野﨑まどのレビュー一覧

  • バビロン3 ―終―

    Posted by ブクログ

    アレックス……!からの、曲世……!!(なにも伝わらないって)
    淡白でなんならやや退屈さにも似た落ち着きでお堅く粛々と冷静に進むのに(それも、風情が全くないというような面白味のなさではないから、嫌いでない)、突然の蛮行とも言えるような終盤に、とりあえず浚われる。
    記憶の遠い一、二巻の残酷さを正崎がちゃんと思い出させてくれたのに、満を持するまで予期出来なかったうっかりさである。

    あまり大衆的な物語ではない気もするし、でも明らかな力を持ったわかりやすく派手な展開でもあって、なんかとりあえずどストレートなのに捻った「すごい」感。ふしぎ。。

    0
    2020年07月29日
  • 小説家の作り方

    Posted by ブクログ

    レビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。

    大学を卒業して、アルバイトをしながら小説を書いている、小説家の物見のところに紫依代という女性から、ファンレターが届きます。
    初めてのファンレターに物見がメールを返信すると、「小説の書き方を教えていただけないでしょうか」とメールの返信がきます。

    会ってみると、紫依代は明裏大学文学部の2年生でたいそう可愛い女性でした。
    紫依代は「物見の小説はキャラクターがよい」といい、物見から「小説を学びたい」と言います。
    そして「この世で一番面白い小説のアイデアがある」と言い放ちます。

    物見は、小説の個別指導という聞くからに詐欺っぽいアルバイトを始め

    0
    2020年07月09日
  • 小説家の作り方 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今作も面白かったです。タイトルから主人公が逆に作られていくのでは?と裏を読んでましたが、全くの的外れでした笑。やっぱり野崎まどの、はじめラブコメあとSFみたいな構成が好きですね〜。真相に迫ったときの、え、じゃああの涙を流した人は一体…とかなった後にえっ!?ってなりましたし、よくよく考えたらソフトよりもハード方がヤバいのでは…なんて思いました。なんでか終盤はメンインブラックのイメージで読んでました(全然違う)。

    0
    2020年05月01日
  • なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    特に篠岡くんと西院さんの話に涙しました。

    友達の縁、恋人の縁、家族の縁と色々な縁の話にうるっときます。

    家族の縁より太そうなうさぎさんとの縁はいつまで続くのか(笑)続きが楽しみです。

    0
    2020年04月23日
  • 小説家の作り方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    個人的には面白かったです。
    小説の書き方を教えてほしいと言ってきた紫さんが、実はAIでしかも見た目全く気付かないロボットで。
    全てを掌握できそうな能力を有しているのに全て小説を書くという事だけに費やす人工知能。しかも十分自我あるようにしか見えず。
    お母さんの手を離れて突き進む様は思春期という言葉では言い表せない。
    一番面白い小説を書き上げたとき彼女はどうするのだろう。さらに面白い小説を目指すのか満足して自ら消えるのか想像が膨らみます。

    0
    2020年04月13日
  • HELLO WORLD

    Posted by ブクログ

    京都の町を舞台にした 美しさ
    ラストもニヤリとさせる展開
    愛だね 愛
    「やってやりました」
    ちきしょー セリフまで美しいじゃないか

    0
    2020年03月27日
  • パーフェクトフレンド 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天才ゆえにどこか常人とは感覚がずれている少女が、友達とは何か?ということについて、数理的に突き詰めていく物語。

    そして、やがり辿りついた結論は、友達とは、"友人定数"と"友人方程式"から導き出される、論理的現象であるというもの。

    小学生の女子たちがじゃれ合っているという雰囲気で物語は進んでいくが、終盤、ある事件をきっかけに状況は一変する。

    果たしてこの物語における最大の食わせ者は誰なのか?最期まで読み終えても必ずしも真実は詳らかにされないが、読後感は悪くない。

    物語全体を通して誰かの深い愛情と深慮があったということは間違いないだろう。

    0
    2020年03月15日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったけど、前2作の方が好きかなぁ…いつものどんでん返しもインパクトが薄かったように感じた…不死に関しては教育というまた妙な角度から攻めてきてて面白かったけど、なんかうまく飲み込めなかった。
    それよりも「四角形と五角形の間の図形」がすごくゾワっとした!こういう変なとこを突いてくるから好き。

    次は「小説家の作り方」

    0
    2020年03月01日
  • 舞面真面とお面の女 新装版

    Posted by ブクログ

    最後の方は「ええ〜!」って言いながらページをめくってました。前回読んだアムリタは衝撃的ラストだったけどベクトルは変わらなかった。でもこの本はラストでベクトルが切り替わります。それでも面白かった。野崎まどの作品を2作読んでみて、なんとなく展開が読めるようになった気がします。が!それを見越してすごい仕組みを仕込んでるのかも?と期待してしまう。次は死なない生徒殺人事件。

    0
    2020年01月13日
  • バビロン3 ―終―

    Posted by ブクログ

    えっ……まさか最終巻ではなかったとは…いやだってー終ーだし。最終巻かなと…思うじゃないですか?
    まあ「考える人」による善悪の結論でこのサブタイトルは納得できますけども!むしろ最終巻でこのサブタイトルじゃダメだなってなりますけども!いやほんと終わらなくてよかったです…
    うむ…やっぱり人は考え続けなくてはならんのだなあ…。
    しっかし愛さんは…うーむ…そんなに「悪いこと」が好きならもっと飽きっぽくなってはいかがでしょうか?妙に一途だよね…それが愛なのかな……

    0
    2019年11月26日
  • バビロン2 ―死―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半の展開でじっくり読んでられない、読むのも辛くなってくる。
    最終巻読まないと、この気持ちの悪い余韻を消せない。
    『読む劇薬』とはよく言ったものだ。

    0
    2019年11月04日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    永遠の命の正体は、意識の共有。しかも共有の方法が「教え合う」というアナログな方法。それも凄いな。たまちゃんは、本当に永遠の命=不死って事なんだよね?
    野崎まどは、大体オカルトではなく説明が出来る現象のネタバラシ、後に超常的な現象ってパターンだよね。なんだかんだで、楽しく最後まで読んじゃうけどw

    「三角形と四角形の間の図形」
    「四角形と五角形の間の図形」
    概念すごw

    0
    2019年10月31日
  • 小説家の作り方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「この世で一番面白い小説が読みたい」と思った天才の作ったAIが暴走?して、主人公の小説家に小説の書き方を教えてもらう話。
    結局ずっと顔を合わせてた紫依代はロボットという事で良いのかな?

    「自立してるけど自我が無い」というAIのむらさきが、ハーモニーという小説の「思考を合理化させ過ぎて意識が無くなった人間」というのに重なった。

    0
    2019年10月20日
  • バビロン3 ―終―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    積ん読していたバビロンシリーズを、「アニメのネタバレ情報が入る前に原作を読んでしまおう」と読み始め、そうしたらまんまと一気読み。

    曲世の禍々しい力は、正義感の強い正崎や瀬黒、無邪気なアレックスには効かないのでは、と予測していたら、全くそんなことはありませんでした。
    そうすると、曲世は、なんで最初に会った時に正崎を「骨抜き」にしなかったのか、また、瀬黒を自殺させなかった理由は何か、という謎が残ります。
    齋開花のように、正崎には何か使い道があると考えているのか……。

    そして、続刊は出るのでしょうか?

    0
    2019年10月04日
  • [映]アムリタ

    Posted by ブクログ

    もう一年以上も前に読友さんにいただいた本書。
    ようやく読めたよ!
    いやあ、面白かった! こう来たか!
    このゾクッとするラストの感じは、個人的には今まであんまり読んだことの無い種類の物語だなあ。
    一筋縄ではいかない2度落ちの展開は中毒性が高そうだ。

    それにしても、これがデビュー作というのは素直に感嘆する。
    今まで「なにかのご縁」は読んだ事があったんだけど、作者の本領はこっちらしいので、他の作品もチェックしていきたい。

    個人的には突っ込み属性の主人公と、とぼけるヒロインの会話が愉しくて好き。
    ここは自分の好きな某作家さんに似ているなと思ってしまった。

    0
    2019年08月19日
  • 独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    ノンフィクションライターのphaさんがブログで「とてもうまい作家だ」と書いていたので、とっつきやすそうな短編集から手にとって見た。

    多くのユーモアに共通する要素は「予定調和を裏切ること」だと思う。
    ・常識的に考えるとこうなりそうなのに、ならない
    ・文脈から推測するとこうなりそうなのに、ならない
    ・世界観に引き釣りこんだ上で、最後に重要な前提をひっくり返す
    などなど。
    本書の作品は、いずれも読者の予定調和を裏切るのが上手い。中身は風刺だったりブラックジョークだったりといろいろだが、我々が普段生活するのと同じようなシチュエーションに、違和感や非現実という石が投じられ、苦笑・爆笑につながる。
    もち

    0
    2019年07月31日
  • バビロン1 ―女―

    Posted by ブクログ

    ミステリ。
    著者らしくない政治絡みのストーリー。さすがに面白い。
    序盤から終盤までテンポ良く、インパクトある展開が続く。
    続きが気になる。

    0
    2019年05月20日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

    Posted by ブクログ

    ちょっと異質な推理小説。
    不死だと自己紹介した側から殺害される識別組子。
    その矛盾の殺人事件もさることながら、
    「不死の人間」という、どうやっても有り得ない謎に、
    最後には、"納得"の理路整然とした答えと"迷宮"を提供する作品。
    純粋に面白かった。おすすめ。

    0
    2019年01月21日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    あの将棋のやつも野崎まどだったのか!多分5ページ目ぐらいで合うか合わないか分かるタイプのラノベだと思いました。個人的には合う方。

    0
    2018年12月28日
  • バビロン2 ―死―

    Posted by ブクログ

    齋開化により自殺法が宣言され正崎検事を筆頭に法務省、検察庁、警視庁を跨いだ機密捜査班が組織される。自殺法の是非の討論番組が中継され、それを経て域議選挙が開催される。捜査班と共に正崎と淡々とした事務官の瀬黒が齋を追う中、曲世愛が全てに張り巡らすように暗躍し死に誘惑し、終盤は特にその勢いに飲み込まれた。

    0
    2018年10月10日