相沢沙呼のレビュー一覧
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そう来たかーーー!っていうクライマックスはさすが!!どうしても翡翠ちゃんのイメージが強い作者さんだけれども、そのいしずえは既に固められていた。
舞台は埼玉県の私立共学。
はっきり言おう。
埼玉県の公立女子高出身の私からすると母校の女子生徒をすべて敵に回すかのような甘酸っぱい青春ストーリーである。こんな感じでデートしたいなー(埼玉の高校生ver)を見事に演出してくれてるくっっっっっそ!!!
というのは置いといて、やはりマジックを取り込んだミステリーというのは面白い。私はどう足掻いても見破れない。悪意を全面にぶつけられて胸がはりさけるシーンもあるが、それも乗り越えないといけないのだと思い知らされた。
所詮、他人。でも、手を差し伸べる行動は嘘偽りなんてないと思うんだ。表面のウソばかり見るのは、やっぱり浅ましい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昔読んだ作品。
保健室登校をしているナツとサエ。
2人の平和な楽園は、サエが"自分のクラスに戻る"も言い出したことで、不意に終焉を迎える─。
学校生活に息苦しさを感じている女子中学生の憂鬱と、微かな希望を描き出す6つの物語。
現役の中高生達へ、必ずしも輝かしい青春を送ってこなかった大人達へ。
あなたは1人きりじゃない。
そう心に寄り添う連作短編集。
この本は、短いお話が6つ入っている本なのですが、私が特に気に入ったお話は、6つ目の「雨の降る日は学校に行かない」です。
このお話は、中学に入学してすぐ、とりあえず一緒にいる様な上っ面だけのグループに入った主人公のお話です。
ある日主人公が、グループのリーダー格の子の連絡を少し無視したことにより、主人公はいじめられてしまいます。
そのいじめは、女子からだけでなく、男子からもされてしまい、その上担任の先生からも心配はなく、むしろ「クラスに馴染めないお前が悪い。」と言われてしまいます。
親にも迷惑をかけたくない一心で言い出せず、ついに主人公は壊れて学校に行けなくなってしまいます。
そして主人公は保健室登校をするようになり、その後のお話もこの本に描かれています。
私が気に入ったこのお話以外の5つも、全部学生特有のイザコザが描かれていて面白いです。
どんなに素敵な学生生活を送ってきた人でも、共感できるところはあると思います。 -
無料版購入済み
絵がとても綺麗
コミカライズ担当の清原紘の絵が非常に緻密できれいである。原作本の遠田志帆のカバー絵も大変に目を引いて魅力的であるが、このコミカライズ版の絵もなかなかに魅力的である。ただストーリー展開は原作を先に読んだせいか、物足らなく感じた。あまりアクションシーンもないしな。
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マツリカさん、あんたはいったい何者なんでしょうか。この謎が解明されるまで私は、このシリーズを読み続けるでしょう。
女子高校生にして、スーパー女王様、そして安楽椅子の名探偵。「柴犬」君ならずともマツリカさんには惑わされ、その虜になってしまいます。マツリカさんの正体を知りたい様な知りたくない様な複雑な気持ちです。
ミステリーとしては日常のちょっとした謎解きですが、その切れ味はなかなかのものです。個人的には「原始人ランナウェイ」が、中高生にはいかにもありそうなお話で面白かったです。
これからの柴山君と小西さんの関係も気になりますし、これはもうすぐ続編を読むしかない。それにしても、作者の男心をくすぐる描写、見事に勘所を押さえています。もうニヤニヤが止まりません。通勤電車の中では読まない方がいいかもしれない(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレを見たからこそ、読む気になりました
翡翠が猫をかぶっている1〜3章はチープなストーリーですが、最終章と照らし合わせながら読むことで、面白く読むことができました。あれれぇ、難しいですね。順を追って読まないとラストの衝撃を味わえないのですけれど、結論を知らずに読み進めると途中で離脱してしまいそうです。
アイデアは面白いけど、構成や売り方に工夫の余地が大ありです。例えば「霊を信じない人でも、ぶりっ子が嫌いな人でも,,騙されたと思って最後まで読んでください? 」とかね。
もちろん、全体の感想としては登場人物も魅力的で、面白かったです。
なお、霊の説明について、別次元に魂があって、クラウドのように、魂からのデータを脳が読み取るという仮説が書かれているのですが、霊の存在を説明するとしたら、その説明しかないでしょうね。 -
ネタバレ 購入済み
この本だけは読んでおけ
この作品の衝撃は確かにすごい。
総てが逆転する。
続く倒敘作品はかなり力業なのでご都合主義が多く逆に蛇足感が強い。