野﨑まどのレビュー一覧

  • ファンタジスタドール イヴ

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    父子家庭に育ち、幼少期から使用人、同級生、など身近な女性たちと性に纏わる背徳的な思い出を重ねながら、それを払拭するかのように研究に打ち込む主人公と、その前に現れる、婚約者に裏切られた過去を持つ同僚。研究室の後輩女性を巡る主人公の想い、そこから導かれるものとは。

    これまでの「THE野崎まど節」のようなテイストではなく、どこか純文学や古典SF小説の香りのする文体。最後の最後の活字遊びが野崎風味?(でも多分野崎氏オリジナルの発想ではなく、メディアミックスありきの設定として前提に決まってた部分なんだろうな)

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    2016年02月16日
  • なにかのご縁2 ゆかりくん、碧い瞳と縁を追う

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    ネタバレ

    読み終わりました!


    登場人物が新たに増えましたね!
    一番最初のページのイラストと表紙も、
    今回もかわいくて素敵です♡

    うさぎさんと仲良く例の物を持っていて
    和んだな(笑)



    読み終わったあとに
    改めてみるともっといい。゚+(。ノдヽ。)゚+。



    漫画家さんの話も切なかったけど
    ラストはもっと切なかったです(´;ω;`)ウゥゥ
    ユリシーズが・・・・・

    色んなことが丁寧に描かれていますね。。


    続きもありそうな展開で・・・
    待ち遠しいです!

    ローラン君(最近「奇皇后」見始めたので勝杏里さんの声を久しぶりに聴いたので
    懐かしくて、ふと脳内ではつい勝杏里さんの声を想像してました//

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    2015年10月29日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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    活字、と、ページをめくって本を読むこと、まで含めて読者に色んなネタを仕掛けてくるショートショート。あっこれ同じパターンじゃんーな話も幾つかあったりするけどそれは気にしちゃいけないお約束。たまたま東野圭吾『名探偵の掟』を同時期に読んだのでメタ視点を持ったキャラもの、としてどちらの作者もわかってて練ってあるなー、と思う。
    ヒッグス素粒子の話が個人的ベストかな。次点はライオンガールズ。

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    2015年10月22日
  • 独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)【電子特別版】

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    ネタバレ

    評価:☆4

    2巻になっても独特かつ実にくだらないネタ(褒めてますw)の数々。
    1巻より勢いは落ちたように感じるが、作者は鬼才であると感じさせるに足る一冊。

    ツボだったのは「ソムリエしりとり」「二十人委員会」「大相撲秋場所フィギュア中継」「メーユー夏バリューチャレンジ」辺りかな。

    どれも実際にあるものを面白おかしく弄っているから馴染みがあるかどうかで好みの差は大きく出るかなという印象。
    この作品は淡々とツッコミが入るというか爆弾級のボケが軽く流されていく感じが好きなんですよねw
    流石にもう続刊は出ないのかな?
    最後の「クウ!」を読んでても普通の小説でも十分楽しませて貰えそうだし次は同作者の

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    2015年09月18日
  • なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

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    きれいな野崎まど。大学生活のあの怠惰で無限の可能性に満ちたワクワク感が縁というテーマで繋がってて清々しい気持ちになれた。

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    2015年09月08日
  • 小説家の作り方

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    駆け出しの小説家のところに、女性からのファンレターが届く。彼女は、「世界で一番面白い小説」のアイディアはあるが形にすることが出来ないでいるという。かくして、奇妙な小説の書き方講座が始まったのだった。

    勘がいい人ならタイトルと序盤で途中までは全容が見えると思う。「アンドロメディア」とか「ルサンチマン」好きな人なら好きそうな展開だなーと思う。「アムリタ」や「死なない生徒殺人事件」系列の、読後のなんとも言えない生理的に持っていかれるような感覚はあまりなくピュアな話だなーと。

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    2015年08月30日
  • 2

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    創作、人間、感動、愛、進化。でか過ぎるテーマを軽やかに描く、何でもありのどんでん返しなら当代随一。作者のキャラに対する扱いの高低差は、ハンターハンターの陰獣と、ヒーロー大集合が同居している。

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    2015年08月20日
  • 独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)【電子特別版】

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    これまでの概念を覆す遊び心とアイディアでもはやライトノベルの枠に収まらない笑撃の第2巻。
    登場するキャラの年齢とネタが上の年齢向けで、表紙の女の子は何だったのか。そして巻末ミステリーの存在に気づかず見逃していた事実……もっと本編に出てきていいんだよ、小豆ちゃん?
    文とイラストの組み合わせで笑わせてくれる「シンデレラアローズ」や「大相撲秋場所フィギュア中継」あたりがやはり好きだ。

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    2015年08月09日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

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    不死法最初は痺れるぐらい凄かったと思ったが、ゆくっリ考えたら、やっぱ実行性は皆無ね…でも不死にそんな斬新な意味を付けるのは中々素晴らしい!

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    2015年08月05日
  • 独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)【電子特別版】

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    計算し、考えられた短編は小説としての面白さを超え、初めて日本の作品が「モンティ・パイソン」の域に達したかとすら感じる。教養あるバカリズム、とでも言うか、実にツボである。

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    2015年06月13日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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    本編はもちろんあとがきやカバー裏にいたるまで、シュール&ユーモアあふれる短編集。こんなに笑える本に出会えたのは久しぶりでここ最近では1番の当たりかと。
    イラストや記号の使い方、没ネタまでのせてしまうその発想とセンスに驚かされる。
    個人的には魔王やラーメン戦争の話が好み。

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    2015年04月29日
  • 独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)【電子特別版】

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    衝撃度が少し緩まった感はあるけど、それはこちらが前作を読んだからなのかも。相変わらず、自由。そして、そこが楽しい。

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    2015年03月17日
  • パーフェクトフレンド

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    野崎まどワールド全開でモヤモヤとした終わり方にも心地良さを感じた。この一冊だけ読んだら謎にモヤっとするだろうな。

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    2015年03月16日
  • パーフェクトフレンド

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    廻りより少し頭のいい少女理桜。
    担任の先生より不登校の子の家を訪ねるようにお願いされる。
    しかし、不登校の少女は小学生にして大学の学問を身につけた超早熟少女であった。
    彼女に学校と友達の大切さを説くのだったが…。

    野崎まどさんの作品はこれで3冊目になりますが、面白いですね!
    序盤はシュールな笑いでテンポよく進んでいって、中盤からの大展開でまったくどこに着地するかわからない。
    シリアスにいったかと思ったら、またボケる。
    ホントにつかみどころがありませんね。
    ちょっとくどく感じる部分もありますが、この人の作品の味なんでしょうね!
    序盤の校長先生の件とまほうつかいの件は吹きました(笑)

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    2015年03月12日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

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    後半に向けて徐々に盛り上がっていく感じに途中で読むのを止められなくなった。キャラ立ちはいつもながらナイス。永遠の命の使い方には共感。

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    2015年03月09日
  • なにかのご縁2 ゆかりくん、碧い瞳と縁を追う

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    突如現れたフランス人縁結びストとお付きのじい(うさぎ)に勝手にライバル認定され、張り合うつもりもないのに縁結びの競争をすることになった主人公とうさぎさん。うさぎが増えたことでモフモフ感up、シリアスさと抜け感のバランスが秀逸。じいの老眼があの展開に結びつくとは泣けた…。芯はあるけど自分のことには結構無頓着な主人公は、努力家で直情的なライバルの影響で、次は自分ごとがメインになったりするのかな。

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    2015年03月05日
  • なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

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    再読。野崎まど、まさかのハートウォーミングな物語。こんなひねくれていない話も書くのかとびっくり。しかも良い。ひょんなことから人と人との「縁」が見えるようになった主人公が、縁結びの師匠うさぎさん(しゃべる、グルメにはうるさい、ゲーム好き)と縁結びしたりしなかったりする話。連作短編で、可笑しい掛け合いが多く楽しく読めるのだけど、どれも根底に愛があってぐっとくる。

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    2015年03月05日
  • なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

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    縁を見る人語を話すうさぎと出会った、大学生の男の子の話。色々な縁にほっこりする。
    2015/3/3

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    2015年03月03日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

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    コントの台本のような。だがちゃんと文字だからこその面白みがたっぷり。シチュエーションで押し切っちゃうショートショートな感じで個人的には大好きな部類。

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    2015年03月02日
  • 2

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    ラノベ感の強い文章とキャラ設定に気疎く思ったが、序盤から引きこまれていった。演じるとは 創作とは 愛とは なにか 、 が生物学をまじえながら語られる部分は非常に良かったと思う。
    ただ、いくら重要な人物とはいえ、脇役のキャラが確立しすぎていて ストーリーに物足りなさを感じるところがあった。
    前作などの登場人物が関連しているようなので それを先に読んでいれば違った感想があるようにおもう。前作を読んでからもう一度読み返したい作品

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    2015年02月24日