魚豊のレビュー一覧

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    匿名

    ネタバレ 購入済み

    最終巻まで読んでみて感じたのは、
    読者が本当に読みたかったのは「プロローグ」のような物語だったのではということ。
    まあ、それこそ「思い込み」ですけど。

    #ドキドキハラハラ #切ない

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    2025年11月02日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    2022/3/30第1刷
    2025/10/16第14刷

    2025/9公開で映画化。
    表現者クライテリオンのYouTube動画で、
    文芸評論家の浜崎氏が、絶賛しており、この本を知る。

    概念と体験の現実
    現実を理解できて現実を超える真剣さとそこへの気持ち

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    2025年11月01日
  • ひゃくえむ。新装版 上

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    星4.5
    【心が抉られることの面白さ】

    上下巻まとめての感想。

    数年前に一度読んで印象に残っており、最近映画を観て「あれ?」となり(映画には映画なりの良さはあるが)再度読み返したがやはり漫画にしかない面白さがここにあると感じた。

    本作はスポーツ漫画らしくなく、競技や練習を行うシーンは少なめ。
    なので試合の爽快感やスピード感、努力の泥臭さといったスポ根感はほとんどない。

    しかし他のスポーツ漫画には描かれないような競技に対する苦悩が格キャラクターごとに描かれており、時にはグロさすら感じるほどの心理描写が魅力的。
    エリートのトガシが突如現れては消えた小宮の亡霊と戦い続けることになると、小宮の

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    2025年10月26日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    ネタバレ

    ひゃくえむ。
    2025.10.18

    ひゃくえむ。
    魚豊さんの『チ。地球の運動について』が大好きだし、短距離ではないけれど元陸上部だったのでみるしかない!と思い決断。
    正直言って、生きる意味がわからない私にとって走る意味もよくわかっていない。私が現役の時は一度始めてしまったからキリのいいところまでやり切りたいという意地で陸上をやっていた。もちろん記録が出て、いわゆる調子がいい時に走るのはとても楽しかった。しかし怪我や貧血、タイムが伸び悩むことによって、だんだん頑張って辛いことをして何か報われるのだろうかと何度も考えるようになった。
    だけど映画からは命をかけるほどの熱狂、つまり”ガチになること”

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    2025年10月18日
  • チ。―地球の運動について― 1

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    いまこそ当たり前となった地動説。
    昔は異端としてされていたそれを迫っていく。
    人生にとって、何が重要だと考えるのか。
    そして、その重要なものをどこまで信じられるか。
    どんどんと、知性が感染していく。
    これから先の展開が楽しみです。

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    2025年10月18日
  • チ。―地球の運動について― 8

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    ネタバレ

    なんというか、本当に難しい作品でした。
    アニメで観たのがきっかけで。
    とんでもなく気持ちを揺さぶるアニメでした。

    異端審問官が娘のことを祈って
    焼け落ちる教会の天井におし潰された場面では
    号泣してしもーたよ。アニメでも、漫画でも。

    また、「文字は特別な階級にしか許されるべきではない、さもないとゴミのような言葉が世界に溢れるに決まっている(意訳)」というセリフがあって、
    見事に21世紀はそうなっているよ、自分のことだよ、と笑ってしまった。

    原作を一気に読めてよかったです。

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    2025年10月18日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    『僕らは一体、何の為に走ってるんだ?』

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    中学まで大会で負け知らずのトガシは
    自身の才能の劣化を日々感じ、敗北という恐怖から逃げるため 高校では陸上部には入らないと決めていた。

    しかし、ある出来事から理不尽で不遇な立場に置かれた陸上部を目の当たりにし、陸上部に復帰することを決意する。

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    「この脚は逃げるためじゃなく戦うためについていて、孤立なんてクソどうでもいいと思ってたら俺はどうすると思う?」

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    わたくし、読み始める前は
    白熱の100m走!!
    ライバルとの熱い戦い!!
    そんな場面ばかりが描かれている漫画だろうと思って

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    2025年10月08日
  • ひゃくえむ。新装版 上

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    生まれつき足の速いトガシ
    学校でのヒエラルキーもコミュニケーションも
    足が速いことで乗り切ってきた。

    トガシと同じ小学校に転校してきた小宮
    転校初日からイジメの対象となる。

    「100mだけ誰よりも速ければ 全て解決する」

    ひょんなことから トガシは小宮に走り方を教えるようになり、小宮は驚くほどの成長をみせ、運動会の100m走で金メダルを取る。

    イジメもなくなり 走ることに目覚めた小宮

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    『俺たちは知った
    速さは全てを変えられると』

    『だが、俺たちは知らなかった
    その速さは全てを変えてしまうと』

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    トガシとの真剣勝負、疲労骨折で負けた小

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    2025年10月08日
  • チ。―地球の運動について― 1

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    好奇心は人間の進歩を促すものだけど、一方で人に簡単にルールや常識を飛び越えさせてしまう危険なものでもあると、物語を通してそのスリルをずっと感じさせられた。
    また、世代を越えて何かを受け渡していく「継承」という人間の営みの美しさと崇高さもテーマの一つになっているように感じた。いくつもの時代が積み重なったその延長線上に自分の生があるという、時代を超えた繋がりの実感を持てることはとてつもなく感動的な体験で、それを紡いでいくこともまた喜びに満ちた作業だと思う。これは個人的にとても好きなテーマなので、(物語の最後は世界線がズレるので一貫したテーマとしては用いられていないと思うけど)断片的にでもこのテーマ

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    2025年10月04日
  • ひゃくえむ。新装版 上

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    ネタバレ

    まじでグロい。えげつないほどリアルな才能の問題を描いてる。情熱、それを冷笑する視点、だけど諦めきれない生々しい人間らしさ。才能のあり方が全然綺麗じゃないしなんか変に冷めてたり変に熱があったりするところがまた人間らしい。メンタリティと才能が合致しないと生きていくことがハードレベルになるんだなと思うと才能があることが呪いになる可能性ありと感じて複雑。でもやっぱ才能あるやつの贅沢な悩み事ではあるけどね。

    映画見たけど全然違うね。そりゃ原作好きはキレるわ。まじでどこもかしこも尺のために改悪されてるもん。まあ自分はほぼ初見だったからおもろかったけど。

    まだ出てきてないけど世界を舐めろってセリフは自分

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    2025年09月24日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 1

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    読んでいて同族嫌悪というか、主人公に共感する部分が多くしんどいが、コメディ調な部分もあって読みやすい。陰謀論にハマっていく主人公目線で見せられるので、まるでヒーロー漫画の「成長」のようにも見える。滑稽であり、ゾッとする。
    人怖漫画であり、友情と恋と成長を描いた青春漫画であり、なんとも贅沢な作品だったなと思う。
    陰謀論というものについてだいぶ勉強されているのだろうな。陰謀論へのハマりやすさにはその人の学歴、身分や出自は関係ない。というフォローもさらっとあり、それがまた怖い。

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    2025年09月17日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 1

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    岡田斗司夫がYoutubeで境界知能の人を語った回で、「貧困と脳」とともに紹介したのがこの作品。作中で境界知能という言葉は出てこなかったが、子供のころ一度褒められたことだけを自信にしていたものの、その後何かを身に着けるべく努力する描写はなく、社会では全く評価されず、簡単に詐欺にあい、教養のある人とはまったく話が合わず、自信喪失したり身の丈に合わない希望をもったりするのが見ていてつらい。
    心が弱っているときや共感羞恥しやすい人は避けたほうがいい作品。自分もやられる。

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    2025年09月16日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    上巻と合わせて劇場公開前に。
    こんなまっすぐなスポ根漫画でもやっぱり魚豊先生は面白い。
    個人的には海堂選手好きでした。

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    2025年09月07日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    まず最初に言いたい!
    巻末の『佳作』が、ただただ面白い笑
    おまけと思わずに読んで欲しいです。

    さて、『ひゃくえむ。』についての感想。

    「何のために走るのか?」
    「なぜ走るのか?」
    聞き方が違うだけの同じ問いだと思ってたけど、
    この作品を読んでたら、
    質が違う問いのように思えてきました。
    「なぜ走るのか?」のほうが、
    より個人的で利己的でわがまま…
    要するに、『熱い』

    あらゆる熱中に対する
    「なぜそれをするの?」の問いには、
    さしたる答えなんてないのかも。
    「分からない。でも好きだから。」

    「なぜ好きなの?」の問いにも、
    答えはないのかも。
    それを好きになることが、
    生まれた時から必然だ

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    2025年09月03日
  • ひゃくえむ。(5)

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    ネタバレ

    「現実逃避するには現実を見なければならない」が心に残った。他にも、心に響く言葉が出てきて読む手が止まらなかった。

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    2025年08月27日
  • チ。―地球の運動について― 4

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     時代は、1400年初めの頃。紀元前300年代にアリストテレスが終わらない「等速円運動の原理」に基づいて天動説を確立し、それを紀元2世紀にプトレマイオスが火星の逆行の矛盾を補完した。天文学は、暦を作る上で重要であった。紀元前45年にユリウス暦が確立した。1年間を365.25日として閏年を決めて、1年とした。実際は1年間は365.242日で、1000年越えると10日以上のズレが起こる。1582年にグレゴリオ暦に改定された。遠洋航海にとっても不可欠で、占星術にも必要だった。天動説では説明できないことがあった。ピャスト伯はそれを解明しようとした。

     ヨレンタと知り合い、ピャスト伯のおかげで、教会の

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    2025年08月25日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 1

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    ネタバレ

    「チ。」魚豊先生の新作が完結したとのことで読んでみる。テーマは恋と陰謀論!?この間の選挙の時に強く感じたけど現代では何を信じて良いのか判断が非常に難しい。多くの人が共感していても、テレビで大きく取り上げられていてもそれが正しいのか疑い出すとキリがない。正しい情報を吟味し納得のいく選択をするには結局勉強するしかないのかな、なんて悩んでいた自分にはとてもタイムリーな内容。騙されやすそうな痛々しい主人公だけど、決してバカにできない。自分も騙されそう。正義はどちら?

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    2025年08月22日
  • チ。―地球の運動について― 3

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     バデーニは、「惑星の中心は太陽である。軌道は真円である。惑星は一定の速度で運行する。」ということに、不具合があることを感じる。そして、そのことの質問を掲示板に貼り出した。

     それを半日もしない間に、解答した少女ヨレンタがいた。
     女が学問をすることが許されなかった。ピャスト伯の講義にも参加できず、講義室の地下で聞いていたのだった。そして論文を書くが認めてくれない。自分の名前で出せないのだ。ヨレンタは絶望していた。

     そして、ヨレンタは、バデーニとオクジーに会うのだった。
     そのバデーニとオクジーの疑問を解決するには、一番資料を持っているピャスト伯に合わせるのだった。ピャスト伯は、プトレマ

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    2025年08月22日
  • チ。―地球の運動について― 2

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     主人公が、12歳の大学に進学する神童ラファウだと思ったら、第1集で亡くなってしまった。主人公が亡くなるなんてと思っていたが、主人公は「地動説」なんですね。
     
     第2集は、第1集の10年後。ラファウの残した資料の石箱をオクジーとグラスが見つける。オクジーは、そこから三つの穴が空いたネックレスを受け取ることに。
     どうも、第2集から主役はオクジーという代闘士になったようだ。ちょっと性格は暗く、下層民で、文字も読めない。とにかく、謝れば済むと思っている。オクジーは、天国に救いを求めている。それに対してポジティブな性格のグラスが先輩。グラスに「絶対の信頼がおける『希望』を見つけた」とオクジーに告げ

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    2025年08月22日
  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 1

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    面白そうな予感
    言いたい事はあるのに、言葉にできない。悲しさ、とか、頭の良い人にそれを簡単に言語化されてしまう悔しさとかにすごい共感した。
    こうやって、本の感想を書くときも、それをとても感じることが多い

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    2025年08月20日