あらすじ
両サイドから描く、オンラインで生まれた中学生2人の友情、どちらからでも読める!
「ここでなら、話があう人もいるかも。とはいえ、いきなり友だちになってください、なんて話しかけるのは怖いし
「どういう関係なら”友だち”なのか、説明しろって言われたら、きっとすごくむずかしい。
ーーでも、これだけは断言できる。
どこで知り合ったかなんて、関係ない。
わたしにとって、ユナはかけがえのない、なくしたくない、大事な友だちだ。
とあるコンプレックスから、学校にあまりなじめていない中一の「さくら」。SNSで同じマンガが好きな中学生ユナと親しくなり、本当の自分を隠してビデオ通話をすることになって……。
「恋ポテ」シリーズで日本児童文芸家協会賞、『笹森くんのスカート』で児童福祉文化賞受賞、神戸遥真氏最新作!
プロローグ
1 オンラインではじめまして
2 いいところが目立つように
3 わたしも何かやってみたい
4 わたしと同じなのかなって
5 ホントのわたしを伝えたい
6 大丈夫なんかじゃなかった
7 本当のきみに、会いに行く
エピローグ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
さくらの方から読みました〜!
最初、さくらは大人しめの女の子なんかなーって思ってたけど、中一らしい言動とかもあってホッとしました。ユナのアドバイスを受けて、行動に移せるのはさくらの長所だと思います。本文読んで、表紙見たら、エモ、、、。。ってなりました笑
神戸先生の他の作品にも出てる「ミント!」があったので、繋がってるッ!?と一人で楽しんで読めました。
この作品に問わず、人間の中のモヤモヤを言葉にするのが上手すぎるなと思います。
私みたいな文章読むの苦手人間でも、その文章にのめり込めさせる(日本語おかしいかも)技術が毎回すごいなと感じます。
モヤモヤしてる時とかに、読んでみたい作品です。
2025.7.27
Posted by ブクログ
さくら編とユナ編があるみたいで、さくらちゃんのほうを読んでみました。
コロナもあってオンラインで飲み会や授業、会議など、ネットを介して交流する機会が格段に増えた現代社会。
ティーンズ向け小説らしいのですが、趣味のつながりを通してネットリテラシーを学ぶきっかけになる本かと思います。
もし、ネットリテラシーを学ばないで便利なネット社会に足を踏み入れたときのリスクなども考えられるストーリーも楽しみながらわかりやすい本でした♪