相沢沙呼のレビュー一覧

  • マツリカ・マハリタ

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    マツリカの秘密は結局分からず。せも、少し分かってきた。柴山の仲間も増えてきて、3巻目が楽しみ。
    小西の気持ちも気になる。
    それにしても、この作者は太腿が好きだなあ。
    松本まりか という名前も、今読むとタイムリー。

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    2020年12月10日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    ネタバレ

    読後にまず思ったのは「小説の神様」であって「小説家の神様」じゃないんだ、ということ。小説に関わる人――書く人、読む人、売る人、評する人――すべての人の神様なんですね。だから、小説家以外の人達にも「小説の神様」と関わる物語があって、それぞれの人たちが小説と真摯に向き合って……というお話が生まれ、小説好きな私はそうしたところで本作が気にいったんだろうな、と思いました。

    個別の作品で言えば、収録作群の中では異色に映りますが「モモちゃん」が一番気に入りました。ラノベテイストに最初は違和感を覚えましたが、自作の世界に入り込んで自分の描写力の無さや知識の浅さを身をもって痛感するところなど、それこそ宮沢賢

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    2020年11月20日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    全て良い終わり方だったのでよかった。
    小説がすごく好きなのでこんな感じなのかなーって
    思いながら、読んだ。

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    2020年10月31日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    ミステリー初心者だからかも知れないけれど,間違っていた謎解きも含め,すべての謎解きが面白かった.何種類もの謎解きを提示していって,最後にもっとも意外性のある謎解で締めるという趣向がすごくいい.
    解説に書いてあったように,1巻と2巻を本作のプロローグと捉えると,ずっと気に入らなかった哀れな柴犬も成長したようだし,物語の厚みがというか深みが違ってくる気がする.

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    2020年09月16日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    ネタバレ

     マツリカ・シリーズ3作目にして初の長編。『密室「殺トルソー」事件』を、柴山君と仲間たちが解決していく。

     作中、登場人物の一人が「人が死なない密室を書いた小説で有名なものはないんですか?」と問うている。作者はこれにチャレンジしたわけだ。
     今作では柴山君と仲間たちがそれぞれの推理を披露していく。《古典部》シリーズの「愚者のエンドロール」に似たような展開だ。そして最後は、あの方の登場となる。1巻目と2巻目を読んでいたほうが楽しめる。それらに、伏線が張られていることに気づくだろう。柴山君の煩悩は相変わらずだが、マツリカさんの過去がまた少し明らかになる。
     
     あと、「もしこれが男性作家が書いた

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    2020年06月28日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    ネタバレ

    上巻の感想に「続編が上下巻って、おかしくない?
    と少し思ってしまうが、続きは気になる。」と書いた。

    で、下巻を読んでの感想は…

    主人公2人のパートと秋乃のパートを分ければ、続編1冊とスピンオフ1冊にわかれそう。

    主人公側は、一也が小余綾の部屋で料理を作るシーンでのヘタレ一也の心情が本当によくわかる。
    ※自分もヘタレということかな。


    スピンオフ側は、地味な主人公が煮え切らずウジウジ悩んで、まるで一也の小説のよう。

    それぞれ別だと、星3.5と3.0ぐらいだけど、少し長くなることを我慢できれば、上下巻で3.8ぐらい。

    個人的には、上下巻で良かったと思う。


    ネット上の悪口が、TVで野

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    2020年04月23日
  • マツリカ・マハリタ

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    相沢さんの青春ものは、今も昔も陰キャの自分にはグサグサ刺さります。特に学生時代の居場所や、人との関わり方については、本当に理解・共感するところが多すぎて……

    『ココロ・ファインダ』や『雨の降る日は学校に行かない』といった少女たちを描いた作品しかり『午前零時のサンドリヨン』『ロートケプシェン、こっちにおいで』の須川君、そしてこのマツリカシリーズの柴山君しかり。特にこの柴山君の感情というのは本当に共感できる。今風に書くと「わかりみが深すぎる」というか。

    誰かと話すときに「相手は自分なんかと話していて楽しいのか?」と思って、そのうちそう思うことに疲れて、口数が減ったり、
    「何の取り柄もないし、面

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    2020年01月26日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    ネタバレ

    ○ 総合評価 ★★★★☆
     相沢沙呼お得意のスクールカースト,学校世界でのいじめをテーマにしたミステリ。日常の謎系のミステリではあるが,明るいテーマではなく,やや重いテーマの作品。トモという少女がユカという少女のことが好きでありながら,集団から孤立しないようにユカのことを裏切る。構成としては,プロローグと各章のRed Backの部分の視点人物,ユカという人物に好意を持っていながら,集団から孤立しないように振舞っているこの人物(トモ)が誰なのかについて,叙述トリックが仕込まれている。普通に読んでいると,この視点人物が,文芸部の冊子「十字路」に「霧の向こうのロートケプシェン」やネット上での小説の作

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    2020年01月19日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    ネタバレ

    読み終えて、まだ、誰が誰のことなのか掴み切れていないが、一つ一つの短編は面白くて、心地よい読後感がある。
    意地悪な気持ちから生じる不幸な出来事もあるが、須川君や初の前向きな姿勢が、それを振り払う。
    後半、初のギャグが減ってきたのが残念。
    ユニークな登場人物が、さらに活躍するところが見たい。

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    2019年12月27日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    ネタバレ

    年に何百冊も読むような読書家だが、本を買えないのが現実。貢献が少なくてすみません、と呟く。でも、本には意義があり、価値がある。

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    2019年10月31日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    ■小説は、好きですか?

    もう続きは書かないかもしれない。合作小説の続編に挑んでいた売れない高校生作家の一也は、共作相手の小余綾が漏らした言葉の真意を測りかねていた。彼女が求める続刊の意義とは……。その頃、文芸部の後輩成瀬は、物語を綴るきっかけとなった友人と苦い再会を果たす。二人を結びつけた本の力は失われたのか。物語に価値はあるのか? 本を愛するあなたのための青春小説。

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    2019年04月21日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    ネタバレ

    後輩の成瀬は真中との仲を取り戻す為、小説を書く。一方、一也と小余綾は小説の神様を見つけ一歩踏み出す。

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    2019年02月20日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    ネタバレ

    なんだかんだで、九ノ里の一言が一番効く。なぜ書くのか?至極単純で当たり前の理由だけれど、千谷や小余綾のように意外とそれに気づけないのなのかもしれない。
    作中で秋乃たちが帆舞こまにの本のことを語っているのに、作者の名前を出さずに「変な名前」の作家と呼んでいるのが結構好き。

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    2019年02月12日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    久しぶりに読む続編。間が空いてしまったせいで細かいあらずじを忘れてしまっていたが、相変わらずこの作者の小説に対する眼差しというか、姿勢が好きだ。本当に小説が愛おしくて、たくさん悩んだ結果、生まれた小説なんだな、と思わせてくれる。
    自分が読んだ小説にどうしようもない感動や興奮を覚えても、いざ他人のレビューを拝見すると自分とは真逆の感想を抱いている人を見て勝手に落ち込む。でも、いざ本屋さんでその作者がピックアップされていると、なぜか自分のことのように誇らしく思える。それはその小説が自分の一部になった、ということなのかな、とこの小説を読んで思った。
    読書には読み手の能動的な協力が必要不可欠、という一

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    2019年01月19日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    「帆舞こまに」という二人で一人の作家は面倒だけど真摯な作家だと思う。才能があるがゆえに悩み、立ち止まり、そして、前進する。でも、この物語の主人公は秋乃。読者でありたいために小説を書く。とにかくハッピーエンドでよかった(思った通り)。で、結局、小説の神様って何?とは思ったけど、一気読みできて満足なので、ま、いっか。

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    2026年01月12日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    上巻は文芸部の後輩、秋乃が中学時代の友人、葉子との出会いから始まり、再会で終わる。女子の友だち関係はむずかしいが、どのグループに属するかで、仲間外れにされるかどうかが決まるのだから、大きな問題。
    文章が書けなくなった美少女小説家、詩凪は一也との合作の続編に悩み、一也は自分の小説、第二弾のプロットに悩む。なかなか小説を書く場面が出てこないまま、下巻へ。もやもや。

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    2026年01月12日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    物語を愛する人には、物語を贈ろう。

    書けない高校生小説家ふたりと、一時の迷いで親友を失った少女は、それぞれが悩みながら日々を過ごしていく。それも表現力豊かに悩まれるものだから、自分の思春期を思い出したりしてつらい。失恋でついた傷は新しい恋でしか癒さない、なんて言葉があるが、物語(小説)を通じて得た悩みも、やはり物語で解決するしかないのかもしれない。

    作中で提示された様々な課題に対するバシッとした答えは個人的には得られなかったが、物語を綴ることでしか前に進めない不器用な人たちに共感した。

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    2018年11月08日
  • スキュラ&カリュブディス―死の口吻―(新潮文庫nex)

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    狼に食い千切られたような連続少女変死事件を少女と暮らす女性探偵が追う中、友達になった楓を食べたくて苦悩する和洋折衷の人形的美少女の此花ねむり視点の想いが切々として異形なのに難なく寄り添えてしまえて切ない。楓との相愛が尊い。死の恍惚他ナチュラルでいて濃密で凝縮されていて、艶やかで目映く耽美。堪能した。

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    2018年10月14日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    物語を書く人、読む人
    ライトノベルでもコミックでも
    作り手の苦悩がぐるぐるしていて苦しかった
    でも
    作者を育てるのは読者
    今の時代の問題をいろいろ提起している
    うーん

    ≪ 好きだから いつも傍には 小説が ≫

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    2018年10月13日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    “物語は人の心を動かすのか?”

    そんな哲学的とも言える章題が並び、さながらゴーギャンの有名な絵画のタイトル「我々はどこから来たのか(略)」を連想させる。その流れで言うならば、本作は「小説はどこに行くのか」を考えさせられる。

    高校生作家2人が、小説を書く意味を求めつつ、もがきながら作品を創っていく物語の続編。前巻でひとつの作品を産み出した2人だが、その続編を巡り、あるいは新作を巡り、さらなる「創作の深み」に嵌っていく。

    後輩の創作をめぐる傷も絡み、それどういうこと?な引きで上巻終り。続きが気になる!

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    2018年10月04日