野﨑まどのレビュー一覧

  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

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    シリーズを連続して読んでいます。
    よくこんなにバラエティーに富んだストーリーを次から次へと思いつくなぁ、と感心する次第でです。次が楽しみですが、なぜ読む順番が大事なのか、いまもって全然わかりません(ちゃんと読む順番を守ってよんでますが、わからないです)。

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    2020年06月16日
  • 舞面真面とお面の女 新装版

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    ネタバレ

    アムリタ、そして本作での共通点は二段階のオチがあることだと思います。一回目でそういうことか〜と思ったら、最後にもう一回ひっくり返される。個人的にはアムリタの方が好きでした。平安時代の妖怪の話が伏線になっていたのか〜と読み終わっておもいました。

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    2020年05月05日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ 新装版

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    死なない生徒がいるらしい。それは自分だと明かしたとたん殺されてしまう。が、死んではいない…?設定が突拍子もなくて面白かった。

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    2020年03月31日
  • HELLO WORLD

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    前半、自分自身や周りに関しての疑問をもっと持てよ、とツッコミを入れながら読んだ。先生帰る時点で終わりで良いよ。

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    2020年02月19日
  • 小説家の作り方 新装版

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    ネタバレ

    ラブコメっぽい話かなって思ったら最後の方でやっとSFらしくなった。
    でもAIは何をもって小説を書きたいって思うようになるのだろう。

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    2020年02月01日
  • HELLO WORLD

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    設定はすごく面白いんだけど、最後ぶっ飛んだ方向に行っちゃうのが、良くも悪くもいつもの野崎まど風ですね。
    でも嫌いじゃない。

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    2020年01月29日
  • バビロン3 ―終―

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    「Ⅱ」から舞台が日本から急にアメリカに移るので、最初は戸惑いました。
    テーマとなる「自殺法」をさらに掘り下げていく後半、善悪とは?生きるとは?哲学的な話が展開されます。
    最後は後味がいいとは言えませんが、これも込みでこの作品の魅力かも、です。

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    2019年12月09日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

    購入済み

    前衛的な小説

    短編一つ一つに勢いがある

    勢いがありすぎて話に無理があるのも気にせずに読める
    むしろ気にしたら突っ込みどころ満載なので読むのが止まる

    一気読みがおすすめの小説

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    2019年11月23日
  • 舞面真面とお面の女

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    ネタバレ

    「2」を読む為に読んでおいた方が良いという事で読破。まいつらまとも、という変わった名前の頭の良い大学院生が、面の妖怪みさきと何だか良からぬ感じになってゆく…と言った内容。相変わらず読みやすくて途中はサクサク読んでいける。その点では良いエンタメ。

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    2019年10月08日
  • 小説家の作り方

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    ラノベ作家に、この世で一番面白い本のアイデアがあるから小説の書き方を教えてくれというファンレターが届くお話
    ここで言う「この世で一番面白い本」とは今出版されている中で一番というものではなく概念的なものらしい

    物語の途中まではのほほんとしたいかにもラノベ的展開なんだけど、最後のあたりでぞっとする瞬間があった
    シンギュラリティもそう遠くない気がする


    この世で一番面白い小説を書くためには10万冊読んで1万冊書くといいらしい
    1万冊書くのはもう無理として、5万冊読むのも無理かな

    ちなみに僕が今まで読んだ本を記録に残している分だけで約1000冊
    記録していない分は期間でいうと20代のころなので単

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    2019年09月10日
  • パーフェクトフレンド

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    ネタバレ

    アムリタの登場人物、天才・最原最早の小学4年生時代の話。友達とは何か?を追求していく天才児の、友達を作る・死に別れ・再会(ホントに魔法か?トリックか?)といったイベントを経つつ、「友達は人生を豊かにする」という事を体感していく話。途中の軽妙なやりとり、オタっぽい記述が面白い。

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    2019年07月14日
  • [映]アムリタ

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     芸大で役者を目指す二見遭一は天才監督・最原最早の撮る自主映画『月の海』に出演することになる。その脚本を書いたのは最原の亡くした恋人・定本由来。
     二見は『月の海』の画コンテを手にして、意識を無くして50時間ぶっ続けで読むことになり天才と呼ばれる最原の異常な才能に気がつくことになる。そして映画は完成し、二見は『月の海』に隠された真実を知ることになる。

     出版レーベルから察することもできるが、キャラクター造詣や各所の会話にはライトノベルの雰囲気があるので苦手な人はそれだけで受け付けないのかもしれない。
     しかしその中には創作物への作者の実験的とも思える考察が含まれている。創作物が好きな人ほど同

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    2019年07月11日
  • ファンタジスタドール イヴ

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    ネタバレ

    結構真面目に読んでたのに「彼が、残された右腕で触れる乳房が、こんな陳腐でありふれた、そこら辺の、誰にでも手に入る乳房でいいはずがない」という越智の台詞出てきた時に『ギャグかよ!』ってなった。多分壮大なSFギャグ小説だったんだと思う、前フリ長い!

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    2019年07月14日
  • バビロン1 ―女―

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    前半と後半で印象が大分違った。前半は検事ものとしてわくわくして、正崎と文緒のコンビが楽しかった。すぐに引き込まれて読み易かったけれど、男社会でリアルものっぽかったから、例えばSFとかみたいな雰囲気の女性キャラクターの表紙には違和感があった。でも終盤で壮大にも思えるような風になって、予想はしていたけれど一気に表紙が凄くしっくり来るように変わった。文緒の真相が悲しかった。現代ものっぽい中でキャラクター染みたおじいちゃん喋りをする守永に少し抵抗があった。

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    2018年10月17日
  • なにかのご縁2 ゆかりくん、碧い瞳と縁を追う

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    放送研のカメラマンが繋ごうとするサークルの女子アナと六十歳の教授の縁と伝説の桜、漫研男子と夢との縁、碧眼の高校生ローランが教授の為に繋ごうとする学生と古代オリエントの縁、ローランと茶色のモフモフうさぎの自立の為の縁切りへの挑戦。ほんわか。四話の結末が目新しさはないのにグッと来てしんみりと胸に染みた。

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    2018年10月10日
  • なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

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    大学の自治会で才媛の先輩のもと雑用全般に奔走するゆかり青年と、人の縁の紐を結んだり切ったり出来る喋るうさぎさんの縁に纏わる日々が、等身大のほのぼのさで和む。憧れの人を描き続ける人、可愛い自転車の自作、故人との縁からの解放等。ごはんやゲームを要求したり、命の危機にぷるぷるしたりするうさぎさんが可愛い。

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    2018年10月10日
  • バビロン2 ―死―

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    ネタバレ

     正義とは考え続けること、と語った正崎善の見解がラスト最高にブラックな形で跳ね返ってきたときはもう呆然とするしか……。
     このシリーズで初めて野崎まど読んでるんだけどいやもう軽やかに容赦なく死んでく。これどうやって収集つけるつもりなのか。いや、つけるつもりないのか。

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    2018年07月01日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

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    『教えること、教わること』

    脳をくすぐられるような気がする。必ずある、でも知覚できないなにか。その輪郭をなぞる。感覚はない。

    中国語では感じて連想することをということを『覺得』と書く。人が言葉にできない、感覚や想いや気持ちを感じることができる器官が人間には備わっている。使えてないだけだ。ラーニングを繰り返した脳の器官がどうなってしまうのか、その輪郭を朧げに垣間見ることはできる。と思う。

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    2018年04月23日
  • [映]アムリタ

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    自主映画の出演をお願いされ、渡されたコンテは
    天才と呼ばれている女の子が書いたものだった。

    すべての指示が入っている絵コンテがあれば
    ものすごくさくさく撮り終われそうです。
    が、それをきちんと自分で理解していなければ
    ものすごく時間がかかりそうです…。

    引き込まれてしまうほどの素晴らしいコンテでしたが
    書いた本人は突っ込みどころ満載の発言をする人物。
    そんな彼女と主人公と、映画を作る2名と、の
    青春ものかと思ったら、まったく別方向へ。
    爽やかだったものはなくなり、どろどろとした
    怖い方向へと。
    結果だけを伝えられたら、それはあり得るのか、と
    一笑してしまうような事が、じわじわと真実味を帯び

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    2018年04月18日
  • 小説家の作り方

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    初めてきたファンレターで出会った女の子に
    世界一面白い小説のために、書き方を教えてくれ、と
    お願いされた。

    読む事はできるが、文章は書けない、という少女。
    登場人物は、主人公と担当者と少女。
    後半になって、若干一名増えますけど
    中々にすごい騙し方でした。

    言われてみれば、確かに恥ずかしい。
    意識があるからこそ、の結論ではありますが
    言われて納得、でもありました。
    こうやって成長が感じられるんだな、でした。

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    2018年03月01日