相沢沙呼のレビュー一覧
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城塚翡翠シリーズ第3作。前作に続きの倒叙ミステリ形式。
やっぱ翡翠ちゃんのあざとカワユさが強烈で個性ある犯人と対峙するこのスタイルと相性がよい。
表題作の「覗き窓の死角」。
前作、前々作より騙し要素少なめな分、翡翠のキャラを掘り下げた事でより一層彼女のミステリアスさが深まりシリーズ物として次回作への期待も高まった印象。
メインとなるアリバイ崩しも論理の積み上げで犯人を徐々に追い詰めていく様が心地よい。決め手となる物証の意外性、伏線の貼り方、回収の手際良さもお見事。
結局、復讐心というフィルター越しにしか被写体を見れなかった犯人が悲しかったが最後まで翡翠の魔性にデレなかったその捨て台詞に「よく -
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ネタバレ翡翠ちゃーーん!!
前作に続き、やっと読む事が出来た^ ^
懐かしい古畑任三郎シリーズの様に最初から殺人シーンがあって犯人もどうやって殺したのかも丸わかりの状態から始まるミステリー。
鉄壁のアリバイにしらばっくれる犯人を追い詰めていく中でちょっとしたキーワードに『ちゃーらーん♪』と閃めく翡翠ちゃん。
スポットライトがあたり読者に向けて「さて、皆様にはわかりますか?推理を推理してみてください」みたいな感じで語りかける。
めっちゃ定番の展開だけど、やはり翡翠ちゃんのキャラが良い!
アニメ化されたら鬼滅の刃の胡蝶忍さんの声の人がいいなと密かに思っているw -
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ネタバレレズに焦点を当てた話だった。
話によって当たり外れがあるけど、あたりの素晴らしさで⭐️4にしました〜
前半は面白くない、後半が面白い
あと、後半になるにつれ内容が過激に…笑
私はエロがないと楽しめないのかもしれない笑
あとは、有名作家さんの方が今回はハズレが多かった気がする。
特異性を狙いすぎるからかな?
全体として、やっぱり登場人物が毎回美人。
百合であるためには美人であることが必須なのか。
◯当たり
斜線堂有紀「百合である値打ちもない」
相沢沙呼「微笑の対価」
◯ 斜線堂有紀「百合である値打ちもない」
面白かった、本当に面白かった〜
他の話と違って純恋愛に偏っているし、
エッチ -
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倒叙ミステリーをあまり読んでこなかった私だが、前作『invert 城塚翡翠倒叙集』に引き続きとても楽しませてもらった。母数が少ないため、私がこのジャンルを好んでいるのか、相沢沙呼氏の作品が特別なのかは分からない。もしくはその両方なのかもしれない。
倒叙ミステリーというのは難しい。犯人と犯行に使われたものが一部明らかになっているからこそ、読者はすでに事件を理解している気に陥り、全体を構成している足りない部分のピースを見逃しがちになる。それが顕著に描かれたのは、第一編『生者の言伝』だ。
シリーズ全体で見てもかなり抜けている犯人である夏木蒼汰。しかも、尋ねてきたのは警察と繋がる独自のパイプを持つ名 -
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シリーズ1作目、2作目と、作家と共に主人公の男子生徒の成長も感じられる作品。
女王様気質のツンデレなヒロインと思春期男子の妄想シーンに頼り気味だった作者に、ネガティブ思考の固まりだった主人公。
それが今作では主人公には信頼できる仲間も増え、ウジウジしたシーンは大幅に減りました。作品としても、ミステリ、青春、思春期男子などのバランスが絶妙になりました。特にヒロインの出番が少なくなったのは、妄想シーンの描写が落ち着いただけにとどまらず、本当に追い詰められた時に颯爽と現れる探偵(ヒーロー)のような印象に好転しました。
そしてそれには、一定以上のミステリとしてのレベルがあってこそです。
思春期の妄想シ -
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ネタバレその背に指を伸ばして
しおり先生
中学の司書の先生。
佐竹あおい
図書委員。二年生。
三崎
一年のとき、あおいと同じクラスだった。
エリ
大谷
図書委員。
間宮
図書委員。二年生。
しおりを滲ませて、めくる先
村井
ゲームクリエイターになりたい。
有川リサ
モデルになりたい。
鈴木先生
ハム子先生。
増田先生
図書室の管理をしている。
塚本詩織
司書の先生。
真汐凛奈
図書委員。
加藤公子
二十年前に図書室の本に未来への手紙を入れていた。
やさしいわたしの綴りかた
ゴーダ
いじわるで最低最悪ハゲデブ野郎。
アイルー
愛琉。
あかね
小沢
間宮
図書委員。
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女子高生マジシャンが学校で起こる事件を解決する4つの短編集で構成されています。
3つまで読んで、どれも1話完結型だったので、油断して4つ目を読んでいたら、最後の数十ページで、それまでの短編の伏線を回収し始めたので驚きながら読むことになりました。油断していた分、読後の満足感は高かったです。
テレビでマジックを観ると、直ぐにタネを知りたくなる部類の人なのですが、そんなことは考えずに唯々その魔法に感動することが大切だなと思いました。
確かにミステリーもトリックがわかった途端、チープな物に変わってしまうことがあります。純粋に楽しむ、幼心もたまには持たなければいけないと思いました。
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現時点での最新刊である3巻目(続くはず)。
前2巻で増えていった主人公の理解者たちが、みんなで事件についての推理を投げ合う、シリーズものの3巻目らしい構成の良作…どころではない。
柴犬くんがセクシーなお姉さんにドギマギしてしまう視線までも事件の本筋にきちっと折り込み、学校という場を完璧に活かした、前作までの流れが伏線として化ていく様に拍手。そりゃ本格ミステリ大賞のノミネートも当然だ、と。
何より「密室を解く手がかりになったポイント」にマツリカさんが何故気づくに至ったか、の論理の流れが素晴らしい。地の文で書いていたが、著者は良い意味でも悪い意味でも変態さんに違いない(笑)