相沢沙呼のレビュー一覧

  • 彼女。

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    女たちのクソデカ感情のぶつかり合い、色んな百合が詰まっててとても良かった。学校生活の百合から大人の結構歪んだ百合まで。
    馬鹿者の恋と百合である値打ちもないが特に好きだったかな。
    有名だけどほとんど読んだことがない方々のアンソロだったので、興味持った著者の本読んでみようと思う。

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    2025年01月30日
  • マツリカ・マハリタ

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     自己肯定感が低い主人公が、クラスメートや写真部から聞かされた不可解な出来事を調べていくうちに、マツリカさんの正体に迫っていくことになる青春ミステリーで、個人的にはミステリーの要素よりも「他人と関わることで、自分も変われるはず」という部分が特に刺さった。

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    2024年11月16日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    シリーズ1作目、2作目と、作家と共に主人公の男子生徒の成長も感じられる作品。
    女王様気質のツンデレなヒロインと思春期男子の妄想シーンに頼り気味だった作者に、ネガティブ思考の固まりだった主人公。
    それが今作では主人公には信頼できる仲間も増え、ウジウジしたシーンは大幅に減りました。作品としても、ミステリ、青春、思春期男子などのバランスが絶妙になりました。特にヒロインの出番が少なくなったのは、妄想シーンの描写が落ち着いただけにとどまらず、本当に追い詰められた時に颯爽と現れる探偵(ヒーロー)のような印象に好転しました。
    そしてそれには、一定以上のミステリとしてのレベルがあってこそです。
    思春期の妄想シ

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    2024年10月18日
  • 教室に並んだ背表紙

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    ネタバレ

    その背に指を伸ばして
    しおり先生
    中学の司書の先生。

    佐竹あおい
    図書委員。二年生。

    三崎
    一年のとき、あおいと同じクラスだった。

    エリ

    大谷
    図書委員。

    間宮
    図書委員。二年生。


    しおりを滲ませて、めくる先
    村井
    ゲームクリエイターになりたい。

    有川リサ
    モデルになりたい。

    鈴木先生
    ハム子先生。

    増田先生
    図書室の管理をしている。

    塚本詩織
    司書の先生。

    真汐凛奈
    図書委員。

    加藤公子
    二十年前に図書室の本に未来への手紙を入れていた。


    やさしいわたしの綴りかた
    ゴーダ
    いじわるで最低最悪ハゲデブ野郎。

    アイルー
    愛琉。

    あかね

    小沢

    間宮
    図書委員。

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    2024年10月07日
  • 小説の神様

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    この本は、小説家 相沢沙呼の心の叫びなのだろう。
    正直なところ、前半の主人公には全く共感できなかった。
    ウジウジと後ろ向きで、日向にいる人間を羨むしかできないような、そんな男に見えた。
    しかし、中盤も終わりに近付くと、物語は一気に加速して、グレードアップした武器を手にした勇者のようになり心を躍らせた。
    なぜ小説家は小説を書くのか、なぜ人は小説を読むのか。
    相沢沙呼の出した答えがこの中にある。

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    2024年09月09日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    女子高生マジシャンが学校で起こる事件を解決する4つの短編集で構成されています。
    3つまで読んで、どれも1話完結型だったので、油断して4つ目を読んでいたら、最後の数十ページで、それまでの短編の伏線を回収し始めたので驚きながら読むことになりました。油断していた分、読後の満足感は高かったです。


    テレビでマジックを観ると、直ぐにタネを知りたくなる部類の人なのですが、そんなことは考えずに唯々その魔法に感動することが大切だなと思いました。
    確かにミステリーもトリックがわかった途端、チープな物に変わってしまうことがあります。純粋に楽しむ、幼心もたまには持たなければいけないと思いました。

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    2024年08月21日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    恥ずかしながら元作品を知らず、「小説の神様」と言う単語から作られたアンソロジーかと思って読んでいたら、現実にそんな小説があると知ってびっくり。
    でも元作品を知らずとも十分に楽しめました。
    『果たして自分はこの物語ときちんと向き合うことができているだろうか』『作者の名前だけで読んでいたり、他作品と比較してしまったりしてはいないだろうか』と考えさせられた、初心に帰してくれた物語たちでした。

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    2024年07月18日
  • マツリカ・マハリタ

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    マツリカシリーズ第二作。
    自分に自信がなさすぎる柴山が、色々な人と交流を持つうちにマツリカさんの正体が暴かれる。
    マツリカさんの官能シーンがちょっとしつこい。笑

    第三作を初めに読んでしまったので、ここからさらにどう展開するのか忘れてしまった…気になる。

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    2024年05月29日
  • マツリカ・マハリタ

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    このジャケットは、なかなか手を出しにくいのですが、とはいえ癖になってなぜか読んでしまうマツリカシリーズ第2弾。この本の魅力は、謎多きマツリカの謎が、いつ明かされるのかと期待しているからかもしれません。今作では、最終話にその謎の一端が垣間見えましたが、まだまだというところ。ウジウジ系キャラの主人公の成長度を含め、最終巻が楽しみです!

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    2024年05月05日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    現時点での最新刊である3巻目(続くはず)。
    前2巻で増えていった主人公の理解者たちが、みんなで事件についての推理を投げ合う、シリーズものの3巻目らしい構成の良作…どころではない。
    柴犬くんがセクシーなお姉さんにドギマギしてしまう視線までも事件の本筋にきちっと折り込み、学校という場を完璧に活かした、前作までの流れが伏線として化ていく様に拍手。そりゃ本格ミステリ大賞のノミネートも当然だ、と。
    何より「密室を解く手がかりになったポイント」にマツリカさんが何故気づくに至ったか、の論理の流れが素晴らしい。地の文で書いていたが、著者は良い意味でも悪い意味でも変態さんに違いない(笑)

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    2024年04月28日
  • 教室に並んだ背表紙

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    読めば読むほどストーリーに深みが出てきて、何度もさかのぼって読みたくなる作品。

    司書の先生ってこんなイメージあるよなぁって思いながら読めた。

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    2024年04月15日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    本を読まずにはいられなくなった人たちは誰しも「良い物語とは何か」とか「ジャンルに貴賎はあるのか」とかそもそも読む、書くという営みについて考えてしまうことがあると思っているのだけれど、どうでしょう。
    で、たいていその手の思索をした後って少し小っ恥ずかしい感情を覚えるものですが、この小説はそういう思索の爆弾のようなもので。
    これを読むと、こんなに繊細で真摯にやってくれるなら文句ないや、と感謝するしかない。

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    2024年03月31日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    ふたりの後輩・成瀬秋乃が視点人物にがっつり加わり、友人関係のすれ違いや見え隠れするスクールカーストなど、おそらく作者が無視できない(それを軽視したり書き漏らすことはあってはならないと考えているだろう)テーマも内包しつつ、前作以上に「物語の力とは」をじっくり考えてしまう『小説の神様』続編。

    …本作を読むとこういうレビューも考えなしにテキトーにするもんじゃあないなと思うなどする。

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    2024年03月29日
  • 教室に並んだ背表紙

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    はじめ、文体などちょっと入り込めない感じがあって躊躇したけど、次第に慣れた。
    短編ならではの、あの子とあの子が繋がってて〜展開が後半ドドドと押し寄せ、後半は結構涙腺ゆるゆるに。

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    2024年03月18日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    好きな作家さんのシリーズ2作目。
    子供の時から年に百冊前後だから、結構な小説を読んだと思うけど、いつもその小説から滲み出てるものを汲み取って咀嚼しようとはしてる。そう言う読者ばかりでもなく、そもそも読む人も減っている現状で、とても息苦しい話ではあります。
    本から感じたものは、今の自分を形づくり、支え、周りを彩ってるから、こう言う小説が好き。

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    2024年03月14日
  • マツリカ・マジョルカ

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     クラスに馴染めず鬱屈した学校生活をおくる柴山祐希がある日廃墟に住むマツリカと名乗る女性と出会い、都市伝説や自分の身に起こった出来事を話し、それを聞いたマツリカがその謎を解く4つの短編からなるお話。それぞれ春夏秋冬で短編が描かれ、個人的にはミステリーというよりは青春小説としての面白さを感じた。それにしてもマツリカは何者なんだろう?

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    2024年03月13日
  • マツリカ・マジョルカ

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    まずこの官能的な表紙のインパクトに惹かれます。そしてマツリカさんの切れ味鋭い推理力。そしてこの対照的な語り手の男子高校生のサエない性格にイラッとしながらも、不思議な魅力があって、また、若いなぁと思わせる青春小説でした。

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    2024年03月10日
  • 彼女。

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    浅はかな感想だし、どれくらい作者のみなさんが百合を調べて書いたのか分からないけど、どんな人も男とか女とかレズとかバイとか関係なく好きな人を見つめる目も想いも同じなんだろうなと思った。百合小説アンソロジーなんて付けなくても十分売り出せる本だと思った。逆にそういう迎合していくのがこの本にあっているようで少しズレているようで、それがまた登場人物たちにはあっているのかもとも思った。

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    2024年03月10日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    胸キュン、胸騒ぎ、悲しみ、ほろ苦さ。色んな感情に心乱されました。
    個人的に、相沢沙呼さんの物語に翡翠らしき影が見えたのが、とてつもなく嬉しかったです!

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    2024年03月09日
  • 小説の神様

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    小説に力はないと負の感情を持つ売れない作家の千谷一也と、小説には力があると信じる人気作家の小余綾詩凪。 二人で共作をすることになり、衝突しながら、物語を作り上げていく。
    自らの生み出す物語が売れないからこそ鬱屈な想いを払拭できない千谷は、小説が売れないことは自分が否定されているように感じ、陽向で生きる小余綾のことを受け入れられず、衝突を繰り返す。しかしその中で互いの苦悩を理解し、合作を作り上げる過程が、苦しみと成長を感じ、不器用な青春を感じた。
    言葉の持つ負の力、言葉の不器用さ、言葉の遅さ。これらを感じる中で、言葉を積みあげることで完成される物語を編むことで伝わるものがあると訴えかけるような物

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    2024年02月11日