野﨑まどのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
愛情や尊敬、信頼など人との関わりの中で生まれる感情をベースに、主人公の成長していく様子がわかり応援したくなる。
最後は「ん?!」となった。
これは、、、何が真実なのか?
色んなパターンが想像できた。
映像を観ているような作品!
普段は純文学を読むことが多いということもあり、この体験はなかなかなく、おもしろかった。
SFだが現実世界もあり、設定に馴染みやすかった。
とはいえ途中から複雑になっていき、作中に出てくる『三本脚の烏』『狐のお面』『九尾』などの意義を知ると、更に理解が深まるのかな?と思った。
(単に自分の知識不足。あとで調べる。)
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匿名
ネタバレ 購入済み面白い
面白かった。
ただ、登場人物のもっと深掘りやその後が読みたくなる気持ちが湧いただけに、ちょっと物足りなさを感じた。それだけ魅力的な登場人物達だったと言うことだけど。
お話のメインテーマになってたことに対する答えは個人的には、シンプル過ぎて腑に落ちなかったので、もっと感動や納得されるようなお話や展開などの何かがあれば、もっとすごい作品って感じてたような気かする。でも、シンプルなことがまさに答えなのだからしょうがないのかも。
とりあえず、これを読んで自分もメインテーマについてもっとシンプルに考え受け止めてみようと気持ちになった気がしたので、読んでとても良かったなと感じたので素敵な作品でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレついに「2」を読み終えた。
ド嬢と、ある方のブログで知り興味を持ったシリーズ。十分楽しめたし、物足りなくもあった。
まず、非凡な作家野崎まどに出会えたことは素直に嬉しい。緩さと真面目、トボケとシリアスを混ぜ合わせ、特異なキャラクターで読者を翻弄し、慣れたところでひっくり返す。本作では、最後に読者を置き去りにしているぐらいだ。深くまで踏み込まずに知識でハッタリを利かせる。ここが巧みであり、物足りなさでもあるところ。
シリーズの登場人物とまた会えた喜びがある一方、みさき、紫、在原あたりの小物化扱いはどうだろう。全ては最早ありきで、この人物の凄さを証明するための道具になってしまってる。ただ、過去 -
Posted by ブクログ
アムリタの頃とはもはや作家としてのステージが違いすぎる。
題目によって熟考し(本書においては、自殺、死、政治、法律、権利、人の在り方等大きく纏めると善悪について)、著者なりのイデオロギー、または問い。物語性を持たしたうえでそれらを我々に顕示している。私たちは考えなければならない。
小さなコペルニクス的転回があった。
私は自殺について、最初は物語にでてくる世間一般の答えしか持ちあわせていなかった。
ただ今は違う。それをここで遺すほどのことでもない気がするので割愛するが、著者の出した答えにも納得している。続くことが善、終わることが悪。
そう定義してみると、あらゆることがしっくりとはまる感覚がある -
Posted by ブクログ
ネタバレ天才、最原最早と出会い、主人公が彼女らと1つの映画「月の海」制作に取り組む。主人公は学内サークルの画素さんに想いを寄せていたが、最原最早の言動に振り回されながら映画作成に打ち込んでいくうちに、知らずと最原最早に焦点が当たっていく。「最原最早の作る映画には魔力がある」そんな言葉が、実感をもってじわじわと主人公を捕えていく。絵コンテを56時間ぶっ通しで読み続けてしまった描写、カメラを向ける画素さんを気絶させてしまう演技、そして映画「アムリタ」の絵コンテから繋がる謎。彼女は何を目的として、誰に見せるために月の海の制作をしたのか。最後の怒涛の伏線回収までの流れは目を奪われるような展開で、一気に物語の核