相沢沙呼のレビュー一覧

  • 小説の神様

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    小説を生み出すのにどれ程の苦しみがあるのかは、書けない自分は分かりませんが、この主人公甘え過ぎ。
    一番苦労しているのは、友人の九ノ里君では?

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    2024年12月26日
  • 小説の神様

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    ネタバレ

    このところ、書店や作家さんの裏事情?を書いた本を
    読む機会が続いて、ホントに大変な世界なんだなと
    思いました。
    この物語も、作品を作る大変さが描かれており
    はじめは面白かったのですが
    最後までずっと主人公がウジウジしっぱなしで
    いつまでこの調子で続くんだろう?と
    途中からはちょっと疲れ気味に。
    ここで描いてあるような「前向きで誰もが憧れる主人公」
    を求めているわけではないけれど
    ちょっとウジウジが長すぎる⁈という気持ちになりました。

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    2024年11月17日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    学園もの、いじめや生きにくい子どもなどの描かれ方が『教室にならんだ〜』と似たような感じ。
    なので、私だったら断然『教室に〜』をすすめるかな。
    好きな人のいない教室はよかった。

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    2024年10月30日
  • invert II 覗き窓の死角

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    ネタバレ

    ギャップ萌え、というやつがある。
    ツンだけどデレる、とか、いい人と見せかけて実は…とか。その落差にキュンとなる、人がいるのだそうだ。
    実は私はこの"ギャップ"が少し苦手だ。
    愛想のない人は愛想のないままでよく、親切っぽい人は親切なほうがわかりやすくて好ましい。

    ******

    本作は「城塚翡翠」シリーズ3作目。倒叙ものとしては前作の「Invert」に続き2作目となる。
    1作目には「えええそう来るかいいのかそれΣ(゚Д゚ )」となったシリーズだが、それ以降は正統派?な倒叙ものとして展開されている(同じ手はさすがに使えないものねぇ)。

    二作品が収録されているが、メインは二つ目の中長編と考えてよ

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    2024年11月01日
  • マツリカ・マハリタ

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    シリーズ2作目で、1作目★3、今作は★3.5です。1作目のレビューで書きましたが、このシリーズは3作目までくると機会があれば読んで欲しいくらいの良作になります (1作目の感想を読んでいない方は、そちらから先に目を通していただければと思います) 。
    2作目である今作では、文章の表現とか構成については大分良くなっています。対して、主人公のネガティブさや女性への妄想などの描写は相変わらず多くて疲れます。特にネガティブさについては、容姿的な大きな欠点もなく、主要な登場人物には男女問わず好感を持たれ、その他の学生からも悪く言われることもないので、すっと入ってきません。
    1作目のレビューで書いた通り、この

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    2024年10月18日
  • マツリカ・マジョルカ

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    シリーズものの1作目。現在3作目まで出版されています。普段は手に取らないタイプの作品なのですが、ネットでミステリ小説を探していたところ、3作目の「マツリカ・マトリョシカ」の評価が高く、そちらを先に読んでみました。結果、大ハマりとまではいかないものの、1作目と2作目も読んでみようかなと思えるくらいには面白かったです。
    それで1作目と2作目も読んでみると、分かりやすく作者の成長が感じられるシリーズでした。(後発の霊媒探偵城塚翡翠シリーズは未読ですが、ドラマは見ていて、かなり面白かったです)。
    特に1作目である今作は、文章自体の読みにくさはないものの、表現や話の展開、構成力などはイマイチでした。ただ

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    2024年10月18日
  • 小説の神様

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    3.2

    好きな作家。
    予想していた通りラノベタッチが鼻につき、なかなか好きになれなかったのだけど、半分読んだ頃からだんだんと面白くなり、
    小説を書くこと、小説家である苦悩や2人の秘密(?)が明らかになってくると一気に読み終えてしまいました。
    小説を書くことに心血を注ぐ2人が眩しかったです。

    これを読んでから高校生活を送りたかったです。無理だけれどw

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    2024年10月03日
  • ココロ・ファインダ

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    ネタバレ

    ミラ
    野崎鏡子。高校の写真部に在籍。ごわごわの癖毛、ニキビのできやすい肌、一重の瞼。

    カオリ
    日比野香織。高校の写真部に在籍。

    秋穂
    高校の写真部に在籍。一年生。

    シズ
    天野しずく。高校の写真部に在籍。

    鳥越
    サッカー部。

    戸嶋
    去年まで写真部を熱心に指導していた先生。

    堀沢
    写真部部長。

    ナオ
    ミラ、カオリと同じクラス。文化祭の実行委員。生徒会委員。

    宮田
    ユキ。

    本橋
    美術部。

    岸田

    リサ

    志保

    岡本

    松下
    カオリに告白するが振られた。

    カエデ

    中里
    文化祭の準備だどこのグループからも受け入れを拒否される。

    三谷

    映子

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    2024年09月25日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    マジックとミステリーとニヤニヤ恋愛小説。
    マジックは、小説で書くのは難しいよね。驚きとかがわかり辛いから。
    でも、上手くミステリーとマジックが絡み合ってて、それを使う事で、人の心も解きほぐす。
    そして、そう簡単じゃない部分にも入り込んでて良かった。

    ポチくんの甘ーい気持ちが見ていてニヤニヤしつつ、もう一生こんな青春っぽい甘い恋愛は僕の人生に無いんだろうなぁと絶望も覚える。
    マジックでどうにかしてくれないかなぁ。

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    2024年06月20日
  • invert II 覗き窓の死角

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    ネタバレ

    結末の衝撃は1作目や2作目に比べると少ないけど、安定して面白かった。
    刑事コロンボや古畑任三郎が大好きなので、要所要所オマージュしてるところも個人的には良かった。

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    2024年05月20日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    ネタバレ

    ねぇ、卵の殻が付いている
    サエ
    中学二年生。保健室登校をしているが、クラスに戻る。

    ナツ
    中学二年生。保健室登校をしている。

    長谷部
    保健の先生。

    松本先生


    好きな人のいない教室
    律子

    森川
    中学二年生。

    塚本
    いつも、ピーチの匂いがする。ぱんぱんに膨らんだ化粧ポーチを鞄に隠し持っているような子。

    岸田
    森川の隣の席の男子。絵が上手い。

    田村先生

    吉田
    クラスメイト。おとなしい女の子。

    ミウ

    松尾先生


    死に死にたいノート
    真希
    藤崎と同じ小学校で、私立中学に進学。

    藤崎
    図書委員。ノートを落とす。

    河田千瀬
    弓道部。

    宇佐美先生

    あっちゃん
    河田の友だち。バ

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    2024年05月07日
  • マツリカ・マジョルカ

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    マツリカさんのキャラが魅力的で惹かれました
    正体は明かされないままだったので若干もやもや
    とと思っていたら続きがあるんですね
    青春真っ盛りの柴犬くんの今後の交友や心持ちもどんな風に変わっていくのかが楽しみ

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    2024年05月07日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    好きだったやつだけ感想

    『恋澤姉妹/青崎有吾』
    唯一現代百合じゃない。何となくスチームパンクっぽいというかデカダンぽい印象。武器が靴べらって???

    『九百十七円は高すぎる/乾くるみ』
    ひたすら算数。先輩に対する思慕と友人に対する恋情が女子高百合っぽい。「先輩に飼われたい」って言ってる女子高生、なんか笑ってしまう。

    『上手くなるまで待って/円居挽』
    主人公の記憶に穴がある所、まあ人間だからそういう事もあるか、と思いつつそんな忘れてる事ある?と思って最後まで違和感。

    『百合である値打ちもない/斜線堂有紀』
    一番現代ぽい百合。女の子の方が美醜を気にすると思うし、配信に対するコメントがリアルで

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    2024年04月29日
  • マツリカ・マハリタ

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    いわゆるオチにあたる仕掛けに、あたりをつけられて嬉しい私です。飛び降り自殺をした女子生徒の幽霊にまつわる怪談が各話で少しずつ語られる。
    マツリカさんのイケないお姉さんぶりが堂に行っており、一方で新ヒロインを含む写真部の皆さんは主人公に優しい…というか甘やかしておりますね。

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    2024年04月19日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    いじめにあった事も見たこともない。

    そう思っているが実際は自分の周りでも気が付かないだけでこんなことが行われていたのか知らん。

    解決の手立ては有るのか知ら。

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    2024年04月12日
  • 教室に並んだ背表紙

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    ーたぶん、きっそう。
    あたし、ずっとずっと、さびしかったんだ。ー

    テーマは6人の少女の「孤独」
    彼女たちが抱える孤独はどこか覚えがあるけれど完璧に理解できるわけではない。彼女たちの抱える感情は彼女たちのものと思える絶妙な読者との距離感。

    それぞれのお話のどこかが繋がってるのが短編の醍醐味。前の話ででてきた子が主要人物になったりするから読んでて切り替えはスムーズに出来ました。
    とある短編だけ繋がらないのも最後には納得できる。

    いわゆる日常シーンで使われる「若者言葉」に違和感があったけど、それ以外の日常はリアルに感じました。

    どの物語も先が気になる終わり方をします。その先を読むことは出来な

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    2024年04月10日
  • マツリカ・マジョルカ

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    面白かった。学校もので、連作短編もののミステリに欲しい技も効いている。
    いまいちハマりはしなかったのは、わたしがもはや思春期男子だった頃を忘れかけているためと、不思議で高圧的でセクシーなお姉さん?(本作の安楽椅子探偵であるマツリカさん)になじられパシられながらも大事にされてドキドキもする……という所が自分のツボ…というか性癖とは違う所にあったからで、本作が悪いわけではないし、ドキドキして悶々としちゃうシーンの書きぶりがなんか書いていて楽しそうなのがこっちにもしっかり伝わってくるのはむしろ好感度が高いです 笑
    シリーズ3作目が本格ミステリ大賞のノミネート作なので、そこまで読んでみるつもり…

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    2024年04月03日
  • マツリカ・マジョルカ

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    私も美しい女性は好きだけど、表現が気持ち悪いと感じる部分が多くて眉間にシワを寄せながら読んでいました。

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    2024年03月05日
  • 教室に並んだ背表紙

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    ネタバレ

    学生時代の、悩みを抱えたときに読みたかった。

    図書室ではないけどわたしにも同じような悩みがあって、同じように拠り所を探して得られた場所がある。当時の自分を見ているみたいで胸が痛くなったけど、同じ"孤独"を感じてる人たちに前向きに捉えられる気分転換として良い作品。

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    2024年10月30日
  • 小説の神様

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    メディウムと、インバートを読んで、同じ作者なので読みました。
    小説家の2人がお互いにきずつきながら乗り越えていく、ボーイミーツガールです。
    後半ぐらいから面白くなってきて、終わるんか、これ?と思いながら読んでました。

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    2024年02月25日