相沢沙呼のレビュー一覧

  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    意識してなかった自分の小説への考え方に読んでいて気づいたり、好感が持てる文章の作家が多く作品の雰囲気がどれも良かった。

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    2021年05月13日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    間違えてこの続編から読んでしまったが、さほど困らずに読めた。でも、ちゃんと続編として読んだ方が色々楽しめたんだろうな。
    自分に自信がもてずにうじうじした性格の人が語り手の割には読むのが辛くない。日常感じてることの表現が透明感があって、登場人物の年齢と合ってて良かった。

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    2021年05月13日
  • マツリカ・マハリタ

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    ネタバレ

    やっと少しずつマツリカさんのことが明らかになってきた。やはり最後の章で怒涛の伏線回収はとてもスッキリするし気持ちが良い。
    だんだん柴山にも友達が増えてきて少し嬉しいがマツリカさんの出番が少し減ったかな?
    まあ1番気になるのは小西さんと柴山の関係がどうなっていくかかなぁ〜、
    まあ最終巻も早くよもう、最近一気読みし過ぎているな、

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    2021年05月05日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    作家と読者側の両方の視点から書かれていて色んな考え方が有って信じたいような話が薄っぺらく感じて残酷な真実が頭に残るのが印象に残った。登場人物がどんな結論に辿り着くのか気になる。

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    2021年05月04日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    日常系であえて密室に挑んで多重解決を提示するあたり、挑戦的だしとても成功していると思う。さらに、高校を舞台にした青春もので、友人たちとの関わりの中で主人公が成長する様を描くという欲張りな作品。なのだけれど、前作といい、今作といい、どうしても主人公のキャラに違和感が。理屈としてなぜそうなっているかはわかるのだけれど、理屈としてわかる分だけ逆に馴染めないというか。フェチ的な描写もあまりマッチしない気がするんだけどなあ。でも、話としては面白い。

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    2021年04月10日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    ネタバレ

    シリーズ3作目にして初の長編。現実的に無理だろうと思われる推理の展開が続く中盤は中だるみしたけれど、最後は結構好きです。シリーズの良さも出ていたと思います。

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    2021年01月29日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    マツリカシリーズ初の長編は読みごたえがあった。
    マツリカの登場シーンが少ないが、ラストの劇的な登場には驚かされた。
    柴山の友達は徐々に増え、結構青春をエンジョイしているように見える。小西の想いは届くのか?
    口の悪い春日は、これからも柴山に絡んで欲しい。

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    2020年12月20日
  • マツリカ・マハリタ

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    マツリカの秘密は結局分からず。せも、少し分かってきた。柴山の仲間も増えてきて、3巻目が楽しみ。
    小西の気持ちも気になる。
    それにしても、この作者は太腿が好きだなあ。
    松本まりか という名前も、今読むとタイムリー。

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    2020年12月10日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    ネタバレ

    読後にまず思ったのは「小説の神様」であって「小説家の神様」じゃないんだ、ということ。小説に関わる人――書く人、読む人、売る人、評する人――すべての人の神様なんですね。だから、小説家以外の人達にも「小説の神様」と関わる物語があって、それぞれの人たちが小説と真摯に向き合って……というお話が生まれ、小説好きな私はそうしたところで本作が気にいったんだろうな、と思いました。

    個別の作品で言えば、収録作群の中では異色に映りますが「モモちゃん」が一番気に入りました。ラノベテイストに最初は違和感を覚えましたが、自作の世界に入り込んで自分の描写力の無さや知識の浅さを身をもって痛感するところなど、それこそ宮沢賢治の童話のよう。ファンタスティックな要素ゼロの剣と魔法のファンタジーなどより、はるかにファンタジーしてて素敵でした。

    あと、最初の作品がプロット担当と執筆担当の2人組の降田天のものというのが上手いですね。どう考えても帆舞こまにに重なるわけで「小説の神様」好きからしたらたまりません。その作品の方は、ラストシーン「ありがとう」「うー……しほりー」のところでうるっと来てしまいましたよ。花実はほんとにいい子だし、しほりも嫌なところあったけど同情するところも多かったので。

    ほかにも「神の両目~」の伏線回収を「神様の詮索」で行うところや、実話?もしかして実話?と気になる仕方ない「『小説の神様の作り方』」など、どの作品にもツボにはまるポイントがあって好印象でした。また違う作家たちによる「小説の神様」を読んでみたいです。

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    2020年11月20日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    全て良い終わり方だったのでよかった。
    小説がすごく好きなのでこんな感じなのかなーって
    思いながら、読んだ。

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    2020年10月31日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    ミステリー初心者だからかも知れないけれど,間違っていた謎解きも含め,すべての謎解きが面白かった.何種類もの謎解きを提示していって,最後にもっとも意外性のある謎解で締めるという趣向がすごくいい.
    解説に書いてあったように,1巻と2巻を本作のプロローグと捉えると,ずっと気に入らなかった哀れな柴犬も成長したようだし,物語の厚みがというか深みが違ってくる気がする.

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    2020年09月16日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    ネタバレ

     マツリカ・シリーズ3作目にして初の長編。『密室「殺トルソー」事件』を、柴山君と仲間たちが解決していく。

     作中、登場人物の一人が「人が死なない密室を書いた小説で有名なものはないんですか?」と問うている。作者はこれにチャレンジしたわけだ。
     今作では柴山君と仲間たちがそれぞれの推理を披露していく。《古典部》シリーズの「愚者のエンドロール」に似たような展開だ。そして最後は、あの方の登場となる。1巻目と2巻目を読んでいたほうが楽しめる。それらに、伏線が張られていることに気づくだろう。柴山君の煩悩は相変わらずだが、マツリカさんの過去がまた少し明らかになる。
     
     あと、「もしこれが男性作家が書いた推理小説だったら、その作家はプリーツスカートに詳しいただの変態ではないか」とある。これ自虐ネタなのだろうか。

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    2020年06月28日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    ネタバレ

    上巻の感想に「続編が上下巻って、おかしくない?
    と少し思ってしまうが、続きは気になる。」と書いた。

    で、下巻を読んでの感想は…

    主人公2人のパートと秋乃のパートを分ければ、続編1冊とスピンオフ1冊にわかれそう。

    主人公側は、一也が小余綾の部屋で料理を作るシーンでのヘタレ一也の心情が本当によくわかる。
    ※自分もヘタレということかな。


    スピンオフ側は、地味な主人公が煮え切らずウジウジ悩んで、まるで一也の小説のよう。

    それぞれ別だと、星3.5と3.0ぐらいだけど、少し長くなることを我慢できれば、上下巻で3.8ぐらい。

    個人的には、上下巻で良かったと思う。


    ネット上の悪口が、TVで野球を見て文句ばかり垂れてるオヤジと同じというのは、なるほどとすごくふに落ちた。

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    2020年04月23日
  • マツリカ・マハリタ

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    相沢さんの青春ものは、今も昔も陰キャの自分にはグサグサ刺さります。特に学生時代の居場所や、人との関わり方については、本当に理解・共感するところが多すぎて……

    『ココロ・ファインダ』や『雨の降る日は学校に行かない』といった少女たちを描いた作品しかり『午前零時のサンドリヨン』『ロートケプシェン、こっちにおいで』の須川君、そしてこのマツリカシリーズの柴山君しかり。特にこの柴山君の感情というのは本当に共感できる。今風に書くと「わかりみが深すぎる」というか。

    誰かと話すときに「相手は自分なんかと話していて楽しいのか?」と思って、そのうちそう思うことに疲れて、口数が減ったり、
    「何の取り柄もないし、面白くもない自分がここにいていいのか?」となって、会話の輪から距離を取ったり。そんな柴山君はまるで自分の姿を見ているかのよう。

    朝井リョウさんの作品でも、自分の感情を掴まれたと思うことはあるのですが、朝井さんの場合は、遠くからイタさをクローズアップしているようで、自分も冷静にイタい描写を読めるのです(そう思ってると、とんでもないカウンターを喰らうこともあるのですが……)

    しかし相沢さんの作品は内側に潜り込んで、相沢さん自らも血を流しながら、そうした内面のイタい描写を描いているようで、だから心をグサグサ刺されながら読んでいるような気分になるのだと思います。

    連作短編のこの作品で印象的なのは、第一話目の『落英インフェリア』
    高校二年生に進級したものの相変わらず、内気で臆病な柴山君。そんな彼に訪れる新たな出会いと、消えた少女という不可思議な謎。

    謎としては、そこまで難しいものではないのですが、その少女がどんな思いで姿をくらましたのか。そして、どのような恐怖を抱えながら隠れていたのか。真実が分かるとともに、考えてしまいました。全てを理解できるとは言えませんが、それでも個人的には自分のことのように、彼女の切実な思いを感じてしまいます。

    そしてこの話が柴山君の転機ともなります。この話では新キャラの高梨君が登場。この高梨君がいいやつというか、男前すぎるというか……最後の場面は男の自分も彼に惚れそうになりました(笑)

    そこから起こる様々な日常の謎。それに対し柴山君は、謎の向こう側にある「人の思い」に、積極的に踏み込むようになっていきます。前作『マツリカ・マジョルカ』のラストで明らかになる、彼の後悔。相変わらず何も話してくれないマツリカさんへの思い。そして新たにできた人間関係。

    そうしたものが重なり合い、内気で臆病な彼は少しずつ、でも着実に変わっていくのです。前作からのここまでの、柴山君の成長具合が読んでいて本当に嬉しい。

    それはたぶん学生時代の自分と似ている柴山君が、性格は大きなところが変わっていないのに、かつての自分ができなかったことを真摯にやっている。そんな感動があるからのような気がします。

    そして、今作で少しだけ明かされるマツリカさんの過去。今回久々に読んで思ったのですが、マツリカさんの蠱惑的、あるいは淫靡な言動と女王様のようなキャラクターというのは、個人的にかなり作られたものを感じます。彼女自身がその言動やキャラクターといった鎧を固めることで、彼女の本質を見えなくしているというか……

    他のキャラや、各謎で明かされる人の思いは、わりかしリアルな感情が描かれているからか、余計に彼女のキャラには違和感を覚えるようになっています。

    自分の考えすぎなのかもしれませんが、いずれマツリカさんが女王様の鎧を脱ぐときがあるのか、そんな期待も抱きつつ、次巻の文庫化、そしてこのシリーズの次回作を待ちたいと思います。次は文庫化されたらすぐ読まないとなあ。

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    2020年01月26日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    ネタバレ

    ○ 総合評価 ★★★★☆
     相沢沙呼お得意のスクールカースト,学校世界でのいじめをテーマにしたミステリ。日常の謎系のミステリではあるが,明るいテーマではなく,やや重いテーマの作品。トモという少女がユカという少女のことが好きでありながら,集団から孤立しないようにユカのことを裏切る。構成としては,プロローグと各章のRed Backの部分の視点人物,ユカという人物に好意を持っていながら,集団から孤立しないように振舞っているこの人物(トモ)が誰なのかについて,叙述トリックが仕込まれている。普通に読んでいると,この視点人物が,文芸部の冊子「十字路」に「霧の向こうのロートケプシェン」やネット上での小説の作者であり,学校に来なくなっている「井上さん」であるように思える。しかし,読み進んでいくと,この視点人物は明らかに井上さん以外の人物であることが分かってきて,混乱が生じる。実は,この視点人物は,アウトオブサイトじゃ伝わらないで主役級の役割を当てられてる人物であり,織田さんがトモであると予想することは難しいと思う。。そう分かってみるといろいろと伏線がある。織田さんの名前を文芸部の部長の谷口さんが知っていること(44ページ),少し前からぽつりぽつりと欠席しているという部分(287ページ),最後に酉乃初も指摘しているが,エスティメーション(原稿用紙の枚数が30枚であることを指摘したこと)など。とはいえ,織田さんがトモだと予測することは困難。ここは純粋に驚くことができる。なかなか優れた叙述トリックといえる。
     しかし,その明かし方が,そこまでサプライズを演出するものになっていない。最後のひびくリンキング・リングで,学校に来ていない井上さんが,トモではないことが少しずつ分かる。これまで視点人物=トモ=井上さんだと思っていたが,視点人物=トモ=?となり,井上さん=ユカという図式になる。ではトモは誰か?そのミスディレクションがない。最後のひびくリンキング・リングを読んでも,一読では分かりにくかった。えっ?織田さんがトモ?どういうこと,それはおかしいのでは?と感じてしまった。それほど,Red Backの登場人物=織田さんというのがしっくりこない。外での振舞いと内面は違いすぎるというのもあるが,「ユカリが言うには、1年生が書いているらしいけれど…たしか井上って子」という香坂という人物の発言も,登場人物の発言なのでアンフェアではないのだが,うまいミスディレクションとは思えなかった。織田さんの名前は「アカリ」だが,燈と書いてトモと読めるから,トモというあだ名になっているという部分や,井上友子は「ユーコ」で,織田さんからは「ユカ」と呼ばれているなど,伏線というよりこじつけ感を感じる。これに対して,Red backの視点人物が,井上さんであるようにも読める仕掛は巧妙。「霧の中のロートケプシェン」という小説の悪口を言われているときの視点人物の対応・感情が,自分が書いた小説を悪く言われている反応なのだが,井上さんのプロフサイトからのリンクでバレており,井上さんが作者と思わせるミスディレクションになっている。
     評価としては,やられたと感じるほどの傑作ではないが,玄人っぽい叙述トリックを楽しめる,ちょっと重めの日常の謎系ミステリとして秀作。評価としては★4で。

    ○ アウトオブサイトじゃ伝わらない
     カラオケ帰りに寄ったマクドナルドで,急に不機嫌になった織田さんが帰宅する。真相は,織田さんが好きだった城山先輩が香坂先輩が机の下で手をつないでいるのを見てしまった織田さんが,自分が失恋したことで不機嫌になったという話

    ○ ひとりよがりのデリュ―ジョン
     須川が三好から預かった写真集を入れた封筒が笹本さんという女子が持っている封筒と入れ替わる。しかし,その封筒がどこかに行ってしまった。
     真相は,笹本さんが恥を書かないように柿木園さんが封筒を入れ替えていた。

    ○ 恋のおまじないのチンク・ア・チンク
     バレンタインデーでもらったチョコが教室の机に集められる。なぜこんなことが起こったのか。真相は,転校していく小岩井君が,自分にチョコレートを贈ったのは誰かを調べるために行っていた。

    ○ スペルバウンドに気をつけて
     須川の友達である児玉がバイト先で知り合った「上条茜」という女性の連絡先などを知ろうとする。実は上条茜は偽名。児玉とバイト先で一緒だったのは笹本さん。笹本さんは,井上さんが書いたと思われていた小説の登場人物の上条茜に憧れていた。書いていたのが井上だと思い,落胆して,井上さんの携帯から全てのアドレスを消して,アドレスを代えたという偽のメールを送っていた。

    ○ ひびくリンキング・リング
     これまでの作品でRed Backとして書かれていた部分の視点人物が織田さんであることが分かる。織田さんは,トモというあだ名があり,ユカが井上さん。あかずきんこというペンネームで小説を書いていたのも織田さん。井上さんは,織田さんの友達で織田さんの小説が好きだった。これまで小説の中では織田さんは無邪気にふるまっていたが,実は心中では井上さんが学校に来なくなったことで悩んでいたというサプライズがある。
     

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    2020年01月19日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    ネタバレ

    読み終えて、まだ、誰が誰のことなのか掴み切れていないが、一つ一つの短編は面白くて、心地よい読後感がある。
    意地悪な気持ちから生じる不幸な出来事もあるが、須川君や初の前向きな姿勢が、それを振り払う。
    後半、初のギャグが減ってきたのが残念。
    ユニークな登場人物が、さらに活躍するところが見たい。

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    2019年12月27日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    ネタバレ

    年に何百冊も読むような読書家だが、本を買えないのが現実。貢献が少なくてすみません、と呟く。でも、本には意義があり、価値がある。

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    2019年10月31日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    ■小説は、好きですか?

    もう続きは書かないかもしれない。合作小説の続編に挑んでいた売れない高校生作家の一也は、共作相手の小余綾が漏らした言葉の真意を測りかねていた。彼女が求める続刊の意義とは……。その頃、文芸部の後輩成瀬は、物語を綴るきっかけとなった友人と苦い再会を果たす。二人を結びつけた本の力は失われたのか。物語に価値はあるのか? 本を愛するあなたのための青春小説。

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    2019年04月21日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    ネタバレ

    後輩の成瀬は真中との仲を取り戻す為、小説を書く。一方、一也と小余綾は小説の神様を見つけ一歩踏み出す。

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    2019年02月20日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    ネタバレ

    なんだかんだで、九ノ里の一言が一番効く。なぜ書くのか?至極単純で当たり前の理由だけれど、千谷や小余綾のように意外とそれに気づけないのなのかもしれない。
    作中で秋乃たちが帆舞こまにの本のことを語っているのに、作者の名前を出さずに「変な名前」の作家と呼んでいるのが結構好き。

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    2019年02月12日