魚豊のレビュー一覧

  • チ。―地球の運動について― 1

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    ネタバレ

    チ。読んだ

    読みました。短い話だった。

    結局最後に登場した青年ラファウは誰だったのか?
    火刑から逃れたのか、はたまたパラレルワールドなのか。ラファウが自死せずに生き延びれば、あの様な残虐性を帯びた人間になっていたことを示唆しているのか…難しい話やで。


    異端審問官ノヴァクの、歴史に残らない普通の人間さに心打たれた。家族系はダメだって言ったじゃん…
    仕事で人を殺し、そこに信念も特になく、地動説がなぜダメなのかもあまり理解せずに生きてきたが、誰よりも地動説に縛られた人だったな。

    移民少女のドゥラカと、解放全線の隊長?シュミットの比較は素晴らしかった。
    無神論を唱えるドゥラカと、自然崇拝者だ

    0
    2025年01月05日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 1

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    4.0点
    ふふふふ、、、
    ここまでストレートな陰謀論漫画は初めての体験です、、、
    大好きすぎてニヤニヤが止まりません、、、
    これからどうなるんだろう、、、

    0
    2025年01月05日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    原作を読んで、わからなかったことが少し整理できたか。
    まだわからないことも多いが、単なる地動説の異端審判物ではないことを理解する。

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    2025年01月02日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 2

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    ダヴィンチ・年末ランキングから。自分で選んで読んどきながら、ちょっとしんどいな、って思っちゃうくらい、同系統の作品が集まってしまった印象。ってか、こういうのが軒並みランクインされるあたり、昨今の風潮を象徴してる気がする。色んな方向へのリテラシー不足と、それに対する渇望という。本作も、さすが”チ”の作者というか、ニッチだけど見過ごす訳にいかない、ディープステートが題材。主人公の在りようとか、もどかしくて仕方ないんだけど、人ごとだって片付けるべきじゃない危機感が、ひしと感じられる。

    0
    2024年12月09日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    漫画を一気に大人買いして一夜漬けで読んでから、完全にファンなので、こちらも手を出してみました。漫画を他角度から掘り下げる企画は面白いし、改めて作者さんの構想の凄さが滲み出ていました。

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    2024年11月13日
  • チ。 ―地球の運動について―【単話】 1

    無料版購入済み

    アニメ化して盛り上がってきました!まだ序盤なのでわかりませんがおもしくなりそうです!今後の展開が楽しみです

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    2024年10月30日
  • チ。―地球の運動について― 8

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    いろんな史実とフィクションと現代思想が混じっていて突っ込みどころはあったけれど、全編通して信念や祈りが軸にあって好きだった。

    0
    2024年10月22日
  • チ。―地球の運動について― 1

    無料版購入済み

    地動説を唱えただけでこんな目に合わされるなら、黙っている方がいいって思ってしまう。痛そうな場面に目をそむけたくなるが、それを上回る面白さがある。信念を貫く姿に感動する。

    #感動する

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    2024年10月17日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    『チ。 -地球の運動について-』公式トリビュートブック!!
    漫画家、音楽家、小説家、詩人、芸人、声優、学芸員、哲学者、宇宙飛行士まで、各界を代表する執筆陣が『チ。』への思いを記す。

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    2024年10月08日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 4

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    ネタバレ

    良かった

    旬な陰謀論を当事者とインテリ側で戦わすシーンや「いかにも」な先生のキャラクターのせいで陰謀論漫画の印象だったが、最終巻まで改めて最初から通読した時、弱者男性の葛藤のストーリーで、陰謀論はむしろその素材に過ぎないのだとも感じられた。

    憧れた女性との現実的なギャップに耐えられず、自分自身の容姿や能力を否定する過程が0.5巻までの表層弱者男性パートで、
    ギャップを形成する社会そのものを否定しようとする過程が3.5巻までの陰謀論パートで、
    陰謀論を失ってからの半年間は自分の容姿や能力を認めて(諦めて)、好きだと思う気持ちそのものを否定して(先生が定食屋で言わなかったことが本当はもうわかっ

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    2024年09月21日
  • チ。―地球の運動について― 8

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    ネタバレ

    地動説で有名な「コペルニクス」や「ガリレオガリレイ」が生まれるもっと前に、 
    常識であり、法律的でもあった天動説。 
    それを疑うことは神への冒涜でもあり、裏切りでもあるとすら考えられていた。
    それでも真実を突き詰めるうちに、神の言う常識が間違いであることに気づく人がいた。
    その人数や信念は時代を経て大きくなっていく。

    自分の命と引き換えてでも、真実を突き詰めた人たち。
    だけど、その中に結論に辿り着いたものはいなかった。

    このほかにも現代における沢山の常識について、
    歴史に名を残す人物以外にもたくさんの人の命や信念や熱い思いが繋がって、
    私たちの当たり前の知識として活かされているのかもしれな

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    2024年08月29日
  • チ。―地球の運動について― 1

    面白かったです。

    試し読みだけでこんなに惹き込まれた漫画は久し振りでした。もっと読みたいと思えた作品です。

    #タメになる #アツい #ドキドキハラハラ

    1
    2024年08月05日
  • チ。―地球の運動について― 8

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    ネタバレ

    感動し、少し救われ、また新しい視点を与えてくれた言葉を長すぎてフレーズに残せなかったのでここに残す。


    この世には様々なひとがいる。正直者も、嘘つきも、情けない奴も、勇敢な奴も。
    さらに驚きなのが、一人の人間にそのすべての要素が入ってることもざらにあるし、それが日々変化したりする。
    こんなに大勢いるのに誰一人、同じ人はいない。
    そりゃ争いは絶えないでしょう。

    でも、だけどです。
    過去や未来、長い時間を隔てた後の"彼ら"から見れば、今いる僕らは所詮、皆押しなべて"15世紀の人"だ。

    僕らは気付いたらこの時代にいた。別の時代でもよかったのにこの時代だっ

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    2024年07月18日
  • チ。―地球の運動について― 2

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    新たな探究者のもとに、地動説が引き継がれました。

    地球は神がつくった特別な存在で、その周りを天体が動いていると考えられていた時代に、異端・禁忌である地動説に触れて、「天界は崇高で荘厳で偉大で広大で、そして地球と調和している」と感動する聖職者の姿は印象的です。

    一方で、ネットには「地動説は数理的な理論の一つとして協会も理解していた面がある」という記述も見られ(それが正しいかどうかはわかりませんが)、本書で描かれているように地動説=異端・悪魔の手先ということで片端から火あぶりにされる、ということではなかったのかも? という気もします。
    C教(キリスト教)を、旧来の考え方に凝り固まった「悪」とし

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    2024年07月11日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    生きるか死ぬかの危うい領域で魂を闘わせる先に、闘った者にしか見えない聖域がある。その聖域に踏み入れて心身を破壊されることすらある危険な区域。人類はその聖域に幾度となく挑戦してきた。その景色が彼らに一時万能の神にすら値する恍惚感を与えたとしても、いずれ儚く指の間からこぼれ落ち、又杯は別の者の手に渡る。しがない自分の人生の小さな世界だとしても、自分なりに闘ってみたい。そんなことを思った。

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    2024年06月27日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    100m走というシンプルな勝負の中にこれだけの物語を作れるのは凄すぎる。実際たった10秒を走るために何千時間、何万時間も準備してる人がいるし、自分もそうだけど、たった数分のために人生を賭ける仕事をしている人は読めば刺さるに決まってる。

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    2024年05月21日
  • ひゃくえむ。新装版 上

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    圧倒的なマンガ。唯一無二とは何か?自分とは何か?どういう人間か?才能とは?を考えさせられた。自分の職業的にも共感できる部分はあって、読むのしんどくなるところもあった。

    1
    2024年05月21日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 2

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    抜群におもしろいす
    インテリ漫画でヒットを放った作者の次作だからこそ作者視点は多分こっち側だよなって思いながら読むが、どこに着地していく漫画なのかは全くわからんという面白さがある。
    あと優れた漫画家が惨めな人間の解像度を高め過ぎるのは、惨めな人間が読む時に辛いことだからやめて欲しいけどまあそこも魅力す。
    あと次巻煽りがめちゃ楽しみな感じでした

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    2024年03月15日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    手塚治虫作品のような、何かバトンを得られる作品だと思う。好き嫌いもはっきりするタイプの作品ではあると想像するけれど、気になったらきっとこの漫画が必要なんだと思います。

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    2024年03月07日
  • チ。―地球の運動について― 1

    無料版購入済み

    残虐シーンあり

    天動説時代の天文学と宗教にまつわる話。
    読み返すとなかなか深く興味深い。
    残虐シーンが多いのはその時代にあった、異教徒狩りを表現するため。
    主人公だと思った少年があっけなく自殺してしまうが、
    彼の想いが感動となって先の物語を紡ぐ。
    重く凄い物語です。

    #感動する #深い #共感する

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    2024年10月08日