方丈貴恵のレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる。から始まる短編集。
    最後の仕事は一体何なのか。先ずはそれを念頭に置いて読み始めるので短編だけれどどれも読み応えがあった。それぞれの作家らしさも出ていた。まだ読んだ事がないけれど高田崇史さんの作品を読んでみたい。

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    2024年11月03日
  • 時空旅行者の砂時計

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    評判が良かったので購入。
    前半はクローズドサークル感もあって楽しめたんだけど、中盤あたりから失速。あ、それ言うんだ、、と思った後から一気に説明が増えて読む気が薄れてしまった。元々SFが好きではないので余計に辛かった。個人的にこういう超常現象系のミステリーはその力を使った使わなかったの議論からナンセンスだと思ってるので基本的にあたしには合わなかったかな。。
    でもラストの数ページはすごい良かった。この部分だけでも読んできた甲斐がある流れでとても感動した。
    三部作らしいので、縁があれば他のも読んでみようかと思います。

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    2024年11月01日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    これが最後の仕事になる。
    全ての物語がこの一文から始まる短編集。この形式のは前も読んだけど、いろんな作家さんの作品が読めるのがいいね。


    気に入った作品
    『半分では足りない』呉 勝浩
    『事故をつくる男』白井 智之
    『最後の告知』真下 みこと
    『声』岸田 奈美
    『あの人は誰』麻見 和史


    気に入った作品の感想
    『半分では足りない』は仲の良くない兄弟の話。普通に読み終えたら、まさかの逆読み!!すごいよく出来ててびっくりした。

    『事故をつくる男』は高級マンションを安く手に入れるためにその物件を事故物件にするために動いていた男の話。

    『最後の告知』はとにかく読みやすい。真下さんはいつも読みやす

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    2024年10月29日
  • 推理の時間です

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    フーダニットとホワイダニットはなんとか考えようと努力したけど、やっぱりハウダニットは難しい…。海外が舞台とか時代物だと自分の頭の中で想像しづらいのもあるんだけど。
    法月さんと方丈さんのがやっぱり好き。

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    2024年10月15日
  • 時空旅行者の砂時計

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    鮎川哲也賞受賞で、
    練りにねった作品という前提で
    やむを得ないのかもしれないが、
    登場人物も多く、情報・設定過多で
    ついていけなかった所が多い。

    読みやすいともいえず、
    読んでてしんどい感じがあった。

    作者は京大ということで、
    自身と同じ理解力、同じ熱量で
    読者と作品に向き合うわけではない
    ということをわかって欲しいと言う感想。

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    2024年09月23日
  • 推理の時間です

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    ネタバレ

    ミステリー作家の推理編と解決編のアンソロジー本。

    伊吹亜門先生の作品『幻月と探偵』の主人公が再登場だったので読んでみました。
    読者と作者以外の作家が、読みながら一緒に推理する試みが面白かったです。

    伊吹先生のこの短編、また月寒探偵で文庫化するかな?

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    2024年09月08日
  • 時空旅行者の砂時計

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    ネタバレ

    時空旅行者が過去にあった事件の真相を追う、SFミステリ。SF要素(タイムトラベル)とその制約(連続使用不可や周囲3メートルは物がない、時差±数時間など)が事件を複雑にしている。
    普通に面白かったけど、部屋と人数とが多くて正直解く気では読めなかった。読者への挑戦状もあったが、その時点では事件の予想はいくつかできても犯人まではわからなかったなぁ。

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    2024年08月13日
  • 推理の時間です

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    ちょっと読むのに疲れた。
    方丈貴恵のはパズルすぎて飛ばし読み。
    話が面白いのはネタがすぐバレて
    難しいものだと思う。

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    2024年08月06日
  • 時空旅行者の砂時計

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    すっごく練られててものすごいトリックだったと思います…多分(汗)
    ですが…本格推理が大好きな割に自分で謎解きすることに全く興味がない私にとって、クローズドサークルとタイムトラベルの要素が入り混じったトリックがややこしすぎて途中からは理解するのを諦めました(笑)
    逆に私は読者への挑戦から後の種明かし以降の章のがよかったです。
    実は本格推理とは全く別にタイムトラベルものも好きで、この小説のタイムトラベル要素の部分が好きです(トリックではなくて)。
    未来が明るく書き換わっているところ、過去にトラベルしたときに出会えた素敵な人達が名前だけでしたけど登場するところが明るい気持ちになってよかったです。

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    2024年07月20日
  • 孤島の来訪者

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    驚きの特殊設定でした(笑)
    結末が気になりつつも、二転三転する推理に都度なるほど〜と感心してしまいました。
    でもキャラクター的には前作「時空旅行者の砂時計」の方が魅力的だったかな。

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    2024年07月11日
  • 推理の時間です

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    色々な作家の短編ミステリー袋綴じ本。加えて各ジャンルを担当した相手作家の推理も読む事ができる。ファンには嬉しい一冊。

    フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットのジャンル2編ずつ納められてる。その作家もとっても豪華。短編集一冊だけど、読み応えあります。
    私は「竜殺しの勲章」が特にお気に入り。きっと好きな一編があるんじゃないかなと思います。

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    2024年06月20日
  • 推理の時間です

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    6人の作家が仕掛ける謎を解く短編集。犯人は?動機は?殺害方法は?ストーリーの中で提示される材料をもとに自分で推理し、袋とじ部分で答え合わせをしていく。どの短編も難問ばかりでした。

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    2024年06月10日
  • 推理の時間です

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    まだまだ私はミステリの初心者だな、、、、
    と思わされつつ、すごくワクワクしたし、
    これからももっとたくさんのミステリが読みたくなった。

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    2024年06月10日
  • 孤島の来訪者

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    特殊設定だと知らずに読み始めたので途中で「あっ、そっち!?」となった。思ってたものとは違ってたけどこれはこれで面白かったです。

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    2024年04月12日
  • 時空旅行者の砂時計

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    ネタバレ

    本格ミステリーは、劇中で説明されている描写と制約条件を前提として、著者と読者が向かい合って謎を解くのが一般的な楽しみ方だ。ミステリーというカテゴリー全体では著者が読者を「それまでには明かされていない方法であっと驚かす」ということが許されているが、”本格”ではそれは許されないとする読者が多い。いわゆる「フェアか、フェアではないか」という議論だ。

    言い換えれば、作中でしっかりネタと制約が明示されていれば、SF的な設定であろうと、魔法であろうと利用は可能となる。本作ではタイトルに明記されているように時空旅行(タイムスリップ)が事件に利用されているが、その使い方が作中で説明されているルールの通りにな

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    2024年04月11日
  • 推理の時間です

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    試みが面白い

    挑戦状があって
    からの解答編

    ここまではよくあるパターンだけど
    別の作家さんが推理を披露するのが新鮮

    そして

    法月先生が
    清々しいまでに外すのが笑える

    あと、我孫子武丸には「手を抜くな!」
    と言いたい笑

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    2024年04月07日
  • 推理の時間です

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    誰が殺したか?
    どうやって殺したか?
    何故殺したか?

    この3つのテーマを、それぞれ2人の作家が問題編と解答編を書き、他の作家が自分で考えた推理編を書く。

    私はミステリーは好きだけど、マニアではないので、問題編→解答編→推理編、と、間を置かずに読んだ。物語としてはまあまあ面白かったが、私は推理編を楽しく読んだ。犯人は当てたけど、動機や殺害方法の推理が惜しい!という人もいれば、かすりもしない推理を披露してしまった人もいて、自分は推理しないくせに、この人すごいな!とか、だめじゃ〜んとか突っ込みながら読んだ。雑誌の企画なので、読者も推理して投稿できたらしく、半分くらいの人が犯人を当てたとか。ミステ

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    2024年04月06日
  • 時空旅行者の砂時計

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    加茂は妻の伶奈の命を救う為
    マイスター·ホラの声に導かれて
    2018年から1960年にタイムトラベルをする
    伶奈の祖先の竜泉家の人々を
    「死野の惨劇」から救うため立ち上がる

    数多い登場人物と数あるアリバイの証言
    タイムトラベルの仕組み
    付箋に書いていきながら読んでみた
    真犯人2人までは絞れたけれど
    正解まではたどり着けなかった

    王道ミステリーにSF要素がプラスされて
    不思議な読後感だった

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    2024年03月26日
  • 孤島の来訪者

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    シリーズものですが2作目から読んでしまった。
    あんまり問題なかったけど。
    がっつり孤島ミステリーだった!満足。

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    2024年03月19日
  • 孤島の来訪者

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    ネタバレ

    食べた生き物に化ける事の出来るモンスターが登場する特殊設定ミステリー。
    モンスターについての説明書きを見るとミステリー慣れしている人なら仕掛けに気がつくと思う。
    主人公の復讐設定があってもなくてもという状況は惜しいな。

    マレヒトは液体に弱いなら風呂に入れるじゃダメだったのかな?

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    2024年02月04日