野﨑まどのレビュー一覧

  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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     勇者を迎え撃つ魔王や、ライオンになりたがる女子高生、リアルな森の音楽隊、陶芸家のインタビュー記事、将棋の中継まで、シュールなセンスにあふれたライトノベル短編集。

     ここ最近で最も面白いと感じた本。読みながら思わず吹いてしまった。よくこれだけ多様なものが書けるなと思うくらいタイトルもテーマもバラバラ。でもどれもシュールな笑いを提供してくれる。文章の完成度が高いのに、まさに文章力の無駄づかい(笑)。
     没ネタまで掲載するあたり、そでの解説のとおり「編集部の正気を疑う」。目次に載っていない作品が三つほど隠れているのも面白い。個人的に完全にツボ。続編(あるのか?)も期待したい。

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    2014年05月04日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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    評価:☆5

    「電撃文庫MAGAZINE」で好評連載中のユニークすぎる短編が文庫化。死体を探しに行く検死官、対局にペットを連れてくるプロ棋士、勇者を何とかしたい魔王、若頭、サンダーファルコン、ビームサーベル、ライオン、うげげげと喋る牛、電撃文庫の妖精等、変態的(?)な登場人物たちが繰り広げる抱腹絶倒の物語の数々をお届けする、編集部の正気を疑う短編集ここに登場!
    この本を許せたとき、君は一つ大人になる――。


    うーん、何から書いていいのやら…
    とりあえず、これはライトノベルではないということは言えます(笑)
    記号や図などをあれだけ多用する本見たことないしw
    とても新鮮で楽しめましたが、イラスト

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    2014年02月22日
  • 小説家の作り方

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    野崎 まど の書き下ろし『小説家の作り方』

    しがない小説家に届いた女性からのファンレター。
    彼女からの依頼は、小説の書き方をレクチャーしてもらいたいというもの。
    その不思議な女性との交流から、思わぬ展開へ・・・という物語

    後半は、まさかこんな展開になるとは!と驚いた。
    いろんな伏線が張られていたんだ、と最後まで読んで納得!

    文系小説かと思いきや、おもいっきり理系へ!

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    【内容(「BOOK」データベースより)】
    「小説の書き方を教えていただけませんでしょうか。私は、この世で一番面白い小説のアイデアを閃いてしまったのです―」。駆け出しの作家・物実のもとに初め

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    2014年01月29日
  • 2

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    素敵にねじくれた構造をもった小説でした。
    冒頭では演劇小説なのかと思いましたが、「愛してる」以降はどんどんねじれて行き、なんか不思議に引き込まれるお話でした。かなりのページ数がある小説ですが、それはあまり気にならず、中盤以降は一気に読めてしまいました。
    野崎まどのメディアワークス文庫の他作品のキャラが登場しますので、そちらを先に読むとより楽しめるかも。

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    2014年01月07日
  • ファンタジスタドール イヴ

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    野崎まど、「know」に続くハヤカワ2作目。体裁や文体などあらゆる面で古典を意識しているかのようで、新しくなっているなあと感じた。太宰の「人間失格」を感じた人は多いでしょう。ただ、ジャンル的に言えばSFなので、古典とSFとの融合的な部分を強く感じた。

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    2013年12月22日
  • ファンタジスタドール イヴ

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    野崎まど「ファンタジスタドール・イヴ」は傑作。野崎まど劇場を読んでいただけに、女体に対する主人公の想いや純文学風の文体は最初、悪ふざけにも見えたがガチな作品だった。…文体については多少の悪ふざけ要素はあるだろうけれどw ただ、作品のテーマに相応しい語り口調であるのは確か。

    文学的・哲学的なSF作品というと「テクノロジーと倫理」という問題はよく出てくるが、この作品ではSFを背景にしながらも、人間自身を描いているのが面白い。人に言えない異常性に苦しみ、だからこその罪悪感や孤立感に苦しむという、誰しもが持つような苦しみが描かれる。

    笠野と遠智の二人の友人の対比もよかった。大兄は自らの異常性に苦し

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    2013年11月19日
  • 2

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    アムリタから2まででひとつの物語を成しているといっていい構成。そして各巻の超展開は全て「2」の為に。

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    2013年11月17日
  • know

    購入済み

    ネットで何でも分かる時代だから

    主人公が生きる時代では、人類は脳にもう1つの演算装置である『電子葉』の装着が義務づけられており、ネットの情報がまさにSF的に、日常的に展開される。人々は仮想レイヤーを街に表示させながら歩くことができる……そんな時代だからこそ、主人公の恩師の残した一人の少女が証明するのだ。何でもすぐに調べられて、『知っている』と『調べる』のタイムラグがないそんな時代に。
    それでも人間は、見て聞いて触って知るのだと。
    本文は大きく分けて2部構成である。
    1つは主人公が少女に出会うまでの、万能情報社会。
    1つは出会ってからの、新しい階梯へ進む少女との、万能だと感じていたはずの情報化社会について。
    我々はネ

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    2013年10月21日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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    読後の感想は「星新一が読んだら喜びそうだな」というもので、西部劇から魔法少女、ミステリから青春小説まで、ノンジャンルと言うより支離滅裂な24篇の作品を集めた短編集だけれど、自分が数えたら27篇でした……。

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    2013年06月10日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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    ラノベとかゲーム発のメディアミックスの「文法」を徹底的におちょくっているショートショート(?)集。でも過去のあまたの「実験的作品」の様に行くところまで行ってしまうのではなく、適度な寸止め感が上手いなと感心してしまう。

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    2013年05月16日
  • パーフェクトフレンド

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    『友達』って必要?『友達』って何?と思っている人におすすめ。そして、日常『あの人友達かな?』と疑問に思うことがある人にもおすすめの本。
    私が今まで周囲に感じたことは、『友達』の定義は人それぞれで、幅広いなぁということ。
    私自身『友達』と『親友』は違うものと思っているので。

    野崎まどさんおもしろい作家さんだと思います。初読みでした。

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    2013年10月01日
  • パーフェクトフレンド

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    裏を掻かれた。裏の裏を掻かれた。こんなに素晴らしい屁理屈を突き通し、不条理を力業でねじ伏せる。読んで良かった。騙される、翻弄される快感。

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    2012年08月02日
  • パーフェクトフレンド

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    面白かった。これは読み応えがあった。
    読ませられたかのようだった。
    友達について。解の無い解を導き出した。友達は素晴らしいものだと。
    そして今回も例に漏れず超常だった。
    しかもあの一族が関わっていた。これは納得するしかない。

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    2012年07月30日
  • タイタン

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    AIの自分探し旅みたいな物語。仕事とは何かを基軸にしながらロボット要素、ユートピア要素、哲学的要素、旅要素などたくさんの要素を内包してうまく着地させる、物語がうまく整ってるのすごいなと思いました。仕事について自分に当てはまるところあり、そもそも論から今の自分を見直すような感覚になりました。ただの哲学小説かと思いきや、エンタメと哲学の両立に感動しました。面白かったです。

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    2026年01月31日
  • know

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    頭に電子機器を埋め込んで、情報の収集・拡散速度が飛躍的に高まった未来が舞台。

    登場人物の名前がなかなか特徴的。細かい技術の話はお手上げ。だけど、知ることを突き詰めたこの物語の目的と帰結は結構現実的にも思え、すんなり腑に落ちて楽しめました。こういう未来がいつかくるのでしょうか‥‥。そういった想像力も掻き立てられる面白い小説です。

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    2026年01月31日
  • [映]アムリタ 新装版

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    ネタバレ

    知り合いに勧められて

    会話の節々にラノベ臭さはあったけど、そこまで強くもなない。
    読みやすくてよかった
    一文が短いかつ全体のページも少なく、登場人物の掘り下げは薄かったのが少し残念

    一方、内容的にペラペラという訳でもないと思う
    「それだけで人の一生を左右するような映画は作れるのか」というテーマに対し、最後まで芯が通っていて良かった
    オチ的には、そんな映画はないというのが答えなのだろうか?


    流石にメガネをかけただけなら本人だと気づくだろというツッコミや、最原さんの動機がよく分からなかった事は置いておいて、sf的な小説として面白かった

    最後の方に出てきた、この比喩も好き

    「美しい糸を幾

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    2026年01月27日
  • なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

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    うさぎが好きで、メインの動物がうさぎだからという単純な理由で読みました。

    「小説」を書かれた野﨑まどさんの作品で、たまに出てくる言葉の掛け合いが面白くてクスッと笑えます!

    2もあるみたいなので続きも読みたい。

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    2026年01月26日
  • [映]アムリタ 新装版

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    ネタバレ

    これほどまでに鬼気迫る才能というのを映像ではなく、文章で表現することができるのかと。興奮してキタァと思ったら、意外とあっさりしたとこで物語が着地するのかと思ってから、もう一回振り回される。これが小説のおもしろさなのかーという感じ。
    人の感情までをも司ることのできる映画。そんなものが仮にあるとしたら、私は観たいと思うのだろうか。この作品を観たら、が永遠に続いて観ないような気がする。

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    2026年01月19日
  • タイタン

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    ネタバレ

    AIブームの昨今だからこそより面白く感じた。

    AI「タイタン」(12の大元がある)によって全てがサポートされ、人間が仕事をせずとも世界が平和に保たれている2205年。その大元のタイタンの一つ「コイオス」が機能低下を起こし、心理学に造詣が深い主人公がカウンセラーとして呼ばれ、初めて「仕事」をすることになる。そして会話と旅・経験を通して「仕事とは何か? 」を2人で見つけていく。

    まず、コイオスが自我を持つ過程や精神的に熟していく過程が哲学的で面白い。
    あと、どこか冷めている感じの主人公がカウンセラーとして冷静に慎重に会話をするところから、一人の人間として本音を隠そうとするコイオスに啖呵を切った

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    2026年01月03日
  • タイタン

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    おもろい....。

    ほとんどSFを読んでこなかった人間なんですが、今後もっと他のSFも読んでみたいと思わせてくれる作品だった。

    今まで人間がやってきた「労働」をすべてAIが担う時代。AIに仕事を取られちゃうかも、、、なんていう心配をしていたけど、ずっと進めば貨幣経済も無くなって労働から解放されるんだよなと羨ましくなってしまった。

    まだぺえぺえ社会人なので「仕事」とは何かの答えを一緒に探したけど、結論はわかるようなわからんような。

    まだ仕事の本質がわからないので「そうそう!」と頷けはしないけど、そういうものを自分が感じられていないから仕事を面白いとか楽しいと思えないんだよなとも思った。

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    2026年01月02日