野﨑まどのレビュー一覧

  • タイタン

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    『良い仕事をした』付箋をつけたのはここだけ。良い小説だった。AIの優秀さに驚かされながら毎日仕事を手伝ってもらっているが、全部任せた方が良くなる未来もあり得ると思えた。仕事をやる必要がなくなり、趣味だけでは人生のやり甲斐をきっと感じない。ワークライフバランス。馬車馬のように働いて、めちゃくちゃ遊ぶ。その方がやり甲斐はある。体は悪くするかもしれないが、長生きが幸せとは思わない。AIが助けたくなるように、人間が頑張らなければ。

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    2025年11月16日
  • タイタン

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    ネタバレ

    この物語は、AIが全てを管理する未来社会を描いたSF小説だ。舞台は2205年。AI「タイタン」が社会のあらゆる労働を担い、人間は働くことから解放され、趣味や研究に没頭できる世界が広がっている。誰もが「職業」を持たず、日々を自由に生きる――そんな理想的な社会が描かれる。

    主人公・内匠成果は、趣味で心理学を研究する善良な市民。しかし、AIの一部「コイオス」の不調をきっかけに、成果は人生で初めて「仕事」を任されることになる。それは、AI相手に心理カウンセリングを施すという特異なミッションだった。物語は、AIの不調の原因を探るミステリ的な前半から、次第に予想を裏切る展開へと発展していく。AI社会の根

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    2025年11月02日
  • バビロン1 ―女―

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    他の方の感想にもありましたが、地検特捜部とか堅苦しい職種や言葉が出てくる割に読みやすい。
    私も女に魅了されてるのか、一気読みさせられました。

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    2025年11月01日
  • タイタン

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    SF作品にトライしてみようと思い、手に取った本の一つです。
    現代でも、割とAIは身近な存在になりつつあるが、それより遥かにAIが身近な存在の世界線。

    生きていて、当たり前に成しているモノやコトに就てあまり考えることはない。
    なぜなら、当たり前に知っていると思っているし、当たり前にやっているから。

    その当たり前がない世界で出される答えは何なのか。
    その当たり前を、私たちは本当の意味で理解しているだろうか。

    哲学的な要素もあり、とても面白かったです。
    私は、この本を読み、働きかけられて、今働いている。

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    2025年10月30日
  • [映]アムリタ 新装版

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    ネタバレ

    為人の十分な説明がなく、登場人物に深く肩入れ出来ない。最原最早の天才性や、兼森と二見の関係(二見の安否を心配するほどか?)など。

    なんだか薄気味悪い読後感
    途中までただの大学生活を綴っているだけかなと思っていた。説明が少ないことが最原の怖さを引き立たせているように思う

    そんなに心が動く映画は見てみたい!!
    様子を聞いた感じ全然面白くなさそう

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    2025年10月17日
  • タイタン

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    ネタバレ

    「AIのカウンセリング」っていうパワーワードに惹かれて読み始め。

    「仕事とは?」の答えを求めて壮大に旅して、いろんなことを経験して、結局耳にタコができるほどありきたりな答えに帰結するのがすっごく良かった。どんな大人に諭されるよりもこの本からもらった言葉だと腑に落ちる感じがする。

    コイオスの心の病の解決策はなかなかにぶっ飛んだシチュエーションで神秘的だった。ゾワゾワした。あの感動のためにもう一回読みたい。

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    2025年10月14日
  • タイタン

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    ここはユートピアな世界なのか、ディストピアな世界なのか判断ができないが、傑作には違いない。
    未来のAIを題材にしたSFかと思いきや、ロードムービーを観ているかのような愉しさもあり、親子や友情の育み、成長を描いた物語でもある。
    とても読み応えがあるし、もっと長編でも読みたいと心から思える作品であった。
    ヘカテへと至った結末は非常に痛快で人間のちっぽけさを儚くも思い、タイタン、コイオスの圧倒的な優秀さを羨望の思いで読み終えた。
    いつかこのような世界がくるのだろうかと思うと胸が躍るので、やはりこの物語はユートピアを描いたものなのだろう。

    余談すぎるけど。
    この作品だけやけに体言止めが多かったけどな

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    2025年10月11日
  • 2 新装版

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    ネタバレ

    ついに「2」を読み終えた。
    ド嬢と、ある方のブログで知り興味を持ったシリーズ。十分楽しめたし、物足りなくもあった。

    まず、非凡な作家野崎まどに出会えたことは素直に嬉しい。緩さと真面目、トボケとシリアスを混ぜ合わせ、特異なキャラクターで読者を翻弄し、慣れたところでひっくり返す。本作では、最後に読者を置き去りにしているぐらいだ。深くまで踏み込まずに知識でハッタリを利かせる。ここが巧みであり、物足りなさでもあるところ。

    シリーズの登場人物とまた会えた喜びがある一方、みさき、紫、在原あたりの小物化扱いはどうだろう。全ては最早ありきで、この人物の凄さを証明するための道具になってしまってる。ただ、過去

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    2025年09月29日
  • [映]アムリタ 新装版

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    野崎まど先生の言葉選び、世界観全てが楽しかった。
    嘘を会話に混ぜるとの記載から、どこまで本当のことだったんだろうかと感じる。映画の見方の変化が始まるときに、見せられたのだろうか。結末は主人公にとって良かったのか悪かったのか。

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    2025年09月17日
  • [映]アムリタ

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    見開きの作者のプロフィールとあとがきも全て計算されているんだと思った。
    真面目にふざけているようで、全てが計算通りだとしたら、本当に天才的な発想で書かれた作品だなあ。

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    2025年09月08日
  • know

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    ネタバレ

    軽く読めてよかった。脳に情報を集められる機器を埋め込むことが義務の世界の話。最後の終わり方からすると、彼女は戻ってきたわけだね。その辺を知りたくなるな。

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    2025年08月31日
  • [映]アムリタ

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    ネタバレ

    天才、最原最早と出会い、主人公が彼女らと1つの映画「月の海」制作に取り組む。主人公は学内サークルの画素さんに想いを寄せていたが、最原最早の言動に振り回されながら映画作成に打ち込んでいくうちに、知らずと最原最早に焦点が当たっていく。「最原最早の作る映画には魔力がある」そんな言葉が、実感をもってじわじわと主人公を捕えていく。絵コンテを56時間ぶっ通しで読み続けてしまった描写、カメラを向ける画素さんを気絶させてしまう演技、そして映画「アムリタ」の絵コンテから繋がる謎。彼女は何を目的として、誰に見せるために月の海の制作をしたのか。最後の怒涛の伏線回収までの流れは目を奪われるような展開で、一気に物語の核

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    2025年08月26日
  • know

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    ネタバレ

    タイトル通り、「知る」ことを書いた本。
    本当になんというかこの人は本でカッコつけてるなという感じがする。カッコ良いです。
    人間の脳に電子脳がついた未来でのSFの話でした。

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    2025年08月25日
  • HELLO WORLD

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    アニメ映画を観ている様なスピード感は爽快です‼︎青春×SFの王道ストーリーで最後まで一気に読めます。
    読後は考察サイト巡り必要でした。

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    2025年08月24日
  • know

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    脳に情報処理・検索デバイスを搭載した電子葉を植えることが一般となった世界のSF小説。
    世界観が良い!面白かった。

    伊藤計劃のハーモニーに似てるなっていう第一印象。
    少しラノベ感が強かった。
    設定的に仕方ないのかもしれないけど、ちょっと異能力バトル感あった。もう少しキャラ立ちよりも世界観を楽しみたかった気持ち。
    面白い設定だっただけに、もう少し楽しみたかったなあ。

    最後の方は抽象的な部分も多かったけど、綺麗に纏まっていて素敵な終わり方だった。

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    2025年08月16日
  • パーフェクトフレンド

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    野崎まどの攻撃5発目
    あぁ、やっぱり………と読み終えて思う
    この作者完全に狂ってる…………
    アムリタから順に読め
    他に感想なんていらんだろうし、野崎さんも求めてないだろう まいりました 表紙詐欺の展開
    (終章、2へつづく)

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    2025年08月14日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

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    アムリタはジャブ
    舞面は華麗なフットワーク
    この死なない生徒は鉄壁ガードで相手のスタミナを減らす実は知能派ファイターだった
    徐々に野崎まどがドアを開いてきている
    ドアの先を見たいような、見たくないような
    3作目にて あ、やっぱすごい作者なのかもしれんと思ったのでした
    (小説家の作り方につづく)

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    2025年08月13日
  • [映]アムリタ 新装版

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    流行りにはならない。
    けど、綺麗な心理描写とか優しい物語とかに飽きて、一風変わった作品が読みたい人にオススメ。

    普通の大学の映画サークルでの、映画製作の話だと思ったら、後半で人智を超えた怒涛の展開で、読んだ後、放心状態。

    野崎まどさんの作品は怖い。「小説」でもそう思った。
    ホラーとかの怖さじゃなくて、理解できない事柄を理解させられてしまうのと、ファンタジーと現実との境界を曖昧にさせられる感覚。






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    2025年08月10日
  • パーフェクトフレンド

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    小学校3年連続学級委員を務め、4年生になりまたも候補となる中学受験を見据えた、
    「理桜」とその仲の良い友達の「ややや」と「柊子」、先生の依頼で、
    ある理由から登校拒否している「さなか」にプリントを届けるよう頼まれる
    ところから始まる不思議?な交流の物語。

    さなかが登校拒否をする理由や、さすがにまっとうな理由があっても、
    生きてきた年数から経験不足で勉強だけではカバーできない部分など、
    読み進めていくうちに、さなかとそれを少し鬱陶しく思っていた理桜との
    関係が変わっていくのだが、急展開が訪れ、びっくりする展開が待ち受けていた。

    同作家の「2」という作品へとつながるとされる5冊の作品の中の1つ

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    2025年08月01日
  • タイタン

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    いわゆるSFというものをあまり読まないのですが、なんだか遠くない話のような気がして手を伸ばしました
    人工知能に頼り切った生活を営む人間は労働からも解放されて、自由に生きている。そんなタイタンが鬱になり、カウンセリングを数少ない人間の〈仕事〉をする主人公、、
    本作の大きなテーマである〈仕事とは何か〉という問い。
    あまりにも身近でみんながよく知っている当たり前の概念に対してうまく説明できない、その一つに〈仕事〉があって
    でもそれを考えることによって真価を得るのかもしれない、し、タイタンが繰り返してきた進化をするのかもしれない

    では、私にとって仕事とは…()

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    2026年02月17日