相沢沙呼のレビュー一覧

  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    いままでの著者の作品とは異なる雰囲気の作品でした。少女の描写は相変わらずですが、ラブコメをイメージしていたのでエログロ耽美で驚きました。官能小説のような描写に思わずドキドキしてしまいました。女子高生とはそれだけで神聖なものなのに、先生の描写でさらに艶やかで犯しがたい空気を感じました。
    とてもラノベ寄り。流行りの異能系ミステリでしょうか。視点と場面がコロコロと変わりすこし読むのに苦労しました。しかも近未来なんですか?設定の説明がなくてわかりづらい…そしてシリーズものかと思うくらい、説明のない設定が盛り込まれている。探偵さんをメインにした話しを作れそうですよね。むしろあるのかな。シリーズものじゃな

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    2016年03月13日
  • 緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑

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    小さな背中が少しずつたくましく見えてくる
     推理作家が描きたかったファンタジーの世界。元々ライトノベル出身ということもあってか、世界観の作り込みがよく出来ています。女の子がやけに多く、俗に言うハーレムものかと思いきや、王都で起こる連続殺人や人種差別の問題が物語に暗い影を落としています。主人公=最強という設定が流行りのなかで、半人前の魔術師・ジゼルを主役に置き、悪戦苦闘しながら道を切り開いていく様子に好感が持てました。
     目新しいものは特にない王道ファンタジーです。冒険は始まったばかり ー と締めくくられるこの先、どのような冒険が待っているのか期待しましょう。

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    2016年01月11日
  • 現代魔女の就職事情(1)

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    主人公のあまりの仕事のできなさに「これ、あたしだ……」と泣けてくる。それはそうと女の子同士なのに脱衣所で遭遇すると一方的に反応しまくる水峯さん……

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    2015年12月13日
  • 緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑

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    表紙が太ももじゃないので評価は-1。というのは冗談だが相沢作品のお約束としてちょっと残念。
    作者は以前からライトノベルを書いてみたかったということで、テーブルトークが好きな人が書いた王道ファンタジーとしてうまくまとまっていて佳作だと思う。文章もうまいし、ラノベにありがちな無意味で過度なサービスシーンもなくていい。
    その一方でラノベとしては地味なので、メディアミックス的なものを期待して読む人には残念かもしれない。

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    2015年12月05日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    すべてが作中に書かれている作品なので、特に語ることがありません。須川くんは他力本願なことろが減って、順調に人間性が育まれている様子で安心しました。
    次は、男として成長した姿を見せてくれることを期待したい。

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    2016年06月12日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    酉野さんシリーズ第二段。
    連作短編として最後に大オチを用意してるが、仕掛けのわりに今一つ盛り上がらなかった。細かい短編の中で、小さく展開されていく方に注力してほしかった。
    色んな登場人物の感情に突っ込みすぎてて、なんか白々しい感じがしてしまった。一作目はよかったのだけど。まぁ、好きは好きなのだけど。
    3-

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    2015年04月25日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    ”スキュラ&カリュブディス: 死の口吻”相沢沙呼著 新潮文庫nex(2014/09発売)
    (イラスト:清原絋)

    ・・・初夏。街では連続変死事件が起きていた。まるで狼に喰い千切られたような遺体。流通する麻薬。恍惚の表情で死んでいく少女たち。自らも死を求める高校生・此花ねむりは鈴原楓との出会いをきっかけに事件を調べ始める。だが、そこには3年前の殺人事件に繋がる驚愕の真実が隠されていた―。性と死、その果てに垣間見える少女の戦い。逸脱者たちが繰り広げる戦慄の新伝奇譚。(公式サイトより)

    ・・・読みやすい話でしたが、グロ多め。お薦めしにくい。
    まぁ、こういう厭世感のある少女も大阪に20年住

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    2015年03月08日
  • ココロ・ファインダ

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    写真部の女子高生4人がそれぞれ主人公のお話。
    4編からなり、それぞれが主人公で密接に関わってきます。

    一応、ミステリーということですが、あまりそんな印象はなく、読めます。

    写真とカメラのことが少し気になる作品でした。
    特に「カオリ」の編がよかった。

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    2014年10月28日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    基本は嘆美系のホラー。ちょっとミステリーの要素もあります。
    何人かの視点で物語が進行しますが、ちょっと焦点がぼやけちゃった印象。個人的にはもっと紫視点でもよかった気がする。オチはちょっと唐突な感じ。
    血の量はかなり多いですが、それほどスプラッターな感じではないです。

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    2014年10月20日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    女の子の不安定な感情が爆発するときのエネルギーってこんなものかと感じる。
    ミステリ要素もあるけど全体的にはメフィストっぽい伝奇ものって感じ。

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    2014年10月15日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    面白かった!表紙も綺麗で…。
    ただ、突出して面白いとは思えないかな。

    本格ミステリーで疲れたときに読む、間に読む本かな、と。重くなくていい。

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    2014年10月14日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    相沢沙呼さんにこれを書かせるのかNEX…が第一印象.
    個人的には日常の謎系ミステリ(と,ヘタレ主人公とエッジの効いたヒロイン)の印象なので,かなりびっくり.
    文章はとても上手な方なので,エロくてグロいところも面白くグッとくるし,作品の幅が広がるのは喜ばしいことなのだけど,やはり相沢沙呼さんは日常の謎系で読みたい.

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    2014年10月13日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    フトモモへの偏愛は健在でその辺は安心したのだけど、これまでの著者の作品の方向とはチョッと異なり、片山憲太郎の「電波的な彼女」シリーズに似た印象を受けた。

    しかし、主人公が怪事件を追うのではなく、その渦中にある群像を描いき収斂させる構造なので視点が定まらず、また登場する人物が多いわりにそれぞれの個性が薄く(名前も分かりにくい)、脳内でなかなか像を結ばず苦労した。

    ストーリーは面白いのだから、誰かを中心に据えて描いた方が面白く、エッジが立ったように思う。また結末もいまいちインパクトに欠けるように思う。いろいろ残念な部分はあるが、著者の作品に新たな方向が示され、幅がまた少し拡がったようにも感じら

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    2014年10月10日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    女子高生、連続殺人、麻薬、

    表紙イラストが妖艶で良いですね。
    ちょいエロちょいグロのストーリーともマッチしているので表紙が気になった方は楽しめるかと思います。

    主人公の『此花ねむり』がとても魅力的。
    この一冊での余韻も良いですが、このあとどうなるか、結末はどうなるか、続きが読みたいです。
    ★3

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    2014年10月08日
  • ココロ・ファインダ

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    高校の写真部に所属する女子4人の悩みや葛藤を描く青春モノ。
    4つの短編から成り、それぞれの視点で描かれている。
    こういう形式はいいね。各自の視点になってはじめて分かることが
    あるから読むのが楽しいし、考えさせられる。
    どんなに仲が良い友達でも、相手が心の奥底で考えていることや
    悩んでいること、気にしていることが全部分かるわけじゃない。

    全体の構成や情景描写、カメラ(写真部)という題材はとても
    良かったんだけど、肝心の人物たちがどうもイマイチに感じた。
    なんかうまく感情移入できなかったんだよね。
    他の小説では女性視点でも我が事のように感じながら読めるので
    自分が男だからというのは理由じゃないと

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    2014年09月22日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠(1)

    無料版購入済み

    絵はかわいいけど

    絵はかわいいけどそこまで話には引き込まれなかったかなー。ちょっとテンポ悪いかも。
    ホラーではないけど霊感サスペンスって感じか。

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    2023年10月03日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    匿名

    購入済み

    メイントリックのインパクトは抜群。
    終盤まで少し焦らされる感はあるが、どんでん返し好きには堪らない作品。
    ラストでアッと言わせるようなライトノベル調のミステリが読みたい人にオススメ!

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    2023年02月11日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    S

    ネタバレ 購入済み

    レビューしづらい

    ドラマ化と聞いて読みました。先に原作読んでて大正解。ドラマ見てネタバレ知ってしまうと、原作読んでも全然面白くないと思われます。
    ネタバレと言うか、犯人はひょっとしてと思ってた人だった為、意外性なくて残念。まどろっこしい推理展開するなぁと途中で興味が削がれてしまい、そこから違和感を感じてたら予想通りの結末で......
    でもドラマ化は面白そうなので楽しみたいです。

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    2022年10月16日