相沢沙呼のレビュー一覧

  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    原作『小説の神様』の世界を8人の作家が描く、豪華なアンソロジー。作家、編集者、読者など、様々な視点から紡がれる「小説の神様」の物語は、どれも個性的で一気に引き込まれた。

     特に心に響いたのは、相沢沙呼さんの『神様の探索』だ。帆舞こまにの誕生秘話、シリーズでは語られなかった余白の部分をスピンオフならではの面白さがある。
    一也と詩凪を見守る編集者・河埜が、若い才能の居場所を守るために戦う姿が最高に格好いい。神崎部長を熱い思いで説き伏せる場面や、「帆舞こまに」の傑作が誕生した瞬間の喜びは、読んでいるこちらまで胸が熱くなった。

    一方、紅玉いづきさんの作品は、まるで私小説のような『小説の神様』誕生秘

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    2026年04月12日
  • invert II 覗き窓の死角

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    ネタバレ

    城塚翡翠シリーズ3作目は中編と長編の2編。
    タイトルの長編は、1巻のネタバレを含むとの事でした。

    1編目は、The翡翠の展開。終盤の展開はお見事。

    長編の方は、翡翠らしくない展開から始まり、翡翠の感情が見え隠れする事で興味深く読み進め、中盤から翡翠っぽさが出てから面白さが加速し、一気読み。

    倒叙ミステリーの為、驚きは少ないものの引き込まれました。

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    2026年03月29日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    刑事コロンボや古畑任三郎を思い出す。ターゲットに何度もしつこく質問するが、またその質問もなぜそんな質問を?という関係なさそうなものから確信をつくものから様々。
    ターゲットをイラつかせる方法や意味をこの続品では解説していて面白かった。

    全2作は同情の余地ある内容で、特に2作目は翡翠の殺人がなぜいけないのかの悲痛な訴えがあって翡翠の過去や今後の展開に期待できそう。確かに、正義のために大切な人が殺されて仕方ないと納得なんて誰にもできない。戦争みたいに…。
    最後の作品はざまぁ感あってすっきりするが、うーん、そんな他人を演じられるかと疑問。
    千和崎真ちゃんってそんな事できるんだーって少しひいてしまった

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    2026年03月28日
  • invert II 覗き窓の死角

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    今回もおお〜そうきたか!と思わせるどんでん返し。
    1つ目の話は、読んでいて思わずにんやり。
    2つ目は翡翠の苦労や名探偵であるが故に、言われてしまう冷たい言葉が胸に刺さってしまい、しんみりしてしまいました。
    でも、それ以上に翡翠と真の関係性がより尊いものにも感じられ、大満足の一冊です。

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    2026年03月24日
  • invert II 覗き窓の死角

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    城塚翡翠シリーズ第3弾。2本の倒叙ミステリを収録。1本目の学生犯人のストーリーは全てがわかりきった展開すぎて倒叙も何もあったもんじゃなさそう。。と思いきや、ラスト展開に驚き。些細なヒントが数多く散りばめられてたけど全然気づけんかった。。悔しい。2本目はミステリとしても面白かったけど、翡翠の真の表情が見れた気がしたのがよかった。巻末でも翡翠の隠された過去を匂わす記載もあったし、おそらく続編あるのでしょう。楽しみに待ちたいと思います。

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    2026年03月21日
  • invert II 覗き窓の死角

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    ついに待っていた3作目。1作目から読み直し、3作目も俄然期待値は上がる。毎回だがトリックには気づかず進めたが途中のミスリードに引っ張られいつものどんで返し!楽しめました。

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    2026年03月21日
  • invert II 覗き窓の死角

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    ネタバレ

    シリーズ第三作。あとがきにあった倒叙ミステリにおける決まりごと、確かに普通のミステリとは違って制限けっこうありそうだなぁなどと。しかも本作は確かに全部情報は出ていた、出ていたけども!という、またひと展開明らかにされるところも見どころ。覗き窓の死角の話なんかは、なぜそう思い込まされたかの部分が個人的に納得性が高くて、読んでいてスッキリした気分。
    まだまだ続きそうなので次回も楽しみ。

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    2026年03月16日
  • invert II 覗き窓の死角

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    待望の『城塚 翡翠』シリーズ第3弾❗️
    倒叙ミステリの醍醐味は、何と言っても探偵が犯人を追い詰めるシーンですが、何故なんでしょうか⁉️何も悪いことをしている訳ではないのに、追い詰められるとソワソワドキドキしてしまうこの感覚

    城塚 翡翠というキャラクターは少々難があって、正直苦手なタイプなのですが、それを差し引いても毎回毎回読みたくなる魅力が本書にはあります❗️

    特に印象的なのは、表題作の『覗き窓の死角』で、一捻りも二捻りもあって楽しい時間を過ごすことができました❗️いつまでも次回作を楽しみに待っています

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    2026年03月15日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    倒叙もののおもしろさは、犯人がわかっているだけに、その犯人が一喜一憂するという心理状態を俯瞰的にニヤニヤして読めること。どうして犯人は、みんな翡翠の会話に乗ってしまってペラペラ話すのか、自分だったら「警察の捜査に任せておけば」と言って無視するのにとか、思ってしまいました。あとは本当は主人公である翡翠を応援するはずなのに、いつのまにか犯人を応援してしまいますね。ストーリー面では、最後の物語は、まさに反転の見事なストーリー!さすがのおもしろさに満足できました!

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    2026年03月15日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    inventⅡ文庫本発売に伴い、再読しました。
    内容的は面白く、1作目の面白さから期待値がかなり上がりました。若干落ちましたが最後はあああとなりました。更なる続編を望みます。若干古畑感➕どんでん返し

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    2026年03月11日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    ネタバレ

    あの『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の続編。今度は倒叙モノ。

    綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。
    アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。
    だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……。
    ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れることができるのか?

    前作ではすっかり城塚翡翠に騙され、果たしてあのオチから続編が書けるのか…?と思ったら普通に出てきた。
    無論、もう読者は城塚翡翠がどんな人なのか知っている前

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    2026年03月04日
  • invert II 覗き窓の死角

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    城塚翡翠シリーズ3作目。今回もとても面白い作品でした。これまでの作品より登場人物たちに近づくことができる1冊だと思います。私は謎解きも気になりつつ、登場人物たちの背景、人となりなども知りたくなってしまうタイプなので、今回は嬉しかったです。

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    2026年03月02日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    物語を書くということ、物語をこう読んで欲しいという著者の思いがたくさん詰まった本。
    作中には「物語は心の処方箋」「物語を読むということは人を読むということ」
    「その人の行間や余白を読む」
    心に刺さるフレーズが「これでもか!」というほど詰まっていて言葉の宝箱のよう。
    けれど残念なことに、私はまだ「これは私の物語だ!」と思える本に出会っていない。

    作中の千谷や小余綾は「物語はなんの役にも立たない」「続刊の意義は?」凄く難しく考え拗らせている。
    読者の私は単純に「面白ければいいじゃん」と気楽に考えてしまうけれど、彼らは小説家だからそうもいかない。
    彼らが必死に行間や余白を読み誰かに届けようとする姿

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    2026年03月01日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    また騙された!
    mediumの時と一緒で、途中まで面白いけど普通だなって思ってしまったのに最後の最後でまたひっくり返された。小説を読んであんまり感じたことの無い「すっごい」って感想が素直なところ。パフォーマンスを見ているようだった。また次も楽しみ

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    2026年02月23日
  • マツリカ・マジョルカ

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    ジャケ買いです、はい。

    相沢沙呼さんの作り出すヒロイン、マツリカ。
    謎だらけのスーパーツンデレ、普通はそこまで。
    それ以上に魅惑的に映るのは、マツリカの個性より作者相沢さんがかなり意図的にエロく描くから。
    そりゃ、大人が読む小説・ミステリですもの、
    少しは色気はつきものですが、ですがデスガ。

    ▪️チラリズムは裸体よりエロい!byタカツカ

    もちろん、真面目なストーリーあってのこそのチラリズム(*≧∀≦*)。
    内向的すぎる男子の話が最近多すぎて、またかと思っての⭐︎4。
    私が手に取る本が偏ってるのかな♪(´ε` )

    次読む本は日本橋丸善の2階にて、
    不思議な水色のカバーが付いて売っていた

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    2026年02月18日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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     人間関係や教室でのカースト、文芸部での悩みなど、爽やかな青春小説を装っているが、その実はそれを上回るほど創作の深みという底無し沼にはまった感覚に陥ってしまった。

    タイトルの『あなたを読む物語』この「あなた」は誰を指しているのだろう?
    物語の中の読者(あなた)と成瀬の友達の真中(あなた)の心、そして今この作品を読んでいる私(あなた)、フィクションなのに現実と物語の境界が曖昧になってくる。

    世界はそれほど美しくない、物語はただのエンタメでしかなかった。
    物語は人の心を動かさない。
    絶望的な台詞は本が好きな人にとっては悲しい言葉だ。
    主人公、著者の葛藤が現実味を帯びてひしひしと伝わってくる

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    2026年02月07日
  • 小説の神様

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    タイトルの『小説の神様』どこかで聞いたことあるようなタイトル。
    文豪で「小説の神様」の志賀直哉と著書『小僧の神様』だ。
    当然、物語には志賀直哉も寿司を食べたい小僧・仙吉や寿司を御馳走してくれる貴族議員のAも登場しない。
    本書の魅力のひとつは、『小僧の神様』へのオマージュ?とその逆転劇の面白さにある。

    当初は二人の作家の青春成長物語だと思っていたが、物語のなかは残酷だった。
    「小説には力がある」と信じる美少女作家の詩凪と「小説には何の力もない」と言い切る売れない作家の千谷の二人が合作して小説を書くことになり衝突し紆余曲折しながらもひとつの掛け替えのない作品が出来上がっていく。

    中盤あたりまで

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    2026年01月25日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    予想の遥か上を行く翡翠のファンになりました!
    全てが計算なのか、それとも天然が入っているのか…
    続編も読みたい

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    2026年01月17日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    女子高生マジシャンが解き明かす日常ミステリー作品!
    ライトな感じ?と思いながら読み進めたけど、しっかりミステリーしてて最後まで楽しく読めました!

    ミステリーの内容も然る事乍ら、高校生の男女の心理描写が秀逸だなと感じる事が多く、この歳の頃ならこーゆー事気になるよね!や、そー思うよね!って事を共感しながら読めました。
    また、その描写が強く感じれたのは女子高生としての、マジシャンとしての酉野初を好きになったポチこと須川君の好きを表す恋心!
    とても応援したくなるし、そうだよねと共感出来る事が多かったです。

    また、個人的には作品全体に表されてる地の文や台詞が凄く考えさせられたり、心に響くものが書かれ

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    2026年01月02日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    ネタバレ

    4.0

    最初はやっぱりメディウムより満足感が落ちてしまうかな?と思っていましたが、無事ラストで見事に殴られました。ちょっとした違和感を覚えつつもしっかり騙されました。圧巻です。

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    2025年12月28日