野﨑まどのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは感想を書くのが難しい…
野﨑まどさんのデビュー作。
Youtubeの本紹介でみて、読みたかった本です。
本作含め、5作の後に『2』という作品があるのですが、これがすべての伏線を回収するそうで、そんなワクワクさせられる設定に読書意欲をかき立てられて読み始めました。
まず登場人物の名前が変わっていて、なんだその名前ってツッコミたくなる笑
ラノベみたいな感じですが、言葉遊びみたいな軽妙な言い回し、やりとりが読んでて楽しい。
好みが分かれるかもしれませんが、私は好きです。
ところが読み進めるうちに雲行きが怪しく…
最後はゾッとしました。
すぐさまざっと読み返しましたが、気づかなかった…ここで仕込んでたのか…と、してやられた感あり。
続きが気になるので、このシリーズを追っていきたいと思います。
『2』に辿り着くのが楽しみです! -
Posted by ブクログ
また最近新しい号が出ていてちゃんと続いていることにホッとする。
でも調べてみたらめっちゃ売れているらしい。今まであまり本を読んでなかった20~30代がよく手に取っているらしい。
仕組み面白い、紙質へのこだわりも凄いし、何と言ってもめちゃ安い。これ、採算取れてるのだろうか。今時文庫本も普通に1000円する時代だけど?雑誌のキャラもめっちゃ可愛いので女子や可愛いもの好き男子にも絶対ささってそう。
今回のテーマ悪は前回の愛より断然面白かった。自分は愛よりの人間だと思っていたのに悪寄りだった事に気付いて少し愕然とした。前回も書かれていた小川さん、ショートだとまた全然違う雰囲気醸し出してて割と好き。
中に袋とじ(って閉じてないけども)みたいな付録的に野崎まどさんのGOAT忍法帖の巻物風が抱腹したww
今号で初めて気づいた(遅)んだけど、大きなテーマ(今回は悪)については表表紙で、第二のテーマは裏表紙で紹介されてる、テーマが二つあったんだ(笑)
前号でも感じたんだけど、とにかく510円の中が濃厚で50くらい対談とか忍法帖とか含めて
あるわけで、好きも嫌いもゴンゴンに詰まってる。中弛みしたり、うえっ、こ、これは、、というのに出会ったり忙しい本である。また書かれてる作家さんたちは総じて皆さんお若く、同世代の購買が太いのも頷ける。
これずっと続いてほしいなー。 -
Posted by ブクログ
AIが人間の仕事を全面的に代替した近未来。人類はタイタンと呼ばれる12基の超高度AIのもとでユートピア的な生活を享受している。12基の1基であるタイタンの処理性能が低下している状況を通じて、心理学を趣味としている主人公はコイオスと呼ばれるタイタンと対話を重ね、処理性能低下の原因となっている「仕事とは何か」という根源的な問いに向き合っていく。
物語を通じて展開される「仕事とは何か」の考察が、化学反応や自然科学、人類の歴史といった幅広い視点から積み上げられていく構成がよかった。壮大なテーマでありながら、対話形式で少しずつ定義を積み重ねていく様子は、まるでオントロジーを丁寧に構築するようで、読んでいて知的な楽しさがあった。自分自身が「仕事」について漠然と感じていたことが言語化されていく感覚もあり、腑に落ちる場面も多かった。
AIと人間の関係性をユートピア的な設定で描きつつ、哲学的な問いをエンターテインメントとして成立させている一冊。一巻完結で読みやすく、AIが身近になりつつある今だからこそ刺さる作品だった。