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Posted by ブクログ
黒野くん、いい味出してるなぁ…
中学生にしてここまで、自分を持っているのは
本当にすごいことだなぁ
そんな彼が周囲の人の話を聞いて
寄り添っていく心温まる作品だった。
特に好きな話はやっぱりepisode7の黒野が自分の想いを語るシーン。黒野の人となりに周囲の人はとても救われていると思うし、彼がそれを楽しんでやっていることに感服した。彼のように人生を楽しめたら、とても毎日が輝いているんだろうなぁ。
私も黒野のように、いつかだれかの話を聞いて
寄り添える、そんな人になりたい
p.49.50 努力の理由(episode1 シロクマを描いて)
「好きだから努力できるのか、努力できるから好きなのか……鶏が先か卵が先か、みたいな話だよな」
-「好きなものがない人は、得意なものがない人は、どうしたらいいんだろう……」
「べつになくてもいいと思うけど」
-「あたしは、ほしいよ。好きなもの。得意なもの」
「好きなものがほしい。得意なものがほしい。じゃあ、そのために努力すればいいだろ。ちゃんと、それは努力の理由になるよ」
p.100 弱虫な自分へ(episode2 タルトタタンの作り方)
「強くなりたい。ゆれないように。
自分が自分であるために、闘えるように。」
p.231 本当の強さ(episode5 ヘラクレイトスの川)
「無理に強くなろうとなんかしなくていい。きずついたことを、なかったことになんかしなくていい。苦しいなら、そうやって苦しいって言えよ。つらいって。こわいって。いやだって。しんどいって。たえられないって。」
「おれは、それを弱いなんて言わない!そうやって自分の痛みと向き合って闘ってきたおまえに、そんなことを言う資格はだれにもない!」
p.323 生き方の答え(episode7 くろノラの物語)
「ーどうしたらいいかなんて、答えはないよ。」
「ーそんなのおまえの自由で、おまえの勝手だよ。」
「ーほら、好きに生きろよ。」
p.324 いとおしい生き物(episode7 くろノラの物語)
「おもしろいんですよ。人間ほどおもしろいもの、ほかにないですよ。どいつもこいつもなんだかんだ、あれこれめんどうくさいものをいくつも抱えていて、それにしばられて動けなくなったり、逆にふりまわされて走りまわったり、している」
「でも、そういうのって、いとおしいじゃないですか。おれは、そういうやつらを見ると、なんだか、ちょっかいを出したくなっちゃうんですよ」
p.326.327 くろノラはさ…(episode7 くろノラの物語)
「約束とか。
そんなものにしばられたり、しないですよ。
だって、ネコだもん。
あいつはきっと、好きでいろいろな子と
関わっていたんですよ。
好きで、この学校に留まっていたんですよ。
だからさあ、先生。」
「くろノラはさ、三澄先生--あなたのことが好きで、いっしょにいたんですよ。」
p.328 くろノラとおなじように。(episode7 くろノラの物語)
「あなたも、好きでみんなと
いっしょにいるんでしょう?
好きで関わってきたんでしょう?
くろノラとおなじように。
だれかを助けてやろうとか思ってない-
あなたはそんなふうに言うけれど。
好きだから、私たちの話を、そうやってそばに来て、聞いてくれていたんでしょう?」
「そうですね……やっぱり、楽しいんですよ。
あいつらといっしょにいると」
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