野﨑まどのレビュー一覧
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野﨑まど
.『舞面真面とお面の女』野﨑まど…メディアワークス文庫【○】2023年11月12日
★ここからが本当の問題なんですね……(p.186)
この著者は初めてでしたがさらに読んでみたくなりました / 舞面真面(まいつら・まとも)は工学部院生 / 民俗学を研究している従妹の舞面水面(みなも) / 冴えない探偵・三隅秋三(みすみ・しゅうぞう) / 叔父・舞面影面(かげと) / 使命感に燃えたハイエナのようなお手伝いさん・熊佳苗(くま・かなえ) / 叔母・舞面鏡(かがみ) / 数十年前に死んだ曾祖父・舞面彼面(かのも)の遺言状の謎解き / 金属製の「心の箱」は六、七センチくらいの正六面体 / -
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「野崎まど劇場」を先に読んでしまったので、エキセントリックなアホな作者(褒め言葉)と思っていましたが、こちらは真っ当な長編(中編?)小説でした。ラノベレーベルですが、やや普通の小説っぽくもあり、でもやっぱり最後まで読んだらラノベだなぁと思いました。(どうでもいいなこの件)
そんな客観的に書いてますが、読んでる最中は完全に作者の掌で転がされてましたよ。ほんとに力のある作家さんですね。加えてバカのセンスもあるので楽しみで他の作品も読んでみようかと思いました。
映画「ハローワールド」が最高に面白かったので、ノベライズを読んでみたのが作者を知ったきっかけですが、もしハローワールド知らないなら、ぜひ映画 -
Posted by ブクログ
大学卒業後にファンタジー小説でデビューした物実は、4作品の小説を
出版したまだまだ駆け出しの小説家である。
ある日、一通のメールが届き、女性ファンからのメールだった。
返信をしたことで、後日会うことになる。
そこで、小説の書き方を教えてほしいと言われ、私は"世界で一番面白い小説"
のアイデアを思い付いたとのこと。お金を支払うからどうしても教えてほしい
ということで、引き受けるも・・・。
今作は、積読して読んでいませんが同著者の作品で、TAITANという
作品にも通ずるものがあると思ってます。
タイトルや表紙からは、全くと言っていいほど、自分も読むまではSF感は
1ミリも感 -
Posted by ブクログ
新任教師が伝統ある学校で聞いた永遠の命を持った生徒がいるという噂。
そんな生徒と友達になりたいという女生徒と話している時に声をかけてきたのは、
噂の永遠の命を持つ生徒だった……というお話。
設定だけで凄いワクワクする、とても野崎まどっぽい。
永遠の命。つまり不死というのはありえないと誰もが思う。
ただ定義の問題とも言える。そしてこのお話には実際に永遠の命が出てくる。
出てくるが……これがフェアとも言えるしアンフェアとも言える。
自分は凄く良かった。嘘もついてないし理論上今の科学でも可能だから。
現実的な謎が超常的なトリックで解かれない限り、
超常現象は存在しても物語に齟齬は起きない。
火 -
Posted by ブクログ
ネタバレ未来の日本には、あらゆる場所に情報センサーがあり、そのセンサーを通じてあらゆる情報が集められる。そして、人間の脳には、コンピュータチップが埋め込まれ、その情報を受け取ると同時に脳内で処理する。主人公の女子中学生、知ルの脳には、量子コンピュータチップが埋め込まれており、情報処理能力が、普通の人間とは段違いだ。色々な経緯を経て、世界中でもう1人だけ量子チップを脳に持った人間と、情報のやり取りをすることとなる。それは、世の中の全てを知るための対話だ。対話を通じて、世の中の全てを知り、その後、死後の世界に旅立った知ルは、死後の世界の仕組みを知り、それをこの世界に伝えることが出来た、ということを暗示する
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Posted by ブクログ
とにかく登場人物のキャラクター設定がぶっ飛んでいて、それだけで面白い!
特に紫さんの微妙なズレが面白い。
例えば小説を書くにあたり、キャラが普段と違う一面を見せることが、演出の一つだということを教える場面。
「例えば、学校では怖くて誰も近寄らないような不良生徒。でも実は…?」
試しに紫さんに振ってみる。
彼女は少し考えてから答えた。
「下半身が馬」
もう、破壊力最強。ツボりました。これは電車で読んではいけないやつ!!
真面目な感じの表紙に騙された!これも一つの演出なのか?!
そして予想もしない展開へ。
とにかく面白くて一気読み。エンタメを思う存分楽しみたい人にオススメです!