野﨑まどのレビュー一覧

  • タイタン

    Posted by ブクログ

     今年の収穫は「野﨑まど」という天才に出会えたことだと思いました。「小説」といい、本作といい、素晴らしいです。ここまで壮大な物語になりながら、最終的にはとてもパーソナルな、普遍的なところに落ち着く、そしてその答えも恣意的なものではなく明確。心に響く小説でした。
     仕事を始めてから8年が経ちました。時々、やりたくなくなります。すごく嫌になります。全部ぶん投げて逃げたくなります。でも、もう少し頑張りたいなとこの本を読んで思いました。
     この本はそういう本です。

    0
    2025年12月07日
  • タイタン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    AIであるタイタンが人間の生活基盤を支え、人間が仕事をしなくなった今から百数十年後の物語。
    その中で知能が低下してしまったタイタン・コイオスを回復させるために彼と対話をすべく、趣味として心理学を扱っていた成果に〈仕事〉が与えられた。
    仕事が不必要な世界で暮らしてきた成果にとって〈仕事〉とは何なのかわからないし、同じくコイオスにとってもそれが何なのかわからない。
    物語を通して色々な体験をし、その中で仕事の意味を見つけていく、複雑でありながらも新しい世界を見せてくれるストーリーだった。

    仕事は、◎影響すること
        ◎影響を知ること
        =やり甲斐
    だと、2人は結論を出した。
    この本を読ん

    0
    2025年12月04日
  • 舞面真面とお面の女 新装版

    Posted by ブクログ

    舞面一族の話。
    真面と水面が曾祖父の遺言の謎を調べると、仮面を被った謎の少女みさきと会う。
    みさきの謎めいたキャラがこいつはもしやこんなやつなんじゃ?なんて色々考えたりできる。そういう系なオチなのねとのことで、アムリタのような衝撃はなし。
    ストーリーとみさきのキャラが面白い!

    0
    2025年12月02日
  • HELLO WORLD

    Posted by ブクログ

    「HELLO WORLD」

    高校生、図書委員の堅書直実は、10年後の未来から来たという自分「カタガキナオミ」に衝撃事実を伝えられる。
    「近い未来に事故死してしまう恋人の運命を変えろ」

    文字通り二転三転する世界。
    自分の次元より高次元の存在は認知することができない。気づいてしまったらどうなるのか。マトリックスみたいな世界観設定。

    結末やエピローグは予想しなかった激アツ展開˙ᴥ˙
    京都に住んでる人はさらに激アツだろうね

    それでもモヤモヤは残る…|ω・*)
    ・ナオミ(現実)はいつ脳死になったのか?
    ・全部、一行瑠璃(現実)の計画だったのか?

    0
    2025年12月01日
  • 小説家の作り方

    Posted by ブクログ

    この世で一番面白い小説のアイデアが閃いたので、小説の書き方を教えてほしい。
    そこから始まる物語は、ポンと違う世界へと転回されて思いもがけぬ着地点へと導かれる。
    が、これは今読むのと発表当時(2011年)に読むのでは、大きく印象が変わるかも。面白いことには変わりありません。

    0
    2025年11月28日
  • タイタン

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    面白い

    面白かった。
    ただ、登場人物のもっと深掘りやその後が読みたくなる気持ちが湧いただけに、ちょっと物足りなさを感じた。それだけ魅力的な登場人物達だったと言うことだけど。
    お話のメインテーマになってたことに対する答えは個人的には、シンプル過ぎて腑に落ちなかったので、もっと感動や納得されるようなお話や展開などの何かがあれば、もっとすごい作品って感じてたような気かする。でも、シンプルなことがまさに答えなのだからしょうがないのかも。
    とりあえず、これを読んで自分もメインテーマについてもっとシンプルに考え受け止めてみようと気持ちになった気がしたので、読んでとても良かったなと感じたので素敵な作品でした。

    #エモい

    0
    2025年11月24日
  • バビロン1 ―女―

    Posted by ブクログ

    他の方の感想にもありましたが、地検特捜部とか堅苦しい職種や言葉が出てくる割に読みやすい。
    私も女に魅了されてるのか、一気読みさせられました。

    0
    2025年11月01日
  • [映]アムリタ 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    為人の十分な説明がなく、登場人物に深く肩入れ出来ない。最原最早の天才性や、兼森と二見の関係(二見の安否を心配するほどか?)など。

    なんだか薄気味悪い読後感
    途中までただの大学生活を綴っているだけかなと思っていた。説明が少ないことが最原の怖さを引き立たせているように思う

    そんなに心が動く映画は見てみたい!!
    様子を聞いた感じ全然面白くなさそう

    0
    2025年10月17日
  • 2 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついに「2」を読み終えた。
    ド嬢と、ある方のブログで知り興味を持ったシリーズ。十分楽しめたし、物足りなくもあった。

    まず、非凡な作家野崎まどに出会えたことは素直に嬉しい。緩さと真面目、トボケとシリアスを混ぜ合わせ、特異なキャラクターで読者を翻弄し、慣れたところでひっくり返す。本作では、最後に読者を置き去りにしているぐらいだ。深くまで踏み込まずに知識でハッタリを利かせる。ここが巧みであり、物足りなさでもあるところ。

    シリーズの登場人物とまた会えた喜びがある一方、みさき、紫、在原あたりの小物化扱いはどうだろう。全ては最早ありきで、この人物の凄さを証明するための道具になってしまってる。ただ、過去

    0
    2025年09月29日
  • [映]アムリタ 新装版

    Posted by ブクログ

    野崎まど先生の言葉選び、世界観全てが楽しかった。
    嘘を会話に混ぜるとの記載から、どこまで本当のことだったんだろうかと感じる。映画の見方の変化が始まるときに、見せられたのだろうか。結末は主人公にとって良かったのか悪かったのか。

    0
    2025年09月17日
  • [映]アムリタ

    Posted by ブクログ

    見開きの作者のプロフィールとあとがきも全て計算されているんだと思った。
    真面目にふざけているようで、全てが計算通りだとしたら、本当に天才的な発想で書かれた作品だなあ。

    0
    2025年09月08日
  • know

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    軽く読めてよかった。脳に情報を集められる機器を埋め込むことが義務の世界の話。最後の終わり方からすると、彼女は戻ってきたわけだね。その辺を知りたくなるな。

    0
    2025年08月31日
  • [映]アムリタ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天才、最原最早と出会い、主人公が彼女らと1つの映画「月の海」制作に取り組む。主人公は学内サークルの画素さんに想いを寄せていたが、最原最早の言動に振り回されながら映画作成に打ち込んでいくうちに、知らずと最原最早に焦点が当たっていく。「最原最早の作る映画には魔力がある」そんな言葉が、実感をもってじわじわと主人公を捕えていく。絵コンテを56時間ぶっ通しで読み続けてしまった描写、カメラを向ける画素さんを気絶させてしまう演技、そして映画「アムリタ」の絵コンテから繋がる謎。彼女は何を目的として、誰に見せるために月の海の制作をしたのか。最後の怒涛の伏線回収までの流れは目を奪われるような展開で、一気に物語の核

    0
    2025年08月26日
  • know

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル通り、「知る」ことを書いた本。
    本当になんというかこの人は本でカッコつけてるなという感じがする。カッコ良いです。
    人間の脳に電子脳がついた未来でのSFの話でした。

    0
    2025年08月25日
  • HELLO WORLD

    Posted by ブクログ

    アニメ映画を観ている様なスピード感は爽快です‼︎青春×SFの王道ストーリーで最後まで一気に読めます。
    読後は考察サイト巡り必要でした。

    0
    2025年08月24日
  • know

    Posted by ブクログ

    脳に情報処理・検索デバイスを搭載した電子葉を植えることが一般となった世界のSF小説。
    世界観が良い!面白かった。

    伊藤計劃のハーモニーに似てるなっていう第一印象。
    少しラノベ感が強かった。
    設定的に仕方ないのかもしれないけど、ちょっと異能力バトル感あった。もう少しキャラ立ちよりも世界観を楽しみたかった気持ち。
    面白い設定だっただけに、もう少し楽しみたかったなあ。

    最後の方は抽象的な部分も多かったけど、綺麗に纏まっていて素敵な終わり方だった。

    0
    2025年08月16日
  • パーフェクトフレンド

    Posted by ブクログ

    野崎まどの攻撃5発目
    あぁ、やっぱり………と読み終えて思う
    この作者完全に狂ってる…………
    アムリタから順に読め
    他に感想なんていらんだろうし、野崎さんも求めてないだろう まいりました 表紙詐欺の展開
    (終章、2へつづく)

    0
    2025年08月14日
  • 死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

    Posted by ブクログ

    アムリタはジャブ
    舞面は華麗なフットワーク
    この死なない生徒は鉄壁ガードで相手のスタミナを減らす実は知能派ファイターだった
    徐々に野崎まどがドアを開いてきている
    ドアの先を見たいような、見たくないような
    3作目にて あ、やっぱすごい作者なのかもしれんと思ったのでした
    (小説家の作り方につづく)

    0
    2025年08月13日
  • [映]アムリタ 新装版

    Posted by ブクログ

    流行りにはならない。
    けど、綺麗な心理描写とか優しい物語とかに飽きて、一風変わった作品が読みたい人にオススメ。

    普通の大学の映画サークルでの、映画製作の話だと思ったら、後半で人智を超えた怒涛の展開で、読んだ後、放心状態。

    野崎まどさんの作品は怖い。「小説」でもそう思った。
    ホラーとかの怖さじゃなくて、理解できない事柄を理解させられてしまうのと、ファンタジーと現実との境界を曖昧にさせられる感覚。






    0
    2025年08月10日
  • パーフェクトフレンド

    Posted by ブクログ

    小学校3年連続学級委員を務め、4年生になりまたも候補となる中学受験を見据えた、
    「理桜」とその仲の良い友達の「ややや」と「柊子」、先生の依頼で、
    ある理由から登校拒否している「さなか」にプリントを届けるよう頼まれる
    ところから始まる不思議?な交流の物語。

    さなかが登校拒否をする理由や、さすがにまっとうな理由があっても、
    生きてきた年数から経験不足で勉強だけではカバーできない部分など、
    読み進めていくうちに、さなかとそれを少し鬱陶しく思っていた理桜との
    関係が変わっていくのだが、急展開が訪れ、びっくりする展開が待ち受けていた。

    同作家の「2」という作品へとつながるとされる5冊の作品の中の1つ

    0
    2025年08月01日