野﨑まどのレビュー一覧

  • 小説

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    ネタバレ

    小説とは何か、を問う哲学的小説。

    いろんな小説を読んで成長していく物語かなと思いましたが、後半は一気に哲学的空想世界になって驚きました。
    自分も子供のころから活字中毒と呼ばれるほどで、特に幼児期から小説大好き人間なので、「読むだけじゃ駄目なのか。」という問いは衝撃的でした。
    このように備忘録的感想を記録しだしたのも2000年になって以降なので、最後の答えにはホッとしました。

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    2026年09月06日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

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    不死の概念あるの反則すぎる(°▽°)
    死なないはずの女子生徒が何者かに殺されるというトリッキーな設定にもってかれた(°▽°)
    終始「どういうこと?」の連続で面白かった(°▽°)

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    2026年09月01日
  • 舞面真面とお面の女 新装版

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    『アムリタ』シリーズ第2弾。
    野﨑まどさんの作品に出てくる登場人物は名前がほんと変わってて覚えにくい笑

    まず、舞面真面(まいつらまとも)は主人公。
    大学院生。男性。
    いや人の名前かいってツッコミました笑

    ある日主人公は叔父である舞面影面(まいつらかげとも)に呼び出される。
    そこで、一代で巨万の富を築き上げた曾祖父、舞面彼面(まいつらかのも)の遺言の解読依頼を受ける。
    探偵の三隅、叔父の娘である水面(みなも)とともに。

    箱を解き
    石を解き
    面を解け
    よきものが待っている

    調査を進めていると、お面を被った謎の少女が現れて…

    今作は『アムリタ』ほどのどんでん返しや衝撃は少なく、謎解きというよりは人間の内面に触れたお話だったように思います。

    また今後の続きを匂わせるような終わり方だったので、きっと『2』に繋がるのでしょう。
    いうなれば「前座」といったところでしょうか。
    楽しみに続きを読み進めていきたいと思います。

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    2026年09月01日
  • タイタン

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    ネタバレ

    仕事とは、影響すること、影響を知ること
    簡単すぎる仕事は、人を病ませる

    舞台設定がおもしろかった
    仕事というものの解釈を、仕事を全くしなくなった人間がしなおす、というのもよかった

    仕事を、影響、という観点で捉えているのは、確かになと思った
    そして簡単すぎる仕事は人を病ませるというのも大変心当たりがあったし、今ももしかしたらそうなのかもと思う部分があった。

    一方でめちゃくちゃ心に響く、とかぐっとくるところはなかったな。
    映画になったら、見応えありそう!

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    2026年08月30日
  • パーフェクトフレンド 新装版

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    シリーズ第5段
    ついに自作はシリーズ最終!今までの物語がどう繋がるのか楽しみ!

    今作単体では、魔法使いは誰だったのか?魔法は本当に存在するのか?だれがさなかを導こうとしたのか?
    小学生とは思えないほど、さなかも理桜も賢いわ笑

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    2026年08月24日
  • 小説

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    どうカテゴライズすればいいんだろう?非常に迷う作品。

    後半に差し掛かるまではジュブナイル小説、青春小説の印象。幼いころから小説という分野に魅せられた少年が大人になるまでの物語。ひょんなことで仲良くなった親友が文学の神様に愛された磨かれぬ原石だと気づいた時の嫉妬と羨望と諦めをないまぜにしたような感情。こういうの好きだ。最近読んだのだと『国宝』に近いかも。
    後半は怒涛の展開。えっそういうジャンルの小説なの?ちょっと理解が追いつかない。でも細かい点は無視して作者のメッセージにだけ集中すれば、それはとてもシンプルなこと。
    あぁ、小説を愛するって本当に素晴らしい。小説を読むことを趣味としている自分を肯定できる作品だった。

    それにしてもモジャ屋敷いいなぁ。こんな屋敷が子供の頃近所にあってほしかった!

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    2026年08月19日
  • 小説

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    はっきり言ってあんまり理解できなかった。
    小説を書く者と読む者の二人が主人公と最後にはなるのだけど、私には難しかったかも。

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    2026年08月18日
  • GOAT Summer 2025

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    気になった作家さん、酒寄希望さん
     テンポの良い文章で、心地よく読んでいたら、さらっとどんでん返し。ビックリしました!
    気になった作家さん、方丈貴恵さん
     可愛らしい妖怪の物語で、ほっこりしました!

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    2026年08月17日
  • 舞面真面とお面の女 新装版

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    まあ、そう言う感じかと。
    好みが分かれる内容だと思いますが、僕はわりと好きです。

    アムリタとは、また全然感じの違う作品でした。「2」に、この2作がどう繋ががるのか?そもそも、実はあまり関係がないのか…残り3作を読んで「2」で何が待っているのか知りたいです。

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    2026年08月13日
  • 小説

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    圧倒的なスケールと説得力をもった「ただ読む者」へのメッセージは圧巻の一言。

    一方で、どう着地させるのか?というミステリーの緊張感、ワクワク感に対しては、大いに予想外の展開であった(梯子外された感)。

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    2026年08月10日
  • 小説

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    ネタバレ

    「本は読むだけでは駄目なのか」という壮大な問いに答えを提示する本。読後は何となく精神が高尚な場に行った気分になったが、途中のファンタジーの影響だと思う。章に別れていないので読みにくかったが、外崎が才能を開花させていく場面あたりから作品にのめり込めた。

    0
    2026年08月10日
  • タイタン

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    “Work Life Balance”という言葉への違和感。仕事は生活の一部であり天秤に掛けるものではない、と思う。労働の義務が消え去った世界で、働き疲れて鬱となったAIを無職の人間がカウンセリングする寓話。静かな対話劇から始まり、中盤以降はダイナミックな展開へと加速していく。導き出される「仕事とは」の解は突飛ではないが、その尊さを鮮やかに浮き彫りにする。

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    2026年08月06日
  • タイタン

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    ディストピアじゃなくてユートピアを描いているところが個人的には斬新で面白かった。ただ、主人公はめちゃくちゃやりすぎじゃない!? 自分の心に従うのはいいけど、さすがに後先考えて無さすぎてびっくりした。インフラを殺しかけたんだぞ。
    登場人物全員が労働という概念に対して無知になることで、現代だったら一般的であろう考えが偏差値上がってる感じもちょっと違和感あったな。

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    2026年07月29日
  • know

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    ネタバレ

    脳に「電子葉」が搭載された世界を描いたSF作品。

    今や私たちの世界にも、外部の脳サポート端末とも言えるスマートフォンや生成AIが存在している。その延長線上にあるような設定だからこそ、現実味を伴って没入できる世界観だった。

    また、電子葉の存在によって知覚や思考の間に機械が介在することで、人間らしさの象徴でもある「知識欲」「好奇心」「死への恐怖」といった哲学的な問いへ物語が向かっていく点も非常に面白い。

    特に印象的だったのは、この世界で最も知能の高い存在――量子コンピューターを脳に搭載した人間(クラス9)が、最後に行き着く問いとして「死」を選ぶことだった。

    「死」はなぜ怖いのか。

    それは、生きている人間は誰一人として経験したことがなく、その正体を知らないから。

    漠然と「死は怖いものだ」と感じていた感覚が、この作品によって鮮やかに言語化されたように思う。

    恐怖とは、「未知」に対する感情であり、
    「恐怖=未知」なのだと改めて気づかされた。

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    2026年07月29日
  • タイタン

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    仕事とは何かを問う作品。
    仕事があるということは、誰かに影響を与えるということ。つまり、自分の善悪問わず多少なりの存在価値があるということ。
    それを教えてくれる1冊だった。仕事があって、人に必要とされるって、社会的に幸せなことなんだろうな。

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    2026年07月05日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ 新装版

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    ネタバレ

    記憶が引き継げれば、永遠に生きることが可能なのか? 生きるということは、どういう事なのかを考えてしまう。

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    2026年06月30日
  • GOAT Summer 2025

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    やっと読み終わった…というのがまず感想。
    ボリュームがすごい。

    GOATは先発の「meets」と「愛」を紙の雑誌で読んだのだけど、今回は電子書籍で購入。
    比べてみて大変申し訳ないけど電子書籍の方が読みやすかった。紙の方はたぶん(絶対)狙ってデザインされているんだけど、それがとても読みにくかった。

    「悪」というテーマはとてもよかった。
    悪とは視点によって正義でもあったりするあいまいなものなので、そこにこそ人の感情の機微はあるんだと思う。

    ただほんとに、ボリュームがありすぎる。
    申し少しライトであるなら定期購読するんだけど。
    他の本が読めなくなってしまう。

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    2026年05月25日
  • GOAT Summer 2025

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    せっかくの紙の本でほとんどが読み切りなのに「続きはWebにて」がちょっと不満。

    気に入った話
    ◎おやすみなさい、小羊ちゃん 一穂ミチ
    ◎願えば叶う 染井為人

    紹介と広告で気になった本
    ◎銀座で一番小さな書店 森岡督行
    ◎ピクニック部 嶽本野ばら
    ◎寝ても覚めても 柴崎友香
    ◎記憶喪失になったぼくが見た世界 坪倉優介

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    2026年05月13日
  • HELLO WORLD

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     アニメ映画になっていたので、名前となんとなくのストーリーは知っていた。見てはないけど。

     紹介文にあるとおり、青春恋愛SF小説だった。この物語は映像化と相性がいいだろう。

     直実は一途なキャラクターだよね。ただ、ストーリーに凝っていたぶんキャラクターを深掘りしきれていない印象。

     直実が仮想現実の世界の住人だとすんなり受けれたのはなぜか。一行さんが、なんで他者との交流を避けたキャラクターだったのか、行動の背景をもっと書いて欲しかったかな。

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    2026年05月13日
  • [映]アムリタ 新装版

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    ネタバレ

    芸大の映画サークルに所属する二見遭一は、天才との噂名高い新入生・最原最早がメガホンを取る自主制作映画に参加する。
    だか、「それ」はただの映画ではなかった……。


    野﨑まどさんのデビュー作。
    芸大の学生たちの自主制作映画。あこがれの女の子との共同作業。仲間たちとの呑み会に、テンポの良いコミカルな会話。
    これだけ見ると映画にかける青春小説! といった感じなのですが、途中から様子が変わってきます。
    見ると何十時間も意識を奪われるようなコンテ。「天才」の「天才」たる所以。
    ヒロインにあたる最原最早のミステリアスさ、可愛らしさ、邪悪さ、得体のしれなさに魅せられて、一気に読んでいしまいました。

    映画含め映像作品ってあまり見ないんですが、ここまで心を乱されるような映画、死ぬまでに一度見てみたい気も少しします。
    いや、というか、これラノベっぽい表紙で誤魔化されているけど結構なサイコホラーでは……?

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    2026年05月11日