相沢沙呼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
FPSで知り合ってタッグを組んだママユとノエの話(『百合である価値もない』)が1番好みだった。
百合って、何故か「美女×美女 が当たり前」みたいな風潮があると思う。それでも一般人だったら、別に美女×ブサイクやブサイク×ブサイクでも全く問題ない。ところが有名になってしまうと、叩かれることになる。美しいものを見たいという人の気持ちって、他人の悪口を言ってまでの強いものなのだろうか。
「私の整形についてどう思う?」とママユから聞かれたノエの返答が最高過ぎる。人の恋愛に顔面偏差値まで持ち出してとやかく言ってくる世間を本当はぶっ潰したいが、結局は世間に迎合してしまっているわけでしょ?でも、そこまでして一緒にいたいって相手が思っててくれるんなら、感謝しかないよね。
幼なじみからの愛にずっと応えずにいたら、転校生にかっ攫われる話(『馬鹿者の恋』)は苦かったな。これは悔しいとしか言えない。相手からの愛情に甘えているばかりじゃ駄目なんだね。
恋愛って格好悪くてもいいもので、むしろかっこ悪いところも見せないといけないんじゃないかと思った。しかし、転校生はすごい。幼なじみの気持ち、グイグイ掴みに来てた。あれだけ強い精神力、私も欲しい。
購入して長らく積んでいた本作、好きな話もあればあまり好きではない話もあった。百合小説アンソロジー第2弾も既刊で気になる。きっと買う気がする。なぜなら私はやっぱり百合が好きだから(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレとある中学校の図書室を舞台にした6話の短編集で読みやすかったです。
・その背に指を伸ばして
・しおりを滲ませて、めくる先
・やさしいわたしの綴りかた
・花布の咲くころ
・煌めきのしずくをかぶせる
・教室に並んだ背表紙
6話目の「教室に並んだ背表紙」は1話目から5話目を読んできた流れとはちょっと違ってハードな部分もありました。
どの短編でも「しおり先生」がポイントになってきます。「しおり先生」が主人公にアドバイスをいろいろしていきます。
この小説を読んでいると、自分が中学生のときにもっと図書室使っておけばよかったとときどき思うことがあります。自分もあまり友達がいなく、独りのときが多かったので。また、この小説を読んで、共鳴・共感する話もありました。
青春ヒューマンドラマの話では面白かった作品でした。 -
Posted by ブクログ
「恋は落ちずに、落とすもの?」に続いて読んでみた!
一緒に推理し一喜一憂しながら読み進められて、とても面白い読書体験だった。
青柳碧人「ヤンキー、ミステリと出会う ~俺とあいつと、さしすせそ」 ホワイダニット
⇒不良たちが溢れかえる町で次々と謎の傷害事件が発生。その事件はアガサ・クリスティの「ABC事件」と酷似しており、主人公の法蓮たちは犯人を突き止めるべく次の傷害事件のターゲットと思われる人物の家を警護するが…。なぜ犯人はこのような奇怪な事件を起こしたのだろうか?
秋木真 「将棋部、無実を証明せよ」 フーダニット
⇒将棋部の部室で将棋をしていた蒼真と司だったが、窓の外に写真の破片がばら撒かれているのを目にする。真相が気になり、写真部に向かっていると美術室からも悲鳴がし、駆けつけると1枚の絵が盗難にあってしまった後だった。犯人を探しを始める司たちだったが、容疑者らしき生徒には皆アリバイがあって…
相沢沙呼 「屋上の雪融け」 ハウダニット
似鳥鶏 「学生時代の母の原稿」 叙述トリック