野﨑まどのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
戦慄の第二章
禁断の映像化!
曲世愛(まがせあい)は、言う
「私、悪人なんです」
悪にも意味がある
正義が悪に飲み込まれる第二章
タイトルをアニメからお借りしてくると
第五話 告白
曲世愛の中学時代の担当医の恐るべき告白
第六話 作戦
各党代表者による公開討論会のテレビ放映
第七話 最悪
討論会で封じ込めるはずの新域長に 逆転を許し
そして曲世愛の登場で ほぼ全滅
討論会の形状で 自殺法について 自殺そのものについて その是非を問うけれども
曲世愛の凄まじい悪意に全て消滅してしまう
「自殺法」について考察させるために
“新域”構想という政策が作中に使われる
関東の一部地域での新しい行政 -
Posted by ブクログ
2015年刊行
2019年コミカライズ、アニメ化
絶望のアニメ化と称された“バビロン”
原作未読で 惹きつけられておりました
そして、私の知らないところで 評価が割れて
アニメレビューは荒れていた模様
そして、原作を読み アニメは原作に忠実であったように思う(忘れているところありますから)
アニメを見ていたから小説をイメージしやすかったかな なかなかあの禍々しさは読み取れないかもしれない
東京地検特捜部・正崎は、製薬会社の新薬不正事件を追っていた
不正に関与していたと思われる人物の全身麻酔を使った自殺現場に遭遇する
そこに新域と呼ばれる超都市構想地域での域長選の癒着問題に突き当たる
と、 -
Posted by ブクログ
超情報化社会2081年 日本・京都
know 知ることについて とことんとんとん
言語化して追求を試みている小説
知ることは悟る事、それは真理
知らない事は、何か、それは未来
続編が出ない「革命のリベリオン」や
最後まで観ていない「PSYCHO-PASS」とか
内容忘れたけど確実に好きだった「東のエデン」
等々、小説の中では“走馬灯”という単語があったけれど 忘れかけてた過去に見た作品のイメージがあふれてきた
だから ストーリーに多少の強引さがあったとしても SFとして素敵な仕上がりなんだと思う
まあ、ひまわりめろんさんのレビューの二番煎じだけど 最後に「すべてを知る」先が
京都であり -
Posted by ブクログ
YouTubeで誰かが紹介していた
ミステリとして取り上げられていたかどうかは失念したが、だとしても反射的に手を出すレーベルではないので何か気になるポイントがあったのだろう
著者の名前はよく見かけるようになったが、お初
これがデビュー作なんですね
〜ざっくりあらすじ〜
映画制作に携わる大学生の青春群像劇(???)
〜感想〜
まずもって登場人物のノリがキツい
小説だから度を超えた洒脱な会話とか現実味の無さは許容できるがギリギリのラインだな
数撃ちゃ当たるで稀にツボを突いてくる
真顔で醒めていく感覚を乗り切る
そして
しょせんはラノベレーベルと舐めてかかり、地面すれすれまで下がったハード -
Posted by ブクログ
ネタバレ序盤は、法律のことだったり難しい話が続いていたのでぼーっと読んでて、愛ちゃんのこと忘れてたら、可哀想な精神科医の叔父登場。愛ちゃんの中学時代の話、もう異常すぎる。愛ちゃん催眠術師かと思ってたら、根っからのサキュバス体質だったのね。そんなのチートじゃん。「悪いことだわ、、」って憂いながら、人を気持ちよく自殺に追い込む愛ちゃん。怖い。素敵。好き。
九字院さん亡くなってしまって残念。愛ちゃんと九字院さんの絡み見たかったな。
最後は正﨑さんと一緒に「まがせぇーーー」ってなったわ。もう勇者正﨑はボロボロよ。次回、魔王愛ちゃんとの戦いが楽しみ。