【感想・ネタバレ】死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ 新装版のレビュー

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Posted by ブクログ

最後に天名珠の正体が明かされ、その途端に『行成海とは友達ではない』『識別組子とは友達になりたい』の主張の意味を理解して、唸ってしまった。『友達というのは対等な関係』という意味がこんなにシビアで恐いことある? 正直、永遠の命がどうのこうのよりも、『友達』の二文字の重さに震える。それに加えて、こんなにも永く学んでたくさんの知識があるっていうのに、自分と別の種族とは分かり合えないのか…という失望も、ちょっとある。やっぱり難しいことなのか。

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2022年10月28日

Posted by ブクログ

私たちが割と多くの人が持っている倫理観のタガを外して、ある謎をとことん究明するミステリー小説なのだと感じました。この作品も好きです。

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2023年11月15日

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みなさんがコメントで度々目にする野崎ワールドの意味が分かった気がしました^ ^
独特な世界観で惹き込まれました!

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2024年05月16日

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ネタバレ

 読み始めの時は「ミステリーにSFの要素を加えたものかな?」と思っていたが、識別組子の正体が分かったときは「ここで冒頭の教えること云々が繋がってくるのか。」という風に驚かされた。また、ラストシーンがゾクッとする終わりかたなのも良かった。

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2024年04月17日

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ネタバレ

識別組子の不死のシステムを理解するために何度か後半の方を読み返した。SFに慣れているとすんなり理解できるんだろうか、、、なかなか苦戦した。
ただ、ラストの展開が良くて、タイトルの「識別組子とさまよえる不死」のさまよえる不死ってお前のことだったんか!!と衝撃だった。

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2024年03月21日

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軽快な語り口と”永遠の命”という気になる謎につられて一気に読んでしまった。
永遠の命ってそういうことか~と感心した後、最後の3ページで「なんじゃこりゃあ」
受村先生と有賀先生が仲のいい理由や、天名が行とは友達ではなく識別と友達になりたいという理由が分かった時に心地よいぞわぞわがある。
確かに「“生命”と“教育”の限界に迫る」内容だった。
これどういうジャンルに分類されるんだろうか。

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2023年07月31日

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ネタバレ

面白かったけど、前2作の方が好きかなぁ…いつものどんでん返しもインパクトが薄かったように感じた…不死に関しては教育というまた妙な角度から攻めてきてて面白かったけど、なんかうまく飲み込めなかった。
それよりも「四角形と五角形の間の図形」がすごくゾワっとした!こういう変なとこを突いてくるから好き。

は「小説家の作り方」

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2020年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても面白かったです。

何度でも生き返る不死の生徒がどうして復活し続けるのか、どうして殺されたのか、という問題をスピリチュアル的観点でもなく、自然学的観念でもなく、論理的にわかりやすく「なるほど」と思えさせてくれる内容でした。
文章でしか伝えられないものを上手く表現し、ラストの、もやっとした変な終わり方で、私の心に余韻を残してくれました。

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2019年12月02日

Posted by ブクログ

これを教育者の物語というかね笑
なんとも不思議な話やったなー。可愛が死んだ扱いされたのは単純に同期の場におらんかったからなんかな?
永遠の命欲しがる人はもうその時点で圧倒的に気持ちが強いか鈍感か壊れとるかどれかやろ

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2022年02月18日

Posted by ブクログ

死なない生徒がいるらしい。それは自分だと明かしたとたん殺されてしまう。が、死んではいない…?設定が突拍子もなくて面白かった。

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2020年03月31日

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