魚豊のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
自分の危うい部分を
客観視させられてるような気がして
一度目は読みやめた作品。
主人公の渡辺くん。
「自分は頭が良い」「自分は大丈夫」
と思いたがってる時に巡らせる思考。
これを「論理的思考」と言っていますが、
辿り着きたい結論への一本道になるように
都合の良い解釈や論を羅列してるだけで…。
何かしら主張の強い方って、
この物語の渡辺くんと同じような思考を
してるように思います。
「自分がそう思いたいゴール」が先にあって、
それを成り立たせるためのこじつけをされている。
その論に疑問を投げかけたら、
とたんに言葉数が増えて捲し立てたり、
感情的になったり、
「分からないあなたがバカなの」的 -
購入済み
そして決行
結局先生はただそういうことを続けていたい、ただそれだけなのか。現実の行き詰まり感から逃れるにはそれしかないということだろうか。そう考えると重たい。
誤った知識、あるいは常識の話とみれば「チ。」と同様だったが、目覚めた渡辺くんにもう少し救いがあっても良かったかも。 -
購入済み
前巻の
巻末のアオリほどの逆転は感じなかった。悪徳セミナーの妨害は良いことをしたし成功体験になったろうが、使った知識がなぁ。 マモルの話、どういう時に陰謀論に行き着いてしまうか、どんな人でも何かきっかけがあればそうなる、ということか。
-
Posted by ブクログ
色気ってのは腹が据わった覚悟の有る人間が醸し出すもんだ 知る事の、大切さも無意味さも素晴らしさも恐ろしさも全てこの作品が描いています。 娘ヨレンタがノヴァクの感情の部分に触れる唯一の存在であるのにも関わらず 以降は信念というよりは最早執着 それこそ「アポリア」(相反する二つの見解が等しく成立する場合、解決の糸口を見出せない難問)だと思うんですけど。 ある意味、完全オリジナルを作るという欲望は幻想だったり。もう流石にこの世界には蓄積が有り過ぎるから、どういう組み合わせで更に新しい事があるかなって事を皆探求していると思います。 文化は大きな川の流れであるという事を良く言っているんですけど、文章、文