【感想・ネタバレ】チ。―地球の運動について― 2のレビュー

地動説は美しい、命をかけても惜しくないほどに。

皆さんは地動説:太陽を中心として地球など惑星が回っているという学説を当たり前に知っているかと思いますが、それが当たり前ではない時代がありました。

それまでは天動説:地球を中心に太陽などが回っている説が当たり前という認識でした。
天動説は宗教的にも正しいとされ、それ以外の考えは異端思想であり、最悪火炙りの刑に処されてしまうこともありました。

この作品はそんな時代に生まれながらも、地動説の美しさを信じ、時代に抗った人々の物語です。

この作品の一番の魅力は地動説を信じ、己の意志を貫こうとする登場人物たちであり、読んでいて胸にこみ上げてくるものがあります!
歴史や科学好きだけではなく、現在に生きるあなたにきっと刺さる作品です。どうぞお手にとって読んでみて下さい。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

無料版購入済み

チ。とは?

2023年12月15日

「―地球の運動について―」という副題から「チ。」とは地動説の「地」のことだと思いこんでいた。しかしここまで読み進めていって、真実を知りたいという「知」であり、真実を表す「智」であり、代償としての「血」であるということに気づき、慄然とさせられた。

1
ネタバレ購入済み

受け継がれる思い

2023年11月16日

まさかの主人公が交代するパターンの漫画はあまりないのでとても新鮮でした。しかし物語は受け継がれ続いていくのでとても面白い。

#感動する #深い #タメになる

0
無料版購入済み

匿名 2023年09月21日

火星の逆行とその理由がすごく納得、面白かったです。
ただ悲しことに私の頭ではその理屈が半分しか理解できなかった。
せっかくなので、もう一度じっくりと絵を見ながらなぜ見え方が巡行に
戻るのかを学ぼうと思います。

#タメになる #怖い

0
購入済み

受け継がれていく

2022年08月19日

考え尽くした知が、流した血が、去りゆくものが踏み締めた地が、受け継がれていく。託されていく。「託す」とは、去りゆくものに残された権利である。

0
無料版購入済み

神の真理

2022年07月12日

地動説というのは神の真理を追い求める人々見出したものなんだなと改めて感心した。神の作り出した世界の完璧さを見出す事で神の偉大さを知る。神を理解するためのあくなき欲求の情熱のなんとすごいことか。

#アツい #感動する #深い

0
ネタバレ購入済み

この時代の話も熱い

2022年07月10日

世界はなんで汚いのか?と問うた子供。それは地球が底辺にあるからだと言われてから、空が見えなくなったこの巻の主人公、オクジー。そのオクジーが、死ぬ時にみんな苦しんで死んでいるのに、なぜあの二人は満足気な顔で死んだのか。その理由に地動説があるというストーリー、熱すぎる。

#アツい #エモい #深い

0
ネタバレ無料版購入済み

何がなにやら

2022年07月03日

1巻のドキドキを抱えたままこちらを拝読。命のバトンが繋がれていくと同時に好奇心の呪縛にかけられる。どうも表現できないこの感覚。読んで欲しい。沢山の人に。

0
無料版購入済み

すごい

2022年07月02日

一巻の完成度が高すぎて期待値を上げながら読んだが、あっさりと超えていった。完結まで8巻しかないことを嘆きながら読みます。

#深い

0
無料版購入済み

nao
2022年04月09日

前作の衝撃的な結末からの続編。どのように展開していくのか楽しみにしていました。第二章の主人公も不安を抱えながら過ごしていて共感を覚えます。また、天文学を追求しながら審問官から逃れるようなスリルもあってハラハラします。

0
無料版購入済み

すごい……!

2022年09月29日

1巻の終わりから、どのようにお話が展開していくのかすごく気になっていたので、読めてよかったです!地動説を証明していく人たちの困難さが伝わってきました!!

#アツい #ドキドキハラハラ #深い

0
購入済み

おもしろいです!

2022年01月05日

一巻の完成度が高かったので、二巻はどうなんだろうと思いながら読みました。
やはりというか二巻とクオリティが高く、今後も購入していく予定です!

#アツい #感動する #カッコいい

0

Posted by ブクログ 2021年10月04日

1巻のラファウからバトンを託された形となる、第2巻。

相変わらず暗い時代を感じさせるのは、この巻の主人公であるグラスとオクジーが代闘士という職業をしているから。

この「穢れた地球、私たち」から「美しいもの、宇宙」そして「実は地球と私たち自身の生も美しい」という転換を示す漫画なのだと思う。

特に...続きを読むこの巻では、P.82の第2章の始まりとなる「地」と「チ」がかけられて登場する見開きの展開力が秀逸。

0
購入済み

人生は自分次第だと再認識できる

2021年10月01日

常識を超えた発想から生まれた新しい理論に気がつくことで、ひとりの男の人生を変えるようなゲームチェンジが起こる。そうゆう世界観にワクワクさせられました。そして人は何を信じるかによって、世界の観え方と人生の流れが変わるんだなと感じることができました。

0

Posted by ブクログ 2021年09月18日

マジで面白い世界観に話の流れだ

1巻からメンバーが刷新されて物語が進む。ただし、1巻の世界観はもちろん継承されているので、内容にのめり込める巻になっている。

今巻は、火星の動き、天国の存在、人々の信仰と希望が描かれていた。制約多きかつ情報少なき世界線で、宗教に似た信仰、人々の階級が設定された中で...続きを読むの人の欲や希望が面白く描いていたと感じる。
希望に満ちすぎたサイコパスが多く登場して面白い。

タイトルはそういうことだったのか。思ってたのと違ったがなかなか良い。

カバーを外した材質とデザインが良すぎる。

終盤は、映画『TENET』を読んでる感覚になった。

今1番気になる作品だな。毎週1巻ずつ読み進めていこうと思う。すげぇ楽しみだ

0

Posted by ブクログ 2021年08月27日

登場人物がじっくり描かれ始める。まずはこの物語の今現在の価値観、世界観を描き、登場人物がどのような価値観の持ち主か、しっかりと固めてくる。そして、その中で地動説を信じる人たちがどのような意識で学問をしてきたかが、伝わってくる。これは今の学問にも通じることではないだろうか。

0

Posted by ブクログ 2021年08月17日

漫画大賞と、色んな雑誌漫画特集から。世代を超えて受け継がれ、地動説が日の目を見るまでの物語か。登場人物や場面が結構目まぐるしく移り変わって多少面食らうんだけど、それが心地よい緊張感に上手くつながっていて、頁を繰る手が止まらないという結構。面白し。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月30日

2人目の主人公、オクジーの登場。物語は次巻へ続く。
今回もタイトルコールが決まっていて、台詞回しはいちいち熱い。
目に見えるもの、多数派が信じているものを疑い、真実と美とを追い求める、という姿、すなわち「知性」というものの格好良さを描くというのは、古臭く見えながらも、むしろ現代にこそ必要な姿勢である...続きを読むのかもと思う。

0

Posted by ブクログ 2021年07月29日

「チ。地球の運動について 第2集 魚豊 小学館 2021年」決闘請負人なんて面白い設定。中世に本当にありそうな内容。昔も今も人間は残酷。1巻毎に主人公が変わっていくかと思ったが、2-3巻は続きそうな感じ。

0
購入済み

星を巡る群像劇

2021年07月05日

1巻の衝撃を経て2巻。こういう感じで、星を巡る観測者たちの群像劇が描かれるんだろうか?地動説が認められるまでまだだいぶあるぞ!がんばれ!

0
ネタバレ購入済み

心のズシリとくる作品

2021年06月28日

今では当たり前に知られていることを、昔命をかけて解明した人達がいたと知ることができる作品。
セリフや漫画の見せ方から作者の気迫が伝わり、一気に読んでしまった。
現代を生きる自分は、世間の常識を疑うことなく流されていて、自分で考える力が足りないんではないかと考えさせられた。

#感動する #深い #タメになる

0
ネタバレ購入済み

繋がってるんですね

2021年06月25日

1巻の子が死んでどうなるのかなと思っていたけど他の人に想いがつむがれているって感じの続き方で面白かったです!地動説に出会った人達の目の色が変わる瞬間が半端なく好き!!

#感動する #エモい #深い

0
購入済み

おもろい

2021年06月20日

地動説という異端の説を託して繋ぎながら解明していくのかな
今回の主人公もまた変わるのか
なかなか難しいけど面白い

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年05月13日

ただの地学に終わらない。
穢れた地球から美しい宇宙を見上げるなんて愚だ、との信仰に寄りかかり真理に目を向けない者達が空を邪魔する目に。視覚的な表現力に圧倒された。

0
購入済み

チ。

2021年05月02日

1巻から10年ほど時間が経過しているのだろうか。
相変わらず異端思想扱いではあるが、地動説証明のための資料は脈々と引き継がれていた。
文字もまとも読めない下層階級の男にその叡智が託されることで、また一歩世界が動き出す。
学がなくとも、宇宙は人を惹きつけてやまない。

0
ネタバレ購入済み

心が動かされました

BBB
2021年04月19日

今度は天文に興味がない男が物語の中心に。殺し屋2人が宝箱を見つけ「地。」を読んだ瞬間は、1巻1話と同様にタイトルとシンクロする瞬間でゾクゾクと興奮しました。3巻が楽しみ

0
購入済み

不思議なお話

2021年04月01日

今までにない題材なので、とても新鮮な気持ちで読める漫画です。人として生きていく中で大事にすべきものが分かるかも?

0

意思は次の者へと受け継がれたッ

2021年03月30日

前作から10年後、少年の「希望」「意思」はネガティブな男に受け継がれた!
死んで天国に行くことが唯一の望みのネガティブ男が託された希望と意思のため動き出す

0
購入済み

2021年03月26日

1巻に続き2巻も大変面白かったです。禁止されながらも、知が次々と引き継がれていく様子が興味深く感じます。

0
購入済み

地動説と当時の宗教感の闘い

2021年03月21日

こんなに地動説を面白く描いた漫画は初めてです。
人間の知的好奇心や人生観、希望、絶望も描かれてて哲学でもある。
凄く面白いです。

0

Posted by ブクログ 2021年02月20日

全く面白さが落ちない2巻。タイトルの「チ。」とは「地」と「知」をかけているのだろうか。真実を知ることにはあまりにも重い代償を払わなければならない。C教に反して宇宙の真実を追い求めることは異端だけれど、登場人物たちはみなその思想を絶やすまいとする。火炙りになる、目を焼かれる、拷問を受ける…そんな身体的...続きを読む苦痛をものともせず探求し続けた人たちのおかげで、今の常識があるのだろうなぁ。夜空をゆっくり眺めたくなりました。

0

Posted by ブクログ 2021年01月31日

「ノーベル賞の受賞に何十年という年月がかかるわけですが、凡人が選ぶのだからしょうがない」、正確ではないけれど、このようなことを養老孟司さんが言われていたのを覚えています。

常識的に考えて、現状に即して、真面目に、価値のあることを…真理を追い求める情熱と努力をもった人を前にして、私は何を思うだろう。...続きを読む

宇宙の真理に手を伸ばす壮大なテーマなのに、短距離走を描いた前作の『ひゃくえむ。』のようなスピード感があって、どのような距離感で着地するのかハラハラしながら楽しんでます。

0
購入済み

読むべきです

2021年02月09日

1巻に続き、非常に面白かったです。情熱や信念が人を突き動かし、世代を超えて受け継がれていく様にグッときました。今後ももっと面白くなっていきそうなので楽しみです。

0

Posted by ブクログ 2021年01月18日


久々に「見つけた」「出会えてよかった」漫画になる。

まだ2巻だが、これからの展開が楽しみでならない。天才達がバトンを繋ぐように知識が継承され、地動説の美しさ、正しさが話を追うごとに明らかになっていく。
オラ次の巻が出るのワクワクすっぞ!

0
購入済み

有名な

Q
2021年01月15日

“それでも地球は回っている!”以前。多くの人々が疑問を持ち、探究心を持ちながらも、
宗教との矛盾で処刑されていく...。
続き楽しみ!

0
無料版購入済み

匿名 2023年09月19日

いつの間にか、この世界観にハマってしまっている。難しいことはわからないけど、何がおかしくて何が正しいのか。

0
無料版購入済み

匿名 2023年09月18日

ロマンがある話ですね。
地動説って、たしかに昔の人たちにとっては理解したくもないし、できない説だったんだろうなと思います。

0

Posted by ブクログ 2023年05月20日

2023/5/20
想いの継承の話や。
昔は今よりも死がずっと近くて。
死後の世界も近いものやったんやろうな。
16:35

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月12日

前半は下層階級である2人の代闘士オグジーとグラスの会話。片方が火星が不規則な動きをしていることに気が付く。

二人はある日、ノヴァクの依頼で、異端者輸送の仕事を請け負う。輸送中、異端者は観測記録の入った石の箱のことを二人に伝える。二人は石箱に向かうが、ノヴァクに気づかれ戦闘になる。

辛くも追跡を振...続きを読むりほどき石箱に到着。しかし片方は崖から落ちて死ぬ。

第10話は副助祭バデーニの話。彼は地動説を研究したために、異端者として片目を焼かれていたのだ。そこに火星の観察記録を持ったオグジーが訪ねてくる。二人は地動説のほうが合理的だと考える。

0
無料版購入済み

2022年07月13日

1巻から時を経てまた新しい人物たちへ。
邪魔な光がなく、澄んだ空を見上げる人々にとって
現代以上に夜空は謎に満ちた惹かれる存在だっただろうな。

0

Posted by ブクログ 2022年04月12日

いつの時代でも、空への探究心を持ち続ける人は現れる。

そんな気持ちは、他人では抑えることはできない。

0
ネタバレ無料版購入済み

オクジー編

2022年04月01日

私はこのオクジー編が一番ぐっときましたねー。
無気力ですべてをあきらめていた死んだ目の青年が知識を得たことによって生まれ変わっていく姿に感動します。

0

Posted by ブクログ 2021年09月11日

いよいよ地動説の研究が本格的に始まると思ったら、またバトンが渡される。人間は一人では無理でも世代を超えて成し遂げて行くところがすごい。

0
購入済み

登場人物の関連性

2021年08月17日

あまりまだ関連性が掴めていません。
拷問する人が同じなのはわかりましたが、他の人は違う街の人??でも時も少し進んでいるから、地球の解釈も違うのでしょうか?難しい。

0
購入済み

おもしろいが、難解

2021年07月25日

理系向きかも。
宇宙学がスンナリ入ってくる人向き。

宗教が地球の自転を否定していた時代があったのを知ってはいたが、なかなか残酷。
「それでも地球は回っている。」との言葉は、こんな背景があったのかもしれない。

絵がもっとキレイだったらいいなー。

0

Posted by ブクログ 2021年05月04日

そもそも惑星(=プラネット)という言葉が、「惑う人(=プラネーテス)」からきているということを初めて知った。

0

Posted by ブクログ 2021年01月25日

15世紀のヨーロッパを舞台にした地動説漫画。コペルニクスに至るまで日の目を見ることなく真理を求めて続けた人たちの物語となるんだろうか?しかし、C教とかキリスト教を伏せ字にする意味が判らない。今後、史実を無視したトンデモ展開に進むための布石だったりすると楽しいんだが。

0

Posted by ブクログ 2021年01月14日

第一巻が衝撃すぎたのだけど、二巻もかなり。登場人物の心の動きの描き方がとてもぐっとくる。人間の心が動く!地球が動く!作品。

0

Posted by ブクログ 2022年11月18日

1巻で残された資料が時を越えて受け継がれていく。
しかしながら、まだまだ自由に学ぶことかできない世界で知的欲求を求めながらもがく話。

0

Posted by ブクログ 2022年07月26日

1巻目を乗り越えて良かった。
加速度的におもしろくなってきたわ。

物語は10年後から再開。
その間にまた「地動説の箱」には
新たな人間の手による知識が加えられ
次は教養の少ない傭兵の手によって
田舎に左遷された異端の修道士のもとへ
存在が伝えられていく。

神が作ったものが中心と考える教会に対して...続きを読む
神が作ったものだから不完全なはずはない
という、この修道士の考え方は
それはそれで信仰心のなせるものだと思う。

0
無料版購入済み

2022年04月04日

現代日本では思想・表現の自由が保障されている。これがいかに素晴らしいことかを実感する。それがない世の中なら科学の発展はなかっただろう。

0

Posted by ブクログ 2021年11月03日

天動説が有力な世界で、
意義を唱えたら異端だと拷問されて殺されてしまう世界で、
それでもなお志を持ち、命をかけてでも、気高く真理を追求していこうとする話。

0
無料版購入済み

うーーーん…

2022年07月01日

天動説や地動説の話まではいいんだけど、宗教批判まではしなくていいんじゃないかな…
一巻までは面白かった。でも2巻の一部の表現は不快。

0

「青年マンガ」ランキング