相沢沙呼のレビュー一覧

  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    ネタバレ

    小余綾と千谷は、小説としての意義・価値が何であるかを模索する。成瀬は、裏切った唯一の友人と再会する。

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    2019年01月31日
  • ココロ・ファインダ

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    高校の写真部に在籍する四人の日常の葛藤。可愛い友人と服を選ぶことに複雑なミラ、自分でもわからない似合う服を教えて欲しいような押し付けないで欲しいような面倒さの秋穂、孤高で才能もあるけれど遊びじゃないと認めて欲しくてくずおれそうなシズ。ハブっていた過去が終盤で反転するカオリの話は印象も反転した。

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    2018年10月10日
  • マツリカ・マハリタ

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    相変わらずうじうじした自分語りが鬱陶しい/ しかし青春模様はいい/ マツリカさんの年齢が明らかになり、残すは名前だけか/

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    2018年10月08日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    どうして物語を書くかの問いの答えは持ち合わせてないけれど、どうして物語を読むかの答えなら常に持ってる。

    好きだから。

    たったそれだけの簡単な答えをどうして見失ったりするんだろうね。

    どちらの問いもきっと至極簡単で、簡単だからこそ当人は不安になって間違っているのではないかと手放して迷子になる。

    相変わらず世の不満をいろいろぶっこんできて、小気味好くもあり、もういいんじゃないの?とも思うけれど、この鬱蒼とした答え探しの物語を、若い世代に広く読まれてほしいと思います。

    わたしはいつまでも、このシンプルな答えを疑うことなく持ち続け、誰かにとっての九ノ里であり続けたいと思います。

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    2018年09月23日
  • マツリカ・マハリタ

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    ミステリ。日常の謎。シリーズ2作目。
    主人公とマツリカさんの関係に変化が。
    ミステリとしては微妙かな。
    ”写真”がひとつのテーマに。
    主人公の過剰なネガティヴ思考は嫌いです。☆2.5くらい。

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    2018年08月19日
  • マツリカ・マジョルカ

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    ミステリ。日常の謎。連作短編集。
    「原始人ランナウェイ」はアンソロジーで既読。
    作者の太ももフェチがハッキリ描かれていて面白い。
    内容はまずまず。続編が気になる感じ。

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    2023年07月01日
  • 卯月の雪のレター・レター

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    ネタバレ

    〇 概要
     揺れ動く少女達の心,温かさや切なさに満ちた謎を叙情豊かに描く,独立した5つの短編からなる短編集。青春ミステリの名手が贈る,珠玉の短編集

    〇 総合評価
     相沢沙呼の作品が持つ雰囲気は非常に好きである。この短編集にある5つの作品も,いずれも十分楽しめた。ベストは,「チョコレートに,踊る指」。この作品の叙述トリックの使い方はとてもうまい。更に,それだけでなく,ユリとヒナとスズという三人の少女の関係がなんとも言えずブラックで心に残る。相沢沙呼らしい作品だと思う。全体を通じた仕掛けもなく,「小生意気リゲット」といったミステリらしさが薄い作品もあるなど,寄せ集め的な短編集だが,相沢沙呼が好き

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    2017年02月26日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    ファンタジー。ミステリー。サスペンス。ホラー。エロ。グロ。伝記。
    個人的にはファンタジーの印象が一番強い。
    序盤は入り込みにくかったが、中盤からはいい感じ。

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    2016年08月14日
  • 卯月の雪のレター・レター

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    揺れ動く少女たちの心理を巧みに描いた日常の謎短編集。

    お互いを思いやる姉妹や女友達同士の葛藤を丁寧に描きながら、すこしだけ切ない謎を加えた5編の短編でした。

    何をやりたいのかわからず、模索して立ち止まっている若者の心の動きに魅せられます。

    将来に対する不安や懼れなど、簡単にはとても表せない気持ちを取り繕うことなく懸命に前を向いている姿には、自分も通ってきた道なので、懐かしさと尊さと感じますね。

    著者は男性だというのはすぐにわかりました。
    何となく、女性が女性を描いた時のリアルさが無いんですよねー。
    これはこれでいいと思うし、悪いわけではないのですが・・・、うっすら「うーん、違うかなー。

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    2016年08月09日
  • 卯月の雪のレター・レター

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    どの作品もとても良かった。でも不思議と☆3つ。
    あらすじ(裏表紙より)
    妹思いの姉に冷たくあたるようになった、高校生の妹の変化と不可解な行動の理由とは。クラスで嘘つき呼ばわりされている小学生の女の子が、教育実習生にある事件を目撃したと言うのだが、はたして本当か。祖父に届いた手紙を巡る謎を女子高生が追う表題作ほか、揺れ動く少女たちの心と、温かさや切なさに満ちた謎を叙情豊かに描く全5編。青春ミステリの名手が贈る珠玉の短編集。

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    2016年04月17日
  • 卯月の雪のレター・レター

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    最後の話。いいねぇ。いわゆる表題作。
    本好きの人には、主人公の気持ちがよくわかる話だね。
    読んでない本が100冊ぐらいあるよ、毎月増加してる、いい加減電子書籍にしなきゃなと、話とは何の関係もない事を考えてしまった話。
    全体的には、ミステリ色がもう少し欲しいと思った。

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    2016年04月07日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    いままでの著者の作品とは異なる雰囲気の作品でした。少女の描写は相変わらずですが、ラブコメをイメージしていたのでエログロ耽美で驚きました。官能小説のような描写に思わずドキドキしてしまいました。女子高生とはそれだけで神聖なものなのに、先生の描写でさらに艶やかで犯しがたい空気を感じました。
    とてもラノベ寄り。流行りの異能系ミステリでしょうか。視点と場面がコロコロと変わりすこし読むのに苦労しました。しかも近未来なんですか?設定の説明がなくてわかりづらい…そしてシリーズものかと思うくらい、説明のない設定が盛り込まれている。探偵さんをメインにした話しを作れそうですよね。むしろあるのかな。シリーズものじゃな

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    2016年03月13日
  • 緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑

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    小さな背中が少しずつたくましく見えてくる
     推理作家が描きたかったファンタジーの世界。元々ライトノベル出身ということもあってか、世界観の作り込みがよく出来ています。女の子がやけに多く、俗に言うハーレムものかと思いきや、王都で起こる連続殺人や人種差別の問題が物語に暗い影を落としています。主人公=最強という設定が流行りのなかで、半人前の魔術師・ジゼルを主役に置き、悪戦苦闘しながら道を切り開いていく様子に好感が持てました。
     目新しいものは特にない王道ファンタジーです。冒険は始まったばかり ー と締めくくられるこの先、どのような冒険が待っているのか期待しましょう。

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    2016年01月11日
  • 現代魔女の就職事情(1)

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    主人公のあまりの仕事のできなさに「これ、あたしだ……」と泣けてくる。それはそうと女の子同士なのに脱衣所で遭遇すると一方的に反応しまくる水峯さん……

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    2015年12月13日
  • 緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑

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    表紙が太ももじゃないので評価は-1。というのは冗談だが相沢作品のお約束としてちょっと残念。
    作者は以前からライトノベルを書いてみたかったということで、テーブルトークが好きな人が書いた王道ファンタジーとしてうまくまとまっていて佳作だと思う。文章もうまいし、ラノベにありがちな無意味で過度なサービスシーンもなくていい。
    その一方でラノベとしては地味なので、メディアミックス的なものを期待して読む人には残念かもしれない。

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    2015年12月05日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    酉野さんシリーズ第二段。
    連作短編として最後に大オチを用意してるが、仕掛けのわりに今一つ盛り上がらなかった。細かい短編の中で、小さく展開されていく方に注力してほしかった。
    色んな登場人物の感情に突っ込みすぎてて、なんか白々しい感じがしてしまった。一作目はよかったのだけど。まぁ、好きは好きなのだけど。
    3-

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    2015年04月25日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    ”スキュラ&カリュブディス: 死の口吻”相沢沙呼著 新潮文庫nex(2014/09発売)
    (イラスト:清原絋)

    ・・・初夏。街では連続変死事件が起きていた。まるで狼に喰い千切られたような遺体。流通する麻薬。恍惚の表情で死んでいく少女たち。自らも死を求める高校生・此花ねむりは鈴原楓との出会いをきっかけに事件を調べ始める。だが、そこには3年前の殺人事件に繋がる驚愕の真実が隠されていた―。性と死、その果てに垣間見える少女の戦い。逸脱者たちが繰り広げる戦慄の新伝奇譚。(公式サイトより)

    ・・・読みやすい話でしたが、グロ多め。お薦めしにくい。
    まぁ、こういう厭世感のある少女も大阪に20年住

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    2015年03月08日
  • ココロ・ファインダ

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    写真部の女子高生4人がそれぞれ主人公のお話。
    4編からなり、それぞれが主人公で密接に関わってきます。

    一応、ミステリーということですが、あまりそんな印象はなく、読めます。

    写真とカメラのことが少し気になる作品でした。
    特に「カオリ」の編がよかった。

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    2014年10月28日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    基本は嘆美系のホラー。ちょっとミステリーの要素もあります。
    何人かの視点で物語が進行しますが、ちょっと焦点がぼやけちゃった印象。個人的にはもっと紫視点でもよかった気がする。オチはちょっと唐突な感じ。
    血の量はかなり多いですが、それほどスプラッターな感じではないです。

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    2014年10月20日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    女の子の不安定な感情が爆発するときのエネルギーってこんなものかと感じる。
    ミステリ要素もあるけど全体的にはメフィストっぽい伝奇ものって感じ。

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    2014年10月15日