相沢沙呼のレビュー一覧

  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    どの作品にも不動詩凪と千谷一夜、帆舞こまにの影を感じて新鮮だった。
    お気に入りの話は、詩凪と一夜の担当編集者河埜視点の話。原稿を待ち作家たちの輝く場をつくる編集者としての思いが描かれている。こういう生き様も格好いいなと思った。

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    2023年01月12日
  • マツリカ・マジョルカ

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    マツリカさん、あんたはいったい何者なんでしょうか。この謎が解明されるまで私は、このシリーズを読み続けるでしょう。

    女子高校生にして、スーパー女王様、そして安楽椅子の名探偵。「柴犬」君ならずともマツリカさんには惑わされ、その虜になってしまいます。マツリカさんの正体を知りたい様な知りたくない様な複雑な気持ちです。

    ミステリーとしては日常のちょっとした謎解きですが、その切れ味はなかなかのものです。個人的には「原始人ランナウェイ」が、中高生にはいかにもありそうなお話で面白かったです。

    これからの柴山君と小西さんの関係も気になりますし、これはもうすぐ続編を読むしかない。それにしても、作者の男心をく

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    2022年12月26日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    ネタバレ

    思ってたより、人間関係にスポットのあたった
    生臭いお話が多かった気がする。

    トリッキーな女子に振り回される男子、という構図は、
    あまり得意ではないけれど、
    続編や他の作品も読んでみようかな、と思う。

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    2023年04月23日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    人は死なず舞台は学園だけれども、多重解決の本格ミステリだ。
    姉を失ったことに苦しんできた柴山が、成長し呪縛から解放される過程も胸を打つ。柴山を救うマツリカは魔女であり女神でもあるね。

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    2022年12月15日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    保健室登校しているナツとサエ。2人の平和な楽園はサエが「自分のクラスに戻る」と言い出したことでー。
    学校生活に息苦しさを感じている憂鬱とかすかな希望を描き出す6つの物語でした。
    彼女たちの悩み苦しみに涙でした。

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    2022年12月01日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    ネタバレを見たからこそ、読む気になりました  霊を信じない者からすると「霊媒探偵?なにそれ?」で読む気にもなりませんでした。
     ところが、ネタバレによると、インチキ霊媒が奇術的・心理的なテクニックを駆使して連続殺人の犯人を追い詰めていく話だと知り、やっと読む気になりました。
     翡翠が猫をかぶっている1〜3章はチープなストーリーですが、最終章と照らし合わせながら読むことで、面白く読むことができました。あれれぇ、難しいですね。順を追って読まないとラストの衝撃を味わえないのですけれど、結論を知らずに読み進めると途中で離脱してしまいそうです。
     アイデアは面白いけど、構成や売り方に工夫の余地が大ありで

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    2025年12月07日
  • マツリカ・マハリタ

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    読書記録 2022.11

    #マツリカマジョルカ
    #マツリカマハリタ

    #medium、#invert の余韻で、相沢沙呼氏の作品が読みたくて購入(この表紙をレジに出す際は勇気が必要)
    翡翠シリーズとは全く違う方向性の作品。安楽椅子探偵的なマツリカの推理をきっかけに、自分の居場所を得ていく柴山。蠱惑的なマツリカに振り回されながらもしっかり思春期男子している柴山にエールを送りたい。
    3巻が楽しみ。

    #相沢沙呼
    #城塚翡翠

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    2022年11月25日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    ネタバレ 購入済み

    この本だけは読んでおけ

    この作品の衝撃は確かにすごい。

    総てが逆転する。

    続く倒敘作品はかなり力業なのでご都合主義が多く逆に蛇足感が強い。

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    2022年11月21日
  • invert II 覗き窓の死角

    購入済み

    面白い

    犯人目線の推理小説
    読者への挑戦状パートもあり、推理が好きな人におすすめ

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    2022年11月17日
  • invert II 覗き窓の死角

    ネタバレ 購入済み

    前二巻にくらべると

    ちょっとオチが強引というか・・・。

    特に『覗き・・・』の方は、たまたまが連続しすぎかな。
    たまたま知り合った犯人の犯行現場をたまたま助手が・・・って。

    次回作に期待。

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    2022年11月15日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    購入済み

    評判どおり

    すべてが伏線、に偽りなし。興味深く読むことができた。翡翠の計り知れないところも良い。続編も読みたくなった。

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    2022年11月13日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    デビュー作から、最後の畳み方の巧みさにうっとりさせられる。ただし「城塚翡翠」のシリーズよりはそういう伏線の存在が隠れきれておらず、「ここ、気になるな」となっていた描写が最後にちゃんと集合するイメージ。読み口はだいぶライトだが、そういえば当時こういう傾向の、流行っていたなと。

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    2022年11月03日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    甘酸っぱくて背中がムズムズした。
    高校生とかのときに読みたかった。アラサーには刺激が強すぎる。
    続きも読みます。

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    2022年10月31日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    ネタバレ 購入済み

    一気読みがオススメ

    人気の理由が分かりました。久しぶりに一冊丸々楽しめました。とにかく、一気に、日をあけずに読むのがいいですね。

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    2022年09月24日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    ネタバレ

    ●  感想
     マツリカ・シリーズの第三弾にして、初の長編。日常の謎系のミステリでありながら、現代密室と過去密室の2つの密室の謎が提示されている。
     柴山祐希が現代密室の犯人と疑われ、「試験期間の最終日までに真相を見つけ出さないと、犯人と断定される。」という時間制限によるサスペンス的なノリも含んでいる。
     マツリカ・シリーズは、柴山祐希の成長を感じる展開となっている。その一環として、この作品では、これまでの作品では重要な役どころを占めていた「小西さん」は、ほとんど存在感がない。柴山のほか、松本まりか、高梨といった人物が、柴山と一緒に探偵の役回りをしている。
     後付け的な部分はあると思うが、過去密

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    2022年09月24日
  • マツリカ・マハリタ

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    ネタバレ

    ●  感想
     シリーズ2作目。1作目同様、3つの短編の中に隠された伏線があり、4つ目の短編につながる。今回の仕掛けはマツリカの秘密。マツリカは、自殺した松本梨香子の亡霊なのか?というもの
     1つ目から3つ目の短編だが、残念だがミステリとしての完成度はそれほど高くない。1つ目の短編は、「中から引き戸を開けないようにして隠れていた。」というトリックと、「不登校の生徒がいた。」という点がトリック、2つ目に至っては、トリックらしいトリックはなく、「写真部の部長がすり替えていた。」というちょっとした意外性があるだけ。3つ目の短編は、リカコという教師の娘が実は小学生だったという点がトリックとなっている。い

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    2022年09月19日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    霊感なのか? あまり感想を詳しく書くとネタバレになりそうなので。
    翡翠の観察力の高さに敬服ですね!
    最後の方のどんでん返し、そこからの展開は胸がすく思いですが、翡翠はどこまでが本当の翡翠だったのかな、とも思います。

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    2025年12月18日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    Mediumを読んで面白かったので、マツリカシリーズを読み、さらに遡って、デビュー作へ。
    著者の特徴である日常の謎を軸にストーリーが展開していく。
    気になる点もチョコチョコあるが、全般的には面白かった。

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    2022年09月08日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    ネタバレ 購入済み

    まさかの結末... すべてが伏線というキャッチコピーに納得です。翡翠が正体を表しトリックを明かすところはなんだか回りくどくてさっと読み飛ばしましたが、あれも翡翠の被った仮面なのかもと後から知ると少し切ない気持ちになります。推理小説を読んでこれ程驚かされたのは初めてです。

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    2022年09月03日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    中で死んでいない2つの密室事件が相互に絡み合いながら物語が進んでいく。
    柴山の成長が著しいのと、最後にまさかのマツリカ登場が面白かった。
    さらなる続編はあるのだろうか?

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    2022年08月21日