野﨑まどのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある日、目に不具合を感じた。
ある日、妙なものをみかけた。
ある日…喋るうさぎと出会った。
そしてうっかり太い縁を切られた(笑)
それを修復してもらうため、がんばる主人公。
そしてふと、切られたのに…という現実に気がつく。
すぐに気がつかなかったという事は
かなりの善人です。
そして喋るうさぎは、日々の生活のグレードアップ化が
素晴らしいほどうらやましいです。
というより、貢ぎさんになっている彼女の手腕が
突っ込みたいほど素敵です。
これ、後でばれても正攻法でどうにかしそうな…。
次々と繋いでいく縁。
そしてすっかり忘れていた
うさぎのもうひとつ出来る事。
解放される、とは、まさにこの状 -
Posted by ブクログ
【背表紙】
面の名を持つ男とお面の女の物語。
工学部の大学院生・舞面真面は、ある年の暮れに叔父の影面からの呼び出しを受け、山中の邸宅に赴く。そこで頼まれたこととは、真面の曾祖父であり、財閥の長だった男、舞面被面が残した遺言の解明だった。
従姉妹の水面とともに謎に挑んでいく真面だったが、不思議な面をつけた少女が現れたことによって調査は思わぬ方向に進み……?
第16回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞者、野崎まどが放つ異色ミステリ!
野崎まどさんの本を読むのは『死なない生徒殺人事件』に続き二冊目。
期待していたより地味な印象。
この著者はもっとファンタジーな作風と思っていました…が