相沢沙呼のレビュー一覧

  • 午前零時のサンドリヨン

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    酉野初シリーズ二作品の一作目。

    ライトな日常ミステリー×学園恋愛モノという建付けで、まさにボーイミーツガールであった。探偵役のマジックを得意と女子高生の酉野初と、彼女を好きな主人公の須川くんの物語。
    ミステリーとしての歯応えはそこまでではないものの男子高生の恋を描くという点では面白かった。酉野さんが好きという気持ちが精妙に書かれている。

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    2024年02月11日
  • 教室に並んだ背表紙

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    ネタバレ

    好みではない。わりと胸糞要素ある。それぞれのごく普通な女子中学生の世界観はうまく表現されてたとは思う。

    2章が急に過去編始まって時系列変だったから、しおり先生あたりで叙述トリックあるだろうなとは思ってたけど、あなたがしおり先生だったのね。それはわからなかったし良かった。

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    2024年01月26日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    ネタバレ

    学園ミステリーが好きで読んでみた。淡々と読める感じはいいが、キャラにあまり魅力を感じなかった。主人公もヒロインも嫌いではないが、好きでもない。
    謎自体もそこまで驚く謎があるわけでもないが、最後の事件?は少しだけ犯人?驚いた。

    難しく考えずに読みたい人にはおすすめですが、がっつりミステリーを読みたい人にはおすすめしないです。

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    2024年01月15日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    「物語を書く・読む」というやや抽象的なモノを核にした青春成長劇かつ物語の持つ可能性のお話で、細かな描写が多いものの、ラノベ感覚でスラスラ読める安心の相沢節。
    人によって好みが分かれると思いますが、私は気に入ってます。人物の名前の読みが難しいのが難点。

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    2024年01月09日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    合作小説を出した2人の高校生、小余綾と一也のその後の物語。続編を要請され、物語を書くことを巡って、再び2人は衝突する。著者ならではの濃密なタッチで若者達の懸命な生き様が描かれます。
    感想は下巻で。

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    2024年01月09日
  • マツリカ・マジョルカ

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    ネタバレ

    学園で起こる謎をマツリカと柴山が解決していく話。
    全4篇からなる短編集。
    マツリカは、何者なのだろう。続編も気になる。

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    2023年12月16日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    ネタバレ

    なかなかマツリカさんがいつものように出てこなくて、待たされて焦らされて、満を持しての登場だった。そこまでが長かった。やっぱりマツリカさんが推理を披露してくれないと締まらないのである。
    それと今回は、他の生徒の前にいるマツリカさんの姿が見られて、彼女が下僕だけではなく誰にでもああいう強気な態度であることが分かった。柴山じゃないけどマツリカさんのことが気になって仕方ない。
    事件に関して、マツリカさんに言われて初めて気づくことばかりだった。プリーツスカートの構造から論理的に説明して見せたところは面白かったし、「これがもし男性作家の書いた推理小説だったら」と柴山がその変態性を指摘するところで笑ってしま

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    2023年11月30日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    主人公がキモい(笑)

    幽霊なんて怖くないんだから。ホントだよ。

    みたいな行でオエッとなった(笑)

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    2023年11月27日
  • マツリカ・マハリタ

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    ネタバレ

    マツリカさんの誘惑度が一作目よりもアップしていて「何もそこまでしなくても……」と思ってしまう。でもきっと何か理由があるのかな?と考えて読み進めていった。
    最終話でついにマツリカさんの秘密に触れたのかもしれないと思ってソワソワしてしまった!
    松本梨香子という名前を何度聞いても「マツリカ」という音を連想しなかったので、まさか?!と素直に衝撃が走ったけれど、そこはマツリカさんだからちゃんと謎は残しておいてくれた。
    男子高校生の悶々とした妄想に付き合うのは大変だけど、一応成長はしているし、マツリカさんが一体何者なのかは気になるかな〜。

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    2023年11月20日
  • マツリカ・マジョルカ

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    ネタバレ

    冴えない男子高校生と大人びた先輩美少女マツリカが活躍する学園ミステリ。
    主人公は勉強も運動もできないし、人との会話もままならず、クラスの中心に入っていけないのにもかかわらず美少女とお近づきになるという、現実にはあまり無さそうな設定ではある。でもここはとことん男子高校生目線で楽しませてもらった。
    廃墟に住んでいるというマツリカさんは謎が多すぎて、洗濯とか食事とかトイレとか諸々の生活はどうしているのか、その妙な言葉遣いはなんなのか、何も分からないけれどなんだか許せてしまう。明らかに人間に興味を持ちながら、自分のことには無頓着で虚無すら感じさせるところ、気まぐれに見せる優しさ。今のところ分かったのは

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    2023年11月10日
  • 教室に並んだ背表紙

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    巻末の解説でもふれられていたけれど、登場人物たちはみな学校に馴染めていないという点において、過去作『雨の降る日は学校に行かない』と雰囲気が似ているなとおもった。

    本作は対象となる読者が明確で、一言でいえば「学校ぎらい」な子どもたち。
    本作にはそういった子どもたちへ向けたエールがちりばめられていて、読む人によってはとても印象深い作品になるのだろうなとおもった。

    とはいえ、社会人の自分からするとやや子どもっぽい作品のように感じられた。というわけで☆3つ。

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    2023年10月30日
  • マツリカ・マハリタ

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    一作目から引っ張ってた【松本梨香子】の正体がわかる。
    マツリカ様の女王様気質が更にグレードアップされていて、たまに柴山くんが可哀想になってしまった。
    ミステリー要素は少ない、だだマツリカ様が気になる。

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    2023年10月21日
  • マツリカ・マジョルカ

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    学園ミステリーになるのかな?
    高校1年生の柴山君が学校近くの廃墟に住むマツリカと言う女子高生と出会い、学校で噂になる怪奇現象を推理していく。
    柴山君のお姉さんは何となく初めから予想がついた。マツリカ様の正体が気になって仕方ない。

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    2023年10月21日
  • 教室に並んだ背表紙

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    最後の4ページ目だけが推理小説的な一文あり
    霊媒探偵の作者が甘酸っぱい中学生日記を書い
    ていると楽しんでいたら、やられた( ͡° ͜ʖ ͡°)

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    2023年10月17日
  • 教室に並んだ背表紙

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    まだ2話目までだけど、

    中学生とか学生とか、
    陰キャで居場所がないとか
    読書で現実逃避とか、
    あるよねー、わかりみが深い。

    やっぱ誰しも
    居場所や拠り所になるものって
    絶対必要だと思う。
    特に思春期で周りからの評価が気になる時ってのは
    ほんと辛いのよね。

    読書でも友達でも先生でも家族でも、
    とにかく何かしら頼れるものあてにできるものがあれば、なんとかしのいでいける。

    さて中学生におすすめできる
    恋愛でも部活でも友情でもない小説、
    なにがあるかなーと考えるんだけれど、
    なかなか難しいね。

    家族ものならいいなら
    重松清かな。東野圭吾もいけるかな。
    芥川もいいかな

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    2023年10月01日
  • 教室に並んだ背表紙

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    ナツイチの診断で出てきた本。

    舞台は、中学校の図書室。

    一人が好きな子
    顔色を伺って、本音を話さない子
    家族からもクラスメイトからも名前を弄られる子
    2次元から3次元に乗り換えた子
    そんな子たちと、学年の女王様による
    実在しそうなお話

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    2023年08月06日
  • 教室に並んだ背表紙

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    色んな理由から孤独になった本を読むことに馴染みのない学生が、図書室を逃げ場にやって来る。
    知り合った司書にけしかけられて、本を読んでみる事にするのだか、それは彼らの助けになるのか。

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    2023年07月26日
  • マツリカ・マハリタ

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    自分的には読みやすいわけではなかったが、内容は面白かった。次で全て分かると思うと次が楽しみ。ミステリーと思っていたが、前作同様謎解き要素は少なめな感じがした。

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    2023年07月08日
  • マツリカ・マジョルカ

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    僕と「マツリカ」さんの出会いから日々は少し変わっていく。
    何の変哲もない日常の謎モノかと思いきややはり一筋縄ではいかない相沢沙呼作品。ミスリードが巧みである。日々の謎を追いつつそれに青春の悩みを絡めてくるのも実によかった。

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    2023年06月20日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    ものすごくいじめの描写が多くて、短編集なのだがどれを読んでも苦しかった。だから読んでいる間中ずっと苦しかった。
    これが現実に起きたら、ハッピーエンドにはならないよ。

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    2023年06月11日