相沢沙呼のレビュー一覧
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刑事コロンボや古畑任三郎を思い出す。ターゲットに何度もしつこく質問するが、またその質問もなぜそんな質問を?という関係なさそうなものから確信をつくものから様々。
ターゲットをイラつかせる方法や意味をこの続品では解説していて面白かった。
全2作は同情の余地ある内容で、特に2作目は翡翠の殺人がなぜいけないのかの悲痛な訴えがあって翡翠の過去や今後の展開に期待できそう。確かに、正義のために大切な人が殺されて仕方ないと納得なんて誰にもできない。戦争みたいに…。
最後の作品はざまぁ感あってすっきりするが、うーん、そんな他人を演じられるかと疑問。
千和崎真ちゃんってそんな事できるんだーって少しひいてしまった -
Posted by ブクログ
ネタバレ・期待上げすぎたのか3話目まで評判ほどの面白さは感じなかった
・あと翡翠さんの描写にくどさとしんどさがある
・すぐ俯くじゃん翡翠さん。顔上げてけ。
・と思ったら4話目で急展開
・連続殺人鬼が主人公オチでしょ、はいはい見えてる見えてると思ったらハメられた
・「わかりやすい謎を提示してあえて読者に解かせ〜〜」ってセリフを翡翠さんがいうパンチ力
・香月が殺人鬼なのをあえて読者に分かるように書いてからの、翡翠さんは実は…が本命っていう
・たしかに表紙の雰囲気と翡翠さんのキャラ全然違くない?と思ったら…
・そして人生初の読者への挑戦状
・水鏡荘の推理が1番納得感ある
・最後にまた可愛いあの時の翡翠さん出 -
Posted by ブクログ
ネタバレあの『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の続編。今度は倒叙モノ。
綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。
アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。
だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……。
ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れることができるのか?
前作ではすっかり城塚翡翠に騙され、果たしてあのオチから続編が書けるのか…?と思ったら普通に出てきた。
無論、もう読者は城塚翡翠がどんな人なのか知っている前 -
Posted by ブクログ
物語を書くということ、物語をこう読んで欲しいという著者の思いがたくさん詰まった本。
作中には「物語は心の処方箋」「物語を読むということは人を読むということ」
「その人の行間や余白を読む」
心に刺さるフレーズが「これでもか!」というほど詰まっていて言葉の宝箱のよう。
けれど残念なことに、私はまだ「これは私の物語だ!」と思える本に出会っていない。
作中の千谷や小余綾は「物語はなんの役にも立たない」「続刊の意義は?」凄く難しく考え拗らせている。
読者の私は単純に「面白ければいいじゃん」と気楽に考えてしまうけれど、彼らは小説家だからそうもいかない。
彼らが必死に行間や余白を読み誰かに届けようとする姿