野﨑まどのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻、舞台が急に世界(主にアメリカ)に変わって、知らない人の話が始まる…
登場人物欄には正崎さんの名前があるから、出ては来るんだろうけどなかなか出てこなくて、世界観に入るのに時間がかかった。
1巻を読んだ時、その前に読んだ作品と全然、真逆くらいに違うと思ったけど、G7で首脳たちが話し合う場面ではその作品の雰囲気を思い出した。
もう、好感を持っていたキャラクターが死んでも最初の文緒くんが死んだ時のショックと比べれば受け入れられるようになったわ。
そして、これまで曲世(悪)と対峙してきた正崎さんだったけど、ラストがこれでは、はなから圧倒的なレベルの違いがあったということね。
それでも、アメリカ大統領アレックスが『考える人』であったおかげで、この作品で考える『善』と『悪』の定義が分かって良かった。
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Posted by ブクログ
前作1号では何ひとつしっくり来なかったテーマ設定、今回は非常に良かったです。後半テーマが旅になってしまうのかよと途中ガッカリした位に。
どこを見ても画一的に描かれてしまった「愛」に対して、「悪」は多様な側面から描かれていて大満足ですし、「悪」というテーマなだけに胸糞エンドでも納得感があるし、綺麗に終わっても満足感があってとても良い。むしろ前作は何故ハピハピな物が無かったんですかね。愛なのに。
後半テーマの旅もブックホテルの話から始まり、「うん、本好きな人の大半旅とか興味あるわけないじゃんかねww(私個人の偏見です)」って感じで冗長ではなくサクサク読める小作品ばかりで良かったです。
ただ、仕様については黒ベースなので地味ではあります。前回の赤とピンクで見た瞬間のハピハピ感は無い。しかし、NTラシャ漆黒だったり、前半(というより3分の2)この地味な色味で総2色刷りを突き通し、良い意味でのマジかって感じです。
本が好きな人は印刷も好きだよね、と信じて疑わない特集ページも前号に続き引き続きあって良いです。
またオーディブルについての特集もあり、相変わらず本について盛りだくさんでした。
この2号は是非またもう一度読みたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ知り合いに勧められて
会話の節々にラノベ臭さはあったけど、そこまで強くもなない。
読みやすくてよかった
一文が短いかつ全体のページも少なく、登場人物の掘り下げは薄かったのが少し残念
一方、内容的にペラペラという訳でもないと思う
「それだけで人の一生を左右するような映画は作れるのか」というテーマに対し、最後まで芯が通っていて良かった
オチ的には、そんな映画はないというのが答えなのだろうか?
流石にメガネをかけただけなら本人だと気づくだろというツッコミや、最原さんの動機がよく分からなかった事は置いておいて、sf的な小説として面白かった
最後の方に出てきた、この比喩も好き
「美しい糸を幾重にも重ねて織ったとしたら、それは美しい織物になるでしょう。なら、美しい織物を、その全てを保ったまま糸にして、それを幾重にも重ねて織ったとしたら、どんなに美しい織物になるでしょうね……」 -
Posted by ブクログ
文芸誌というものを初めて読んだ。
GOATは表紙も可愛いので知ってはいたけれど、なんとなく購入には至らず。
12月に2025Summerの第7刷が発行されたのを本屋で発見して、ついに文芸誌デビューとなった。
特集は悪。
ヒリヒリするような悪、わくわくするような悪、悪って面白い!
特に「あの子にしか行けない天国」は、一体この後どうなるのか?が気になってSTORY BOXで続きを読み漁った。
が、現時点で残念ながらまだ完結していない。
気になる!
早く先を読ませてくれ!
と思わずにはいられない…
魅力あるたくさんの作家の作品を読めるのが文芸誌のいいところだと思う反面、続きがあるとなかなか先を読めないのは歯がゆいところ。
とはいえ、今まで触れたことのなかった作家の素晴らしい作品に出会え、新しい世界を知ることができる喜びを知ったので、文芸誌にハマっていくかもしれないと思わせてくれた1冊となった。 -
Posted by ブクログ
愛情や尊敬、信頼など人との関わりの中で生まれる感情をベースに、主人公の成長していく様子がわかり応援したくなる。
最後は「ん?!」となった。
これは、、、何が真実なのか?
色んなパターンが想像できた。
映像を観ているような作品!
普段は純文学を読むことが多いということもあり、この体験はなかなかなく、おもしろかった。
SFだが現実世界もあり、設定に馴染みやすかった。
とはいえ途中から複雑になっていき、作中に出てくる『三本脚の烏』『狐のお面』『九尾』などの意義を知ると、更に理解が深まるのかな?と思った。
(単に自分の知識不足。あとで調べる。)
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匿名
ネタバレ 購入済み面白い
面白かった。
ただ、登場人物のもっと深掘りやその後が読みたくなる気持ちが湧いただけに、ちょっと物足りなさを感じた。それだけ魅力的な登場人物達だったと言うことだけど。
お話のメインテーマになってたことに対する答えは個人的には、シンプル過ぎて腑に落ちなかったので、もっと感動や納得されるようなお話や展開などの何かがあれば、もっとすごい作品って感じてたような気かする。でも、シンプルなことがまさに答えなのだからしょうがないのかも。
とりあえず、これを読んで自分もメインテーマについてもっとシンプルに考え受け止めてみようと気持ちになった気がしたので、読んでとても良かったなと感じたので素敵な作品でした。