・メアリことメアリ・アニングを題材にした伝奇小説!実際小説のように波瀾万丈なメアリの人生のうち、少女時代から最初に発掘されたイクチオサウルスとの出会いと別れまでを描いた物語だ。
     現代人では想像できないような過酷な生活を送るメアリの感情や心情が、痛々しいまでに痛切にリアルに描かれている。まさに雷のようなメアリの鋭さや厳しさや賢しさ、そこに隠された悲しみと傷、それすらも超えていく意志の強さが印象的。最後の簡単な略記の部分によれば幼馴染のヘンリーやエリザベスなど多くの友人や支援者に恵まれたというメアリだがそのカリスマがよく表現されていだと思う。最

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    2023年08月09日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    7つの短編連作、児童書です
    中学校での人間関係が崩れたり修復したりの話


    終始、黒野くんが良い子過ぎて泣けちゃう…

    どいつもこいつもあれこれ悩んで振り回されて…そういうのって愛おしい

    大人だって人間関係に悩みますからね
    一読の価値あります
    心を揺さぶられました☺️
    今年読んだ中で一番オススメしたい本

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    2023年05月19日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    とある中学校を描いた連作短編集。
    少しずつ繋がって、少しずつ広がっていく交友関係がリアル。最後はまた泣かされてしまった。
    価値観をアップデートするためにも大人も読んでほしいなー。

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    2023年04月25日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    「ひと」を読んで、味のある人物を描く方だなぁ、と思ってました。そしたらまたまた、こちらの本も、短編なのに、惹かれる人物ばかりですぐに物語に引き込まれました。
    すごくよかったです。

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    2023年03月16日
  • 花屋さんが言うことには

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     ブラック企業勤めで心身ともに疲れ果ててしまった25歳の女性が、花屋でのアルバイトを通して自分を見つめ直し、人生をプロデュースしていけるようになるまでを描く再生物語。
     8章からなり、各章のタイトルには花名がつけられている。

          * * * * *

     好きな仕事に就き持てる能力を発揮する。理想的ですが、それにはいくつかの条件が必要です。
     その仕事に対しての適性があることはもちろんだけれど、それだけでは足りない。

     人は仕事ぶりや実績を正当に評価され認められることで、モチベーションが上がり視野は広がり能力も磨かれます。
     つまり誰と出会うかが大切なのです。

     美大のデザイン

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    2023年02月14日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    ネタバレ

    伊坂さんの作品に似ていますね。

    前後の短編が どのように関連するか。

    考えながら読むと

    意外と 大変でした。

    もう一度 読んで見ると

    良いのでしょうが。

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    2023年02月11日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    こういう雰囲気すごく好き。

    寝る前に少しずつ読むのにぴったり。
    運命の裏事情、、悪魔と天使のお話なので、切なくもなったりふふっと笑えたり、終わって欲しくないって思えるほどタイプだった。

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    2023年01月19日
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

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    世界初の魚竜を発掘した少女メアリ・アニングの物語

    赤ん坊の頃、落雷に直撃されるも生き延び、父親に「ライトニング・メアリ」と呼ばれた少女メアリ・アニング。彼女が情熱を注いだのは、化石発掘だった。経済的な苦境、周囲の冷たい目、父親の死……あらゆる壁や挫折に屈せず前に進む彼女は、1811年頃、12歳のとき、ついに世界初の魚竜を発掘することに成功する。ぜひ、その興奮と喜びを、メアリといっしょに味わってみてほしい。

    「すてきな服とすてきな冒険のどちらかひとつを選べと言われたら、わたしはいつだって迷わず冒険を選ぶ。」

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    2022年11月08日
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

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    すごくワクワクしてドキドキして、泣ける話だった。ちょっと訳語らしい読みにくい部分もあったけど、途中から気にならなくなった。色々悔しくて残念なことも多く、それに強く共感することもあって、涙が止まらない。

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    2022年11月01日
  • 花屋さんが言うことには

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    主人公はグラフィックデザイナーを夢見て美大へ進学するもブラック企業に就職を余儀なくされ、心身ともに疲れ果て仕事を辞めることを決意した君名紀久子24歳、偶然出会った川原崎花店の店主外島季多のすすめで花屋でバイトすることになった…仕事仲間やお客さんとの出逢いを通して、もう一度前向きに夢を追いかけてみようと奮起する…そんなお話でした。読んでみて、お花好きにはたまらない作品でした!知らないお花はちょっと調べてみて、あぁ~このお花だったのねって、花言葉にもいろいろあって興味深かったです。内容もすごくよくてお花に癒され主人公を応援しながら、読んでいて元気をもらえた作品でした。リアルにお花に囲まれて過ごした

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    2024年12月11日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    生や死を扱いながら、どこかコミカルでシュールな雰囲気に引き込まれました。
    天使と悪魔が出てくるだけでなく、話が少し繋がっている感じが良かったです。

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    2022年09月11日