魚豊のレビュー一覧

  • チ。―地球の運動について― 6

    ネタバレ 購入済み

    バトンは手渡された

    研究とその発表を、今度は逃げおおせたヨレンタが引き継ぐという。ノヴァクが知ったら卒倒するのではなかろうか。とはいえ異端解放戦線のメンツも濃い奴らが多い。きっとこの先も一筋縄ではいかない展開が待っていることだろう。

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    2022年08月25日
  • チ。―地球の運動について― 7

    Posted by ブクログ

    再会と、別れと。
    詰め込んでくるなぁ。

    活版印刷の初期って、こんな感じだったのか!
    こうして知識は共有されていったのね。

    ヨレンタとドゥラガの語らいや
    ドゥラガと解放戦線隊長との語らいの静かさが
    間にはさまる戦いの無情を際立たせる。

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    2022年08月21日
  • チ。―地球の運動について― 6

    Posted by ブクログ

    またいきなり25年も飛んだぞ。
    あらゆる神を信じない
    解放戦線の話から始まって
    ドゥラガという移動民族の少女が登場。
    学者肌だったこれまでのキャラと違って
    なかなかの現実主義です。
    金を生み出して力を得ようとしている。

    そんな彼女の手元に
    バデーニがつないだ地動説の書物が渡り
    彼女は解放戦線と行動をともにすることに。

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    2022年08月21日
  • チ。―地球の運動について― 5

    Posted by ブクログ

    せっかく真理が完成したのに
    悲劇の連鎖が始まってしまった。
    なかなか辛い巻でした。
    神の美しさを解き明かしたいという
    違う形での信仰心のあらわれだったのに。

    それでも希望はつながっていく。

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    2022年08月21日
  • チ。―地球の運動について― 4

    Posted by ブクログ

    エウレカ!だ。
    ついにバデーニが地動説を解明?
    そんな彼に感化されて
    日記を書き始めたオクジー。
    それを読んでから
    微妙に心境の変化が起きてるっぽいオレ様。
    なんか謎の行動に出てるな。

    そして、ヨレンタの家族の真実。
    ああ…見返したら、うまいこと伏線があったわ。

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    2022年08月21日
  • チ。―地球の運動について― 3

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    続きをお借りしてきて
    少しずつ読もうと思ったのに
    気がついたら全巻制覇していました。

    知識欲オレ様なバデーニと純朴なオクジー
    意外といいコンビかも。
    そこに加わった少女ヨレンタ。
    女性は講義にも加えてもらえない時代
    床下に潜りこんで聞くという行動力の塊!

    天動説を信奉するピャストにも過去が。
    そもそも天文の研究自体が
    低くみられていた頃もあったんですね。

    「文字は奇蹟」というヨレンタ。
    見知らぬ場所に行ける喜びは何者にも変え難い。

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    2022年08月21日
  • チ。―地球の運動について― 2

    Posted by ブクログ

    1巻目を乗り越えて良かった。
    加速度的におもしろくなってきたわ。

    物語は10年後から再開。
    その間にまた「地動説の箱」には
    新たな人間の手による知識が加えられ
    次は教養の少ない傭兵の手によって
    田舎に左遷された異端の修道士のもとへ
    存在が伝えられていく。

    神が作ったものが中心と考える教会に対して
    神が作ったものだから不完全なはずはない
    という、この修道士の考え方は
    それはそれで信仰心のなせるものだと思う。

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    2022年07月26日
  • チ。―地球の運動について― 8

    ネタバレ 購入済み

    うーん

    チ。は面白かったんやけど
    最後のラファウがなんか一巻のラファウがしそうにないことをしてるのがなんかうーんって感じがしてなんとも言えなかったです…

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    2022年07月05日
  • チ。―地球の運動について― 8

    購入済み

    前半と比べて

    尻つぼみ。
    異端審問官のオッサンがちょっとエンタメし過ぎたのか?
    最後はあーだこーだ言って終わり。
    で、内容はリフレイン。
    を少し進化させる。

    惜しいね。

    でも、コレは傑作だよ。8巻以外は。
    血=知=チは何処に向かったのだろう。

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    2022年07月12日
  • チ。―地球の運動について― 8

    ネタバレ 購入済み

    ん?

    結局、生きてた?あれ??どうやって?もうちょっと経緯詳しく!初期〜中期の盛り上がりに比べてひゅんと終わってしまったような… うーん。。読み返したらわかるかな。

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    2022年06月30日
  • チ。 ―地球の運動について―【単話】 9

    nao

    無料版購入済み

    また地動説にどのようにアプローチしていくのかが楽しみです。まだ第二章の主人公は地動説に関して乗り気ではなさそうですがどうなのか。

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    2022年04月09日
  • チ。 ―地球の運動について―【単話】 5

    nao

    無料版購入済み

    主人公が変わっても天文学に関するお話なのは変わらないのか。前回の主人公がどのように活躍するのか期待したが、結局はあゆ結末になってしまったか。

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    2022年04月09日
  • チ。―地球の運動について― 1

    無料版購入済み

    話題作

    タイトルから内容を予測できなくて読んでなかったけど、無料版があったので読んでみた。
    正直なところそんなに話題になる内容かとも思うけど、この後おもしろくなるのかな?

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    2022年04月06日
  • チ。―地球の運動について― 2

    無料版購入済み

    現代日本では思想・表現の自由が保障されている。これがいかに素晴らしいことかを実感する。それがない世の中なら科学の発展はなかっただろう。

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    2022年04月04日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    22冊目『ひゃくえむ。新装版 下』(魚豊 著、2022年3月、講談社)
    狂気と情熱の100m走物語、ここに完結。
    相変わらず鈍重な印象を受けるストーリーテリングではあるが、一つ一つの言葉が生み出す熱量と重量が凄まじい。
    著者の連載デビュー作なだけあって、若さと気概と覚悟が物語から伝わってきた。
    マガジン新人漫画賞入選作品『佳作』も同時収録。時間に余裕があったためか、こちらの作品の方が線が綺麗。
    16000字を超える、著者のロングインタビューも掲載されている。

    「走るのが、 好きだー。」

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    2022年04月04日
  • ひゃくえむ。新装版 下

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    ネタバレ

    100m走=人生という漫画。
    何のために走るのか?は何のために生きるのか?という問いかけにもなるのかな。

    一番になるため。
    周りからほめられるため。
    人に迷惑をかけないため。
    お金、地位や名誉のため。

    結局は自分が走りたいから走る、んだとおもう。
    誰が何と言おうと自分の人生ですよね。

    この漫画を読むとめっちゃ走りたくなります(走るのめちゃくちゃ遅いですけど…)

    個人的にはトガシは教育者として後継をどんどん育ててほしい。
    小宮くんは壊れるまで走ってるとおもう。

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    2022年04月03日
  • ひゃくえむ。新装版 上

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    ネタバレ

    ひゃくえむ。は前から興味があり買う機会をうかがっていたところ、新装版がでていたので即買いでした。
    よい機会に恵まれました。

    上巻を読んでいて思ったことは「トガシ、教えるの天才じゃん?」でした。

    元々走る才能に恵まれている人なのに教えるのも上手いなんてすごいと思う。

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    2022年04月03日
  • ひゃくえむ。新装版 上

    Posted by ブクログ

    21冊目『ひゃくえむ。新装版 上』(魚豊 著、2022年3月、講談社)
    『チ。-地球の運動について-』で大ヒット作家となった魚豊先生の連載デビュー作。陸上競技の100m走に命を懸ける少年たちの物語である。
    週刊少年マガジン新人漫画賞で特別奨励賞を受賞した短編『100m』も同時収録されている。
    松本大洋のスポーツ漫画を思わせる狂気的な勝負の世界と、福本伸行の作品を思わせる熱いセリフが融合し、異常なまでの熱量を帯びている。
    しかし、物語の展開には少々鈍重な印象を受ける。

    「もちろん真剣で」

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    2022年04月02日
  • チ。―地球の運動について― 1

    評価が難しい

    マンガとしては秀逸。

    グロい場面が多く出てくるが、その分リアリティがあり、登場人物たちの思い入れの強さもあってストーリーにぐいぐい引き込まれる感じ。
    1巻のラストなども衝撃的で、その後の展開も歴史の雄大さを感じさせるもの。
    (ちょっとロマンシングサガ系のゲームを思い出した)

    現代風の言い回しがちょくちょく入る点に関しては少しリアルさが欠けるものの、勢いを出すという意味ではむしろプラス効果か。

    という事で、評価をされているのもよくわかる。


    一方で、「P国」(ポーランド)、C教(キリスト教)といった伏字的なものを出す作品は個人的に好きではない。
    完全にフィクション

    #エモい #ダーク #アガる

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    2022年03月25日
  • チ。―地球の運動について― 4

    Posted by ブクログ

    互いに分かり合っているとは言えない肉体労働担当者と、頭脳労働担当者が、一致しているとは言えない目的のための共同作業を通して、心を近づける距離感がいい。
    カタカナの表題、「チ」の構成要素が正式に表明される。

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    2022年01月09日