あらすじ
魔術の才能がからっきしな少年、ジゼル。《識者達の学院》を自主退学した彼が目指すのは、冒険者だった。手始めに冒険者の集う酒場へと赴いたジゼルだったが、とある事件に巻き込まれ依頼を受けることに……。
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Posted by ブクログ
【再読】冒険者として生きることを決意した落ちこぼれ魔術師の少年ジゼル。依頼の遂行中、美少女アルミラージを助けたことから始まるボーイミーツガール。ミステリ作家の相沢氏による王道異世界ファンタジーで、都市の闇に潜む事件と謎に迫るシティーアドベンチャー物語でした。登場人物の心情描写の緻密さが相沢氏らしくてとても良かった。いつものちょっと頼りない主人公&黒髪ロングヒロインの組み合わせは安心感があります。そしてラノベ特有のお色気シーンには、やっぱりふともも。面白い作品でした。
Posted by ブクログ
魔術師の学校に通うものの全く芽のでる気配のない少年ジゼル。魔術学校を退学することを決意したジゼルは自身の剣の腕を活かせる冒険者を目指すことに。そして彼は半妖の少女から人探しの依頼を受けることになる。
これぞ王道のファンタジー! あとがきでも書いてありましたが本当に相沢さんの書きたいもの、好きなものが詰まった作品なんだな、と感じました。
ミステリ作家の相沢さんらしく、作中でもミステリ要素も少し入ってますが、戦闘シーンやファンタジーとしての世界観や設定もなかなか作りこまれていて、冒険者や魔術、エルフなど王道もの好きならきっと楽しめる作品のハズです。
作品のメッセージも深いです。この世界観でエルフの血を引くものは人権が認められず差別を受けています。そんな世界でも懸命にそんな世界を受け入れようとする登場人物たちの姿、そして行動し呼びかける主人公の姿は読ませます。
キャラクターもそれぞれ個性的で魅力的。今後シリーズ化されるかどうかは、特に明言されていませんでしたが、ぜひぜひ期待したいです!
Posted by ブクログ
小さな背中が少しずつたくましく見えてくる
推理作家が描きたかったファンタジーの世界。元々ライトノベル出身ということもあってか、世界観の作り込みがよく出来ています。女の子がやけに多く、俗に言うハーレムものかと思いきや、王都で起こる連続殺人や人種差別の問題が物語に暗い影を落としています。主人公=最強という設定が流行りのなかで、半人前の魔術師・ジゼルを主役に置き、悪戦苦闘しながら道を切り開いていく様子に好感が持てました。
目新しいものは特にない王道ファンタジーです。冒険は始まったばかり ー と締めくくられるこの先、どのような冒険が待っているのか期待しましょう。