野﨑まどのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
廻りより少し頭のいい少女理桜。
担任の先生より不登校の子の家を訪ねるようにお願いされる。
しかし、不登校の少女は小学生にして大学の学問を身につけた超早熟少女であった。
彼女に学校と友達の大切さを説くのだったが…。
野崎まどさんの作品はこれで3冊目になりますが、面白いですね!
序盤はシュールな笑いでテンポよく進んでいって、中盤からの大展開でまったくどこに着地するかわからない。
シリアスにいったかと思ったら、またボケる。
ホントにつかみどころがありませんね。
ちょっとくどく感じる部分もありますが、この人の作品の味なんでしょうね!
序盤の校長先生の件とまほうつかいの件は吹きました(笑) -
Posted by ブクログ
シリアスな書き口が人の心を掴み、ギャグであることをつい忘れてしまう。そういうやつだ。
この短篇集の大部分は読んで楽しい見て楽しい一発ネタなのだけど、そういうギャグの合間に新感覚をぶちこまれると凄いと錯覚してしまう。エロ漫画に1話だけいい話があるとなんか感動しちゃうような、そんな感じの。そうに違いない。俺は騙されてなどいない。でも野崎まど劇場2が出たら買う。
特に元魔法少女女将とライオン部が背筋にぞわりと来る逸品だった。前者は魔法があると匂わせておきながら魔法は一切使わない、でも元魔法少女という設定にとても意味がある。そういう人だったから魔法少女をやっていたのだし、それが出来るくらいに女将になったということが最後の一言に濃縮されてて、俺も女将さんに貢ぎたい。理想の女将さんはここに居たんだ!という気になった。何を言っているんだろう。
後者は語り口さえ間違ってないなら登場人物が何に血道を上げていようが感動的な話は作れるという恐ろしい代物だった。気の合う仲間と何かをがんばってやるという事事態が気持ちのいいもので、頑張る対象は部活でも趣味でも不法占拠でもなんでもいいのだ。
ライオンの気持ちになって寝るという活動に青春を感じさせる語り口のほうが恐ろしい気がしてきた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレウサギさんがかわいい。まずそれ第一。
喋るうさぎさんに出会ったゆかりという主人公はうさぎさんとともにいろんな人の縁を結んだり切ったりしていくというお話。
独特なのが異物であるうさぎさんに頼りきっていないところ、行動が自分の考え中心でうさぎさんはサポート兼愛玩動物として活躍。
正直この設定は盛り上がらないなと読みながら思っていたのだが、西院さんのエピソードに入ってからはむしろそれが活きたシーンが増えて見ごたえがありとても気に入った。慌しくない世界観の中での二人は名コンビだと思う、見ていて暖かくなる。
2巻も所持しているので早速読み進めたい。