相沢沙呼のレビュー一覧

  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    ネタバレ

    上巻では千谷一也と小余綾詩凪の関係、小説に対する姿勢、そして海賊版サイト問題が3大気になるポイントでした。

    まずは2人の関係。前作、こんなにベタベタなラブコメでしたっけ? 読んでて恥ずかしくてもどかしくて、ずっと「お前ら、いい加減付き合えよ」とツッコミながら読んでました。仕事仲間として強い絆で結ばれたような結末にはある程度満足しましたが、男女の関係としては進展がないようにも感じられ……これは続きを期待しても良いフラグってことでしょうか?

    二つ目、小説に対する姿勢。千谷と小余綾とは考え方が真逆な売れっ子作家、天月彼方。本作では悪役っぽく描かれていますが、個人的に彼の考え方はものづくりのアプロ

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    2019年01月05日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    物語に真摯に向き合っている姿。もっと若いころだったら、こちらももっと純粋な気持ちで読めたのかもしれない。登場人物たちのことをちょっとめんどくさいと思ってしまった自分がちょっと残念でした(^^;。ラノベが「ちゃんとした本」だと思われていないと思って、ラノベ好きなのに他の人に言いづらいという気持ちはよく分かる。『BISビブリオバトル部』シリーズにも同じような主題があったような。「何のために本を読むのか、本を読む意義はあるのか?」という話題は昔、知人と話したことがあったけれど、いくつか解答を得たような気がする。その人にピッタリの本をおすすめするというのは、『出会い系サイトで~』や『青少年のための小説

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    2018年12月31日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    千谷、小余綾、成瀬たちの純粋さが眩しすぎて目に染みる。続刊の意義、物語は人の心を動かすのか?など、実際の書き手側ならば、より身近でグッと来るものがあるのかも。書店員の立場から見た万引きや海賊版サイトの問題などが書かれていて、広がりや現代性を感じた。表紙絵の千谷は、クールな感じに見えて、ちょっとイメージと違うなあと最後までギャップを埋められなかったのでした。

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    2018年12月30日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    2018年109冊目。⌈続編の意義」に留まらず⌈小説の意義」にまで話は広がる。小説の力を信じられなくなってしまったときに支えになるのは、物語に初めて触れたときのシンプルな気持ち。小説が持つエネルギーの素晴らしさがなんの衒いもなく、ストレートに綴られているからこそ素直に胸に染み込んでくる。小説を書くことの、読むことの答えがここにある。

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    2018年09月25日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    2018年108冊目。⌈続編の意義」というテーマはなかなか盲点で、それをシリーズの続編でやるあたりにメッセージ性の強さが窺える。書き手と読み手双方の視点から多角的に掘り下げているので話に深みが生まれている。エピソードや展開が読書家の心に響くものばかりで、非常に濃厚な読み応え。

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    2018年09月25日
  • 小説の神様

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    続編を読む前に初めの物語を再読。やっぱりこの人の小説と、この話が好きだな。
    最近の沙呼さんの苦労や苦悩にSNSでも触れてるから、最初に読んだ時よりも強く印象に残った。
    自分も人の気持ちを描いた小説は大好きだから、素直に受け取っても沁みるんだけど、生きる物語として読んでも感じられるものがある話だった。次は続編。

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    2024年03月12日
  • ココロ・ファインダ

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    カメラを軸に据えた短編集、心温まる話が丁寧に描かれている印象。ミステリとして売り出された作品ではないが、物語の流れの中でうまく謎が組み込まれており、十分に楽しめるものになっている。また作者の特徴でもあるが、作品が進むにつれて仕掛けが大きなものとなっていくのがとても面白い。どの短編も涙滲んだが、ラストのペンタプリズム・コントラストでは我慢が出来なかった。p217~p218が堪らない。いくつか気になる部分もあったが、素晴らしい作品である。

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    2018年06月14日
  • 現代魔女の就職事情(5)

    購入済み

    感動了

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    2018年03月04日
  • ココロ・ファインダ

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    2018年24冊目。等身大の高校生が丁寧に描かれている。それぞれに抱えているものがあって、どうにもならない思いを彼女達はカメラの向こうに求める。カメラの向こうにあるのは、理想の自分だったり、見たくもない現実だったりするけれど、カメラを通して世界を見ることで、それまで見えなかったものが見えることもあるのだと、はっきり思わせてくれる。

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    2018年02月20日
  • 現代魔女の就職事情(3)

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    魔女見習い玉城禰子15歳。
    少しずつ増えてきた魔女のお仕事に充実の日々…と思いきや
    本当にこれでいいのか悩み始める禰子と、なんだか様子がおかしい弥生が衝突!?
    青春マジカルストーリー波乱の第3巻!

    【感想】

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    2017年09月25日
  • 現代魔女の就職事情(2)

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    魔女修業のため海沿いの田舎町へやってきた15歳の玉城禰子。魔法を貸す仕事を始めるも、閑古鳥で暇をもて余す禰子のもとへ訪れたのは…言葉を喋る犬!? 青春マジカルストーリーコミックス第2巻!

    【感想】

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    2017年09月25日
  • 現代魔女の就職事情(1)

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    とある街にやってきた玉城禰子15歳。彼女の正体は、なんと魔女だったのです! 修業のため、禰子は見知らぬ街での仕事探しに大奮闘。そのお困りごと、魔女の玉城禰子にお任せください!

    【感想】

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    2017年09月25日
  • 小説の神様

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    高校生作家、一也と詩凪。どこまでも応援する編集者、河埜。一也を慕う後輩、成瀬。頼れる文芸部部長、九ノ里。病の中で兄一也を信じる妹、雛子。
    才能を、時代に、悪意に潰されそうになりながらも、願いを言葉に変えて小説を綴って行く二人。小説を愛する人に読んでほしい青春ストーリー。
    小説家になりたいと本気で思ったときもあったので(もちろん才能も時間もなく無理でしたが)、やたらと感情移入して、ドキドキしながら一気読みしてしまいました。

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    2026年01月12日
  • 現代魔女の就職事情(3)

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     第一部完とでも言うべき内容で展開されている三巻である。小エピソードで全体の流れを整え、ある一件から禰子が魔女としての自身を思い悩む一方で、そうした姿に反感を覚える弥生、その二人の諍いが描かれている。
     ややシンプルすぎる嫌いはあるが、内容的にはごく真っ当に思春期の悩みを描いている。各々が、隣の芝は青く見えるを地で行くような思いを抱えながら、その胸中を上手く呑み込めない不器用さが露わになっているのだ。
     日常を描く物語としては動的な展開であり、正面からぶつかり合う彼女らの姿は快くさえある。

     よく流れをまとめた一巻だっただろう。星五つと評価している。
     ただ、前々から思うが、こうした物語が現

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    2016年12月21日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    (内容)
    せっかくの冬休みなのに、酉乃初と会えずに悶々と過ごす僕を、クラスメイトの織田さんはカラオケへと誘う。当日、急に泣きながら立ち去ってしまった彼女にいったい何があったの?学内では「赤ずきんは、狼に食べられた」と書き残して不登校となった少女を巡る謎が…。僕は酉乃に力を借りるべく『サンドリヨン』へと向かう。女子高生マジシャン・酉乃初の鮮やかな推理、第二集。

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    2017年03月02日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    ネタバレ

    ミステリが好きな人間は,多かれ少なかれ手品・マジックが好きだろう。伏線,ミスディレクション,驚き,ミステリの面白さと手品の面白さには多くの共通点がある。泡坂妻夫の「11枚のトランプ」など,手品をテーマとしたミステリは,手品に関するうんちくを楽しみつつ,ミステリも楽しめる。「午前零時のサンドリヨン」は,主人公が不思議な雰囲気をまとう凄腕のマジシャンであるという設定であり,手品をテーマとした作品という意味で,期待して読み始めた。期待どおり,主人公が披露する手品の描写だけでも十分楽しめたが,それ以外の理由から期待していた以上に心に残る作品になった。その理由は,この作品のテーマが「いじめ」であったから

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    2015年08月25日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    ミステリー/日常の謎/青春/連作短編集
    "日常の謎"のような軽めのミステリーは、それほど好きではないのですが、この作品は大ヒット!!
    小さな謎を解く過程で、学生たちの悩みをリアルに描いた"青春小説"でした。
    「胸中カード・スタッブ」が、ベタなテーマながら心に響く。大好き。

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    2015年06月29日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    女子高生マジシャン酉野初とその同級生須川君が高校の様々な謎に挑む、『午前零時のサンドリヨン』の続編となる連作ミステリ。

     前作ラストで須川君も成長したのかな、と思っていましたが、相変わらずですね(苦笑)。ヘタレで臆病ですが、でも変わらずに誠実で優しいです。

     そんな須川君の語りは相変わらず面白い。自虐的な言葉や特に2話目の「ひとりよがりのデリュージョン」の彼の受難っぷりは申し訳ないながらもとても笑えます。

     各話のミステリのロジックも面白いですが、この作品の読みどころはその動機だと思います。
    楽しいカラオケに行くはずが突然帰ってしまった同級生、入れ替わった封筒の中身の謎、教壇に集められた

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    2015年02月11日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    原作『小説の神様』の世界を8人の作家が描く、豪華なアンソロジー。作家、編集者、読者など、様々な視点から紡がれる「小説の神様」の物語は、どれも個性的で一気に引き込まれた。

     特に心に響いたのは、相沢沙呼さんの『神様の探索』だ。帆舞こまにの誕生秘話、シリーズでは語られなかった余白の部分をスピンオフならではの面白さがある。
    一也と詩凪を見守る編集者・河埜が、若い才能の居場所を守るために戦う姿が最高に格好いい。神崎部長を熱い思いで説き伏せる場面や、「帆舞こまに」の傑作が誕生した瞬間の喜びは、読んでいるこちらまで胸が熱くなった。

    一方、紅玉いづきさんの作品は、まるで私小説のような『小説の神様』誕生秘

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    2026年04月12日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    ネタバレ

    結構好きな感じだった。
    論理的に推理しようと考えながら読んでいたが、香川同様に読者のわたしも翡翠にまんまと騙された。

    どんでん返し好きなわたしとしては『こっれこれ〜っ!』って思いながら後半の二転三転するところを楽しめた。
    実写化してると聞いたが小説の方が色々情景やキャラクター想像しながら読めるのでいいなと感じた。


    ⭐︎4.1

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    2026年04月08日