カシワイのレビュー一覧

  • 花屋さんが言うことには
    たくさんの花の名前と花言葉が知れた
    泰山木、向日葵、菊、クリスマスローズ、ミモザ、桜、スズラン、鶏頭

    中でも、赤いカーネーションの花言葉は、母への愛、純粋な愛、そして真実の愛
    花言葉で気持ちを伝えるって素敵だと感じた章だった
  • 花屋さんが言うことには
    主人公は君名紀久子。
    心身共に疲れ果てて勤めていた会社を辞めて、小さな花屋で働き始める。
    お客さんや従業員との触れ合い。また、日々たくさんの花と触れ合う中で癒され、心の中に仕舞い込んでいた夢にもう一度向き合おうと勇気をもらい成長していく物語かな。

    ストーリーは変わった感じではなかったけれど、ミモザ...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    ブラック企業勤めで心身ともに疲れ果てた25才の女性が、花屋のアルバイトを通して自分を見つめ直し人生を再生していく物語。

    こんなお花屋さんがあったら、行ってみたい。
    春に読みたくなる本。

    お花好きな人はもちろんのこと、自分のなりたい職業に向かって頑張ってる人におすすめ。
  • 花屋さんが言うことには
    主人公のキクちゃんが勤めていたブラック企業が「クズだな」としか言いようのないブラック企業。
    ただ、内容を見れば自分がいる職場にあてはまるところがある…。
    きっとこういう企業はざらにある。
    そこから脱出する勇気を持ててよかったと思う。

    そしてそのきっかけを作ったというか、恩人の花屋の店主、李多さん。...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    お仕事と花を家に飾るは全然違うのだろうけど
    近くに花のある暮らし素敵だなと思うので
    わくわくしながら読めた1冊です。
    お花の知識も増えて、なによりどの花言葉も素敵。

    私は特に向日葵が好きでした
    読んだら間違いなくお花屋さんにいきたくなる!
    今の季節にぴったりの一冊!
  • 花屋さんが言うことには
    ☆4

    「川原崎花店」を舞台にした花屋さんの物語。
    ほっこり温かい気持ちになれるような作品が読みたくて、こちらの作品を手に取りました。

    今まで知らなかった花がたくさん登場して、どんな花なのか写真を見てみたくなり、スマホで検索しながら読み進められたのも楽しかったです❁⃘*.゚
    その他にも花言葉や花の...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    いわゆるブラック企業から、偶然の出会いでお花屋さんへ転職し、新しい環境での人との出会いや学び、胸キュンあり(ほっこり)なストーリーです。

    I泰山木、II向日葵、Ⅲ菊、Ⅳクリスマスローズ、Ⅴミモザ、Ⅵ桜、Ⅶスズラン、Ⅷカーネーションの8章から成っており、各章のタイトルの「花言葉」で繋がっていきます。...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    ブラック企業を辞めて花屋でバイトを始めて成長していく物語。

    「話の流れが順調すぎる」という感想が多くて驚いた。それだけ厳しい現実世界と戦っている人達が多いのだろう。

    主人公なりに花屋で働く世間のイメージとのギャップに驚きつつも努力した上で、持っていた特技が生かせて良い物語だと思った。

    今までの...続きを読む
  • きみの話を聞かせてくれよ
    まさに群像劇。すごく優しい物語。登場人物たちにちょっとしたヒントや手助けをくれる、不思議な存在もそれはそれで良いんだけれど、黒野くんはそうじゃない。みんなと同じように悩んで感じて、考えている一人の中学生なんだ。
    三澄先生と黒野くんの会話、助けてやろうと思ってるんじゃなくて、ただ好きだからいっしょにい...続きを読む
  • 花屋さんが言うことには
    お花や植物が出てる小説を探していてたどり着いた本。

    沢山のお花や花言葉も出てきてとても楽しかった。
    お花屋さんのお仕事小説でもあり、バックヤードについて知れたり、季節のお花についても勉強になった。

    物語としても楽しくて、続きがあれば読みたいくらい。

    お花が好きな人にオススメの本です。
  • ココロノナカノノノ
    何人兄弟か聞かれて、亡くなった妹をカウントするかしないか。みんなが認識していない存在について、話すか話さないか。自分の中だけでしまっておく気持ち。
    全体的に繊細で温かい雰囲気で、主人公のねねに寄り添ってあげたくなる作品でした。
  • ココロノナカノノノ
    「飛ぶ教室」の連載はクオリティが高いイメージがあったため読んでみた。非常に今時の感性で描かれてて清々しい物語でとてもよかったです。ただラストはちょっとな、情報提供役として吉田君をそう配置した理由は分かるししたいギミックがあったのも分かるけどやや過剰に感じた。
  • 天使と悪魔のシネマ
    小野寺作品には光と影、陰と陽、善意と悪意の両極が別々に作品となるけど、この作品はその両極をタオとして一体化した作品だ。一貫性にかけるところもあったが、面白く読めた。
  • ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女
    私がメアリを知ったのは『メアリー・アニングの冒険』(朝日選書)で、それがとても面白く、こんな面白いものがなんで絶版状態なのかと不満に思っているのだけれど、それが事実を追いかけているのに対し、こちらは物語仕立てなので、まあ別物。作者の思いや、今日的目線が、かなり含まれ、肉付けされている。

    メアリがど...続きを読む
  • 天使と悪魔のシネマ
    思ってもみなかった内容だったので、予想外に楽しめました。
    現実的妄想??という感じ。伝わりにくいですかね笑
    誰しも一度は天使とか悪魔とか運命とか考えた事があるかもしれませんが、それを実際に当たり前にあるみたいに書いてあって、短編集で読みやすく面白いなと思いました。
  • 花屋さんが言うことには
    ブラック企業に嫌気がさし退職した紀久子はひょんな出会いをキッカケに花屋でバイトをはじめる。
    花屋に通う小さい男の子蘭くんの言葉が可愛く、
    すごく刺さる。
    ストーリーの終わり方も個人的に意表をつかれた終わり方で印象に残った。
  • 天使と悪魔のシネマ
    短編集
    容赦ない運命と温もりが同居する物語
    前半は素敵な話 書き下ろしの後半3作は前半を使った辻褄合わせで駄作
  • 花屋さんが言うことには
    読みやすく、あたたかな気持ちにさせてもらえる物語だった。

    ブラック企業勤めで辞めようと思っていたところで、偶然にも花屋の李多に出会い、今まで気づいていなかった輪が広がっていく様子がほっこりして良かった。身近なところにも発見や大切にすると良いものが散らばっていると実感出来た。ずっとなりたかったグラフ...続きを読む
  • 直感とちがう数学
    硬い数学書を期待していたが、紙面は絵本のような感じです。
    これを良いと思うか、ちょっと違うと思うかは人によるので、本書は購入前に実物を見ることをおすすめします。
  • 花屋さんが言うことには
    相変わらずの優しくてあったかい山本幸久。
    出てくる人々は相変わらずあったかくて可愛くて、幸せな世界。

    あったかいコミュニティを作っていく物語って、読んでて幸せになります。

    花屋のメンバーはもとより、地元の友達の瑞穂や、蘭くん、千尋ちゃん、馬渕先生、もちろん伊福部くん。それぞれがそれぞれに心持ちが...続きを読む