野﨑まどのレビュー一覧
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京都が舞台ということで、知っている場所も多く、情景を想像しやすかったです。恋人がほしい高校生の直実の前に未来の自分であるナオミが現れ、お前は一行瑠璃と恋人になる、そういう未来だと告げられます。そこから瑠璃と付き合えるように奮闘し、未来に起こる事故を防ごうとするあたりまでは青春小説らしさが強く、二人の関係を微笑ましく読んでいました。
ところが、事故を防ごうとするあたりから一気にSF感が強くなり、量子記憶装置アルタラや記録世界といった設定が前面に出てきます。現実に知っている京都を舞台にしながら、どんどん現実とは違う世界へ展開していくのが面白かったです。
SF小説はあまり読まないので、こういう世界 -
Posted by ブクログ
積読消化。
最早、いつ買ったか覚えていないし、何故本書を読もうと思ったのかも分からない。因みにそんな本は山ほどある訳だが。多分、野崎まどに興味を持った時に買ったのだろう。
で、だ。
基本、ラノベなのでキャラの設定や会話は、独特のものがあり、46歳のオッサンであるところの私には合わくなっている部分もある。しかしながら、野崎まどの物語はそれなりに楽しめた、と言ったところだ。
本書は連作の完結編という部分もあるようで(知らずに読んだ)、1冊目から順に読んでいたらまた違ったのかも知れないが、まぁ、いいや。
色々とトンデモ設定ではあるものの、退屈せずには読めたような、気はする。
星は3つ。3. -
Posted by ブクログ
『アムリタ』シリーズ第2弾。
野﨑まどさんの作品に出てくる登場人物は名前がほんと変わってて覚えにくい笑
まず、舞面真面(まいつらまとも)は主人公。
大学院生。男性。
いや人の名前かいってツッコミました笑
ある日主人公は叔父である舞面影面(まいつらかげとも)に呼び出される。
そこで、一代で巨万の富を築き上げた曾祖父、舞面彼面(まいつらかのも)の遺言の解読依頼を受ける。
探偵の三隅、叔父の娘である水面(みなも)とともに。
箱を解き
石を解き
面を解け
よきものが待っている
調査を進めていると、お面を被った謎の少女が現れて…
今作は『アムリタ』ほどのどんでん返しや衝撃は少なく、謎解きという -
Posted by ブクログ
ネタバレ脳に「電子葉」が搭載された世界を描いたSF作品。
今や私たちの世界にも、外部の脳サポート端末とも言えるスマートフォンや生成AIが存在している。その延長線上にあるような設定だからこそ、現実味を伴って没入できる世界観だった。
また、電子葉の存在によって知覚や思考の間に機械が介在することで、人間らしさの象徴でもある「知識欲」「好奇心」「死への恐怖」といった哲学的な問いへ物語が向かっていく点も非常に面白い。
特に印象的だったのは、この世界で最も知能の高い存在――量子コンピューターを脳に搭載した人間(クラス9)が、最後に行き着く問いとして「死」を選ぶことだった。
「死」はなぜ怖いのか。
それは -
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AIの話と思いきや終盤は巨人同士の殴り合いが展開されるというなかなかぶっ飛んだ世界観の話。
個人的には人が仕事をしなくなる日は来ないように思う。仕事とは単に対価を貰う労働のみを指す訳ではない。仕事とは責任を果たすことだと思う。人が目的を持って集まれば役割や肩書きが生まれる。役割を果たすことは責任を果たすことで即ち仕事を成したと考えられる。今はその報酬として給与を得ているが、お金というものがなくなったこの世界で得る報酬とは何だろう?作中でも言及のあったやりがい?あるいは承認欲求?誰も仕事をしていない、全ては趣味という世界で責任のない人々が発信する情報って信用に足るのだろうか?なんだか不安だ。それ