魚豊のレビュー一覧

  • チ。―地球の運動について― 6

    Posted by ブクログ

    拷問シーンがあるって知ってた。
    でも、あまりにも話題だから、
    どーしても読みたかった。

    拷問シーンさえなければ、確かに最高。

    人が生きるとはどういうことなのか、
    なぜ人は考え続けねばならないのか。
    情報過多の現代では、
    多くの人が考えることを放棄している。
    だからこそ、こういう漫画が読まれるべきなんだ。

    ただ、拷問シーンが…
    読み返す勇気が出ない

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    2022年02月19日
  • チ。―地球の運動について― 4

    購入済み

    急展開

    一巻ごとの密度がすごいです。主人公も変わっていくし、サブキャラの動静も早い。次の巻が待ち遠しいと久々に感じる漫画です。

    #ドキドキハラハラ #エモい

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    2022年02月18日
  • チ。―地球の運動について― 6

    Posted by ブクログ

    地動説を成すために身も心も捧げてきた人達の物語。
    内容は専門的で難解な部分が多いです。
    しかし物語に生きる人々の熱が言葉が生き方が、私の心を鷲掴みにしてきます。
    気づけば6巻まで読み終えてしまっている状態です。

    0
    2022年02月15日
  • チ。―地球の運動について― 1

    無料版購入済み

    身構えないで

    平たく言うと地動説のお話。でも難しい物理の話は出てきません。天動説のみが認められる世界で真実に近づこうとする人間ドラマ。

    1
    2022年02月10日
  • チ。―地球の運動について― 6

    Posted by ブクログ

    なるほど。「知」の自由の問題でもあった、と。

    ドゥラカにせよシュミットにせよ、恐らく彼ら(彼女ら)の考え(思う事)は「今の」私達には理解できるけれど、信仰によって考える事、疑う事が禁じられ、情報が監禁された世界の中では何を言っているのか分からない、いわば宇宙人の言葉のように思えたんでしょうねぇ。

    そういう意味で、ドゥラカを導いた叔父さんは凄い人だったんだなぁ…好きにはなれんけど(苦笑

    シュミット。
    これまたかなり強烈なキャラがきたなぁ、って感じです。
    最初の行動がホントに「ドカン」だし、話は長いし。
    とはいえ、自分の信念と相容れないものでも尊重するあたり、C教よりはるかにマシなんですよね

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    2022年01月17日
  • チ。―地球の運動について― 6

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    おもしろい!一気読み。自分の信じるものを信じ抜くこと、なかなかできないけれど、そういう人がいつでも道を拓くのだろう。

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    2022年01月10日
  • チ。―地球の運動について― 5

    Posted by ブクログ

    初めは全く説得力が感じられなかった主人公(代闘士)が、地動説に惹かれる理由、信念を自分の言葉にするところがポイントですね。主人公2人の関係がいいです。
    二人の最期と、修道士の遺書は上手い。

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    2022年01月09日
  • チ。―地球の運動について― 6

    ネタバレ 購入済み

    新展開

    第三部に入り、登場人物も舞台もほぼいれかえ。前部までの展開が好きだった人には違和感あるでしょうが、次巻の盛り上がりに期待ですね。

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    2022年01月03日
  • チ。―地球の運動について― 6

    Posted by ブクログ

    103冊目『チ。 -地球の運動について- 6』(魚豊 著、2022年1月、小学館)
    新章突入。C教のルール外に生きる者たちと、「地動説」との出会いは物語をどう動かすのか?相変わらずセリフが熱い。知性的な内容でありながら、漫画らしい外連味のある展開も楽しい。H派とは多分プロテスタントの原型でもあるフス派がモデルだろう。
    「表なら私、 裏なら君が正しい。」

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    2021年12月31日
  • チ。―地球の運動について― 5

    Posted by ブクログ

    天動説(宗教)vs地動説(科学)。宇宙の真理を知るために、いろんな人が命懸けで研究して犠牲になっていく。いつ異端者審問官に見つかるのかとハラハラしながら読んでいる。6巻以降の展開が楽しみ。自由に発言できない世界は本当に恐ろしい…

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    2021年12月11日
  • チ。―地球の運動について― 5

    購入済み

    じっくり読める漫画

    正直画力はまだまだですが
    キャラの表情やコマの使い方は巧い
    そして話の構成と台詞回しなど丁寧でよく出来てます。

    #切ない #感動する #ダーク

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    2021年12月03日
  • チ。―地球の運動について― 3

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    真理を求める人々の執念というヤツは何と狂おしく、そして切ないのか。

    オクジーとバデーニの行動はさておき、ロレンタの苦悩はなんとも…。
    やりたいことができない、という呪縛は地動説を信じる人々だけでなく、生まれ持った性別にすらかかってくる。
    そのやるせなさがあの行動力に繋がってる、というのはなかなかに強烈ではあります。魅力的。

    そして何より、ピャスト伯。
    「2000年」と言ったその悔しさは…我々には伺いしれないものがあったのではないでしょうか。
    でも、同時に「師匠」の最期の後悔は同じようにピャスト伯をも苛んでいたのだろう、と。
    だから「真理」をこそ求めたのでしょう…。

    ただ「知る」という自由

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    2021年11月19日
  • チ。―地球の運動について― 5

    Posted by ブクログ

    拷問シーンが痛々しくて読むのがつらかったですが、真実を追求する姿は美しかったです。やっと形になったのに、研究はまた他の人に引き継がれることになってしまいました。もう殺されてほしくないな。

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    2021年10月15日
  • チ。―地球の運動について― 5

    Posted by ブクログ

    …C教、ヤバ過ぎでは…?

    とはいえ。
    ノヴァクも信念と疑念を持って生きていたという事が分かり。
    いや、同情はしないのですが、彼は彼なりにというよりも、それが良しとされる時代と世界の中にいたのだから、何も間違っていないわけで。

    そんな世界の中で、「知りたい」という自由を求め死ぬ覚悟を持てる人達は…狂気ですよねぇ。
    正気の範疇で自由を求められる今がいかに幸せなのか、思い知ります。

    それにしてもパデーニ…。もちろん彼にしか分からない痛みがあったわけですが、それでも、それを味合わせたくなかったというのは。
    …きっと、彼が本当は情に篤かったとか、友愛に目覚めたというわけではなく、オクジーの考えや生

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    2021年10月10日
  • チ。―地球の運動について― 5

    購入済み

    信念が受け継がれる

    意外な手段で信仰では無く信念が次代に受け継がれていく。
    あっち側だったあの人も思わぬ形で巻き込まれて。
    面白いが、他の方も仰っているようにページ数がちょっと少なめ。

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    2021年10月07日
  • チ。―地球の運動について― 3

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    修道院の天才副助祭・バデーニの人間的に最低な部分が露呈されるところから始まる第3巻。

    女だからと才能を認められない、いとも簡単に手柄を奪われるヨレンタも、その漫画がここまで一貫して描いている、この時代の暗くて救いのない部分を体現している存在として描かれる。
    (今のところまだ殺されなくてよかった、と安堵した)

    それにしてもこの漫画、なかなか天才にすぐ出会えるもんなんだな、とは思う。笑

    老い先の短いピャスト伯のように、誰かが一生を賭けて、あるいはユダヤ教以来2,000年のあいだ人類が追い求めた「真理のはずのもの」がそうではなかったと認める転換というのは、今の時代のどの価値観よりも重く大きなも

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    2021年10月05日
  • チ。―地球の運動について― 4

    Posted by ブクログ

    「間違いを永遠の真実と信じるよりマシ」
    …マシかどうかは個人の価値観による、ということなのだけど、これは確かに「信仰」、思考が停止する事の危うさを表しているなぁ、と。

    その上で、「信仰している」と言わせるのが熱い…!

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    2021年10月04日
  • チ。―地球の運動について― 1

    無料版購入済み

    愚か
    愚かだ。

    拷問シーンが多くて嫌だ。

    事実だったんだろうけど嫌だ。

    現代、未来の明るい世界を口直しにイメージしよう。

    #アツい #怖い #ダーク

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    2021年10月01日
  • チ。―地球の運動について― 3

    Posted by ブクログ

    文字は奇跡だというヨランダの言葉に感銘を受けた。200年前の情報に涙が流れることも、100年前の噂話で笑うこともある。よく考えると、それってすごいことだ。

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    2021年09月11日
  • チ。―地球の運動について― 2

    Posted by ブクログ

    いよいよ地動説の研究が本格的に始まると思ったら、またバトンが渡される。人間は一人では無理でも世代を超えて成し遂げて行くところがすごい。

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    2021年09月11日