相沢沙呼のレビュー一覧

  • 雨の降る日は学校に行かない

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    中学3年間は、私にとっても人生で1番、いい思い出のほぼない期間。

    「だって、わたしたちは、たまたま同じ年に、たまたま近くで生まれただけに過ぎない。たったそれだけの理由で一緒くたにされて、教室という狭い空間に閉じ込められてしまう。自分に嘘をついてまで、そんな繋がりを大事にする必要なんて、ほんとうは、どこにでもないんだ。」

    表題作の『雨の降る日は学校に行かない』が、読んでいて一番きつかったです。
    クラスメイトだけでなく、担任の先生の言葉も。
    「(親に)聞かれたら、答えなきゃならない」と思う気持ちも。

    最初の話につながっているとわかってホッとしたけど、現実には解決につながらないケースの方が多い

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    2023年08月11日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    どのお話もラスト、主人公が自信を持って行動しようとするところで終わっていて応援したくなるような気持ちになりました。
    こんな人もいるんだって気付かされました。
    自分の軽い気持ちで発したいじりやいたずらが誰かを辛く惨めな気持ちにさせ、深く苦しめる可能性があると分かりました。

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    2023年08月03日
  • 教室に並んだ背表紙

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    「わかりみが深い」「つらみが深すぎる」

    本作『教室に並んだ背表紙』は青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』の優しさと、武田綾乃さんの『その日、朱音は空を飛んだ』の辛さを併せ持ったような、中学生の女の子達の自分と他人の距離感に悩む姿が6編入った連作短編集でした。

    著者が『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』の相沢沙呼さんなのでミステリ作品かと思ったのですが、スクールカーストに悩まされながら生きる青春を描いた作品でした。

    本作では学校図書室の司書として「しおり先生」が中学生の女の子達の支えになる存在として描かれていますが、最後の短編にして表題の『教室に並んだ背表紙』で、しおり先生が「しおり」

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    2023年07月23日
  • 教室に並んだ背表紙

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    爽やかなイメージを想像していましたが、
    なかなかに辛いストーリー
    特に最終話は、希望の終わり方でなかったですが、
    それが小説の醍醐味なのかも。

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    2023年07月15日
  • マツリカ・マジョルカ

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    ネタバレ

    【購入本】相沢沙呼part.2 ミステリアスで蠱惑的なマツリカさんと、地味で気弱な男子高校生、柴山の学園・青春ミステリ。ところどころの描写がキツい(というか、“ど”がつくほどエロい)が、話の内容としては十分。マツリカさんのひと言ひと言にもグッとくる。明るく快活なメガネ女子、小西さんの存在も魅力的だ。次巻も読みたい。

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    2023年07月09日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    そう来たかーーー!っていうクライマックスはさすが!!どうしても翡翠ちゃんのイメージが強い作者さんだけれども、そのいしずえは既に固められていた。

    舞台は埼玉県の私立共学。

    はっきり言おう。

    埼玉県の公立女子高出身の私からすると母校の女子生徒をすべて敵に回すかのような甘酸っぱい青春ストーリーである。こんな感じでデートしたいなー(埼玉の高校生ver)を見事に演出してくれてるくっっっっっそ!!!

    というのは置いといて、やはりマジックを取り込んだミステリーというのは面白い。私はどう足掻いても見破れない。悪意を全面にぶつけられて胸がはりさけるシーンもあるが、それも乗り越えないといけないのだと思い知

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    2023年07月04日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    短編四篇からなる物語。マジック×謎。
    個人的に主人公が途中まで苦手だった。好みが別れそう?

    でも、やっぱり山場の文章力と勢いが凄くて惹き込まれました!

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    2023年06月22日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    好きなことを好きって言える居場所があることは本当に嬉しいことなんだな。

    自己防衛のために知らないうちに誰かを傷つけているかもしれない。

    『心の声と自分の声をまったく一緒にするだけのことなのに、どうしてこんなに難しいのだろう。』

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    2023年06月22日
  • 卯月の雪のレター・レター

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    よく読書する子=頭がいい、賢いってイメージなくなってほしい。決めつけないで。
    あと暇だから読書してるわけじゃない、読みたいから読んでるの。

    それぞれに生き方の違いがあることを理解して、押し付けずに生きていきたいな。

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    2023年06月22日
  • ココロ・ファインダ

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    「あなたたちのイメージを、押し付けないで。」っていうのにすごい共感した。結局自分ってなんなんだろうって考えるきっかけになりました。答えは出なかったけれど。

    カメラ詳しくないから調べながら読んでたら、フィルムカメラで写真撮ってみたくなった。

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    2023年06月22日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    ネタバレ 購入済み

    ドラマ見てなくて結末知らずに見ましたが、だいぶ面白かった。最初は、あー普通の在り来りな感じなのねと思ったけど、大どんでん返しだった!まさかってかんじ!全く分からなかった
    読むべき 買って良かった。

    #ドキドキハラハラ #アガる #深い

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    2023年06月18日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    ネタバレ

    昔読んだ作品。

    保健室登校をしているナツとサエ。
    2人の平和な楽園は、サエが"自分のクラスに戻る"も言い出したことで、不意に終焉を迎える─。
    学校生活に息苦しさを感じている女子中学生の憂鬱と、微かな希望を描き出す6つの物語。
    現役の中高生達へ、必ずしも輝かしい青春を送ってこなかった大人達へ。
    あなたは1人きりじゃない。
    そう心に寄り添う連作短編集。

    この本は、短いお話が6つ入っている本なのですが、私が特に気に入ったお話は、6つ目の「雨の降る日は学校に行かない」です。
    このお話は、中学に入学してすぐ、とりあえず一緒にいる様な上っ面だけのグループに入った主人公のお話です。

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    2023年06月17日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    保健室通学が無い時代に生まれた自分は
    この物語のようにクラスカースト最下位
    の生き方を見いだせなかったので、実は
    羨ましく思える部分もある(´・ω・`)

    ナツとサエの物語・・・最近このような
    イジメの小説を読むなあ(心が痛い)

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    2023年05月17日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠(1)

    無料版購入済み

    絵がとても綺麗

    コミカライズ担当の清原紘の絵が非常に緻密できれいである。原作本の遠田志帆のカバー絵も大変に目を引いて魅力的であるが、このコミカライズ版の絵もなかなかに魅力的である。ただストーリー展開は原作を先に読んだせいか、物足らなく感じた。あまりアクションシーンもないしな。

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    2023年04月06日
  • 小説の神様

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    学生作家の2人が小説を合作するという設定が好き。作家の気持ち、小説を書くことへの向き合い方などが描かれているのも面白かった。
    主人公が悩んでる期間が長かったのが残念。まぁ悩みの部分が作者としては一番伝えたいところだったんだろうなとは思った。

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    2023年03月25日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    「学校へ行く=普通」
    という考え方が一般的だけど
    その枠組みに順応できない子、なんとか与えられた場所にいるけどもがき苦しんでいる子、いろんな子がいる。
    それは、フィクションに限った話ではない。

    本書の短編はどれも結末は明確に描かれていないけど、彼女たちの物語は続いていく。どこまでも。

    中学まではみんなと同じじゃなきゃいけない?
    そんなことない
    ある程度の規律は必要だけど自分も楽に呼吸できる場所を見つけられれば

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    2023年01月29日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    どの作品にも不動詩凪と千谷一夜、帆舞こまにの影を感じて新鮮だった。
    お気に入りの話は、詩凪と一夜の担当編集者河埜視点の話。原稿を待ち作家たちの輝く場をつくる編集者としての思いが描かれている。こういう生き様も格好いいなと思った。

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    2023年01月12日
  • マツリカ・マジョルカ

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    マツリカさん、あんたはいったい何者なんでしょうか。この謎が解明されるまで私は、このシリーズを読み続けるでしょう。

    女子高校生にして、スーパー女王様、そして安楽椅子の名探偵。「柴犬」君ならずともマツリカさんには惑わされ、その虜になってしまいます。マツリカさんの正体を知りたい様な知りたくない様な複雑な気持ちです。

    ミステリーとしては日常のちょっとした謎解きですが、その切れ味はなかなかのものです。個人的には「原始人ランナウェイ」が、中高生にはいかにもありそうなお話で面白かったです。

    これからの柴山君と小西さんの関係も気になりますし、これはもうすぐ続編を読むしかない。それにしても、作者の男心をく

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    2022年12月26日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    ネタバレ

    思ってたより、人間関係にスポットのあたった
    生臭いお話が多かった気がする。

    トリッキーな女子に振り回される男子、という構図は、
    あまり得意ではないけれど、
    続編や他の作品も読んでみようかな、と思う。

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    2023年04月23日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    人は死なず舞台は学園だけれども、多重解決の本格ミステリだ。
    姉を失ったことに苦しんできた柴山が、成長し呪縛から解放される過程も胸を打つ。柴山を救うマツリカは魔女であり女神でもあるね。

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    2022年12月15日