カシワイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SF作品。ほっとんど読んだことなかったので、短編集から読んでみた。
意外と、あっこう言うのもSFなのか。と言ったようなのもあったけれど、近未来的な話に、ちょっと手間取ることもあり。
でも、書いているのがSF作家のなかでも、かなり有名で、食べ物、に絞ったものということもあり、楽しかった。不気味だけれど、どんどん読んでしまう作品も。
一番印象に残ったのは、
「最後の日には肉を食べたい」
主人公が、「ルカ」への依存度が高いことに恐怖を覚えたと同時に、これこそ、静かなる侵略?なんて思った。最後、「ルカ」の仲間を意識していなかったタカアキが、『生まれた』と主人公にキスをする。これは一瞬の洗脳?支配?こ -
Posted by ブクログ
ネタバレあまり深く考えてはいけない。
短編で登場人物のキャラがみんな濃くて、会話のテンポも良く、ファンタジー(ホラーか?)ありで、さらっと面白く読めた。
花言葉以外に光代さんの花にちなんだ文学的蘊蓄も興味深かった。
キャラといい、内容といい非常に密度の濃い作品。
ブラック企業出身の主人公きくちゃんがなかなか飄々としているように感じたな。
李多さんに手を引かれ、花屋さんバイトで広く人脈を作り、トントン拍子にデザイナーとして活躍するんだったら拍子抜けだなと思ったけど…。
李多さんも芳賀さんの過去や今後をぜひ掘り下げたものをぜひ読んでみたいなと思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ美大を卒業したのものの,食品会社の営業で働いていた君名紀久子は、出した退職願を返されそうになっている所を花屋の外島季多(りた)に助けてもらった。
年に一回母にカーネーションを送るだけしか利用したことないお店だったが、名前に「キク」があることで覚えてもらっていたようだ。
そこから、季多の花屋でバイトしつつ、元々やりたかったグラフィックデザイナーの道をふたたび目指すことになる。とはいえ、数年間実績のない紀久子の再就職は苦戦していた。
川原崎花店には、店長の季多の他に、パートで元高校の国語教師の光代さん、30歳で農大の研究員をしつつバイトもしている芳賀くんがいた。
いろんな工夫で花屋を盛り上げていく