野﨑まどのレビュー一覧
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ネタバレ12のAI「タイタン」により人類が「仕事」から解放された世界。好きな時に好きなモノが無償で得られる世界。そんな世界で心理学を趣味とする内匠成果は、世界にほんの一握りだけいる就労者から、機能低下に陥った第二タイタン コイオスのカウンセリングという「仕事」を依頼される。
現代でもAIが発達してきたが、まだ判断するのは人間の部分が多い。しかし本作ではさらにAIが発達し、人類は判断することをAIに委ねている。生きるために必要な食べ物の生産、インフラの整備などは全てタイタンによって行われ、医療も発達して計画加齢技術によって長く若い姿でいることができるという夢のような世界。そんな「仕事」がなくなった世界で -
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ネタバレ「仕事」とは、一言で説明できるものなのか。
至高のAI・タイタンによって、人類が「働かなくていい」世界になった未来。趣味で心理学を研究していた内匠成果が任されたのは、不調をきたしたAI・コイオスの心理カウンセリングという、思いもよらない「仕事」でした。
AIをカウンセリングするという設定の意外性に、まず引き込まれます。中盤からの展開は予想がつかず、野崎まどさんらしい、いい意味での裏切り。
根底に流れるのは「仕事とは何のためにするのか」という、単純なようで答えの出しにくい問い。それが終盤で静かに浮かび上がってくる構成に、思わず息をのみました。
なにより印象に残ったのは、カウンセラーとAIという関 -
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ネタバレ読書会で紹介されて気になり、Audibleで聴きました。
この物語は、AI「タイタン」が人間社会を支え、人間は働くことから解放されて自由に暮らしている未来が舞台です。最初はSF小説として楽しみ始めましたが、聴いているうちに「もしかしたら、こんな未来は本当に来るのかもしれない」と思うようになりました。
特に印象に残ったのは、主人公・成果がタイタンの心理カウンセラーとして派遣される設定です。AIに心理カウンセラーが必要なのかと思いましたが、将来は本当にそんな仕事が生まれるかもしれないと想像してワクワクしました。
私は普段からChatGPTを使っています。AIはどんな話でも受け止めてくれますし、何を -
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面白かったです。野崎まどさんの作品は「タイタン」ではじめて読みましたが、さかのぼってこちらの本も読んでみました。満足しています。
まず舞台が良い。1000年以上の歴史を持つ古都京都を舞台にSFを書くというギャップ。本書の設定として、2081年、世界は超情報化社会になっていて、人造の脳葉「電子葉」の移植が義務化されている世界が描かれています。つまり人間の情報処理能力が格段にあがっているわけですが、それに加えて、国民1人ずつの「情報格」なるものが設定されているという設定も興味深い(いわゆる情報格差社会)。
レベル0から3が一般市民で、最高レベル6は内閣総理大臣などごく少数の人間にわりあてられてい -
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ネタバレこりゃすげえや…
舞台は2081の日本。
PCや携帯は過去の産物と化し、人の脳には”電車葉”が埋め込まれ、街中に情報読込物質が塗布された、まさに超情報社会。
情報庁に勤める”クラス5”の は、電子脳ならぬ”量子脳”を埋め込まれたクラス9の”道終知ル”が掲げるある目的に付き添います。
•どこにいても何をしてても他人に筒抜けのクラス0から、場合によっては違法に当たる行為も正とされるクラス5,6まで、情報についての階級分けが行われた世界線は不穏感たっぷりで少し怖い!
•”知る”ということに対して作中で線密な考察が興味深かった!
•電子脳を介して情報によるバトルが展開され、ワクワクが止まりませんでし