野﨑まどのレビュー一覧

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    軽く読めてよかった。脳に情報を集められる機器を埋め込むことが義務の世界の話。最後の終わり方からすると、彼女は戻ってきたわけだね。その辺を知りたくなるな。

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    2025年08月31日
  • [映]アムリタ

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    天才、最原最早と出会い、主人公が彼女らと1つの映画「月の海」制作に取り組む。主人公は学内サークルの画素さんに想いを寄せていたが、最原最早の言動に振り回されながら映画作成に打ち込んでいくうちに、知らずと最原最早に焦点が当たっていく。「最原最早の作る映画には魔力がある」そんな言葉が、実感をもってじわじわと主人公を捕えていく。絵コンテを56時間ぶっ通しで読み続けてしまった描写、カメラを向ける画素さんを気絶させてしまう演技、そして映画「アムリタ」の絵コンテから繋がる謎。彼女は何を目的として、誰に見せるために月の海の制作をしたのか。最後の怒涛の伏線回収までの流れは目を奪われるような展開で、一気に物語の核

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    2025年08月26日
  • know

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    タイトル通り、「知る」ことを書いた本。
    本当になんというかこの人は本でカッコつけてるなという感じがする。カッコ良いです。
    人間の脳に電子脳がついた未来でのSFの話でした。

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    2025年08月25日
  • HELLO WORLD

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    アニメ映画を観ている様なスピード感は爽快です‼︎青春×SFの王道ストーリーで最後まで一気に読めます。
    読後は考察サイト巡り必要でした。

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    2025年08月24日
  • know

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    脳に情報処理・検索デバイスを搭載した電子葉を植えることが一般となった世界のSF小説。
    世界観が良い!面白かった。

    伊藤計劃のハーモニーに似てるなっていう第一印象。
    少しラノベ感が強かった。
    設定的に仕方ないのかもしれないけど、ちょっと異能力バトル感あった。もう少しキャラ立ちよりも世界観を楽しみたかった気持ち。
    面白い設定だっただけに、もう少し楽しみたかったなあ。

    最後の方は抽象的な部分も多かったけど、綺麗に纏まっていて素敵な終わり方だった。

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    2025年08月16日
  • タイタン

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    仕事とは何か?というテーマを、仕事が全てAIに肩代わりされている未来から描く。
    仕事を「する人」だけではなく、「受ける人」の目線で語られている点がとても良かった。

    受け取り方ひとつで、相手の仕事を「作業」にも「意義」にも変えてしまう。受け手のふるまい=見えない仕事だと思う。

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    2025年08月15日
  • パーフェクトフレンド

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    野崎まどの攻撃5発目
    あぁ、やっぱり………と読み終えて思う
    この作者完全に狂ってる…………
    アムリタから順に読め
    他に感想なんていらんだろうし、野崎さんも求めてないだろう まいりました 表紙詐欺の展開
    (終章、2へつづく)

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    2025年08月14日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

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    アムリタはジャブ
    舞面は華麗なフットワーク
    この死なない生徒は鉄壁ガードで相手のスタミナを減らす実は知能派ファイターだった
    徐々に野崎まどがドアを開いてきている
    ドアの先を見たいような、見たくないような
    3作目にて あ、やっぱすごい作者なのかもしれんと思ったのでした
    (小説家の作り方につづく)

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    2025年08月13日
  • [映]アムリタ 新装版

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    流行りにはならない。
    けど、綺麗な心理描写とか優しい物語とかに飽きて、一風変わった作品が読みたい人にオススメ。

    普通の大学の映画サークルでの、映画製作の話だと思ったら、後半で人智を超えた怒涛の展開で、読んだ後、放心状態。

    野崎まどさんの作品は怖い。「小説」でもそう思った。
    ホラーとかの怖さじゃなくて、理解できない事柄を理解させられてしまうのと、ファンタジーと現実との境界を曖昧にさせられる感覚。






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    2025年08月10日
  • パーフェクトフレンド

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    小学校3年連続学級委員を務め、4年生になりまたも候補となる中学受験を見据えた、
    「理桜」とその仲の良い友達の「ややや」と「柊子」、先生の依頼で、
    ある理由から登校拒否している「さなか」にプリントを届けるよう頼まれる
    ところから始まる不思議?な交流の物語。

    さなかが登校拒否をする理由や、さすがにまっとうな理由があっても、
    生きてきた年数から経験不足で勉強だけではカバーできない部分など、
    読み進めていくうちに、さなかとそれを少し鬱陶しく思っていた理桜との
    関係が変わっていくのだが、急展開が訪れ、びっくりする展開が待ち受けていた。

    同作家の「2」という作品へとつながるとされる5冊の作品の中の1つ

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    2025年08月01日
  • バビロン1 ―女―

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    これはまた最原最早的なキャラの予感がして最高です。なぜか何処の近くの書店にも2巻目だけが置いてないんですが、なんなんですか。早く次が読みたい。

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    2025年07月20日
  • 小説家の作り方 新装版

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    自分のやりたい事、みたいなものも伝わりながらも、読者へのサービスも欠かさない。読者のリソースというのが意識された信頼に足る作家。

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    2025年07月08日
  • タイタン

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    ネタバレ

    AIであるタイタンが仕事とはという疑問から始まります。

    この話自体はAIにとっての話ではありますが、現代の人でも仕事について考えるときに読むと新たな知見が得られるかもしれません。

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    2025年07月07日
  • 小説家の作り方 新装版

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    「HELLO WORLD」の脚本と名作「小説」の片鱗が垣間見える。
    表題にしても、読み始める前は大味で荒唐無稽な題目だなぁとか馬鹿みたいな考えであったが、読み終えた後は、全くの表題通りの物語であり驚いた。
    そして、著者はあらゆる部門において造詣が深く、物語に活かされている為、より深みがあるように思える。

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    2025年07月05日
  • 舞面真面とお面の女

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    野崎まど先生の作品は、本当に私の頭を真っ白にしたり、心臓をどくどくとさせたりするのが上手すぎる。
    でも、今回はラストの展開は好みだったものの最後の最後でもっとパンチがあってもよかったかなあ。
    アムリタもそうだけど何よりテンポが良くてぐいぐい手を引かれて物語を見させられているような感覚。
    「2」まで、他の作品も身を委ねて楽しみたい。

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    2025年06月30日
  • [映]アムリタ 新装版

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    実は積読気味になってた著書。
    読み始めたら『ああ、なるほど』と展開が読めたつもりがどんどん予想外な方向にガツンとやられた。読破後一応シリーズものとわかりすぐに次作を購入。いい作家さんに出会えたことに感謝です。

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    2025年06月17日
  • 独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)【電子特別版】

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     開幕から医療行為投稿サイト「お医者さんになろう」でやられました。

     極短いユーモア短篇の詰め合わせと云うかオムニバスみたいな本ですが、本当にバラエティに富んでいます。

     巻末の広告から表紙裏まで一冊丸ごと"作品"です。自分の知る限り"才能の無駄遣い"と云う褒め言葉(?)が最も似合う作品であると断言出来ます。

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    2025年06月13日
  • パーフェクトフレンド 新装版

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    友達とは何か。なぜ友達は必要なのか。友達の作り方。
    今回は友達にまつわるお話でした。
    小学生のお泊まりのシーンは読んでて自分の思い出が呼び起こされて懐かしくなった

    今回の終わり方はいつもと違ってじんわりくるラストだったなぁ

    最後にアムリタとの繋がりを示唆するシーンがありましたが、あとはシリーズがどうやって繋がっていくのか…。2を読むのが楽しみ!やっと準備が整ったぞ!

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    2025年06月08日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ 新装版

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    「この学校には、永遠の命を持つ生徒がいる」
    主人公である生物教師の伊藤が勤めることになった私立藤凰学院ではそんな噂があった。
    伊藤はある日「死なない生徒」と出会うが、ほどなく何者かによって殺害されてしまう。
    不死とは何か、教育とは何かについて迫る話。

    シリーズ3作目。相変わらずの面白さでした!1度の驚きだけでは終わらせない展開がクセになる!

    ラノベのような文体は読みやすく、学生時代の読書を思い出します
    バーベキューの場面はとっても面白かった!
    不死や教育についての概念がオチに繋がるなんて全然想像できませんでした.ラストは考察をみて納得しました☺︎

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    2025年05月15日
  • 舞面真面とお面の女 新装版

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    主人公の舞面真面は曾祖父の遺言の解読を依頼される。
    "箱を解き 石を解き 面を解け よきものが待っている"

    調査を始めた主人公の前に謎の『面』をつけた少女が現れて…。

    アムリタシリーズ第2弾!
    しっかり最後には予想外の結末を用意してくれる野﨑まど先生!
    ちょっとSFというかファンタジーな内容でした

    読みやすくてあっという間に読み終えてしまいました
    散りばめられた伏線が回収されるのはとても気持ちよかった!!

    次のシリーズも楽しみ!

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    2025年05月12日