野﨑まどのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画サークルの活動として、天才とうさわ名高い新入生・最原最早がメガホンを取る自主製作映画に参加した芸大生たち。そんな彼らの活躍を描く、ハートフルな青春小説。
では、なかった。
物語は主人公である二見のツッコミを中心として軽快に進んでいくのだが、ライトノベルを連想させる読みやすい文体とは裏腹に、定期的に目に飛び込んでくる狂気を孕んだ描写とのギャップが癖になり、食い入るように読み進めていった。
多くの創作物には作中で天才と称され、目覚ましい活躍する登場人物たちが存在する。だが、私の今後の読書体験において、本作に登場する最原最早を凌ぐ天才が現れることはそうないだろう。
むしろ、この作品を書いた野 -
Posted by ブクログ
絶賛マイブーム中の野崎まどさんの小説です。この作品も時を忘れて楽しめました。どの小説も私の想像を超えた展開が繰り広げられるので、つい時間を忘れて読み耽ってしまう危険な小説です。凡人の私にも新しい発想が得られる気分になれます。
もしも、どなたか一人だけ、これまで読んできた小説の作家に会えるチケットをもらえたら、野崎まどさんを指名させていただきます。笑。どこで、どのようにして、こんな物語を作り出されてきたのかを多面的にお話しをさせていただくという妄想があります。とはいえ、著者との会話レベルに大きな差があるでしょうから、もう少し精進してからにいたします。この小説に登場する紫さんのように、お手紙を書く