相沢沙呼のレビュー一覧
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FPSで知り合ってタッグを組んだママユとノエの話(『百合である価値もない』)が1番好みだった。
百合って、何故か「美女×美女 が当たり前」みたいな風潮があると思う。それでも一般人だったら、別に美女×ブサイクやブサイク×ブサイクでも全く問題ない。ところが有名になってしまうと、叩かれることになる。美しいものを見たいという人の気持ちって、他人の悪口を言ってまでの強いものなのだろうか。
「私の整形についてどう思う?」とママユから聞かれたノエの返答が最高過ぎる。人の恋愛に顔面偏差値まで持ち出してとやかく言ってくる世間を本当はぶっ潰したいが、結局は世間に迎合してしまっているわけでしょ?でも、そこまでして一 -
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物語の軸となるのは、推理作家の香月史郎と、霊媒を名乗る城塚翡翠。心霊という目に見えない領域と、理詰めの論理を組み合わせ、数々の難事件の真実にたどり着く異色の名コンビが誕生します。
翡翠は死者の魂と共鳴し、無念のまま散っていった被害者の「魂」を掬い上げることで、事件の真相を見出します。
しかし、どれほど真実を捉えていても、霊能力による告発は法的な証拠にはなり得ません。そこで、推理作家である香月が彼女の視た世界を裏付けるように客観的な論理を組み立て、犯人逮捕へと導いていく。その、危うくも完璧に噛み合ったバディとしての連携に、静かな緊迫感を覚えながら物語に引き込まれていきました。
「きっと -
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ネタバレとある中学校の図書室を舞台にした6話の短編集で読みやすかったです。
・その背に指を伸ばして
・しおりを滲ませて、めくる先
・やさしいわたしの綴りかた
・花布の咲くころ
・煌めきのしずくをかぶせる
・教室に並んだ背表紙
6話目の「教室に並んだ背表紙」は1話目から5話目を読んできた流れとはちょっと違ってハードな部分もありました。
どの短編でも「しおり先生」がポイントになってきます。「しおり先生」が主人公にアドバイスをいろいろしていきます。
この小説を読んでいると、自分が中学生のときにもっと図書室使っておけばよかったとときどき思うことがあります。自分もあまり友達がいなく、独りのと -
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ネタバレ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』は、読後に評価がひっくり返るタイプのミステリーだった。
正直、序盤はあまり乗れなかった。美少女霊媒師と推理作家の組み合わせに少しラブコメのような雰囲気もあり、「このまま最後まで続くのだろうか」と感じていた。しかし、その違和感こそが作者の仕掛けだった。
終盤で明かされる真相は見事で、それまでの印象が一変する。特に城塚翡翠という人物像は、読後になって初めて輪郭が見えてくる。彼女は天才的な観察眼と人心掌握術を持つ奇術師のような存在だが、それでも霊能力の有無については最後まで断定できない。論理で説明できる部分と、どうしても説明しきれない部分が絶妙なバランスで共存し -
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すごく評価に困った。
ミステリというには前段の話が霊媒を前提として話が進むため、3つの事件がこじ付けと言っていいレベルで解決される。
警察関係者からもたらされる微細な情報と、霊媒の情報と、作家の凡人の思いつきで逆算されて出力される結果ありきの推理。読者視点では粗削りすぎるが、犯人が自供し逮捕されることでそれが罷り通っている。
ストーリーのメインキャラクターである男女の掛け合いは甘酸っぱいを通り越して出来の悪いライトノベルを読むような気持ち悪さがある。大学生と高校生の歳の差とはいえ、肌の白さ、髪艶などが2人きりになったタイミングで盛んに描写され、距離を置きたくなる気持ちになる。
途中これはラ