野﨑まどのレビュー一覧

  • パーフェクトフレンド

    Posted by ブクログ

    相変わらずの野崎まどワールドでした。

    校長先生の件は電車で読んではいけません…
    小説でニヤニヤと笑ってしまったのは久々でした^^;

    0
    2014年11月21日
  • なにかのご縁2 ゆかりくん、碧い瞳と縁を追う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どうやら俺は動物関連の話と生死にかかわる話に弱いようで、読みきる辺りでは思わず涙ぐんでしまった。
    ちなみにこの小説をここまで読んで新たに得たことは、縁というものの幅広さ。縁は基本的に縁結びというものがあるくらいだから、恋愛や友好など良いことのイメージがあった。物は言いようなのかもしれないが2巻目ではさまざまな形の縁が登場するのだ。ここがこの本の、このシリーズの売りであることは間違いないと思う。

    1
    2014年11月10日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    筒井康隆とかそこらへんのメタ的手法を使ったスラプスティックコメディを意識したものと思われる。その中身はまあ、読めばわかるよ。良識ある読者はガツンと殴り付けられて、気づいた頃には身ぐるみを剥がされているだろう。ちなみに、これを芸人のネタ本と考えるのは間違っていると思う。確かにある側面ではそう見えるかもしれないが、それでバスジャックをどう説明する気なのか。これは本という媒体であることを最大限に利用したコメディ短編集であり、故にいわゆるフリップ芸との共通項が発生するものの、どちらが集合として大きいかは微妙な差で野崎まど劇場なのではないか。
    あとがきが最も好きかもしれない。妖精電撃作戦も生活感があって好き。元ネタはナジカ電撃作戦か。



    追記

    笹本裕一の妖精作戦か…恥ずかしい

    0
    2015年01月22日
  • ファンタジスタドール イヴ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アニメ全話視聴済みで読みました。確かに小説のほの暗い雰囲気はアニメとまったく違いますが、アニメの「少女の成長物語」の中に潜む、おかしさや不思議さが好きだった人はこちらも十分楽しめると思います。

    「頭のよい主人公が、女性の身体への執着をこじらせ、理想の女性を作るまでにいたる動機」が高潔に感じられるように書かれていて、すごく絶妙なバランスで成り立っている本でした。

    0
    2014年05月29日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

    Posted by ブクログ

     勇者を迎え撃つ魔王や、ライオンになりたがる女子高生、リアルな森の音楽隊、陶芸家のインタビュー記事、将棋の中継まで、シュールなセンスにあふれたライトノベル短編集。

     ここ最近で最も面白いと感じた本。読みながら思わず吹いてしまった。よくこれだけ多様なものが書けるなと思うくらいタイトルもテーマもバラバラ。でもどれもシュールな笑いを提供してくれる。文章の完成度が高いのに、まさに文章力の無駄づかい(笑)。
     没ネタまで掲載するあたり、そでの解説のとおり「編集部の正気を疑う」。目次に載っていない作品が三つほど隠れているのも面白い。個人的に完全にツボ。続編(あるのか?)も期待したい。

    0
    2014年05月04日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    評価:☆5

    「電撃文庫MAGAZINE」で好評連載中のユニークすぎる短編が文庫化。死体を探しに行く検死官、対局にペットを連れてくるプロ棋士、勇者を何とかしたい魔王、若頭、サンダーファルコン、ビームサーベル、ライオン、うげげげと喋る牛、電撃文庫の妖精等、変態的(?)な登場人物たちが繰り広げる抱腹絶倒の物語の数々をお届けする、編集部の正気を疑う短編集ここに登場!
    この本を許せたとき、君は一つ大人になる――。


    うーん、何から書いていいのやら…
    とりあえず、これはライトノベルではないということは言えます(笑)
    記号や図などをあれだけ多用する本見たことないしw
    とても新鮮で楽しめましたが、イラスト要素は好き嫌い分かれるかもしれません。

    全体的にシュールな設定や会話劇が非常に上手く、ツボに入った自分は笑いっぱなしでしたww
    こんなに笑ったの久々かもw
    何というか、笑いを狙いすぎてないような、どこか気の抜けたような笑いっていうんですかね…的外れな説明かもですが、とにかく面白いのは確か。
    お気に入りはラーメン戦争の話。あれ笑わない人とかいるの?ww

    アポロ囲い、プロのプレイヤー、ダブルクリップ(特大)命、MST48、TKGRからのWS、ダーク白山羊、ライオン部…語句だけ抜き出すと意味不明ですが、これが面白いんですよ!w

    この独特な感じは言葉では上手く説明できませんw
    また、割と好みが分かれるタイプの笑いだと思います。
    ただまだ一巻しか出てないので、読んでみるのもいいのではないでしょうか。

    0
    2014年02月22日
  • 小説家の作り方

    Posted by ブクログ

    野崎 まど の書き下ろし『小説家の作り方』

    しがない小説家に届いた女性からのファンレター。
    彼女からの依頼は、小説の書き方をレクチャーしてもらいたいというもの。
    その不思議な女性との交流から、思わぬ展開へ・・・という物語

    後半は、まさかこんな展開になるとは!と驚いた。
    いろんな伏線が張られていたんだ、と最後まで読んで納得!

    文系小説かと思いきや、おもいっきり理系へ!

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    「小説の書き方を教えていただけませんでしょうか。私は、この世で一番面白い小説のアイデアを閃いてしまったのです―」。駆け出しの作家・物実のもとに初めて来たファンレター。それは小説執筆指南の依頼だった。出向いた喫茶店にいたのは、世間知らずでどこかズレている女性・紫。先のファンレター以外全く文章を書いたことがないという紫に、物実は「小説の書き方」を指導していくが―。野崎まどが放つ渾身のミステリー・ノベル改め「ノベル・ミステリー」登場。
    ———————
    【目次】
    I. 読者
    II. 卵
    III. レクチャー1
    IV. レクチャー2
    V. レクチャー3
    VI. レクチャー4
    VII. 誕生
    VIII. この世で一番面白い小説
    あとがき
    ----------------

    0
    2014年01月29日
  • 2

    Posted by ブクログ

    素敵にねじくれた構造をもった小説でした。
    冒頭では演劇小説なのかと思いましたが、「愛してる」以降はどんどんねじれて行き、なんか不思議に引き込まれるお話でした。かなりのページ数がある小説ですが、それはあまり気にならず、中盤以降は一気に読めてしまいました。
    野崎まどのメディアワークス文庫の他作品のキャラが登場しますので、そちらを先に読むとより楽しめるかも。

    0
    2014年01月07日
  • ファンタジスタドール イヴ

    Posted by ブクログ

    野崎まど、「know」に続くハヤカワ2作目。体裁や文体などあらゆる面で古典を意識しているかのようで、新しくなっているなあと感じた。太宰の「人間失格」を感じた人は多いでしょう。ただ、ジャンル的に言えばSFなので、古典とSFとの融合的な部分を強く感じた。

    0
    2013年12月22日
  • ファンタジスタドール イヴ

    Posted by ブクログ

    野崎まど「ファンタジスタドール・イヴ」は傑作。野崎まど劇場を読んでいただけに、女体に対する主人公の想いや純文学風の文体は最初、悪ふざけにも見えたがガチな作品だった。…文体については多少の悪ふざけ要素はあるだろうけれどw ただ、作品のテーマに相応しい語り口調であるのは確か。

    文学的・哲学的なSF作品というと「テクノロジーと倫理」という問題はよく出てくるが、この作品ではSFを背景にしながらも、人間自身を描いているのが面白い。人に言えない異常性に苦しみ、だからこその罪悪感や孤立感に苦しむという、誰しもが持つような苦しみが描かれる。

    笠野と遠智の二人の友人の対比もよかった。大兄は自らの異常性に苦しむ遠智に共感するが、笠野らを愛すべき友人とも思えるんである。そして、中砥の最後の一言がなんともいいじゃないですか!どうしても自分の異常性ばかりに目が行ってしまうが、実は程度の差なのかもしれない。

    とにもかくにも素晴らしい中編小説でした。や、女性の造形が持つ魅力というのは、男にとってはこれくらい強烈なものなのですよw しかし、主人公の名前といい、組織名での笑いといい、著者がどこまで本気で悪ふざけなのか分からん!という部分はあるw いずれにせよ、今年一番のインパクトかも。

    …ちなみに、アニメのファンタジスタドールは1話をほんのちょっとみただけですはいw アニメを知らない方でも、思いっきり楽しめる小説です。

    0
    2013年11月19日
  • know

    購入済み

    ネットで何でも分かる時代だから

    主人公が生きる時代では、人類は脳にもう1つの演算装置である『電子葉』の装着が義務づけられており、ネットの情報がまさにSF的に、日常的に展開される。人々は仮想レイヤーを街に表示させながら歩くことができる……そんな時代だからこそ、主人公の恩師の残した一人の少女が証明するのだ。何でもすぐに調べられて、『知っている』と『調べる』のタイムラグがないそんな時代に。
    それでも人間は、見て聞いて触って知るのだと。
    本文は大きく分けて2部構成である。
    1つは主人公が少女に出会うまでの、万能情報社会。
    1つは出会ってからの、新しい階梯へ進む少女との、万能だと感じていたはずの情報化社会について。
    我々はネットを通じて様々なことを知る。
    しかしうすうす気づいては居ないだろうか?
    『本当に知りたいことはネットにはないのではないか』と。
    漠然と抱き続けてきた感傷をこの本は刺激する。
    知識と知恵と体験と経験とはそれぞれ何もかも違う。
    そんな思いを抱いているなら、ぜひこの本を読むべきだ。

    0
    2013年10月21日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    読後の感想は「星新一が読んだら喜びそうだな」というもので、西部劇から魔法少女、ミステリから青春小説まで、ノンジャンルと言うより支離滅裂な24篇の作品を集めた短編集だけれど、自分が数えたら27篇でした……。

    0
    2013年06月10日
  • 独創短編シリーズ 野崎まど劇場【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    ラノベとかゲーム発のメディアミックスの「文法」を徹底的におちょくっているショートショート(?)集。でも過去のあまたの「実験的作品」の様に行くところまで行ってしまうのではなく、適度な寸止め感が上手いなと感心してしまう。

    0
    2013年05月16日
  • パーフェクトフレンド

    Posted by ブクログ

    『友達』って必要?『友達』って何?と思っている人におすすめ。そして、日常『あの人友達かな?』と疑問に思うことがある人にもおすすめの本。
    私が今まで周囲に感じたことは、『友達』の定義は人それぞれで、幅広いなぁということ。
    私自身『友達』と『親友』は違うものと思っているので。

    野崎まどさんおもしろい作家さんだと思います。初読みでした。

    0
    2013年10月01日
  • パーフェクトフレンド

    Posted by ブクログ

    裏を掻かれた。裏の裏を掻かれた。こんなに素晴らしい屁理屈を突き通し、不条理を力業でねじ伏せる。読んで良かった。騙される、翻弄される快感。

    0
    2012年08月02日
  • パーフェクトフレンド

    Posted by ブクログ

    面白かった。これは読み応えがあった。
    読ませられたかのようだった。
    友達について。解の無い解を導き出した。友達は素晴らしいものだと。
    そして今回も例に漏れず超常だった。
    しかもあの一族が関わっていた。これは納得するしかない。

    0
    2012年07月30日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説とは何か。なぜ人は小説を読むのか。

    小説を読むという行為そのものを、無条件に肯定してもらえたような読後感を得られる作品だった。

    壮大なテーマを扱いながらも、文体はかなり読みやすい。物語の軸となるのは、内海と外崎の小説を介した友情である。

    ともに小説を愛する二人だが、外崎はやがて書く側へと進み、内海は読む側にとどまる。その対照的な立ち位置は、「内」と「外」という名前にも象徴されているようだ。

    内海は外崎の文才を認め、自分にはない才能だと理解しているが、一方で「読むだけでいいのか」という問いを抱え続けている。その答えを、時空を超えて外崎が届けてくれるという構図が感動的。

    終盤は唐突にファンタジー色が強くなるが、あえて虚構としての性格を際立たせたようにも思える。そして、外崎が届けた答えが、私たちの読んでいるこの『小説』そのものになっているというメタ構造が巧み。

    「小説とは何か」を問い続けた物語が、最後には小説そのものによって答えを示す。壮大な物語の末に提示される読書観には、やや物足りなさも感じたが、その仕掛けが友情物語のクライマックスとしても機能しているところがおもしろい。

    0
    2026年10月31日
  • know

    Posted by ブクログ

    面白かった!最初から最後まで野﨑まどさん、だった!
    知ること、理解することって、どういうこと?
    大きなテーマで考えさせられました。
    世界観がゴリゴリに作られている。

    0
    2026年10月26日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    小説は読むだけでは駄目なのか。そんな問いの答えが詰め込まれている1冊。
    途中から大きく流れが変わる所があり、最初は混乱したもののこれはこれで面白かった。ばらばらだったはずのパズルのピースが合っていく感覚が爽快。 読み返してみても捉え方も違ってきて面白いと思う。凄く良かった。

    0
    2026年10月25日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    終盤から急に壮大になりすぎて、そして謎の妖精でついていけなくなった感あったけど、他の人の感想を読んたらなるほどと理解した気がする。

    小説を書ける人は本当にすごい。

    0
    2026年10月23日