相沢沙呼のレビュー一覧

  • 小説の神様

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    私も趣味で小説を書いています。
    読んでいて頭や喉を掻きむしってしまいたくなるほどに一也に共感してしまいました。
    小説と必死に向き合って、何回も心を折って、それでも物語から逃げることができない一也と詩凪が愛おしいです。
    個人的に九ノ里が凄く良い性格をしていて、友人に欲しいと思ってしまうほどでした。
    とても素敵な物語です。

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    2024年08月29日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    中学校のスクールカーストに焦点を当てた連作短編集。子供の世界は本当に残酷。とくに女児童の場合は顕著である。
    幼少期は友達同士でも、容姿が違えば、思春期には疎遠になってしまい、イジメの対象にすらなる。容姿だけで、居心地や青春の全てが決まってしまう。お洒落をすることも、クラスメイトに話しかけることも出来ない。

    そして先生も無沈着で、彼女達に残酷な仕打ちをする。特に最終話に登場する男性担任は、無沈着、無神経な最低である。学校行事や毎日の給食、清掃すら、罰ゲームのような時間だ。
    教室の隅で、誰とも関わらないことだけを願い、卒業までの日々を平穏に過ごしたくなる気持ちは本当によく分かる。生き地獄である。

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    2024年08月10日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    とてつもない衝撃の一冊。このオチを予想できた読者はいないだろう。あれっ?と思うことはあれど読み進めていくうち引き込まれ、最後に丸ごとひっくり返された。まさに全てが、伏線。

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    2024年08月08日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    つらい経験をいっぱい思い出して、苦しくなりながら読みました。でも一歩踏み出そうとする登場人物たちに励まされた。また時間を空けて読んでみよ。

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    2024年05月21日
  • マツリカ・マトリョシカ

    購入済み

    非殺人ミステリー

    第1作「マジョルカ」、第2作「マハリタ」に続く3作目が本作。
    前2作品は短編を繋ぐ形で主人公やヒロインの関係等が描かれていたが、本作はシリーズ3作目にして、本格ミステリー感のある長編となった。
    本作はミステリー作品ではあるが、殺人などの血なまぐさい事は起きない。
    殺人を伴わないミステリーではサスペンスフルな展開にならないようにも思えるが、本作ではヒロインのマツリカさんの正体の追求も含めて、かなりドキドキする展開があり、読み応えはとてもあった。

    最後の最後、マツリカさんが皆の前で謎解きを披露して終わる。
    柴山くんとマツリカさんの関係が周りに人たちに周知された後の展開は、おそらくは次巻以降に描か

    #ドキドキハラハラ #憧れる #怖い

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    2024年04月27日
  • invert II 覗き窓の死角

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     霊媒探偵として警視庁と連携して捜査にあたる権限を持つ城塚翡翠の活躍を描く連作中編サスペンスミステリー。
     『城塚翡翠』シリーズ3作目だが、翡翠の連作倒叙集『invert』シリーズとしては2作目となる。

     なお物語は主に、翡翠と対峙することになる犯人側の視点で描かれる。
               ◇
     夏木蒼汰は呆然としていた。
     目の前には悠斗の母親らしい女性が倒れている。彼女の腹部のあたりには血溜まりができていて、もう息絶えているのがわかる状態だ。そして、自分の手は血まみれの包丁を握りしめていた。
     外は嵐のような豪雨で、まさに風雲急を告げるかのようだ。

    蒼汰はわずか15歳にして人生

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    2024年03月23日
  • 教室に並んだ背表紙

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    本屋で見かけて、タイトルを見て手に取ってしまった作品。
    各連作の主人公たちが、各々の悩みを抱え、苦しみ、向き合っている様に心を動かされました。主人公にならなかった登場人物達も、それぞれに悩みを抱えていたはずで、彼や彼女はどうだったのだろう、と考えさせられる作品です。
    自分自身が中学生の頃に感じていた感情を、もう一度振り返ってみたいな、とそんな風にも感じさせられました。

    中学生はともかく、高校生以上の方でも、自身の経験と照らし合わせて読める、読みやすい作品だと思います。

    自分は、また誰かの感情に触れたくなったときに読みたいなと思います。

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    2024年01月25日
  • 教室に並んだ背表紙

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    学校の図書室が舞台。それは読みたくなる‥‥でも自分が涙したときはビックリした。短編ごとに泣いていた。

    自分も学生生活の中で辛い葛藤・戸惑い・苦しかった事あったなと色んなことを思い出し、重ねて読んでいたこともあり じんわりと心が苦しく切なくなった、と同時に温かな気持ちにもなれた。

    司書のしおり先生のような優しさを持った大人や友人が身近にいてくれたら、逃げてもいいんだと受け止めてくれる人が1人でもいれば 生きやすくなるのかもしれないと、しみじみ思いました。

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    2024年01月05日
  • 小説の神様

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    小説を介して本気でぶつかり合う様はとても印象的だった。高校生がここまで小説のことで熱く本気になれているのがとても新鮮で青春を感じた。これからも小説から心が元気になる養分を摂取していきたい。

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    2023年12月16日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    水越先輩は浅いなぁ
    ラノベとかマンガを下に見るのは本当に浅はかだと思うよ
    そもそも昔は夏目漱石の作品が今で言うラノベの扱いだったわけで
    四書五経、論語、歴史を記した大説よりも軽いものが小説なんだよ
    なので、小説同士で物語の軽重を語るのは愚かですよ
    先述の通り、物語の相対的な重さは時代によって変わるわけだし
    いずれ、今のラノベも文学と位置づけられる時代が来るかもね

    一也の言うラノベ基準は納得
    そう名乗っているレーベルから出ている作品
    これ以外に明確なラインは引けない気がする

    ラノベ好きは一般文芸でも好きな作品はラノベだと言いたくなるし
    ラノベ嫌いも同じく気に入らない一般文芸をラノベに分類した

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    2023年10月13日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    相沢先生の本ということで偶然手に取った小説。普段ミステリーではない小説ではまることはあまりないのですが、非常に揺さぶられました。
    読書の仕方について考えさせられる一冊です。

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    2023年09月16日
  • 教室に並んだ背表紙

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    ネタバレ

    学校の図書室。どういう利用者を想像されるだろうか。教室に居場所がある人もない人もいる。

    こういう話に個人的に弱いので、朝の車両内で涙を堪え。

    最後に謎が明かされ小気味良い鳥肌。
    読みやすいです。

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    2023年08月29日
  • 教室に並んだ背表紙

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    図書室という共通の舞台で
    色々な葛藤や悩みを持った人たちが
    それらを乗り越えようとするお話です。
    学生時代図書室が好きだったことを
    思い出しながら読みました。

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    2023年08月18日
  • 教室に並んだ背表紙

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    凄く素敵、この一言に尽きます。本と出会うこと、物語に出会うことの素晴らしさをしおり先生が様々な人の人生を通じて教えて下さいました。何よりしおり先生の言葉がとても優しい。温かいほわほわした空気に包まれていて、この人が言うんだから何か大丈夫なんだなって思えます。今自分が本を読みたいと思う事、それを読んで感じた想いだったり、偶然入った書店で運命的に出会った本だったり、物語に出会った全ての行動、気持ちに意味があって自分に影響を与えてくれている、そう思うともっともっと本が読みたくなって、しおり先生の言葉にあったように相手の気持ちを考えられる優しい人になれるように、今後も沢山の物語に出会い続けたいと思える

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    2023年08月17日
  • 小説の神様

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    この登場人物たちには感情と人間らしい温かさが通っている。彼らの抱える苦悩が、怒りが、悲しみが、そして何より喜びがダイレクトに伝わってくるのだ。
    売れない小説家と売れっ子小説家が二人一組で競作をする事になる。彼らの創作の行方は果たして。
    小説執筆とは文字通り骨肉の戦いである。出来上がらないプロットに泣き、思い通りにならない文章に怒り、思った通りの評価を得られない事に悲しむ。それでも小説家は書き続ける。それが呪いなのか、はたまた諦めない気持ちなのかはわからない。
    この本に出てくる人物たちは好感を持てる部分だけではない。時にヘタレで、時に傲慢で、落ち込みやすく単純である。
    それでも頁をめくる手が止め

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    2023年07月28日
  • 教室に並んだ背表紙

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    ネタバレ

    登場人物は女の子や女性が多いのに男性がかかれてる本だと途中から知りました。最初は女性がかかれた物だと思い込んで読んでいました。そのくらい学生生活のキラキラした物や苦しいものも描かれていてこの本では色々な立場の子どもたちの視点で考えさせられるな…と思った本です。かなり女の子たちは性格が曲がっていてもっと素直でいたらいいじゃん!と思ってしまったけれど家庭環境や、学校生活での苦しさがそうさせてしまったのかなと思った。
    「優しい私の綴り方」では明るく陽気な感じだと捉えられる主人公も、いじめられている子を目の前にすると違和感を感じてしまったところがリアルだなと思った。
    本の内容はは最終的に納得するものと

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    2023年07月22日
  • 教室に並んだ背表紙

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    教室や青春での過ごし方が人生の全てを決めるわけではない

    まさにその通りで、学校で悩んでいる人に是非読んでもらいたい。

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    2023年07月09日
  • 小説の神様

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    売れない高校生小説家の一也と売れっ子女子高生作家の詩凪が、一作の小説を共作することに。
    読者の批判に打ちのめされ自分の全てを否定し卑屈に振る舞う一也。
    詩凪はそんな一也に軽蔑の色を隠さない。
    何一つ分かり合えない二人を結ぶ"小説の神様"とは?
    人はなぜ小説を読むのか?
    作家はなぜ小説を書くのか?
    その答えは読んでのお楽しみ

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    2023年06月25日
  • マツリカ・マジョルカ

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    シリーズ一作目。
    ミステリー要素としては重くないから、怖がりな私でも読めた。
    日常の謎ということで、よく考えたらあ、そっか!となってスッキリ。
    でも最後の最後の展開には驚きました。

    柴山くん視点の描写が細かくて、読んでるこっちが恥ずかしくなった

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    2023年06月22日
  • マツリカ・マハリタ

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    「聞いてくれるだけでいい。聞いてくれるだけで、じゅうぶんだよ」

    確かに辛いことは聞いてもらえるだけで救われることもありますね。
    特に大切な人には、一人で抱え込まず頼って欲しい。

    そして最終話。私も翻弄されました。

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    2023年06月22日