ユーザーレビュー りぼんちゃん 村上雅郁 表紙の絵がかわいかったから、もっと楽しい話かと思ったら、つらい話でびっくりした。 理緒は、お父さんが虐待するのに、がんばっていたのが、大変だしかわいそうだと思った。お母さんのことをかばったのに責められて、ショックだったはず。周りから見たら、お母さんもお父さんに虐待されているからしかたないけど、かわい...続きを読むそうすぎる。元気になってうれしかった。 理緒を助けるのに一生懸命だった朱里は、赤ちゃんみたいで、話を聞いてもらえない子だった。だけど、がんばってみんなを味方にすることができた。がんばってた姿が、かっこよかった。 朱里は、物語に助けられてた。ぼくも、物語に助けられることがある。みんな本を読めばいいのにな。(小6) Posted by ブクログ きみの話を聞かせてくれよ 村上雅郁 / カシワイ 『キャンドル』以降、目が離せない作家さん。 今作は7つの連作短編集。 同じ中学に通う1年生から3年生までの登場人物は、それぞれ出身小学校、部活、兄妹というようなつながりがある。 聞くことが大事だとわかっていても難しい。 大人も子どもも「らしさ」の枠にはまってないと不安になる気持ちと、その「らし...続きを読むさ」に苦しめられる気持ちが痛いほどよくわかります。 中学生、そしてその年頃の子供を持つ親世代にも強くおすすめします。 Posted by ブクログ りぼんちゃん 村上雅郁 主人公のあかりが、自分の気持ちを少しずつ言葉にして、そして行動にうつしていける様が丁寧に描かれていて、とても心に響く一冊。 実際にあかりと同じ立場になったとき、自分はきちんと行動できるのかなと考えさせられた。 児童文学だけれども、大人も読んでもらいたい、考えさせられる作品。 Posted by ブクログ きみの話を聞かせてくれよ 村上雅郁 / カシワイ 7つの短編が連作に。 何気なく言っていた言葉、 この人はこうだろうという決めつけが 誰かを傷つけ苦しめてるのかもしれない 誰かに話を聞いてもらうだけで 楽になるよね それをこの物語では黒野良輔がしている かつていたくろノラみたいに テセウスの船 ヘラクレイトスの川 Posted by ブクログ きみの話を聞かせてくれよ 村上雅郁 / カシワイ 7つの短編連作、児童書です 中学校での人間関係が崩れたり修復したりの話 終始、黒野くんが良い子過ぎて泣けちゃう… どいつもこいつもあれこれ悩んで振り回されて…そういうのって愛おしい 大人だって人間関係に悩みますからね 一読の価値あります 心を揺さぶられました☺️ 今年読んだ中で一番オススメし...続きを読むたい本 Posted by ブクログ 村上雅郁のレビューをもっと見る