野﨑まどのレビュー一覧

  • なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

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    遠い昔である大学時代を懐かしみました
    誰かの思い出のような居心地の良い世界
    ですが、すべてはスーパー”できる西院”の
    物語に収束していく
    絶対に読まなきゃ損する作品です

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    2013年10月06日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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    読後の感想は「星新一が読んだら喜びそうだな」というもので、西部劇から魔法少女、ミステリから青春小説まで、ノンジャンルと言うより支離滅裂な24篇の作品を集めた短編集だけれど、自分が数えたら27篇でした……。

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    2013年06月10日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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    ラノベとかゲーム発のメディアミックスの「文法」を徹底的におちょくっているショートショート(?)集。でも過去のあまたの「実験的作品」の様に行くところまで行ってしまうのではなく、適度な寸止め感が上手いなと感心してしまう。

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    2013年05月16日
  • パーフェクトフレンド

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    『友達』って必要?『友達』って何?と思っている人におすすめ。そして、日常『あの人友達かな?』と疑問に思うことがある人にもおすすめの本。
    私が今まで周囲に感じたことは、『友達』の定義は人それぞれで、幅広いなぁということ。
    私自身『友達』と『親友』は違うものと思っているので。

    野崎まどさんおもしろい作家さんだと思います。初読みでした。

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    2013年10月01日
  • パーフェクトフレンド

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    裏を掻かれた。裏の裏を掻かれた。こんなに素晴らしい屁理屈を突き通し、不条理を力業でねじ伏せる。読んで良かった。騙される、翻弄される快感。

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    2012年08月02日
  • パーフェクトフレンド

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    面白かった。これは読み応えがあった。
    読ませられたかのようだった。
    友達について。解の無い解を導き出した。友達は素晴らしいものだと。
    そして今回も例に漏れず超常だった。
    しかもあの一族が関わっていた。これは納得するしかない。

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    2012年07月30日
  • 小説家の作り方

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    この世で一番面白い小説のアイデアが閃いたので、小説の書き方を教えてほしい。
    そこから始まる物語は、ポンと違う世界へと転回されて思いもがけぬ着地点へと導かれる。
    が、これは今読むのと発表当時(2011年)に読むのでは、大きく印象が変わるかも。面白いことには変わりありません。

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    2025年11月28日
  • タイタン

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    ネタバレ

    何のために働くのか。そもそも仕事とは何か。AIが発達し、仕事がなくなった世界を背景にその中で極小数のAIに対して仕事をする人たちを中心に描かれた物語。たしかに、そんな未来は遠くないなと感じる一方で、まだまだこないそんな未来に対して今どう生きるのか考えさせられた。

    仕事とはなにか。理科の物理的なものとは違うし、漁業や農業などの第一次産業は仕事であるが、昔の狩りは仕事ではない。動物が狩りをするのも仕事ではない。
    コックが料理をするのは仕事。家で家事をして料理をするのは仕事?
    いろんな例を通してこちらも考えさせられた。そして、行きついたシンプルな答え、仕事とは「影響すること」。何かを押して動く。

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    2025年11月26日
  • タイタン

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    面白い

    面白かった。
    ただ、登場人物のもっと深掘りやその後が読みたくなる気持ちが湧いただけに、ちょっと物足りなさを感じた。それだけ魅力的な登場人物達だったと言うことだけど。
    お話のメインテーマになってたことに対する答えは個人的には、シンプル過ぎて腑に落ちなかったので、もっと感動や納得されるようなお話や展開などの何かがあれば、もっとすごい作品って感じてたような気かする。でも、シンプルなことがまさに答えなのだからしょうがないのかも。
    とりあえず、これを読んで自分もメインテーマについてもっとシンプルに考え受け止めてみようと気持ちになった気がしたので、読んでとても良かったなと感じたので素敵な作品でした。

    #エモい

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    2025年11月24日
  • タイタン

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    『良い仕事をした』付箋をつけたのはここだけ。良い小説だった。AIの優秀さに驚かされながら毎日仕事を手伝ってもらっているが、全部任せた方が良くなる未来もあり得ると思えた。仕事をやる必要がなくなり、趣味だけでは人生のやり甲斐をきっと感じない。ワークライフバランス。馬車馬のように働いて、めちゃくちゃ遊ぶ。その方がやり甲斐はある。体は悪くするかもしれないが、長生きが幸せとは思わない。AIが助けたくなるように、人間が頑張らなければ。

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    2025年11月16日
  • タイタン

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    ネタバレ

    この物語は、AIが全てを管理する未来社会を描いたSF小説だ。舞台は2205年。AI「タイタン」が社会のあらゆる労働を担い、人間は働くことから解放され、趣味や研究に没頭できる世界が広がっている。誰もが「職業」を持たず、日々を自由に生きる――そんな理想的な社会が描かれる。

    主人公・内匠成果は、趣味で心理学を研究する善良な市民。しかし、AIの一部「コイオス」の不調をきっかけに、成果は人生で初めて「仕事」を任されることになる。それは、AI相手に心理カウンセリングを施すという特異なミッションだった。物語は、AIの不調の原因を探るミステリ的な前半から、次第に予想を裏切る展開へと発展していく。AI社会の根

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    2025年11月02日
  • バビロン1 ―女―

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    他の方の感想にもありましたが、地検特捜部とか堅苦しい職種や言葉が出てくる割に読みやすい。
    私も女に魅了されてるのか、一気読みさせられました。

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    2025年11月01日
  • タイタン

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    SF作品にトライしてみようと思い、手に取った本の一つです。
    現代でも、割とAIは身近な存在になりつつあるが、それより遥かにAIが身近な存在の世界線。

    生きていて、当たり前に成しているモノやコトに就てあまり考えることはない。
    なぜなら、当たり前に知っていると思っているし、当たり前にやっているから。

    その当たり前がない世界で出される答えは何なのか。
    その当たり前を、私たちは本当の意味で理解しているだろうか。

    哲学的な要素もあり、とても面白かったです。
    私は、この本を読み、働きかけられて、今働いている。

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    2025年10月30日
  • タイタン

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    ネタバレ

    「AIのカウンセリング」っていうパワーワードに惹かれて読み始め。

    「仕事とは?」の答えを求めて壮大に旅して、いろんなことを経験して、結局耳にタコができるほどありきたりな答えに帰結するのがすっごく良かった。どんな大人に諭されるよりもこの本からもらった言葉だと腑に落ちる感じがする。

    コイオスの心の病の解決策はなかなかにぶっ飛んだシチュエーションで神秘的だった。ゾワゾワした。あの感動のためにもう一回読みたい。

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    2025年10月14日
  • タイタン

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    ここはユートピアな世界なのか、ディストピアな世界なのか判断ができないが、傑作には違いない。
    未来のAIを題材にしたSFかと思いきや、ロードムービーを観ているかのような愉しさもあり、親子や友情の育み、成長を描いた物語でもある。
    とても読み応えがあるし、もっと長編でも読みたいと心から思える作品であった。
    ヘカテへと至った結末は非常に痛快で人間のちっぽけさを儚くも思い、タイタン、コイオスの圧倒的な優秀さを羨望の思いで読み終えた。
    いつかこのような世界がくるのだろうかと思うと胸が躍るので、やはりこの物語はユートピアを描いたものなのだろう。

    余談すぎるけど。
    この作品だけやけに体言止めが多かったけどな

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    2025年10月11日
  • タイタン

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    SF小説でもあり、哲学的な要素もあり面白かったです。こんな世界になったらと思って想像しながら読むことも楽しかったです。

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    2025年10月08日
  • タイタン

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    普段あまり読まないジャンルのSF小説ですが
    面白そうだなと予約してみました。

    AIがもたらす未来、
    それはユートピアかディストピアか?
    ディストピア(理想郷の反対)という言葉、今回知りました。

    仕事とは何か。
    哲学や神話のような話と、ロードムービーのような話と
    アニメになりそうな感じでした。
    文体もライトノベルのような感じで
    私自身は入り込みにくかったけど、
    若者には読みやすいのかも。
    最後にどうなるのか?気になって読み進めました。

    これが荒唐無稽のお話なのか…それとも…
    これからの未来を考えると、怖い気がします。
    面白い作品でした!

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    2025年10月08日
  • タイタン

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    過去、1番人に話した本かもしれない。
    150年後の話。AIと人間の共存世界。
    未来を想像することが大好きな私には
    想像できうるこの世界観が
    楽しくてしょうがなかった。

    全てAIが行ってくれるので
    お金も仕事もない世界。
    ただ、趣味をして過ごす世界。
    でも何か物足りない。

    お金がなければ働く必要はない。
    時間が有り余る。
    じゃあ働くってなんだろう。
    仕事ってなんだろう。

    後半は壮大な世界すぎたけど
    最後の最後までおもしろく読めました。

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    2025年10月03日
  • タイタン

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    自我を持ち始めた働くAIと、働いたことのないカウンセラーが旅に出て『仕事』を考える。
    AIの成長やカウンセラーの気付き、最後にとったAIとカウンセラーの選択、、最近読んだ書籍の中で1番面白かった〜。

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    2025年09月29日
  • [映]アムリタ

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    見開きの作者のプロフィールとあとがきも全て計算されているんだと思った。
    真面目にふざけているようで、全てが計算通りだとしたら、本当に天才的な発想で書かれた作品だなあ。

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    2025年09月08日