【感想・ネタバレ】チ。―地球の運動について― 2のレビュー

地動説は美しい、命をかけても惜しくないほどに。

皆さんは地動説:太陽を中心として地球など惑星が回っているという学説を当たり前に知っているかと思いますが、それが当たり前ではない時代がありました。

それまでは天動説:地球を中心に太陽などが回っている説が当たり前という認識でした。
天動説は宗教的にも正しいとされ、それ以外の考えは異端思想であり、最悪火炙りの刑に処されてしまうこともありました。

この作品はそんな時代に生まれながらも、地動説の美しさを信じ、時代に抗った人々の物語です。

この作品の一番の魅力は地動説を信じ、己の意志を貫こうとする登場人物たちであり、読んでいて胸にこみ上げてくるものがあります!
歴史や科学好きだけではなく、現在に生きるあなたにきっと刺さる作品です。どうぞお手にとって読んでみて下さい。

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受け継がれる思い

まさかの主人公が交代するパターンの漫画はあまりないのでとても新鮮でした。しかし物語は受け継がれ続いていくのでとても面白い。

#感動する #深い #タメになる

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2023年11月16日

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この時代の話も熱い

世界はなんで汚いのか?と問うた子供。それは地球が底辺にあるからだと言われてから、空が見えなくなったこの巻の主人公、オクジー。そのオクジーが、死ぬ時にみんな苦しんで死んでいるのに、なぜあの二人は満足気な顔で死んだのか。その理由に地動説があるというストーリー、熱すぎる。

#アツい #エモい #深い

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2022年07月10日

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何がなにやら

1巻のドキドキを抱えたままこちらを拝読。命のバトンが繋がれていくと同時に好奇心の呪縛にかけられる。どうも表現できないこの感覚。読んで欲しい。沢山の人に。

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2022年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2人目の主人公、オクジーの登場。物語は次巻へ続く。
今回もタイトルコールが決まっていて、台詞回しはいちいち熱い。
目に見えるもの、多数派が信じているものを疑い、真実と美とを追い求める、という姿、すなわち「知性」というものの格好良さを描くというのは、古臭く見えながらも、むしろ現代にこそ必要な姿勢であるのかもと思う。

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2021年07月30日

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心のズシリとくる作品

今では当たり前に知られていることを、昔命をかけて解明した人達がいたと知ることができる作品。
セリフや漫画の見せ方から作者の気迫が伝わり、一気に読んでしまった。
現代を生きる自分は、世間の常識を疑うことなく流されていて、自分で考える力が足りないんではないかと考えさせられた。

#感動する #深い #タメになる

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2021年06月28日

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繋がってるんですね

1巻の子が死んでどうなるのかなと思っていたけど他の人に想いがつむがれているって感じの続き方で面白かったです!地動説に出会った人達の目の色が変わる瞬間が半端なく好き!!

#感動する #エモい #深い

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2021年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ただの地学に終わらない。
穢れた地球から美しい宇宙を見上げるなんて愚だ、との信仰に寄りかかり真理に目を向けない者達が空を邪魔する目に。視覚的な表現力に圧倒された。

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2021年05月13日

BBB

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心が動かされました

今度は天文に興味がない男が物語の中心に。殺し屋2人が宝箱を見つけ「地。」を読んだ瞬間は、1巻1話と同様にタイトルとシンクロする瞬間でゾクゾクと興奮しました。3巻が楽しみ

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2021年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半は下層階級である2人の代闘士オグジーとグラスの会話。片方が火星が不規則な動きをしていることに気が付く。

二人はある日、ノヴァクの依頼で、異端者輸送の仕事を請け負う。輸送中、異端者は観測記録の入った石の箱のことを二人に伝える。二人は石箱に向かうが、ノヴァクに気づかれ戦闘になる。

辛くも追跡を振りほどき石箱に到着。しかし片方は崖から落ちて死ぬ。

第10話は副助祭バデーニの話。彼は地動説を研究したために、異端者として片目を焼かれていたのだ。そこに火星の観察記録を持ったオグジーが訪ねてくる。二人は地動説のほうが合理的だと考える。

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2022年10月12日

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オクジー編

私はこのオクジー編が一番ぐっときましたねー。
無気力ですべてをあきらめていた死んだ目の青年が知識を得たことによって生まれ変わっていく姿に感動します。

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2022年04月01日

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