カシワイのレビュー一覧

  • 花屋さんが言うことには

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    ちょー!!!ラストの尻切れ感ー!!!いやいやいやいや、そこからが知りたいっっ!えーーー!っ!
    …という気分で作者の襟元掴んでガクガク首を前後に振り回す勢いの自分を想像しつつ、胸にあったかーい気持ちでいっぱいな今がジワジワ広がっている感覚に満たされている。
    どのお話も結末は読者の想像に託すといった形ではあったものの、冒頭で書いた最終話の感じと、『向日葵』の章で感じた涙溢れながらの胸いっぱいになるこの感覚の振り幅たるや!!!
    そういや、ブラック企業の話から始まったはずなのに、うまいこと場面転換の流れに乗って、働くっていいな、こんな感覚で成長していけるなら未経験の職種にでも転職に挑戦する勇気がもらえ

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    2025年03月23日
  • さよならの向う側 ’90s

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    懐かしいー!!!
    90年代、そうだったなぁ。
    今回もほっこり。
    あの人がこの人でって繋がってたのを
    ハッ!って言いながら読む楽しみ。
    じんわりあったかい心地になりました。

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    2025年03月13日
  • さよならの向う側 ’90s

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    90年代のストーリー。最後に1人だけ会えるとしたら誰に会うのか。
    感動して涙がでた。
    ストーリーはバラバラだけど、どこか繋がってるところがあって。
    その人の先の人生が別のストーリーでみれてホッとしたり。
    心が暖かくなる物語。

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    2025年02月20日
  • 花屋さんが言うことには

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    ブラック企業を辞めた紀久子に声をかけたのは、花屋を営む李多。
    李多からの誘いで花屋でアルバイトをすることに。
    紀久子と川原崎花店を中心に日常を描く。

    花を媒体として、紀久子たちの人生が豊かになっていく。
    とても爽やかなお話。
    お店や町の描写が具体的で、私自身がこの町に住んでるみたいに感じた。
    花の香りもしてきそうなくらい。
    紀久子は毒もクセもなく、好感が持てる主人公だし、川原崎花店で働く人たちや、町の人々もとてもあたたかい。
    そして紀久子が自分の夢を貫こうとしている姿が清々しい。
    それにしても、本当にたくさんの種類の花があるんだなと驚いた。
    「ゴッホのひまわり」は聞いたことがあったけど、「

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    2025年01月03日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    多感な中学生
    多様な中学生
    でも過ごす場所は選べない
    児童書に並んでいたけど深すぎて
    描かれている人物のそこかしこにはるか昔中学生だった自分が重なる

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    2025年01月03日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    岩井圭也さんの新刊(文庫)と同日に発刊されていた本作。
    一緒に購入しました。
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    さっと読めて、
    あっと驚く10の物語
    天使と悪魔が演出する”運命の舞台裏”
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    タイトル通り、悪魔と天使が登場する悲劇と喜劇。
    一話一話が短く読みやすいです。
    ひとつの人生が終わる瞬間を垣間見る、
    恐怖ではなくて、ユーモラスで。
    どこかお洒落というか粋というか。
    でもかなしい。
    大切な人を失うこと、
    そばにいれなくなることはかなしい。

    伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を思い出しました。

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    2024年12月31日
  • オンライン・フレンズ@さくら

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    大きな悩みを持っているさくら、心揺れ動く様子が伝わってきて、一気に読んだ。@ユナと合わせて読むことが必須です。面白かった。

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    2024年12月29日
  • オンライン・フレンズ@ユナ

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    ユナからの物語。人の考えていることは、周りの人にはなかなか伝わらない。思い込みで勝手に決めつけず、会話が大事だなあとつくづく思った。@さくらをこのあと読みます。

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    2024年12月28日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    ショートストーリー其々にドラマと切なさがあり、展開もテンポよく進むので読んでて負荷が少なかったです。悪魔の殺伐とした死の誘導と天使の抗いの駆け引きに人間が巻き込まれていく感じが、運命ってこういうものなのかなと考えさせられる本でした。

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    2024年12月05日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    人って儚い
    事故、事件に巻き込まれるかもしれなくていつ死ぬか分からない

    ほっとする心が温まるお話、えって驚くお話

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    2024年12月04日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    生と死にかかる短編小説集。
    言葉やセリフが読みやすくてサクサク読めた。
    また同じ作者の本を読んでみたいかも。

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    2024年11月19日
  • 花屋さんが言うことには

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    主人公の紀久子が花屋で働き、花の知識を学んでいくだけではなく、大学で学んだデザインを生かす機会があり、両面での成長が読んでいてワクワクしました!

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    2024年11月18日
  • 花屋さんが言うことには

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    舞台は花屋さん。
    ブラック会社を辞めた女性が主人公の物語。
    花屋さんを中心に人間関係が描かれており、その中で主人公は花屋でアルバイトしながら本来の夢であるグラフィックデザイナーを目指していくという姿に尊敬しました。
    周囲の人たちに支えながら成長し、不思議な体験や恋愛にまで発展していく物語が面白かったです。
    恋の相手と結ばれる直接的な表現はありませんでしたが、表現の仕方で読者に想像させるというところで完結するという物足りなさもありましたが、この本ではそれが味を出していると思います。

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    2024年11月15日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    中学生の揺れる心がいろいろな登場人物から語られる。なんだか皆それぞれに成長して変化していって読後感はとても良い。

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    2024年11月14日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    中学生日記のような連作短編集。
    当時の自分たちは彼ら彼女らのように目の前の友達の一挙手一投足に悩んで喜んで不安になって幸せになってを永遠にぐるぐる回っている感じだったのを思い出しました。
    誰かの悩みはその人自身にしか分からないんだな。ただ話を聞いて寄り添うだけ、大人になるとそれがとても難しい。
    くろノラくんお疲れさまでした。

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    2024年11月02日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    結婚を控えた地下鉄の運転士、酔って駅のホームに立つDV男、仕事を辞め恋人も失った無職の若者……狙いをつけた人間の行動に絶妙なタイミングで介入し、運命の調整をはかる天使と悪魔。関りがないように見えていた登場人物たちを背後で接近させ、より合わせ、人間たちが気づいていないもうひとつのドラマを浮かび上がらせていく――。怖いのにちょっと笑ってしまう運命の舞台裏、天使と悪魔がつむぐ「ふつうの人たち」の物語。天使と悪魔が織りなす10篇の短編集。ホロッときたりドキっとしたり忙しいけれど、どの話も面白くて一気読みでした。

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    2024年10月29日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    作品紹介にある通り、「容赦ない運命と温もりが同居する、ちょっと怖い物語」。
    怖いところはしっかり怖く、思わずページを戻って怖さを確認。ぞぞー。
    温もりの部分はしっかりぬくぬく。ほろり。

    主人公の運命の岐路にやってくるのは天使か悪魔。
    天使と悪魔は表裏一体。
    同じ存在に対して光をあて、明るいところが天使、影が悪魔なのかもしれない。

    想像以上に面白い作品だった。

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    2024年10月27日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    死んだ時のお迎え系のお話は大好物でして、帯を読んで直ぐに手に取ってしまいました。
    心が温まるんだけど、結局は死なないと話にならないから。
    ちょっとだけしゅんとなる。(ネタばれになるから、あれだけど死なないことも稀にある訳で)
    死んで、誰かが助かる。
    人はどんなに悪に染まっていても、どんなに性格が悪くても、最期はヒーローになりたいのかな。
    死ぬことに意味を持たせたり、自分が死んで誰かが助かるという達成感?何かをやり遂げたという証?
    今はまだ理解できないけど、いつか理解できると良いな。

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    2024年10月02日
  • 花屋さんが言うことには

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    案外、自分の人生を決めるのは勇気と勢いが8割型大事なのかもしれない。毎日を大切に生きればうまく物事が進むかもしれないと言う今1番縋りたい幻想を大事にしても良いと思わせてくれた。花言葉と絡めて、人生を好転させていく話の流れが好みだった。これほどまでにうまくはいかないかもしれないけれど、直接近づけていないからといってなあなあに生きるわけではなく自分にできることをするだけで、いつか自分の向きたい方向に近づくきっかけに思いがけず出会えるかもしれない。

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    2024年09月22日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    人にはそれぞれ悩みがあって、悩みの渦中にいる当人にとっては大問題だけど、他人にはよく分からないことも多い。悩んでいる人の話をただ聞くこと、自分が悩んでるときには人に聞いてもらうことが大切だ、とは、よく言われることだ。悩んでいる人に寄り添うとはどんなことか、この本を読むと疑似体験できる。中学生に読んでほしい本。

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    2024年08月06日