相沢沙呼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作「medium」に続く、霊媒探偵城塚翡翠シリーズの第2作。
数多のミステリランキングを総嘗めした衝撃の前作に続く本作、どうしても期待が膨らんでしまいます。
しかし、そのハードルも容易く超えていく綺麗でいて豪快なミステリーに思わず唸ってしまいました。
今回は「倒叙集」という作風なので、おおよそのプロットが決まっています。
予め犯人はわかっていて、犯行の様子も最初に明かされる。メインとなるのは犯人と探偵の攻防なので、いわゆる「どんでん返し」が起きにくい作風です。
起きにくいはずなんですが、、
相沢沙呼さんの魔法にしてやられました。
私は、完全に作者の手のひらの上で転がされたな、と思うミステリーが1番面白いと思っています。
そういう意味で、ここまで面白い作品が読めることが本当に光栄です。
これからもそんな作品を読み続けたいです。 -
Posted by ブクログ
想像の遥か上を行く出来すぎているミステリーだった。次第にメインとされる事件の犯人は察することはできたけれど、ここで二転三転もしてくるか!と。
極力ネタバレせずに本書の魅力を伝えたい。まず、文章が読みやすくてテンポが良い。翡翠の可愛らしい描写が挟まる度にぐっときながらもミステリーとしての程よい緊張感もある。特に終盤にかけての盛り上がりと息のつまりそうになる空気感が堪らなかった。
そして、なんと言っても登場人物が魅力的。翡翠の甘いそれも香月の淡々としていながら面倒を見ているようなところも読んでいて楽しませてくれる。個人的には本当に翡翠が好きで続刊も読みたい。ただ今作を超えてくれるのかという不安もある、それくらい仕掛けに驚かされた。
講談社フェアのブックチャーム目当てで購入したけれど、なんというか恥ずかしい。面白すぎる。 -
購入済み
今から初めて読む方へ
2026年6月に初読。 作家と霊媒のコンビが事件を解決していく物語。霊媒・翡翠のかわいらしさと、作家の推理に引き込まれ、最後の展開には釘付けになった。
これから初めて読む方には、続編『invert』やドラマ版などの関連情報を一切見ずに読み切ることを強くおすすめします。
私は第3話を読み終えたところで、翡翠を演じた俳優が気になり、ドラマの公式サイトを少しだけ見てしまいました。ほんの些細な情報から、第4話冒頭で「あれ、もしかして……?」と余計な推測が働いてしまいました。