魚豊のレビュー一覧

  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 1

    Posted by ブクログ

    最初の方は、共感性羞恥心で読むのが苦しかったけど読み進めると面白くて止まらなくなり、一日で一気読みした作品。

    論理的思考力を強みとしている主人公だが、論理的プロセスを踏んでいない思考をしていることが特徴的。
    事象に対する結論にいたるまでのステップが、かなり恣意的に自分に都合が良く組み立てられている。自分も同じことよくやっているなぁと反省する反面で、そういった不都合な選択を思考しないということは幸福に直結するのではないかと思った。

    世の中の不都合な現実から目を背けるために、自分にとって都合の良い陰謀論を崇拝する。それは宗教に救済を求めている人間と似通ったプロセスだと思う。

    もちろん神の存在

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    2025年07月31日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    Takram Radioで対談しているのが面白くて、魚豊さんの作品に興味を持ち読みました。
    人心の奥底にある大事なところをグリグリと圧迫されるような感覚になりました。。
    何度か読み返したいと思える作品です。

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    2025年07月27日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 1

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    いやぁもう、読んでてつらい、いたたまれないったらない。
    と同時に時々話が食い違ってるな、通じてないなという時は良くも悪くもこういうことなんだろう。
    「サバルタンは語ることができるのか?」

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    2025年07月25日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    本編の『チ。』も大変面白かったが、この本ほど、芸術作品の感想を他人と共有する面白さを感じた本はない。

    私自身はこの物語を、基本的には「物理学史の中で大きな出来事のひとつの地動説」として捉えており、それに付加される形で、想いを託す生き方、学問の暴力的な性格、倫理と迷いといったサブテーマを学んでいた。

    しかしながらこの本を読んで、とても哲学的な思考、それも大変深い洞察を与えてくれる漫画なのだと再実感した。

    この本を読んだ後にもう一度読むと、見方が大きく変わりました。

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    2025年06月16日
  • チ。―地球の運動について― 1

    匿名

    購入済み

    アニメを観て気になり全話購入しました。ラファウの合理性求めたり、平気で嘘をついて丸め込もうとする性格とは真反対の結末を自身で出す所に地動説の愛を感じました。名言が沢山ある作品です。

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    2025年06月09日
  • チ。―地球の運動について― 8

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    ガリレオ以前にこれほどの歴史とストーリーがあったことに、まず驚いた。
    この本を通して「人間賛美」をテーマとして扱っているのかなと解釈した。唯一考えることができる人間の素晴らしさ。そこには正義同士の争いや、自分に対する喪失感があるかもしれないがその迷いこそが人間の美しさという哲学を受け取ったきがした。

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    2025年06月01日
  • チ。―地球の運動について― 1

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    アニメで見たけど理解が難しく、漫画購入。
    オリオンベルトとか自転・公転とかようやく理解…
    1話の主人公12歳のラファウが1番印象的。
    窓から見える夜空が輝いて見える。

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    2025年05月19日
  • チ。―地球の運動について― 1

    購入済み

    ち、とは

    このタイトルにはいろいろな意味が込められているのだなあと、読み終えると分かりますが、細かいところ気にしなくてもエンタメとして面白いですを

    #ドキドキハラハラ #深い

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    2025年05月16日
  • チ。―地球の運動について― 1

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    ネタバレ

    「漫画」として読むのはつまらない。理由は字が多く、テンポが取りにくいから。ただ、「物語」としてならとても面白かった。
    登場人物の生い立ちは違うけど、みんな自分の信念や事実、希望に向かって突き進んでいくところに心を打たれた。
    一人ひとりの人生は歴史的に見ると小さなもので、1つのピースにすぎないけど、壮大さも感じられた。
    まずは疑え、そして信念に突き進め

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    2025年05月11日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

    Posted by ブクログ

    原作の解像度がすごい上がります。ファンなら必読必須です!山口一郎さんやn-bunaさん、野口総一さん等とのインタビューは新しいことも知れてとても読んでて楽しかったです。この世界は最低と言うには魅力的すぎるッ!!

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    2025年05月09日
  • チ。 ―地球の運動について―【単話】 2

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    教会の考えと違えば異端者として拷問されたり火あぶりの刑になるのは恐ろしいですね。主人公が合理性ではなく探究心を優先したのが良いですね。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2025年04月10日
  • チ。 ―地球の運動について―【単話】 1

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    拷問や火炙りのシーンが恐ろしいですね。主人公は合理主義に見えて探究心を隠しきれていないところがあって良いですね。

    #ドキドキハラハラ

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    2025年04月10日
  • チ。 ―地球の運動について―【単話】 2

    U11

    無料版購入済み

    多面的にみなければ

    拷問や処刑の可能性を承知の上で、真理を解き明かそうとする、すごいことだと思います。
    一方で、そういったことができるのも、教会などが社会を安定させているからかもしれません。
    食糧不足や治安が悪ければ、研究どころではなく、生きるのに精一杯になるはず。
    生きることにリソースを割かずに研究に生きることができるのは、害を及ぼす可能性のある教会のおかげかもしれないと考えると、物事を多面的にみなければならないと思い、めんどくせぇ…。

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    2025年04月04日
  • チ。 ―地球の運動について―【単話】 1

    U11

    無料版購入済み

    科学的根拠あり

    チ。を読んでから知ったのですが、どうやら天動説は科学的根拠があったようです。
    当時の観測技術では、地動説よりも天動説のほうが合理的に説明が出来たからだそうですが、目視で観測していたら客観性やら再現性もないので、仕方ないような…。

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    2025年04月04日
  • チ。―地球の運動について― 1

    Posted by ブクログ

    チ。的好奇心は誰の心にもあって、その探究心はきっと誰にも抑えられるものではない。
    その感動を星空を見上げるたびに思い出させてくれるそんな作品でした。

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    2025年03月23日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 4

    Posted by ブクログ

    陰謀論にハマる過程をある意味で追体験しつつそのメカニズムを知れる一冊。個別の事象の説明ではわずかに説得力を伴うものが混じりつつ、陰謀論への反証に対しては「それが彼らのやり方」、「否定こそ肯定と同義でありむしろ証拠のようなもの」と反応し、対話不能。その実、何も積み上げなくても帰属欲求、承認欲求、自己実現欲求を一貫して満たしてくれるツールとして機能しているだけであるが、そうであるが故に、それ以外の日常でこれらを満たせない者にとってその魅力は絶大。ということか。

    先生のキャラが良すぎる。特に「わいフェス」での動きと、その後の主人公との絡み方も最高。
    最後は、きれいで甘いけど、納得の終わり方だったし

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    2025年03月20日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 1

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    感想
    しがない若者の救いようのない話!?とにかくまだ先が見えない。


    あらすじ
    19歳非正規雇用勤務、彼女、友達なしの渡辺が主人公。ある日、自己啓発セミナーにハマりそうになり、騙される。恋が重要だと言われ、信じる。

    W大の飯山さんという社会ボランティアをやる女子大生と出会い惹かれる。飯山さんの情報をネットで探しているうちにボランティア叩きをやっているFACT東京s区第二支部というアカウントに行きつく。

    そこに文句を言いにいこうとして先生に出会い、世の中は陰謀論に支配されていると言われる。

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    2025年03月14日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 4

    匿名

    購入済み

    唯一無二

    テーマが斬新だし、作者の才能を感じました。最後まで読みやすく楽しめる作品。オープニングからひきつけられる構成もセンスいいと思いました。

    #深い #シュール #ドキドキハラハラ

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    2025年03月08日
  • チ。―地球の運動について― 1

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    ネタバレ

    副教材:『世界の奇書をゆっくり解説 番外編 「天体の回転について」』 この本は単体で見ると非常に淡泊で、あっさりとしている。 だが、天体と科学の歴史についてある程度知っていると、一コマ一コマ、一言一言に心が揺さぶられる。 特に好きなセリフは、「神が作った この世界は、きっと何より美しい」

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    2025年03月07日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 4

    Posted by ブクログ

    世間に流されながら人生の意味を見出せずに生きるフリーターの青年、渡辺を主人公とする物語。
    魑魅魍魎の渦巻く現代社会を疑心暗鬼になりながらも
    一人の人間として「幸せ」を目指す姿を克明に描く魚豊さんの描写スタイルは本作でも健在。

    これまでの代表作3作品の中では、
    もっとも日頃の私たちの生活に近い世界を描いている作品だと感じます。

    4巻目では、陰謀論を肯定するとか否定するといった垣根を超えて、
    渡辺自身が感じたこと、確信を得たこと、勇気を出して踏み出す一歩の大切さに気がついて、
    ようやく自分の人生を少しずつ歩き始めます。

    何が本当で、何が権力による巧妙な搾取構造なのか?
    その判断を迫られている

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    2025年02月13日